2026年9月1日(火) 配信
日本旅館協会(桑野和泉会長)は9月7日(月)、北海道函館市の函館サーモン・まるなまアリーナで「第4回宿泊業界における観光と金融に関する全国懇談会㏌金沢」を開く。コロナ禍で多大な影響を受けた観光・宿泊業の課題について、関係省庁や金融機関などの関係者と幅広く議論する。
同日午後6時からは、花びしホテル(函館市)で交流会を開催。翌8日(火)には、函館地区の視察も予定している。
2026年9月1日(火) 配信
日本旅館協会(桑野和泉会長)は9月7日(月)、北海道函館市の函館サーモン・まるなまアリーナで「第4回宿泊業界における観光と金融に関する全国懇談会㏌金沢」を開く。コロナ禍で多大な影響を受けた観光・宿泊業の課題について、関係省庁や金融機関などの関係者と幅広く議論する。
同日午後6時からは、花びしホテル(函館市)で交流会を開催。翌8日(火)には、函館地区の視察も予定している。
2026年9月1日(火) 配信

神戸市内の6ホテルが地元兵庫の食材を中心にした特別ランチをそれぞれ提供する「神戸6ホテル食の旅 チャリティーランチ2026」が9月1日―10月31日までの61日間にわたり行われる。
各ホテルの料理長が趣向を凝らしたコースメニューを創作し、フレンチや中国料理、イタリアンなど多彩な料理が楽しめる。チャリティー企画は今回で23回目。
6ホテルは、ANAクラウンプラザホテル神戸、神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ、神戸ポートピアホテル、神戸メリケンパークオリエンタルホテル、ホテルオークラ神戸、ホテルモントレ神戸。料金はホテルごとに異なり、5300円から6325円に設定する。
チャリティー企画では、1食につき300円を小児がんや難病の子供と家族が治療中に自宅のような環境で滞在できる施設を運営する「チャイルド・ケモ・サポート基金」と、病院の小児病棟に道化師を派遣し笑顔になれる環境づくりに取り組む「日本クリニクラウン協会」の2団体に寄付する。
6ホテルを巡るスタンプラリーも実施する。各ホテルで食事した人にスタンプを1個押印し、集めたスタンプ数に応じて賞品を進呈。6ホテル賞としてランチ(1人分)、3ホテル賞としてケーキセット(1人分)などを用意する。
8月20日には、今回の幹事社を務めるホテルモントレ神戸でプレス発表会と試食会が開かれた。各ホテルでチャリティーランチのコースメニューを考案した料理長ら6人が登壇し、それぞれの料理に込めた工夫や特徴、県産食材の魅力などを紹介した。

試食会では、ホテルモントレ神戸のコースメニューを披露。兵庫の食材を彩り豊かに仕立てた「小さな前菜16種類盛り合わせ」を皮切りに、ヤリイカとコンキリエのパスタ、真鯛のサルターテ、三田和牛イチボ・ランプのタリアータ、チーズムースと丹波産黒豆のタルトなどを提供した。参加者は一皿一皿を味わいながら、地元食材の持ち味を堪能した。
【土橋 孝秀】
2026年9月1日(火) 配信

WILLER EXPRESS(平山幸司社長、東京都江東区)とWILLER MARKETING(辻本宗男社長、大阪府大阪市)は9月7日(月)、高速バス「WILLER EXPRESS」の運行20周年を記念した「20周年スペシャルキャンペーン」の第2弾を始める。
第2弾となる今回は、20年間のすべての利用者への感謝を込め、「20」にちなんだ「20時間限定セール」を全4回実施する。期間中、WILLER EXPRESSの人気路線が通常価格から最大49%引きの特別価格で購入できる。
対象路線は、1日目の9月7日(月)が関東~関西/関東~新潟、2日目の9日(水)が関東~長野/関西~鳥取・島根、3日目の14日(月)が関東~宮城・福島/関西~広島、4日目の16日(水)が関東~愛知/関西~愛知・三重。
対象出発日は9月24日(木)~10月9日(金)。各日午後4時~翌日正午までの20時間限定で販売する。
なお、販売席数には限りがあり、販売開始直後に売り切れとなる場合あり。プレミア会員割を除く各種割引の適用対象外となり、当日無料シートランクアップや便変更サービスも利用できない。
2026年9月1日(火) 配信

