オンラインで海外旅行、日本旅行アジアが始める(シンガポール・マレーシア)

2020年8月26日(水)配信

シンガポールの人気No.1ホテル「マリナ・ベイ・サンズ・シンガポール」の体験ツアーも

 日本旅行のグループ会社、NTAアジア(馬場直樹社長、シンガポール)はこのほど、シンガポールとマレーシアの旅行をオンライン上で楽しめるバーチャルツアーを始めた。

 コロナ禍で海外ツアーが実施できず、今後の見通しも厳しい現状を踏まえ、旅行ファンやシンガポール、マレーシアを訪れたい人に向けて催行する。定番の市内観光から体験型ツアー、人気のホテルウォッチまで、シンガポール・マレーシアが楽しめる全9コースを設定した。同社は「海外旅行が復活した際には、ぜひ実際に訪れていただきたい」との願いを込めて提供するとしている。

 実施期間は9~11月まで(コースにより実施日時は異なる)。料金は9月末受付分まで無料で、10月以降は受付未定。バーチャルツアーは「Zoom」を利用する。定員は各コース50人で、最少催行人員1人(一部ツアーが10人)。

 申し込みなどの詳細は、日本旅行アジアのホームページ内にある「バーチャルツアー」から。

Airbnb、Go Toキャンペーンを適用へ 10月中旬から割引後の価格を掲載

2020年8月26日(水) 配信

ホスト向けの特設ページ。キャンペーン事務局とAirbnbに申請する必要がある

 Airbnb(エアビーアンドビー)は8月24日(月)、Go To トラベルキャンペーンへの参加を決めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ国内の観光需要を喚起し、地域経済の活性化をはかる。

 利用客を受け入れるホストは、Go To トラベルキャンペーン事務局とAirbnb に適用申請を行う必要がある。これを受けて、同社は8月28日(金)まで、ホストを対象にGo To トラベルキャンペーンに参加するためのオンライン説明会を開く。適用を開始する予定の10月中旬以降には、割引後の価格を掲載する。

 同社は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、世界各国でホスト向けに業界の標準となる強化された清掃スタンダードを策定。6月15日(月)には、ホスピタリティ産業や医療衛生業に携わる主要な専門家の助言をもとに「 日本語版Airbnb清掃ハンドブック 」を制作している。

札幌観光バス、新車バス納車記念ツアー シートにかかっているビニールを外すところからスタート

2020年8月26日(水) 配信

ツアーイメージ画像

 札幌観光バス(北海道札幌市)は8月29日(土)、新車バス納車記念ツアーを実施する。

 大型と中型の新車バスが納車されるのに合わせた企画で、シートにかかっているビニールを外し、ヘッドカバーを装着するところからツアーがスタートする。

 車内では、メーカーの担当者による車両の解説と、同社運輸部長による新車両の見どころ解説が行われる。

 北海道神宮で同社恒例のお祓いを受け、昼食をはさみ、さっぽろテレビ塔や北海道開拓の村などを巡る今回のツアー。現在公表している行程に加え、特別な企画の準備も進めている。

ツアー概要

旅行代金:大人(19歳以上)2万円、13~18歳 1万円、4~12歳 5千円。

募集人数:20人

JR東海、定番ずらした商品売り出す 衛生管理を徹底したホテルも用意

2020年8月26日(水) 配信

新・旅のスタイルのイメージ。Webでの旅行相談にも応じる
 東海旅客鉄道(JR東海、金子慎社長)はこのほど、Withコロナ時代の新しい旅のカタチの旅行商品「新・旅行スタイルプラン」を9月26日(土)までの土・日曜日、祝日出発限定で売り出した。
 
 同商品は「仲間ごとに間隔を空けたゆったりした座席配置」や、「衛生・感染予防を徹底したホテルラインナップ」、「定番を“ちょっとずらした”現地でのアクティビティやお楽しみ」を1つにした新しい旅のスタイル。具体的には、寺院での時間外特別拝観や自転車シェアリングを活用するなど旅先での移動手段や行動、時間、場所などを定番からずらし、3密を避けるアクティビティなどが楽しめる。
 
 申込者には、Web会議ツールを活用したリモート型旅行相談窓口を用意。「定番」から時間、場所、旅先での移動手段や行動を“ずらした”ことで見つかる、新たな旅の楽しさを提案する。
 
