ホテルメトロポリタン 鎌倉 「開業3周年記念宿泊プラン」販売 

2022年4月4日(火) 配信

宿泊はスーペリアツインルーム

 ホテルメトロポリタン 鎌倉(神奈川県鎌倉市)はこのほど、「開業3周年記念宿泊プラン」を売り出した。

 朝食無料の特典がついて、1泊3万3000円で宿泊できるお得なプラン。ホテル1階Café&Meal MUJIで楽しめる朝食は、「鎌倉しらす」や「鎌倉海藻ポーク」、「鎌倉野菜」など地元の食材を使用したメニューとなっている。また同プラン利用者は、足元まである大きな窓から鶴岡八幡宮二の鳥居を眺められえるプレミアムコーナーツイン」の1泊2名様朝食付き宿泊券が当たる抽選に参加できる。

 担当者は「ライトアップされた荘厳な夜の寺社や、由比ヶ浜の朝焼け、朝のお寺での座禅体験などお泊りいただくことで体験できる鎌倉をお楽しみいただけます」とPRする。

朝食(イメージ)

 歴史⽂化と⾃然に恵まれた鎌倉の雰囲気を引き⽴てる建物・デザインでお客様をお迎えする「鎌倉の別邸」を⽬指し設計された同ホテル。2月には、アメリカのデザインアワード「INTERNATIONAL DESIGN AWARDS(IDA) 2022」の「Hotels & Resorts」 部⾨で銅賞を獲得。IDAは2007 年にアメリカのロサンゼルスで設⽴された国際的なデザインアワードで、建築、インテリア、プロダクト、ファッション、グラフィックの5 分野で構成されている。

約70種900本の桜を彩る 4月23日まで「NAKED桜の新宿御苑2023」開催中

2022年4月4日(火) 配信

桜マッピング

  約70種900本の桜を彩る――。ネイキッド(村松亮太郎代表、東京都渋谷区)は4月23日(日)まで、新宿御苑(東京都新宿区)で夜桜お花見イベント「NAKED桜の新宿御苑2023」を展開している。、新宿門から三角花壇までの道のりに咲く桜をライトアップと音楽で演出する「夜桜ライトアップエリア」や、約100㍍の距離を桜の絵柄にライトアップする「桜の小径」などで構成される同イベント。見頃を迎えた桜をプロジェクションマッピングで演出する「桜マッピング」では、 開花時期に合わせてその時々にあった桜を楽しむことができる。

 会場が環境省所管の国民公園であることから自然や環境に最大限配慮したサステナブルなお花見の提供を目指しており、トヨタ自動車協力のもとイベントでのライトアップやプロジェクションマッピングの一部に、水素を使って走る燃料電池自動車「MIRAI」や、「Moving e」(燃料電池バスと、可搬型外部給電器・可搬型バッテリーを組み合わせた移動式発電・給電システム)による給電を期間限定で活用している。

 ネイキッドは4月15日(土)まで、二条城(京都府京都市)でも夜桜のお花見を楽しめるアート展を展開している。

唐門のプロジェクションマッピングショー
 
 開催中の体感型アート展『NAKED FLOWERS 2023 桜 世界遺産・二条城』では「桜×日本の伝統文化」をテーマに、作品を用意。二条城の入り口である唐門では、さまざまな絵画技法で描かれ続けてきた「桜」を題材に、ダイナミックなプロジェクションマッピングショーで来場者を華やかにおもてなし。絵画技法が移り変わるシーンでは、唐門に描かれている鶴や蝶が華麗に行き交い春の訪れを告げ、デジタルアートに彩られた幻想的な城内へと誘う。
 
 また本物の桜が咲き乱れる「桜の園」では、蝶をつつむことで和楽器の音色と光を楽しむことができるインタラクティブアートを展開。幻想的な夜桜を楽しみながらお茶や伝統文化を堪能できる空間台所前庭『夜桜茶会』では、円窓に近づくと春の和歌が歌われ美しい情景が広がるインタラクティブアートも楽しめる。
 
 

一休、3月に新たに宿5軒 「一休Plus+」加盟へ

2023年4月4日(火)配信

「一休Plus+」特設ページ

 高級ホテル・旅館の予約サイト「一休.com」を運営する一休(榊淳社長、東京都港区)は4月4日(火)、今年3月に5軒の宿が「一休Plus+」に加盟したと発表した。

 加盟した宿は、MALIBU HOTEL(神奈川県逗子市)、お宿うち山(静岡県伊東市)、MUNI KYOTO by 温故知新(京都府京都市)、Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN(長野県・白馬村)、八 HACHI(長野県・白馬村)。

