2021年6月7日(月) 配信

2021年6月7日(月) 配信

2021年6月6日(日) 配信

かつては旅に出ると「絵葉書」というのは必須の手に入れたい物だった。とくに海外の長旅だったら、旅先の情報を知らせる、あるいは今こんなところに来ているよという半分自慢のメッセージにも使った。
近年でも、観光地の名所にある土産屋の店頭に絵葉書用円塔が立っていて、記念的に数枚購入することもあるが、以前に比べるとめっきり少なくなった気がする。誰もがスマホを持ち、自撮り棒を掲げてプロの写真家顔負けの写真を撮るのが容易になったから、絵葉書の必要性はなくなってきている。それに、昔は旅行記念の分厚い写真帳があって、帰国後に写真や絵葉書を編集し、ときには思い出を反芻するのが楽しみの旅行好きも多かったはずだ。
他方で、年に何回も海外や国内を旅する人は、記録帳が物理的に膨大な量になるはずである。今はもう、パソコンに写真を始めとしたデータを取り込み、編集も自動でやってくれるソフトがあるから、思い出はすっかりパソコンに格納されてしまうようになった。
しかし、やはり絵葉書には絵葉書の良さがあって、スマホのデータには無い役割があるのではないか。
鎌倉隣りの鵠沼にいる友人のガラス工芸作家・芥川三千代さんに、この地域のアートフェスティバルに呼ばれ、コロナ厄害の始まる以前にお邪魔した。彼女のアトリエで美しい作品を堪能したが、部屋の隅に作品以外のガラクタ(?)が箱に放り込まれていた。興味本位で見ていると、彼女が「旅行好きだった父親の旅のお土産類で、碌なものはないけど何かあったらどうぞお持ちください」と言ってくれた。
箱の底を見ると、絵葉書類が束ねて入っている。バラして見ていると、なんと私の故郷の静岡県清水市のものが見つかった。故郷の絵葉書など見たことがなかったので、見開いて眺めると、日本平からの駿河湾を一望し、堂々と美しい富士山の雄姿が写っている。この日本平には、小学校、中学校、高校と遠足で必ず登った。そのパノラマには市内にある私の家もむろん判別はできないが、撮れているはずだ。熱い思い出が一挙に胸に込み上げてきたが、デジタル映像では古色蒼然には敵わない。
パリでの絵葉書の思い出――。リヨン駅に続く高架鉄道の跡地が今では観光名所で、「芸術の高架橋」と呼ばれて人気だ。その高架鉄道に機関車が走っている絵葉書を知り合いが見せてくれた。貴重な記録物として絵葉書の価値は侮れない。パリでは「絵葉書市場」が開かれ取引されているが、私も実は隠れたマニアになっている。
コラムニスト紹介

エッセイスト 望月 照彦 氏
若き時代、童話創作とコピーライターで糊口を凌ぎ、ベンチャー企業を複数起業した。その数奇な経験を評価され、先達・中村秀一郎先生に多摩大学教授に推薦される。現在、鎌倉極楽寺に、人類の未来を俯瞰する『構想博物館』を創設し運営する。人間と社会を見据える旅を重ね『旅と構想』など複数著す。
2021年6月5日(土) 配信

毎年、蒸し暑いこの時期になると食べたくなるものがある。創業1805(文化2)年の船橋屋の「くず餅」だ。亀戸天神社の参道近くのレトロな店構えが印象的。現在の建物は東京大空襲で焼けてしまったあとの1953年に建てられたものだという。明治初期に出た「大江戸風流くらべ」というかわら版で、甘いもの屋番付の横綱にランクインしたというのだから庶民の味としても、お墨付きだ。
大通りに面しているのに店の中は静かにゆったりと時間が流れている。せわしい都会に暮らしていると、こういう場所が恋しくなる。店に入ると正面の大きな古時計が時を告げていた。天井が高く、明るすぎない店内、心地のよい空調など、居るだけで癒される。
4人掛けのテーブルが幾つかと、10人掛けのが1つ置かれている。皆それぞれ好物の甘味を美味しそうに食べている。「9切れも入ってる。食べられるかしら」と言いながら、ぺろりとくず餅を平らげている女性2人組は、マスクをテーブルに置いては付け、付けては外して静かにおしゃべりをしている。幅広い年齢層の人たちが甘いものに夢中になっている光景は、コロナ禍でも「平和な空間だ」と実感できる。
店のなかほどに「船橋屋」と書かれた大きな木の看板が掲げられている。この看板は作家の吉川英治氏が書いたものだ。吉川英治さんが、船橋屋のくず餅についてくる黒みつを大変気に入り、余った黒みつをパンに付けて食べていたことを6代目のご主人が聞きつけ、それならば「ぜひお礼を言いたい」という願いから出版社に口を聞いてもらい、会いに行ったのがきっかけで書いていただいたという。
くず餅は小麦でんぷんを15カ月ものあいだ熟成発酵させたものが原料だ。それを水で攪拌し、溶かして型に入れて蒸しあげたもの。
「作るのに15カ月もかかるのに日持ちはわずか2日なんです。丁寧にこしらえて一番コンディションの良い状態のものを召し上がってもらえればと思っております」と店の方は言う。冷蔵庫に入れると固くなってしまうので、常温での保存が好ましい。
(トラベルキャスター)
津田 令子 氏
社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。
2021年6月4日(金) 配信