阪急交通社(山川豊治社長、大阪府大阪市)は9月7日(月)まで、「JRで行く鉄道の旅〈秋〉」のタイムセールを実施している。Web限定で受け付けている。
今回のセールは紅葉や温泉地、日本を代表する観光都市を鉄道で訪ねる旅をラインナップ。手軽な温泉地を訪ねる近距離の商品のほか、新幹線を利用して函館や十和田・奥入瀬などを訪ねる長距離商品まで用意する。
シンプルなフリープランに加え、東海地区を代表する紅葉の名所・香嵐渓で「バス観光付きフリープラン」を用意したほか、乗換の多い立山・黒部アルペンルートでは、手ぶらで観光する「ポーターサービス付き」など旅先に応じて各種プランをそろえた。
出発地は全国の主要駅で設定している。出発日は9月10日(木)~2027年1月4日(月)まで。
2026年9月1日(火) 配信

GENSEN HOLDINGS(川﨑俊介社長、東京都中央区)は8月28日(金)、石川、富山、福井県に位置する大江戸温泉物語とTAOYAブランドの12施設を対象に「大江戸温泉物語グループ 湯めぐりスタンプラリー」を始めた。
同キャンペーンは同日~2027年2月28日(日)までの約6カ月間をスタンプ対象期間とし、期間中に合計2泊(スタンプ2つ)以上の宿泊客を対象に、総額400万円分の豪華賞品をプレゼントする。
いいふろギフト券と金沢、富山の北陸2都市で展開する百貨店DAIWA(大和)のカタログギフト、全国百貨店共通商品券をセットにした総額10万円分の特賞をはじめ、次回の温泉旅行や自分へのご褒美に使える各種ギフトをそろえ、総額400万円分・計165人に当たる豪華な賞品ラインナップを用意した。
デジタルで集められるスマートフォン参加(LINEミニアプリ)に加え、対象施設のフロントで配布する紙の「スタンプ帳」での参加にも対応。ホテル、宿ごとに1つずつ捺されていくスタンプ帳は、そのまま北陸の旅の記録になる。
応募期間は2027年3月1日(月)~31日(水)。当選の発表は賞品の発送をもって代える。
対象施設12施設は次の通り。
あわづグランドホテル▽Premium 加賀まるや▽ながやま▽Premium 山下家▽山代彩朝楽▽Premium 山中グランドホテル▽Premium よしのや依緑園▽山中彩朝楽▽TAOYA和倉▽宇奈月グランドホテル▽Premium 青雲閣▽あわら
2026年9月1日(火) 配信

楽天トラベルは8月28日(金)から、令和8年熊本地震で観光客が減少していることを受け、宿泊施設をはじめとした観光事業者を支援することを目的に、熊本県と鹿児島県の旅行に利用できる独自のクーポン「熊本・鹿児島 観光応援クーポン」を配布している。合計1万6000枚以上、約4000万円相当の旅行クーポンを配布し、旅行を促すことで、観光業をサポートする。
今回発行するクーポンは、熊本県の宿泊施設に利用できる10%オフクーポン1800枚、熊本県と鹿児島県の宿泊施設で利用できる5%オフクーポン1万3500枚、パッケージツアー「楽パック」における熊本県への旅行に利用できる1万1000円分のクーポン110枚などとなっている。
2026年9月1日(火) 配信

新潟県は8月27日(木)、今年が本格デビューとなる県育成の極早生米新品種「なつひめ」のメディア向け試食会を東京都内で開催した。開発担当者と生産者が食味の良さをアピールし、首都圏での認知度向上をはかった。
なつひめは、8月中に収穫でき、近年の夏の猛暑下でも玄米の品質が低下しにくい高温耐性を備えた、新潟県開発の極早生品種。
、生産者(中央)、試食会場となった「いかの墨-新宿駅南口店」の料理長(左)が、それぞれの視点から「なつひめ」を紹介した.jpg)
試食会では、炊きたてのなつひめを試食し、粒が大きめで一粒一粒にしっかりとした食べ応えがあり、噛むと弾力とともに甘味が広がる、存在感のある味わいが体感できた。
存在感が強いので、お米そのものを楽しめる卵かけご飯を筆頭に、脂ののったホッケやアジの開きなどともよく合う。ほかにも肉ジャガなどの甘辛い味付けのおかずやジューシーな肉料理とも相性抜群だ。
すでに新潟県内では一般発売が本格的に始まるなか、大都市圏の消費者にも幅広く知ってもらうため、東京、大阪の新潟県アンテナショップと連携した販売、PRを行う。
銀座・新潟情報館「THE NIIGATA」ショップ1階(東京)と、新潟県関西情報発信拠点「新潟をこめ」(大阪)では、9月1日から販売開始する(※予定販売数量完売次第終了)。
2026年9月1日(火) 配信