 東京を巡る商品には、ドコモ・バイクシェアの1日乗り放題のパスカードを提供するほか、京都の一部商品には体調管理や衛生マナーを要請した利用客のみが参加する法観寺・八坂の塔の特別拝観を組み込んだ。
 
 一例として、アーバンホテル京都四条プレミアムの禁煙ツインを2人1室で食事なしで利用し、東京駅から京都駅まで普通車指定席の新幹線を利用した場合の旅行金額は1万8500円となる。なお、利用可能な列車は限られている。
 
 このほか、「ずらし旅」をテーマとして、日本人女性最速のメッセンジャーやグルメタクシードライバーなど独自の視点を持ったアドバイザーによる100個の「ずらし旅」を提案するキャンペーン特設サイトをリニューアル。公式「Twitter(ツイッター)」アカウントも開設した。
 
 キャンペーンを通じて旅の楽しさと感染拡大防止を両立させる「Withコロナ時代の新しい旅のカタチ」をつくるため、一般消費者からも「ずらし旅」のアイデアをTwitterで募集する。

otomo、せとうちDMOらと提携 新たな旅行形態の展開へ

2020年8月26日(水)配信

専属ガイドによるプライベートツアー(写真はイメージ)

 外国人旅行者向けプライベートツアーを行うotomo(オトモ)はこのほど、JTBとせとうち観光パートナーズが管理運営する「せとうち観光活性化ファンド」から資金調達を行った。あわせて、JTB、せとうちDMOを構成するせとうち観光推進機構、瀬戸内ブランドコーポレーションと業務提携を結んだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、安心・安全を前提とした新たな旅行形態が求められるなか、瀬戸内エリア内のモデル地域でのプライベートツアーの普及に向けた取り組みを共同で行う。JTBの事業者ネットワークや販売力、せとうちDMOの瀬戸内エリアでの広範な知見や地域事業者とのつながりを活用し、国内各地への順次展開を想定した成功事例の創出に取り組む方針だ。

 オトモでは、専属ガイドが1グループ最大6人までの旅行者を案内する少人数のプライベートツアーを提供している。地域の観光資源を活用した独自のツアープランの組成とともに、多言語対応の地域のガイド人材の育成を行っている。15都道府県で1千人以上のガイドが登録し、ツアーのラインナップは300種類以上になる。

 同社は、「アフターコロナに向けた新たな旅行スタイルの創造と、瀬戸内エリアを起点とした国内各地へのガイドツアーの普及に力を入れていく予定。コロナ禍の現状を踏まえ、国内向けのツアーも検討している」と伝えている。

観光業支援・訪日需要回復向け「準備進める」 観光庁・蒲生長官初会見開く

2020年8月26日(水) 配信

蒲生篤実観光庁長官

 観光庁の蒲生篤実長官は8月21日(金)、長官会見を開いた。就任後初となる会見では、新型コロナウイルス感染拡大により打撃を受けた観光業界への引き続きの支援や、今後の観光復興に触れた。インバウンドの需要回復に向けては、「準備を進める」と語った。働き方にも変革が生まれていることについて、「この変化をチャンスとし、観光庁や関係省庁が連携して、日本の後進的な働き方を改革していく」と力を込めた。

 「就任の翌日(7月22日)からCPが始まり、今日でちょうど一カ月になる。とにかく怒涛の日々だった」と苦笑した。しかし、GoToキャンペーンの実施については、「安心安全を確立させて命を守る、観光振興経済を守る、という両立しづらい2点を目標としているが、全力を尽くして取り組んでいく。是非お力添えをお願いしたい」と力を込めた。

GOTOキャンペーンへの取り組み

 8月20日現在、GoToトラベルに参加している事業者は、旅行業者5984者(登録事業者の6割弱)、宿泊業者1万6703者(登録事業者の5割弱)。順調に増加している一方で、「登録に行きつかない人もいる」と懸念を示した。

 インターネット環境がなく郵送での手続きを余儀なくされている事業者は、申請までに時間がかかる。デジタル化を勧める一方で、コールセンターの回線を増やしたり、受付側から積極的にアドバイスをしたりと「無事に申請をしてもらえるよう寄り添う。多くの事業者に審査をクリアしてもらいたい」と語った。

 できるだけ多くの事業者に同CPの早期参加を促すため申請は8月21日締切りとしたが、これ以降も追加で申請を受け付ける。登録申請は長期間設ける予定。期限は関係省庁と調整したうえで、後日アナウンスする。