 「一休Plus+」は、「一休.com」の中でもさらに厳選された宿で構成され、国内のオンライン旅行予約サイトでは「一休.com」でのみ予約ができる。

JTBグループ、新入社員370人が入社 山北社長「未来の新交流時代をともに」

2023年4月4日(火)配信

JTBの山北栄二郎社長

 JTBグループは4月3日(月)、2023年度でグループ会社15社に入社した370人の合同入社式を開いた。昨年はコロナ禍により新卒採用を見送ったため、開催は2年ぶり。JTBの山北栄二郎社長は新入社員に向け、「One JTBとして、未来の新しい交流時代を、ともに切り拓いていこう」と力を込めた。

 山北社長は冒頭、創立112年目を迎える今年は「もう一歩前へ~持続的な成長を目指して~」というテーマのもと、コロナ禍で途絶えた交流を復活させるとあいさつ。同日からリブランディングを開始し、JTBを象徴するコーポレートブランドロゴを35年ぶりに刷新したと報告した。リブランディングを始めた年の新入社員として、「交流を創造し挑戦し続ける、多様性あふれるダイナミックなJTBを体現する社員となることを期待している」と語った。

 また、今年から日本を起点に国際往来が活発になる大型イベントが続くことを受け、「国際交流が本格的に動き出し、JTBの本領を発揮するときが来た」と言及。顧客の実感価値を徹底的に追求することが重要と訴え、JTBグループの事業ドメインである「交流創造事業」の全体像について説明した。

 そして、JTBグループでは、旅行業界のリーディングカンパニーとして、サステナビリティによる社会的責任を果たすことを経営方針に掲げている。新入社員に向けて「サステナビリティの観点からJTBで実現したい企画や取り組みを、自分事として考えてほしい」と呼び掛けた。

 このうえで、「自律創造型人財」が目指すべき人物像と示し、「一人ひとりが自身の成長や将来について真剣に考え、さまざまなことに挑戦し続けて欲しい」と強調。挑戦の積み重ねが、自律創造型人財へとつながり、会社の成長、グループとしての成長・飛躍・変革を支える考えを示した。

 最後に「私たちの仕事は、常に感動に寄り添い、お客様に喜びを実感してもらうことがすべての原点。自分の仕事に誇りを持ち、お客様の喜び・感動を自分自身のこととして共有できる社員になってほしい」とエールを送った。

新入社員の代表者による決意表明のようす

 新入社員による決意表明では、各グループ会社の代表者が登壇し、それぞれの想いを乗せた決意を示した。このなかには「学生時代に学んだ観光学を基礎に、ビジネストラベルマネージメントの観点から、より多くの企業や人に最適なソリューションを提供し、新たな感動と価値を届けていきたい」と表明。ほかにも「大学時代の経験を生かし、人と人が交流する楽しさを感じることのできる教育旅行をつくることに挑戦したい」など、新たな旅行業の担い手として熱く語った。

ネット予約者について自筆名簿不要を通知 利用客と宿の事務負担軽減を支援(厚労省)

2023年4月4日(火) 配信

デジタル庁に届いた一般消費者の声を厚労省へ伝え、旅館に通知した

 厚生労働省の医薬・生活衛生局生活衛生課は3月31日(金)、全旅連と日本旅館協会、全日本ホテル協会、日本ホテル協会の宿泊4団体にネットで予約した宿泊者について、自筆での宿泊者名簿の記載を不要としていることを書面で通知した。自筆での記入を求める一部宿と利用客の事務負担の軽減を支援したい考え。

 デジタル庁に届いた一般消費者の声を厚労省へ伝え、旅館に通知した。

 厚労省は、宿泊者がオンライン予約時に氏名などを入力した場合、チェックイン時に誤りなどがないことを確認し、チェックボックスへのチェックを行うことで足りるとしている。

日本の宿古窯・佐藤幸子さん 10冊目の著書「縁」発刊 長年接してきた各著名人の〝縁〟を「残された言葉」として書き留める

2023年4月4日(火) 配信

「縁」佐藤幸子〈著〉

 日本の宿古窯(山形県・かみのやま温泉)の副会長・佐藤幸子さんはこのほど、長年接してきた各著名人の〝縁〟を、残された言葉として書き留めた書籍「縁」(書肆犀)を発刊した。

