阪急交通社の夏休み旅行動向、国内増・海外減に 需要底堅いが物価高など影響

2026年7月8日(水) 配信

国内の旅行先ランキング

 阪急交通社(大阪市北区梅田、代表取締役社長・山川豊治)はこのほど、2026年夏休み期間の募集型企画旅行の予約状況をもとに旅行動向をまとめた。7月15日~8月31日出発分では、国内旅行が前年同期比3.0%増、海外旅行が2.0%減となった。

 海外旅行は一部中東情勢の影響が見られるが、全体としての需要は底堅かった。一方、ゴールデンウイークと比較すると国内・海外ともに前年比はやや低下。物価上昇や円安、燃油サーチャージの高騰などが消費者の旅行マインドに影響を及ぼしているとみる。

 国内旅行は、祭りや花火など季節のイベントを目的とした需要が高い。方面別は北陸・甲信越が1位となり、日本三大花火の1つ「長岡まつり大花火大会」や「立山黒部アルペンルート」を巡るツアーが牽引している。2位以下は近畿、北海道、東北、関東が続いた。四国、九州、東海は前年同期比の伸び率で上位となった。出発日のピークは8月2日(日)、7月26日(日)、8月3日(月)の順。

 海外旅行はヨーロッパが大きなシェアを占め、台湾や韓国など近隣アジア圏も堅調だった。とくにシンガポールやマレーシアは前年を大きく上回っており、物価高・燃油高のなかでも選ばれている。ハワイやアメリカ、カナダ、オーストラリア、中南米も前年から伸びた。

 同社によると、長距離路線ではビジネスクラスの利用率が高まり、中南米や北米では4人に1人が選択した。宿泊施設についてもハイグレードなホテルを利用する商品が好まれ、夏休みの長距離旅行では高級志向が強まっている。

 海外の出発日ピークは1位が8月7日(金)、次いで8月20日(木)、8月5日(水)。

共栄大学の髙野准教授、あみ観光協会(茨城県・阿見町)と特別講義 ”収益化”につなげる手法学ぶ

2026年7月8日(水) 配信

髙野雅巳准教授(左)と岩波達弥専務理事
髙野雅巳准教授(左)と岩波達弥専務理事

 共栄大学(平林信隆学長、埼玉県春日部市)は7月3日(金)、国際経営学部国際経営学科観光ビジネスコースの3~4年生向けの講義「旅行ビジネス論」で、茨城県・阿見町の「あみ観光協会」(石井俊樹会長)の協力を得て、特別講義を実施した。

 同講義では、学生が全国の地域から1つを選び、ターゲット設定や収益モデルを含めた地域活性化へのビジネス提案を行う。担当する髙野雅巳准教授は「地域で行われている観光資源を発掘し、収益化につなげる手法を、外部の専門家から学び、今後の提案に生かしてほしい」との想いを学生に伝えた。

 髙野准教授は、特別講義や提案に先立つ事前学習として、旅行市場の規模や消費動向などの基礎データをもとに、旅行会社のビジネスモデルや収益構造のほか、DMOや自治体、宿泊施設などとの関係性を指導してきた。

 ゲスト講師として、あみ観光協会の岩波達弥専務理事が登壇。阿見町には、あみプレミアム・アウトレットや予科練平和記念館などの観光資源がある一方、町内での回遊や宿泊へのつなぎこみなど、多くの地域が直面する典型的な課題を抱えている。

 こうしたなか、岩波専務理事は、日帰りの着地型ツアーを午後12時30分ごろ終了することで、昼食やその後の観光を町内で行うよう促したことを説明した。

 町内への誘客と周遊促進に向けて、観光資源に対するストーリーの構築や新たな体験の創出、プロモーション、商品化などによる磨き上げを行っていることを説明。現在検討している案も紹介した。

 最後に岩波専務理事は「地域活性化には単発的な集客ではなく、何度も来てもらえる持続可能な観光を目指すことが重要だ」とまとめた。

 受講した3年生の学生は「(地域活性化のための)全体的なアイデアを聞くことができた」と今後のビジネス提案に向けた意欲を語った。

今年は伊豆最多の15回実施 伊東市の花火大会、7月24日~8月29日まで

2026年7月8日(水) 配信

按針祭海の花火大会

 静岡県伊東市(杉本憲也市長)は7月24日(金)~8月29日(土)まで、伊豆最多となる15回の花火大会を実施する。最大で4夜連続となる。8月10日(月)には、1時間に約2万発の花火を海上9カ所から同時に打ち上げる「按針祭海の花火大会」も開催する。

 期間中は「按針祭海の花火大会」のほかにも、各種花火大会が行われる。また、それ以外は伊東温泉「夢花火」として、約20分間の花火大会を開く。

 開催スケジュールは伊東市観光ホームページに掲載している。

レゴランド・ジャパン、8月22、23日に「まつりナイト」開催 夜のショーやアトラクションを展開

2026年7月7日(火) 配信

2日間限定のナイトイベント

 LEGOLAND Japan合同会社は8月22日(土)と23日(日)、愛知県名古屋市のレゴランド・ジャパンで夜間イベント「まつりナイト」を開く。夏休み終盤に合わせ、夜のパークを使った催しを2日間限定で行う。