 なお、9月以降からは旅行代金の15%相当の地域共通クーポンが発行される。

 

訪日6千万人今後も目指す

 政府は、2030年に訪日外国人を6千万人、旅行消費額を15兆円にまで増やす目標を掲げている。これに対し、「コロナ禍の今はどのような展望を持っているか」との質問には、「経済面で、外の力は必要」と答えた。そのうえで、「現状では何とも言えないが、今後も追い求めていきたいのが総意。今年度末にも観光立国基本計画があるので、有識者の方々の意見などを聞いたうえで改めて考えていきたい」と述べた。

新しい働き方

 コロナ禍の中で生まれた、観光地やリゾート地でテレワークをする「ワーケーション」、居住地の近くで旅をする「マイクロツーリズム」という新しい流れは今後も進めていく。日本の働き方としてテレワークを推進することで、「海外のスタンダードをどんどん採用していきたい」と語る。ワーケーションを採用することで、土日に集中していた旅行需要を平日に分散させる狙いもある。

 推進には、要となるDMOの優秀な人材を育成していく。自身でデジタル化を導入できる経営者を育て、最先端の知識を常に得られるよう、観光庁もサポートしていく考えだ。

日本を旅する20コース 周遊型、滞在型選べる ANAセールス

2020年8月26日(水) 配信 

日本を旅しよう 上質な旅 VOL.7

 ANAセールス(高橋誠一社長、東京都中央区)は8月25日(水)、国内旅行「日本を旅しよう 上質な旅 VOL.7」を発売した。今しか見ることができない景色、希少な乗り物や食べ物、体験、好奇心を満たす周遊型8コースと、上質な宿に宿泊する滞在型12コースの計20コースを設定する。

 周遊型コースでは、

「豪華バスで北海道の秋を巡る! グルメ・紅葉・ガイド散策 定山渓・小樽・富良野4日間」
出発日:10月4日(日)、11日(日)、18日(日)

「歴史と世界遺産を旅する 永平寺・五箇山・白川郷 北陸大周遊3日間」
出発日:11月1日(日)~12月11日(金)の毎日出発

「冬にしか見られない景色を楽しむ旅 函館・登別・小樽・札幌4日間」
出発日:12月3日(木)、5日(土)、10日(木)、12日(土)、17日(木)、19日(土)、23日(水)

――などが、新たに販売される。

 滞在型コースは、往復の航空券と上質なホテルや旅館に泊まれるプラン。コースによっては送迎タクシーが付く。

 同商品はGo Toトラベルキャンペーンの対象になる。

小豆島 復路フェリー代無料 8月27日からCP開始

2020年8月26日(水)配信

四国限定チラシ

 香川県・小豆島の官民で組織する小豆島観光戦略会議は、復路フェリー代金を無料にするキャンペーンを8月27日から11月10日まで実施する。

 政府の観光支援事業「Go Toトラベル」キャンペーンと連動させる形で、独自の誘客キャンペーンを展開し、一層の旅行需要喚起をはかる。ただし、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、開始当初の対象を四国在住者に限定する。感染状況をみながら段階的にエリアを拡大していく予定だ。

 実施する「人も車も復路フェリー無料キャンペーン」は、①キャンペーン加盟宿泊施設に宿泊②同飲食店で500円以上の飲食③同土産店で1千円以上の買い物または有料観光施設の入場――の3つをクリアすると復路フェリー料金が、旅客専用1枚に付き1人、乗用車専用1枚に付き車1台と運転手が無料になる。3つのスタンプ押印チラシを船会社窓口に提示することで適用される。

 神戸や姫路、岡山、高松などから小豆島を結ぶ全航路のフェリーが対象となる(小豆島フェリー、四国フェリー、国際両備フェリー、瀬戸内観光汽船、内海フェリー、ジャンボフェリーの各社が運航)。

 なお、6㍍以上の車両や1人のみの車両、高速艇、豊島航路、バイク、自転車は対象外となる。

自然豊かな離島で暮らしながら学ぶ 小・中・高校に通う離島留学生募集 国土交通省

2020年8月25日(火) 配信

離島のイメージ

 国土交通省はこのほど、令和3年度離島留学生の募集状況を取りまとめた。近年、小・中・高校生が自然豊かで伝統文化の残る離島で暮らしながら学ぶ「離島留学」を実施する学校が増加傾向にあり、希望者向けの説明会や体験入学を実施している学校のリストを作成。離島留学の推進を通じた離島活性化をはかる。