 橋田寿賀子氏や瀬戸内寂聴氏、石原慎太郎氏らとの心の触れ合いのなかから、人間味あふれる生き方や、印象に残る言葉のやりとりをまとめた。

 直木賞作家の高橋義夫氏は「からっぽの金庫から、日本の宿古窯を育て上げ、からっぽの段ボール箱をメモでいっぱいにして、9冊ものエッセイを書いた。この〝縁〟が記念すべき10冊目。ますます快調。人生の達人だ。佐藤幸子さんには驚嘆する」と言葉を寄せている。定価1500円(税別)

NAA、梱包材をゴミ袋に JALなどと空港の環境問題改善へ

2023年4月4日(火) 配信

PJで年間約130㌧のプラスチックの排出を抑制できる

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は4月1日(土)から、 日本航空(JAL、赤坂祐二社長)とANAホールディングス(芝田浩二社長)と連携して、航空貨物の梱包資材や木製輸送資材をゴミ袋や輸送用資材に再資源化する「成田空港で資源をまた使おうプロジェクト」をスタートした。空港全体の環境問題の改善につなげ、意識啓発もはかる。

 同PJのうちプラスチック資源循環では、NAAとJALが廃棄される梱包フィルムをゴミ袋に再生。旅客ターミナル内のゴミ箱で使用する。これにより、年間約130㌧のプラスチックの排出を抑制できる。また、木製資源循環では3社が木製のパレットを角当てなどに再生し、年間700㌧削減する。

 同空港は2021年度の航空貨物取扱量は世界第5位となった一方、多くの関連する廃棄物が発生している。これまでは空港関連事業者が独自に取り組んできた。今回は、サティスファクトリー(小松武司社長)の協力のもとで、再資源化を行う。3社は参加企業や品目などを増やしていく予定だ。

【精神性の高い旅~巡礼・あなただけの心の旅〈道〉100選】-その24-長崎本線(佐賀県―長崎県) 海を臨む鉄道の旅 鉄道と海辺の景色を楽しむ

2023年4月4日(火) 配信

 ここまで精神性の高い旅と称して心の内面と向き合える旅をしてきた。心が洗われる場所、静かに自分と対話のできる場所、先人の想いに触れることのできる場所、そのようなところを探し歩いてきたが、足は自然と寺社に向かっていく。

 

 しかし、精神性の高い旅は、寺社参詣と必ずしもイコールではない。寺社でなくても、静かに心の内面と向き合える場所はある。

 

 最近は赤字ローカル線の存廃問題が各所で議論になっている。新幹線ができたら、並行在来線は主要幹線であっても問答無用に第3セクター化されてしまう。新しくできた新幹線は、トンネル区間が多く、地上区間であっても、騒音対策のために防音壁に囲まれて、もとよりスピードも速いため、移り行く車窓の風景を楽しむこともなく目的地に着く。

 

 

 2022年9月23日に西九州新幹線が開業した。佐賀県内のルートが決まらないまま、長崎県内が先行開業した形だ。武雄温泉駅から長崎駅までの区間で暫定開業した結果、博多駅から接続特急「リレーかもめ」が運行を開始した。これは、博多駅から鹿児島本線を走り、鳥栖駅で分岐し長崎本線に入り、江北駅(読者の皆さんは肥前山口駅という名前の方が馴染み深いと思う。新幹線開業と同時に駅名を改めた)から佐世保線に入って武雄温泉駅で新幹線「かもめ」に同一ホームで接続する。長崎に行く乗客はこのルートを利用することになるのだが、既存の長崎本線は第3セクター化は免れたものの、電車運行が廃止され、気動車での運行となり、直通運転がなくなった。

 

 この海沿いルートの車窓からの風景が大変美しい。かつてはすべての長崎駅行き特急がこの海沿いルートを走っていた。長崎に向かう一つの大きな魅力でもあった。私は敢えて普通列車を乗り継いで、特急かもめの走らなくなった長崎本線の海沿いルートに乗った。

有明海が広がる長崎本線の多良―肥前大浦間

 有明海は干拓事業で全国的にも有名になったが、それだけ浅瀬が続く海である。海苔の養殖、牡蠣の養殖なども見える。海沿いを行く鉄道は数あれど、ここは堤防など視界を遮るものはなく、まさに砂浜の上を走っているような気持ちにさせる。

 

 肥前浜駅周辺では、菜の花とのコントラストが美しい。小長井駅付近になると、有明海の先に雲仙・普賢岳の荘重たる姿を見ることができる。

 

 普賢岳をぐるっと望みながら列車は進み、諫早へ、そして長崎へと至る。長崎に行くには、新幹線だと山あいを進んで考える間もなくあっという間に到着する。まったく考えを巡らせるきっかけもなければ時間もない。