旅行新聞新社(石井貞德社長)は7月15–16日の2日間、福井県・あわら温泉の清風荘(伊藤由紀夫社長)で、第6回「旅館経営教室 現地セミナー」を開いた。清風荘が進める洗濯や食材仕入れ・加工の「内製化」、若いスタッフの採用と定着できる「組織改革」などの取り組みを、同社・伊藤将太取締役が紹介した。全国から参加した13施設35人の経営者や現場責任者らは、工学博士・内藤耕氏による解説とともに、バックヤードや客室の清掃、ベッドメイクなど「業務フロー」の改革の現場を見学しながら学んだ。
【本紙編集長・増田 剛】
◇
主催者を代表して旅行新聞新社の石井貞德社長は、「旅館経営教室現地セミナーは6回目を迎えた。物価高騰など厳しい経営環境のなか、清風荘の洗濯や食材の仕入れ・加工の内製化を学び、各施設に持ち帰って、変革のきっかけとしてほしい」と語った。
清風荘の伊藤由紀夫社長は「当社は2021年から業務改善に取り組み、今年で6年目になる。さまざまな改善の成果が少しでも皆様の旅館経営の参考になれば幸い」と歓迎のあいさつを述べた。
セミナーは、清風荘で改革を進める伊藤将太取締役による講演からスタートした。
清風荘は74年前に創業した総客室170室、最大収容人数900人の大型旅館。伊藤氏は30歳で他業界から宿に入った最初の感想は、「旅館業は利益率が低い」こと。旅館の仕組み自体がそもそも現代に適応できていないのではないかと考え、「大型旅館でありながら、民宿型経営をする」をテーマに、さまざまな改革を進めてきた。
フロント、レストラン、清掃、調理など縦割りがあるから「中抜け」や「待ち時間」が発生する。その人にしかできない業務があるから特定のスタッフに業務が属人化する。「中抜けを無くす“マルチタスク”をするために清掃や洗濯の内製化をしている」と語った。
全スタッフが全工程を行うマルチタスク体制で、高効率化と長時間労働の解消により、利益率の向上を目指している。
「旅館はトップダウン方式が正しく、美しい経営方針」と信じる一方で、若いスタッフは上からの指示を守るだけの仕事に興味はない。「自ら考えて行動しない環境は離職率を高める」と捉えている。
一例として、夏休みに子供たちを楽しませるイベントを企画する際にも、テーマと予算規模だけを伝え、現場のスタッフに任せる。ロビーのラウンジで提供するメニューも同様だ。成功・失敗体験を得ることによって自ら考える力をつけていくことが狙い。
「全員が経営者であること」。かつて日本の家族経営が持っていた機動力と温かさを大型旅館のスケールで再現する。これこそが清風荘が提唱する「民宿型経営」と力を込める。
入社面接などで伊藤氏は「小さな民宿ではお出迎えや接客、料理、布団敷き、洗濯や掃除、お見送りまですべてやってお客様をもてなす。当社はそれを170室の大型旅館でやる」と説明する。この3年間で新卒18人、中途2人の計20人の若い社員は「民宿型経営」に賛同して入社している。
以前7部署あったが、総合営業部と調理部に集約。15分刻みにシフトを組み、中抜けは皆無に近い。これにより、「午前10―午後3時のお客様がいない時間帯に、すべての社員に仕事を振ることができるようになったことが内製化の最大の功績」と話す。
売上拡大に大きく貢献している劇場型ビュッフェ「虹」には、洗い物を少なくするために小鉢もお盆もない。作り立ての料理を何度も取りに行く楽しみを提供している。
その日に何を作るか分からないから、メニューもない。「メニューがあると、旬ではない食材も仕入れなければならずコスト高になる」。
3年前の高卒初任給17万円が19万5千円に、賞与は年間2カ月分から4カ月分に増えた。新卒18人の離職率は0%。清掃とリネンは外注していたが、これら外注費の内製化で削減できた7千万円は利益となった。
伊藤氏は「日本の旅館文化を未来へ残す。このためには、働く人が幸せである旅館でなければならない。組織を変え、業務を変え、人を育て、そして文化をつくる。私たちが目指すのは、旅館業界の新しいスタンダード」と語った。
◇
内藤耕氏は、経営者にとってリネンの内製化は非常に関心が高い。しかし、長時間労働で人手不足の中で社員がやってくれるかと心配する。実際にベッドメイクを現場のスタッフにやってもらうと、作業負担の軽減の大きさから、むしろ現場から「内製化を早くやってほしい」と催促してくると紹介した。
