オマツリジャパン「あなたの知らない祭りの世界」 8月7、14日の2日間、YouTubeでライブ配信に

2021年8月5日(木) 配信

午後6:00~9:30までYouTubeでライブ配信

 オマツリジャパン(加藤優子社長、東京都渋谷区)は8月7日(土)、14日(土)の2日間に渡り、祭り団体・関係者が登壇するオンラインイベント「あなたの知らない祭りの世界」を開く。日本全国の祭りが2年連続で中止を余儀なくされるなか、祭りの雰囲気を自宅で楽しむ機会を提供したいとの想いから、同オンラインイベントを企画した。

 開催時間は午後6:00~9:30。YouTubeのオマツリジャパンチャンネルでライブ配信が行われる。視聴無料。

 7日(土)のテーマは「テキ屋」「花火」「ねぶた」、14日(土)が「奇祭」「よさこい」「盆踊り・阿波踊り」。2年連続で中止を余儀なくされた祭りを忘れることなく、来年こそはコロナ禍を乗り越え、オフラインの祭り会場で会うことができるようメッセージを込めて開催する。当日は祭り団体とともに体を動かすセッションや、祭り団体・関係者とのトークセッションなどを予定している。

オンラインイベントの登壇者ら

7日は「テキ屋」「花火」「ねぶた」

 7日(土)の「テキ屋」では、夏祭りの集客・販促用に玩具・菓子などを販売する卸問屋の堀商店ゼネラルマネージャーの成瀬昭則氏と、祭りで縁日屋台を出店している愛知県小商業協同組合かさでら夜市実行委員会代表の坂井田利貴氏を招き、「ここだけの話!縁日・テキヤの裏側」をテーマにトークセッションを行う。

 続いて「花火」では、オマツリジャパン所属の花火初心者2人が、打ち上げ花火の企画製造を行うイケブン副工場長の高橋美帆子氏と企画営業の瀧村元晶氏、日本中の花火を観てきた花火鑑賞士の蛭田眞志氏に、花火鑑賞のポイントやおすすめの花火大会を教えるトークセッションが行われる。

 最後の「ねぶた」では、東北三大夏祭りの一つに数えられる青森ねぶた祭でねぶたを制作している、ねぶた師の竹浪比呂央氏と立田龍宝氏を招き、ねぶた制作の舞台裏について話を聞く。

14日は「奇祭」「よさこい」「盆踊り・阿波踊り」

 次週の14日(土)の「奇祭」では、大阪・新世界で”己を祭れ”をコンセプトに毎年行われている奇祭「セルフ祭」会長のコタケマン氏と、世界中の奇祭を見て来た奇祭ハンターちよ子氏&まっく氏の3人によるトークセッションを行う。

 続いて「よさこい」では、泉州YOSAKOIゑぇじゃないか祭り実行委員長の水取博隆氏と、天空しなと屋ディレクターの井上昇氏の2人から、よさこいの魅力について話を聞く。

 最後の「盆踊り・阿波踊り」では、徳島阿波おどりの由緒ある連「娯茶平(ごぢゃへい)」の7代目連長で、阿波踊り界の“レジェンド”である岡秀昭氏と、日本唯一のプロ阿波踊り集団「寶船(たからぶね)」リーダーの米澤渉氏を招き、阿波踊りの魅力について話す。

「めぐる」「たべる」「つかる」 3つの視点で宝探し

2021年8月5日(木) 配信

 日本が世界に誇る温泉を巡りながら、周辺の土地の風土性豊かな食材と地酒を、景観や自然とともに楽しむ「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」。毎年全国各地でイベントが行われ、地域の隠れた魅力、美しい風景、その土地ならではの食をPRし、地域を盛り上げています。

 ウォーキングコースの認定や情報発信を行うONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構では、国立公園の活性化に向けた取り組みも進めています。

 旅行新聞新社ホームページでは今後、ONSENガストロノミーツーリズムの情報や、全国の国立公園、温泉地で活躍する人のコラムなどを通じ、日本各地の地域の魅力を発信していきます。

 「めぐる」、「たべる」、「つかる」、3つの視点で日本全国の素敵なモノを探しに出掛けませんか。

 