旅行予約サイト「楽天トラベル」と、ニアミー(髙原幸一郎社長、東京都中央区)は6月3日(金)、空港送迎サービスで連携を始めた。楽天トラベルのWebサイトで空港送迎サービスの検索ページを掲載し、販路の拡大とサービスの認知拡大をはかる。また、ニアミーのサービスを通じて利用者の移動手段の選択肢を広げるのが目的だ。
空港送迎サービスのページでは、空港定額シャトル「ニアミー・エアポート」を掲載。
空港―自宅・ホテル間をドアツードアで安心快適に移動できる「スマートシャトル」は、羽田空港まで片道2980円(税込み)から。3人以上でグループ割が適用され、1500円引きになる。
ニアミーの髙原社長は、「前職では楽天に勤めていたので今回の連携は喜ばしい。電車・バスを補完する快適な『新たな移動サービス』で、地域や観光をエンパワーメントすることに貢献したい」とコメントした。
2021年6月4日(金) 配信

エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)の法人営業本部はこのほど、法人向けに日本国内の各公共機関で取り扱う補助金や助成金制度への申請を認定経営革新支援機関と金融機関と協力してサポートする、コンサルティングサービスを始めた。
長引くコロナ禍で、事業の方向性を見直し、経営革新や再構築する必要がある企業が増えるなか、政府のさまざまな補助金制度の交付を受けるためには、多くの書類の提出などの煩雑な手続きが必要となるという。これを踏まえ、同本部は本来得られる補助金・助成金を活用してもらい、事業拡大や経営回復などにつなげてほしい考え。
HISは6月21日に、同サービスの第1弾として、中小企業などの新分野展開や事業転換、業種転換、業態転換、事業再編などの大規模な事業再構築への支援となる「事業再構築補助金」の説明・ワークショップを開く。同補助金の申請に必要な認定経営革新等支援機関との事業計画を策定する資格を持つ講師を招き、補助金申請に必要なフォーマットの提供や申請に必要なポイントへ焦点を当てたワークショップとする。定員は100人で、料金は4万9800円(税込)。申し込みの期限は6月17日(木)。
2021年6月4日(金) 配信

近畿日本ツーリスト首都圏(KNT首都圏、大原浩社長)が制作に協力した、修学旅行のSDGs地図教材「SDGs 探究マップ」の「京都・奈良」版がこのほど、販売を始めた。3月に発売した「沖縄」に続く第2弾で、いにしえの都の歴史と地理をSDGs視点で学べる修学旅行をサポートする。
京都・奈良は、主に首都圏などの中学校、高校が修学旅行先として選定するエリアで、日本を代表する寺社・仏閣などの歴史的建造物が数多く存在する。同教材では、京都・奈良の地理を学びながら①飛鳥・奈良・平安②秀吉から江戸末期まで③近代都市への変貌――の3層を軸に、産業や環境保全、和文化、町づくりなどの切り口から考えることで、物事を包括的にみる能力を身につけることが可能となる。
また、SDGsの要素を解説したコメントも掲載され、それぞれの歴史的建造物がSDGsの示す17の開発目標のうち、どの目標に当てはまり、どのような役割を果たしていたかを探る観点でも編集されている。

教材は、SDGsマップとワークブックがセットで、事前学習では各スポットの地理やSDGsとの関わりを学び、修学旅行で現地を訪問することでSDGsを身近に感じる旅体験を味わえる。事後学習では、ワークブックで旅行中の「気づき」などをまとめることで、SDGsへの探究をさらに深めることができる。
購入の際は、近畿日本ツーリスト(教育旅行担当)が対応し、価格は1セット1980円(税込)となっている。
2021年6月4日(金)配信