 来年度、離島留学を募集する地域は、北海道の礼文島や東京の八丈島、島根県の隠岐諸島、長崎県の五島列島、鹿児島のトカラ列島や奄美群島など全国51島におよぶ。

受入体制は4種類ある。島の里親のもとから通学する「里親型」、島の寮などから通う「合宿型」、親子で島に移住する「親子型」、島の祖父母宅から通学する「孫もどし型」があり、島ごとに採用している体制は異なる。

 説明会は学校によってさまざまで、現地での見学会や体験宿泊を行うところがあるほか、オンライン説明会を開催する学校もある。希望日時に合わせて、見学を受け付ける場合もある。

 留学期間は、小・中学校は1年間が多いが、継続可能な学校や義務教育の期間中可能なところなど、長期期間の留学が可能な場合もある。高校は3年間のところが大半を占める。

 具体的な受け入れの可否や詳細については、それぞれの学校の問い合わせ先まで。国土交通省ホームページで離島留学募集地域一覧や、離島留学希望者向け説明会・体験入学などの詳細を公開している。

KNT-CTウエブトラベル、旅のフォトコンテスト開催 投稿テーマは「#ダレカニミセタイ旅」  

2020年8月25日(火) 配信

第1回の投稿テーマは「#ダレカニミセタイ旅」。

 近畿日本ツーリストの公式ホームページを運営するKNT-CTウエブトラベル(藤波卓社長、東京都新宿区)はこのほど、同サイトで「笑顔ふたたび、元気ふた旅フォトコンテスト」を開く。旅の写真や動画を募集し、優秀作品には旅行券などが贈られる。テーマを3回に分け、2021年2月まで開催する。

 第1回の投稿テーマは「#ダレカニミセタイ旅」。旅で「笑顔」や「元気」になった写真または動画をSNS(交流サイト)または専用フォームから投稿する。審査は締切後に一般投票を行い、最も得票数が多かった作品を最優秀賞とする。賞品は、旅行券5万円分。一般投票に参加した人にも抽選で、近畿日本ツーリストの店舗や公式ホームページで利用できるKNTメンバーズクラブポイントが当たる。

 第1回の投稿は9月22日(火)まで、投票は9月26日(土)~10月4日(日)まで受け付ける。

開催概要

【スケジュール】

第1回投稿テーマ:#ダレカニミセタイ旅フォトコンテスト

投稿期間:2020年8月12日(水)~9月22日(火)

投票期間:2020年9月26日(土)~10月4日(日)

受賞作品発表:10月中旬ごろ

【投稿・賞への応募方法】

 以下の2通りいずれかの方法で投稿後、 フォトコンテストページから賞への応募フォームを記入する。 フォトコンテスト開催前に撮影した写真または動画も投稿可能。

<SNSで投稿>

1. 近畿日本ツーリストのアカウントをフォロー(Twitter @KNT_jp、Instagram @KNT_photocon)

2. ハッシュタグ「#ダレカニミセタイ旅」をつけて投稿。「笑顔」「元気」になったエピソードと共に、 撮影場所を明記して投稿する。

<投稿専用フォームから投稿・賞への応募フォーム>
https://www.knt.co.jp/goto/photocontest/my-fav-pic.html

【優秀作品の選考】

上記サイト内で一般投票を実施し、 最優秀賞ほか各賞を選出する。

【賞について】

最優秀賞(1作品、 賞品:ツーリスト旅行券5万円分)、笑顔ふたたび賞・元気ふた旅賞(各1作品、 賞品:ツーリスト旅行券3万円分)、優秀作品賞(6作品、 賞品:全国共通ギフトカード B’way 5,000円分)

【作品の投稿、 作品への投票について】

・誰でも参加できるが、賞への応募と受賞には、 KNTメンバーズクラブ(年会費無料)の会員登録が必須となる。

・作品に投票した人にも、 近畿日本ツーリストで利用できるKNTメンバーズクラブポイントを抽選でプレゼントする。

応募要項の詳細は、 こちらから確認できる。

第2弾、 第3弾の詳細は、決まり次第、近畿日本ツーリスト公式サイト上にて発表する。