 同イベントでは、参加型の盆踊りのスペシャルショー、モデルビルダー監修のワークショップ、夜仕様にしたアトラクションの3つを用意する。閉園後の午後6~9時まで営業し、季節ごとのナイトイベントの一つとして実施する。

 スペシャルショーは午後8時15分ごろからファクトリーエリアで行う。料金は大人・子供共通で2500円、各日3000枚限定で販売する。8月22日と23日にレゴランド・ジャパン・ホテルへ宿泊する利用者は、各宿泊日のまつりナイトに無料で参加できる。販売は7月13日(月)12時に公式ウェブサイトで始める。

 ワークショップは約30分で、レゴランド・ジャパン・モデルビルダーの二階堂満氏が登場予定となっている。夜でも乗れるアトラクションは約30種類あり、「おまつりフラッペ」(950円)など限定グルメも提供する。

香川県、初の冠協賛試合「うどん県ナイター」開催、首都圏で“夏の香川”アピール

2026年7月7日(火) 配信

「うどん県ナイター」を開催する明治神宮野球場

 香川県と香川県観光協会は7月16日(火)、東京都新宿区の明治神宮野球場で開催される東京ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツ戦において、県として初となる冠協賛試合「うどん県ナイター」を開催する。首都圏における認知度向上と観光誘客の強化を目的に実施し、「夏の香川」の魅力を幅広く発信する。

 当日は、うどん県観光大使であり、パリ2024オリンピック・レスリング男子グレコローマンスタイル77kg級金メダリストの日下尚選手が始球式を務めるほか、球場内では香川県の観光PRブースを設置。県産品の販売や大型ビジョンでの観光映像上映などを通じて、食や自然、観光資源の魅力を来場者へアピールする。

 来場者を対象としたキャンペーンでは、「うどん県」公式Instagramをフォローし、ストーリーズ内のアンケートに回答した参加者の中から抽選で、香川県内宿泊施設宿泊券や県産品詰め合わせ、讃岐うどんをプレゼントする。また、入場ゲートでは先着2万人に丸亀うちわや希少糖製品などのオリジナルノベルティを配布する。

ラグーナテンボス、おやつカンパニーコラボイベント開催 キャラクター装飾の水遊びエリアなど登場

2026年7月7日(火) 配信 

イベントのイメージ
 ラグーナテンボス(川村啓祐社長、愛知県蒲郡市)は8月1日(土)から、運営するテーマパークの「ラグナシア」で、おやつカンパニー(横山正志社長、三重県津市)とのコラボイベントとして、キャラクターの装飾が施された水遊びエリアや、「ベビースターラーメン」を使用したコラボフードなどを売り出す。
 
 今回のコラボレーションは、テーマパークでの非日常体験と、おやつの日常の楽しさを掛け合わせることで、さらなる楽しい体験を届けたいという両社の想いから実現した。
 
 期間中、ラグナシアのプールエリアにベビースターキャラクター「ホシオくん」とブタメンのキャラクター「ブタメンくん」などの装飾が施された水遊びエリアが登場。さらに、ベビースターラーメンを使用したコラボフードとして、ベビースターお子様BOXやベビースターチュリトスなどを提供する。
 
 8月8日(土)には「スマイル記念日」であることから、来園者への「ベビースターラーメン(チキン味)ミニ」のプレゼントをはじめ、ホシオくんが登場するFIESTA AZULスペシャルコラボダンスショーやキャラクターグリーティングを実施する。

ANA X、阿寒湖花火ナイトクルーズを発売 まりも祭りに合わせ特別チャーター船

2026年7月7日(火) 配信

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)は7月7日(火)、北海道・阿寒湖温泉で開かれる「第77回まりも祭り」に合わせた「阿寒湖花火ナイトクルーズ」を売り出した。10月8~10日までの開催期間に、ANA特別チャーター船を運航する。

 同商品は、ANAトラベラーズで販売するもので、阿寒湖での打ち上げ花火を船上から鑑賞する。船内ではアイヌ文化に関するトークイベントや伝統楽器・ムックリの演奏も行う。

 販売コースは3種類で、ANAトラベラーズダイナミックパッケージ、現地参加プラン、乗船券のみを用意した。ツアーと同時購入した場合は、乗船券と阿寒湖アイヌシアターイコロ入場券を2500円で購入できる。乗船券のみは2000円。なお、通常料金は阿寒湖一周遊覧船乗船料が2700円、阿寒湖アイヌシアターイコロ「阿寒ユーカラ ロストカムイ」は2200円となっている。

 同社は阿寒観光協会まちづくり推進機構や阿寒湖温泉旅館組合などと連携し、道東エリアの自然やアイヌ文化を体感できる内容とした。地域と一体で催しを盛り上げ、活性化につなげたい考え。