ONSEN・ガストロノミーツーリズム イベント募集情報はコチラ

                                                     

変なホテル、海外に初進出 韓国・ソウルに8月1日開業

2021年8月5日(木) 配信

宇宙船をイメージしたロビー。ホテルには和食を提供するレストランも備える

 HISホテルホールディングス(岩間雄二社長)は8月1日(日)、韓国・ソウルに変なホテル ソウル 明洞」をオープンした。海外への進出は初めてとなる。

 変なホテルは「変わり続けることを約束するホテル」をコンセプトに、7月30日(金)現在、日本国内で18棟を営業する。恐竜や人型ロボットがフロントで、利用客のチェックインとチェックアウトの手続きをしている。また、「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネス世界記録®にも認定された。

 同ホテルは宇宙船をイメージしたロビーで、宇宙飛行士ロボットと恐竜がお客を出迎える。スマートフォンに専用アプリをダウンロードした宿泊客には、ホテルの外からチェックインできるようにし、感染防止への安全性を向上させた。

 客室には照明やエアコン、テレビなどをタブレットで操作するシステムを採用した。アメニティの追加などの要望には、デリバリーロボットが客室まで届ける。8階建ての同ホテルは、4タイプの部屋を用意した。客室数は100室。1階には、本場の韓国料理と和食、洋食を提供するカフェレストラン「Table B」を備える。アクセスは地下鉄4号線の明洞駅から徒歩約2分。

matsuri technologies、4社合同オンライン採用説明会 8月24日に

2021年8月5日(木)配信

アフターコロナへ向けて積極採用中

 国内最大の民泊総合サービスを提供するmatsuri technologies(東京都新宿区)は8月24日(火)、アソビューと令和トラベル、Dot homesとともに、4社合同のオンライン採用説明会を開く。アフターコロナに向けて新しい動きを始めているベンチャー企業4社が集まって開き、後半には業界の課題や未来についてのパネルディスカッションを実施する。

 参加者は、現在旅行業界で働いている人から他業界の人まで、今後の旅行・レジャー業界へ関心のある人を募集している。旅行業界出身で新しい挑戦がしたい人、スタートアップやベンチャー企業に興味のある人、旅行・レジャー業界におけるDXに興味のある人などの参加を募っている。

 登壇者は、アソビューコーポレートカルチャー推進室室長の森洋一郎氏、令和トラベル執行役員CHROの田村博司氏、Dot homes代表取締役社長の留田紫雲氏、matsuri technologies代表取締役社長の吉田圭汰氏の計4人。

 当日は午後7:00から始まり、参加企業の紹介と当日の流れの説明を行う。その後、4社の各社説明を終えてから、同8:15からパネルディスカッションを始める。パネルディスカッションでは、申し込み時または当日に届いた質問を取り上げていく予定という。

 参加申し込みは、イベント管理サービス「Peatix」内の同イベントページから。

コロンビア初のアウトドアフィールドに隣接したショップ 北海道上川町の黒岳ロープウェイ駅舎内に開業

2021年8月5日(木) 配信

 大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ(北海道上川町)の層雲峡駅舎内に2021年7月30日(金)、アウトドアブランド・コロンビアのコンセプトショップ「Columbia Field Store 黒岳ロープウェイ店」が オープンした。

 大雪山国立公園の北の玄関口となる立地で、コロンビア初のアウトドアフィールドに隣接した店舗だ。今回の出店は、今年3月に締結した上川町と店舗を運営するコロンビアスポーツウェアジャパンとの包括連携協定の一環。今後も新店を拠点に、アウトドア体験コンテンツの開発やアウトドアレジャーの推進、大雪山連邦の自然環境保全などに取り組む。

 今回オープンした「Columbia Field Store 黒岳ロープウェイ店」は、上川町や大雪山でのアウトドア体験で必要なウェア・ギアを中心にラインナップした販売スペースのほか、道産食材のフードメニューを楽しめるカフェスペースも設置した。地元のDMC大雪山ツアーズが運営する上川町や大雪山の季節ごとの観光情報を発信するアドベンチャーデスクも併設している。