 

 なぜ海辺を行くローカル鉄道は精神性の高い旅になるのか。それは人間の感覚がついてくるスピードではないだろうか。とくに長崎本線は海沿いでもう片方は山がせり出しているところが多く、くねくねと曲がりながら進んでいく。そうなると必然的に猛スピードは出せない。このほどよい速度が、私たちを心地良くさせているのではないか。早過ぎず、ちょっと遅いくらいがちょうどいい。

 

 このような精神性の高い旅に相応しい海沿いのローカル鉄道は長崎本線以外にもある。例えば、予讃線の海沿いの旧線の下灘駅周辺も味わい深い。とくに夕焼けの時間、夕陽が沈む情景は必見である。

三陸鉄道の堀内―白井海岸の風景。地元の人が海岸で大漁旗を振っている

 三陸鉄道の堀内駅と白井海岸駅の間の大沢橋梁付近も美しい。ここでは運転士さんが機転をきかせてしばらく停車し、車窓からの風景を楽しむことができる。ローカル鉄道でのんびりと海を眺める旅もまた色々な想像をかき立て、思索を巡らせることができる精神性の高い旅だ。

 

旅人・執筆 島川 崇
神奈川大学国際日本学部国際文化交流学科教授。2019年「精神性の高い観光研究部会」創設メンバーの1人。

弘法大師誕生1250年など 和歌山県宣伝隊

2023年4月4日(火) 配信

和歌山県のキャラクター「わかぱん」もPR

 「わかやま観光PRキャラバン隊」が3月17日、本紙関西支社を訪れ、今年の弘法大師誕生1250年を皮切りとした「ダイヤモンドイヤー」など、旬の話題をアピールした。来社したのは、和歌山県観光振興課の南方健宏主査、室井優佑主事と和歌山市観光課の名手詩織主事、海南市地域活性化起業人の下村哲也さんの4人。

 和歌山県では、今年が弘法大師誕生1250年、2024年は世界遺産登録20周年、さらに25年には大阪・関西万博と、観光にとって追い風となるビッグイベントが続くことから、この3年間を「ダイヤモンドイヤー」と位置づけ、世界遺産、アウトドア、サイクリング、温泉・食の4つのテーマを軸に観光プロモーションを促進。コロナ禍からの反転攻勢をかけていく。

 来年12月31日までは、弘法大師ゆかりの地である高野山の金剛峯寺と香川県の善通寺、京都府の教王護国寺(東寺)の3カ所を巡る「3霊跡巡礼スタンプラリー」を実施。3カ所すべてを回りスタンプを集めた人には、もれなく記念品として特製日本手ぬぐいを進呈する。

 和歌山市といえば、紀三井寺や和歌山城といった桜の名所が有名だが、実は温泉も豊富という。美しい海を見渡せる温泉や、超高濃度の天然炭酸泉など、バラエティーに富んだ温泉を楽しむことができる。しらす丼をはじめとする海の幸や和歌山ラーメンといったご当地ならではのグルメも魅力とする。

 和歌山市に隣接する海南市は、ミカンとお菓子発祥の地とされる。温州みかんの原種とされ、かつては菓子としても食べられていた「たちばなの実」が日本で最初に植えられたのが、市内にある橘本神社そばの「六本樹の丘」であることがその由来。地元では、猫とタチバナをモチーフにしたPRキャラクター「海ニャン」も誕生し、「お菓子はぢまりの地」をアピールしている。

NPO法人ふるさとオンリーワンのまちが2023年度総会開く 新たに2件の認定を目指す

2023年4月3日(月) 配信

津田令子理事長があいさつ

 NPO法人ふるさとオンリーワンのまち(津田令子理事長、24会員)は3月29日(水)、東京都内で2023年度定期総会を開いた。今年度は事業の柱である「ふるさとオンリーワンのまち」において、新たに2件の認定を目指す。

 また、これまでの認定先地域との交流を深め、PR活動も積極的に行うことで地域活性化にも貢献していくことを確認した。

 津田理事長は「コロナ禍で思うように活動できなかったが、今年度は認定事業や、地域支援活動の再開に積極的に取り組んでいく」と語った。新たな試みとして、NPO法人の会員である観光やまちづくりの専門家を地域に派遣することも視野に入れる。

 広報活動については、FMチャオ! 熱海・湯河原の番組「津田令子の土曜旅カフェ」や、観光業界の専門紙「旬刊旅行新聞」を通じて情報発信を強化していく。