JTB夏休み旅行動向、メリハリ志向上昇 節約と工夫で支出抑える

2026年7月7日(火) 配信 

夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向見通しを発表

 JTB(青海友社長)はこのほど、夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向見通しを発表した。これによると、夏休みの総旅行者数は前年同期比4.6%減の7117万人、総旅行消費額は同1.7%減の4兆474億円。所得が増加傾向にある一方、旅行は物価高の影響で支出額全体を抑える傾向が見られ、節約と工夫によるメリハリ志向が高まっている。

 国内旅行では、旅行者数が同4.4%減の6900万人、1人当たりの平均旅行予定費用は同3.2%増の4万8500円、総旅行消費額が同1.4%減の3兆3465億円と推計した。旅行者数は給与所得や夏のボーナスの増加が見込まれる一方、それを超える節約志向の高まりで昨年からやや減少を予測。平均旅行予定費用では物価などの上昇が価格に転嫁された影響を受け、昨年に引き続き上昇を見込む。

 旅行時の暑さ対策として、屋内施設での滞在や移動を最小限に抑えた観光、早朝・夜間の涼しい時間帯の観光への関心が高まっている。

 アンケート調査によると、旅行日数は1泊2日(39.0%)が最も多く前年から2.5ポイント増。一方で、2泊3日(32.7%)は横ばい、3泊4日(15.6%)は1.8ポイント減となった。

 旅行先は関東が最多で、次いで近畿、北海道、東海の順。伸び率でみると、関東が1.8ポイント増、東北は1. 2ポイント増となった。一方、減少率では甲信越が2.1ポイント減、九州が1.1ポイント減、沖縄は1.0ポイント減だった。

 人気方面は沖縄、北海道、東京ディズニーリゾートを含む東京など。東北は夏祭りなど季節ならではのイベントを目的とした旅行が人気だった。

海外は旅行者数減少、国際情勢や円安影響

 海外旅行では、旅行者数が同8.8%減の217万人、1人当たりの平均旅行予定費用は同6.3%増の32万3000円、総旅行消費額が同3.1%減の7009億円と推計した。旅行者数は国際情勢や円安なども影響し昨年から減少、平均旅行予定費用は燃油サーチャージの上昇などに伴って増加傾向を見込んでいる。

 費用を抑える工夫として、現地の物価が手ごろ、円安の影響が少ない、航空券代が比較的安いなどの旅行先を選択する動きが広がり、旅行時期は9月に控えた5連休のシルバーウイークなど夏休み前後にやや分散する見通し。

 旅行日数は3泊4日(23.0%)が最も多く前年から1.9ポイント増。次いで、7泊以上(20.9%)は4.7ポイント減、5泊6日(20.1%)が4.1ポイント増となった。

 旅行先は韓国が最多で、台湾、中国の順で、全体のうちアジア合計が79.5%を占める。増加率では近場の韓国は10.1ポイント増、台湾は10.0ポイント増、アジアその他は4.2ポイント増だった。

横須賀市が現地決済型ふるさと納税「ゲンチ」開始 宿泊や体験、飲食で寄付可能に

2026年7月7日(火) 配信

「ゲンチ」ポスター

 神奈川県横須賀市(上地克明市長)はこのほど、スチームシップ(藤山雷太社長、長崎県・波佐見町)が提供する、現地決済型ふるさと納税サービス「ゲンチ」の導入を開始した。旅行や出張で訪れた際に、返礼品を見ながら寄付をし、その場で返礼品を受け取れる仕組みで、横須賀市の魅力発信と地域活性化を狙う。

 同サービスは、ふるさと納税の寄付をスマートフォンで現地から行える点が特徴。従来のようにウェブサイトで寄付して返礼品を郵送で受け取るカタチではなく、現地で品を見ながら手続きできる。アプリのダウンロードや事前登録は不要としている。

 横須賀市で利用できる加盟店は現在7店舗で、宿泊、体験、グルメなどのジャンルが並ぶ。利用者は店頭のポスターやPOPにある2次元コードを読み取り、画面の案内に沿って寄付を完了する。寄附後はスマホに表示されるデジタルクーポンを提示し、返礼品を受け取る。

 横須賀市は三浦半島に位置し、海に囲まれたまちとして知られる。スチームシップは2024年7月から同市のふるさと納税業務を受託しており、同社は今後も加盟店の拡大を進めるとしている。

HIS、最終の夏セール実施中 「円安など旅行代金への不安を解消はかる」

2026年7月7日(火) 配信 

セールのイメージ

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)は6月30日(火)~8月17日(月)、夏の大セールの最終章として、「SUPER SUMMER SALE! FINAL 2026」を行う。燃油サーチャージの値上げや物価高騰、円安などによる利用客の「旅行代金への不安」を解消しようと、同社は燃油サーチャージがかからないLCCを利用したツアーなど手ごろな価格で楽しめるプランを用意した。

 具体的には、成田空港から韓国・ソウルへの3日間のツアーは2人1室利用で、1人2万9800円(燃油サーチャージ込、諸税別)。同空港を出発し、アメリカ・グアムへ4日間旅行する商品は2~3人1室利用で大人1人6万9800円(燃油サーチャージ込、諸税別)。羽田空港から日本航空(JAL)を利用し、北海道・札幌に2日間滞在するツアーは4人1室利用時、大人1人1万9800円となっている。