弘前ねぷたまつり代替事業「城下の美風」  弘前市民会館スタッフによる「ねぷた絵」制作タイムラプス動画を公開

2021年8月5日(木) 配信

 青森県弘前市は、「弘前ねぷたまつり」が新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となるなか、代替事業として弘前ねぷたの持つ歴史と伝統を継承する「城下の美風」事業を実施している。その一環としてこのほど、弘前市民会館のスタッフがコロナの終息を願い「ねぷた絵」を制作・展示し、その制作過程をタイムラプス動画で公開した。

 「ねぷたまつり」が厄災を払う文化的な行事であることに着目し、「弘前ねぷた絵」(縦2.1メートル×横3.6メートル)を、絵の制作から骨組み、照明、題字等にいたるまで、すべてを市民会館スタッフで制作した。会館スタッフ一同のメッセージを添えて、市民会館敷地内に展示している。

 今回は、その過程を真上から記録したタイムラプス動画も撮影。撮影・編集、BGM制作等、すべてをスタッフで行い、弘前市公式YouTubeチャンネル「プロモーションサイト弘前市」で公開している。

「城下の美風」事業について

 弘前ねぷたの持つ歴史と伝統の継承のため、大正から昭和期までに軒先などで飾っていた手持ちねぷた装飾の風習を再現する「城下の美風」事業を、昨年に引続き実施している。市内商店街などを中心に、金魚ねぷたや角灯籠の飾り付けを行うとともに、今年は世界文化遺産への登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」にちなみ、遮光器土偶と合掌土偶をモチーフにした「青森縄文土偶ねぷた」も展示している。事業期間は2021年7月17日(土)~8月31日(火)。

軽井沢プリンスホテルとコラボ、「手ぶら旅プラン」開始(ピーステックラボ)

2021年8月4日(水)配信

目的別のレンタル旅行キットを現地ホテルで受取・返却できる

 ピーステックラボ(村本理恵子社長、東京都渋谷区)は8月16日(月)から、軽井沢プリンスホテル(中野忠昭総支配人、長野県・軽井沢町)とコラボレーションした宿泊プラン「手ぶら旅プラン」の予約を始める。ニーズに合わせて選べるレンタル旅行キットが借りられ、旅行の手荷物を減らした旅行を楽しめる。宿泊期間は9月1日(水)から。

 ピーステックラボは、モノの貸し借りアプリ「アリススタイル」を運営し、家電や旅行用品などのシェアリングサービスを提供している。同プランでは、アリススタイルが展開する手ぶら旅行事業「アリススタイル・トラベル」と、軽井沢プリンスホテルとの初のコラボレーションプラン。なお、アリススタイル・トラベルとしては、ホテルとのコラボレーション企画は今回が初めて。

 レンタル旅行キットは、①ワーケーションキット②アクティブセット③お部屋エンタメセット――の3種類を用意。このうち1種類をチェックイン時に借りられる。

 ①のセットは、Web会議が可能なスピーカーフォンやモバイルモニターなどが借りられ、仕事をしながらリゾートステイも楽しむ「軽井沢・リゾートワーケーション」をより充実させるもの。

 ②のセットは、アクションカメラと双眼鏡が借りられ、リスや野鳥の観察などの屋外で密を回避しながら活動的に楽しむセットになっている。

 ③の場合、Bluetoothスピーカーとプロジェクターが借りられ、自然の中での音楽鑑賞や、プロジェクターを使ったスポーツ観戦など、周囲との接触を避けながら滞在を楽しむ巣ごもりステイに最適なセットという。

 なお、パソコンや周辺機器、生活用品などは別途必要となる。

 宿泊料金は、朝食付き2人1室利用で1人2万1450円から(税・サ料込み)。部屋タイプは軽井沢プリンスホテルウエストのデラックステラスツイン、他にウエストツインルームのプランもある。

 予約=TEL:0267(42)1111(軽井沢プリンスホテル代表)

古民家改修プロジェクト 長野県・奈良井宿に小規模複合施設を開業

2021年8月4日(水) 配信

歳吉屋(旧杉の森酒造)外観

 竹中工務店(佐々木正人社長)と47PLANNING(鈴木賢治社長)は8月4日(水)、共同で計画・開発を進めてきた小規模複合施設を長野県塩尻市奈良井に開いた。重要伝統的建造物保存地区である奈良井宿の、約200年前の伝統的建造物である「旧杉の森酒造」と「旧豊飯豊衣民宿」を改修し、レストランや酒蔵、バー、温浴施設、ギャラリーなどの6業態で構成する。