北海道・登別温泉の望楼NOGUCHI登別は開業15周年を記念して、NIKI Hillsワイナリー(北海道仁木町)とコラボレーションした白ワイン「HATSUYUKI」の販売を始めた。
2021年6月20日(日)の開業15周年を記念し、限定300本を製造した。「余市産のケルナー種を100%使った料理と相性の良い辛口白ワインで、無選別で畑本来のブドウをそのまま使っているため、味わいに複雑味や厚みが生まれました。糖度の高い貴腐葡萄も混ざっており、ほのかに甘い香りも感じられ爽やかな後味に仕上がっております」(同館)という。今回は、同社の社員が直接NIKI Hillsに足を運び、コラボが実現した。
公式ホームページでは現在、期間限定コラボワイン付き宿泊プランを発売中。また2階食事処「地美恵」で提供するほか、1階セレクトショップ「DO」でも販売している。(グラス税込2500円、ボトル税込1万4千円)
2021年6月4日(金) 配信

クラブツーリズム(酒井博社長)は6月19日(土)、フランス・パリの老舗ビストロ「カフェ・デ・ミュゼ」から生中継のオンラインツアーを行う(受け付けは終了)。厨房を取り仕切る日本人シェフの菊池大輔氏も登場し、地元で愛され続けるビストロと菊池シェフの秘密に迫る。
同店を貸し切って行うオンラインツアーは、パリ在住の日本語ガイドが店内や周辺のマレ地区をリアルタイムで紹介するほか、菊池シェフに直接インタビューを行い、同店名物のブルギニョン(フランス伝統料理/牛肉の赤ワイン煮込み)を食しながら話を聞く。また、生鮮食品市場「ランジス市場」で仕入れするようすを撮影した特別映像も公開する。

実施日時は、6月19日(土)午後5時30分~午後6時45分で、参加費は1人2500円。視聴には、Web会議システム「Zoom」を利用する。参加者全員に「菊池シェフ直伝! フランス産香草入りのお酢を使ったアレンジレシピ」のプレゼントもある。
「カフェ・デ・ミュゼ」は、フランスの大手紙「フィガロ」の「パリで一番美味しいブルギニョン」ランキングで1位を受賞した名店で、美食の街・パリ市民のファンも多いという。

2021年6月4日(金) 配信

伊予鉄グループ(清水一郎社長、愛媛県松山市)とベッセルホテル開発(瀬尾吉郎社長、広島県福山市)は2021年12月に、「レフ松山市駅 byベッセルホテルズ」を開業する。伊予鉄「松山市駅」から徒歩1分という好アクセスが特徴だ。
地上13階のビルを伊予鉄グループが建築。1階は飲食や店舗などのテナントが入り、2階より上がホテルゾーンとしてベッセル開発が運営する。
客室は全208室。シングルルームやシャワーブースシングルルーム、ツインルーム、トリプルルーム、フォースルーム、スイートルームなどを備える。客室の窓から路面電車のレールビューが望める「伊予鉄ルーム」も設置する。
全国に展開するベッセルホテルズの31番目のホテルで、四国地方には初進出。
レフbyベッセルホテルズブランドとしては、熊本、大宮、京都八条口に続く4番目のホテルとなる。

2021年6月4日(金) 配信

ホテルマネージメントジャパン(荒木潤一社長、東京都渋谷区)は12月に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のオフィシャルホテル「オリエンタルホテル ユニバーサル・シティ」を開業する。
同館は、USJに隣接する商業施設のユニバーサル・シティウォーク大阪(大阪市此花区)内で5月6日(木)に閉館した、「ホテル京阪ユニバーサル・シティ」をリブランドするもの。「Charge from Nature」のコンセプトのもと、まったく新たな装いのホテルとして生まれ変わる。
開業に先立ち、7月1日(木)にプレオープンする。その後、エントランスやロビー、客室フロア、レストランなどの改装を行い、12月にグランドオープンする予定という。
施設規模は地上20階建て、延床面積は1万7252.71平方メートル。客室は全330室で、コンセプトダブルルーム16室、ダブルルーム48室、コネクティング対応のツインルーム44室、コンフォートルーム203室など、全7タイプで構成する。
場所はUSJから徒歩1分、JRユニバーサルシティ駅から徒歩1分。宿泊予約は6月1日(火)から、ホテル公式ホームページや宿泊予約サイトで受け付けている。
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