 このなかで、宿泊施設「BYAKU Narai」は、47PLANNINGが手掛ける新ホテルブラント「BYAKU」の第1号施設。街や建物に眠る100の体験や物語を体験できる宿づくりを目指している。

 レストラン「嵓 kura」では、奈良井宿の食材を使いながら、「味わい」を提供するだけでなく、土地について新たな発見や驚きを感じてもらう「食体験」の提供を目指す。「BYAKU Narai」の宿泊客には朝夕食付のプランを用意している。

 21年秋ごろに、ランチの一般営業を開始する予定。

結婚式やホテルイベントでの抗原検査導入へ リーガロイヤルホテル東京で研修会開く

2021年8月4日(水) 配信

実習のようす

 リーガロイヤルホテル東京(中川智子総支配人、東京都新宿区)は7月30日(金)、結婚式やホテルイベントでの抗原検査導入に向けた研修会を東京都医師会と共同で行った。実施者側が体験することで利用者への説明をしやすくし、正しい知識を共有することが目的。同ホテルは、今後メーカーと細部を調整して10月以降の婚礼や、新プランから「抗原検査」の導入を利用者に提案、12月のクリスマスディナーショーには同検査が付いたイベントを販売する考えを示す。

 抗原検査には定性と定量の2種類の検査があり、抗原定性検査は特性上、2次感染リスクが高い陽性者を迅速に見つけるうえで有効という。今回は、アメリカの医療機器製造会社の検査システムを採用。

 参加者はスマートフォンアプリにメールアドレスと顔写真を登録後、鼻腔から検体を自己採取し提出する。検査時間は約15分。検査後に陰性結果を提示し入場する仕組みになっている。登録時に顔写真を登録することでなりすましや転売などを防止するほか、入店時の本人確認も容易にした。体験者からは、「思ったより難しくなく、安心して進められることが分かった。これをきっかけにさまざまなイベント、会合などに参加しやすくなればいいと思うので、推奨していきたい」などの感想が聞かれた。

 同ホテルは昨年1年間ホテルイベントが1件も開けず、今年も7月まで実施は0件という状況下にある。

 中川総支配人は、「東京都医師会と『抗原検査』を実施することで、各都道府県にあるグループホテルに広がり、我われが旗を振りエリア内ホテルを巻き込むことで、旅行業界が元気になれば」と導入を決断するにあたっての思いを語った。

 また費用面などに関しては、「婚礼での導入はお客様の判断になるが、ホテルのイベントであれば検査費用を含めた料金で販売ができる。検査費用はこれからメーカーとの相談にはなるが、検査件数が増えれば単価が下がるということなので、東京都下のほかのホテルでも導入したいという声が上がれば、その分単価はさらに下がる。また、いろいろな場所でトライアルが行われていけば、受ける機会も増えていき、お客様の検査へのハードルも下がると思う」と自身の考えを示した。

35年の歴史に幕 観光船「マリーンシャトル」の運航終了

2021年8月4日(水) 配信

マリーンシャトル

 35年の歴史に幕――。ポートサービス(神奈川県横浜市)はこのほど、同社が運航する観光船「マリーンシャトル」の運航終了を発表した。

 「船舶の老朽化」や新型コロナウイルス感染症拡大の影響による法人、団体旅行、修学旅行などの観光客の減少などが理由。

 1985(昭和60)年に就航した同船は、主に横浜港周辺の見学を目的に造船された。3階建ての船内は、劇場のような形式のビューシートやオープンデッキなど眺望重視の船室を備え、横浜港納涼船「サマーナイトクルーズ」や「船上ディスコクルーズ」などのエンターテイメント付きクルーズ船としても人々に愛され、約300万人が利用した。

 今後同社観光船部門は、レストラン船「マリーンルージュ」と、今秋就航を予定する新型を含む横浜港海上交通船「シーバス」各船での運航体制になる。