ゴルフ場や健康ランドでは、早くからタオルや部屋着の洗濯は内製化していたが、宿泊施設にはシーツがあることが大きな課題だった。しかし、良い生地メーカーとの出会いによって、基本はプレスをしない(アイロンをかけない)ため、作業負荷が減る。それ以上に、3次元形状のボックスシーツが可能となり、ベッドメイクが1人でもできるようになったメリットを挙げる。
内藤氏は「客室案内を100%やる」ことが改革の中核だと力説する。理由は「人数や属性に合わせた客室セッティングを一切していないから」。
清掃やベッドメイクなどの時間を短縮して、生まれた余力をすべて客室案内に回す。「お客がいない時間帯にセッティングしていたものを、お客がいるときにタイミングを変えるだけ」。前もってセッティングすると予測が外れたときにやり直さなければならない。やり直すのが大変だからチェック作業が発生する。私の考え方は「予測しないで、お客がいるときに、お客が求めるものをすべてやる。ビュッフェレストランも、お客が食べるときに作る」。
社員と会社はウィン―ウィンの関係にあり、給料と生産性は比例関係にある。これからの時代は「給料を上げることが会社のメリットになると考えられるか」がとても重要になると語った。
現場視察では、参加者らは洗濯の内製化に向けて新たに開発したシーツやデュベなどリネン類を手で触れ、実際にベッドメイクしながら、内藤氏や清風荘の担当者と意見交換をした。
館内に導入した洗濯機・乾燥機や、本厨房、食器洗浄コーナー、ビュッフェレストラン「虹」も内藤氏の解説とともに視察した。
セミナー2日目は、清風荘の現場責任者と参加者との間で約2時間、質疑応答が熱く行われた。
中隆太支配人は「内藤先生と改革を進めていくなかで、今は全社員が同じ方向に進んでいる。一般社員は当初、『生産性向上って何?』という感覚だったが、ムダを省き、利益を上げ、分配原資を作ることで、皆に還元されるという考え方が浸透している」と語った。
中村淳太郎総料理長は「料理は美味しくて当たり前、美味しさの上に楽しさがある『楽味』を若いスタッフにも伝えながら作っている。楽しさには人の温かみが必要で、マイクパフォーマンスや板前が目の前で作り立ての料理を提供する『劇場型ビュッフェ』をテーマにしている」と紹介。
食材の仕入れについて中村総料理長は「できるだけ業者さんや生産者さんに値切らないようにしている。言い値で買うと、お互いに信頼関係が生まれ、結果的に良い食材を納品してくれる」とメリットを挙げた。
田﨑裕之内務課長には、客室清掃や、リネンの洗濯内製化における作業工程などについて質問が集中した。
洗濯のタイムスケジュールは、午前8―9時まで早朝の大浴場から出てきたバスタオルを、脱衣場の清掃をしているパートスタッフが回収し、館内で洗濯・乾燥して脱衣場に戻す。10―午後7時までは客室のボックスシーツを回収し洗濯する。
ボックスシーツは前日洗濯・乾燥したシーツを6階に持っていき、はがしながらベッドメイクする。その間に洗濯した6階のシーツを5階に持って行って順にフロアごとにベッドメイクすると説明した。清掃の工程は、1部屋完結型ではなく、チームによるフロア完結型。「リネンの内製化をしたため、最初にシーツの回収をしなければならない。それに合わせてベッドメイクをするので、清掃の前にベッドメイクが入る。その後、床回り、水回りの清掃が入り、最後にセッティングを兼ねて点検が行われる。1部屋完結型だと道具も客室分そろえなければならない」と述べた。
人の配置についての質問には「以前はスタッフが得意な作業を担当していたが、不慣れな人に変わると失敗もあった。今は誰がどの作業に当たっても変わらないように回している。総合営業部から来る若い社員はすべてできる」と答えた。
内藤氏は「ベッドメイクが早く終わると、次のフロアに行かずに遅れているところに入って手伝う。これによってスピードアップし、業務の標準化・平準化に良い効果を与えている」と語った。
2026年9月1日(火) 配信


蔵王温泉の名湯地に佇む個性的な旅館で、「離れ湯まで百八歩」というユニークなコンセプトが旅人の好奇心をくすぐる。客室から専用温泉棟への百八歩の小径の散策もまた、宿の演出として旅情を高める。蔵王特有の強酸性白濁硫黄泉を贅沢に使用した露天風呂と大浴場では、四季を彩る蔵王の景色を背景に旅の興趣を存分に楽しめる。春は蔵王のお花畑、夏は深緑の高原、秋は紅葉、冬は樹氷と「蔵王の四季」を湯浴みしながら堪能できるのがこの宿の魅力だ。


料理は山形の豊かな食材にこだわった季節の会席で、山形牛や旬の地産食材が食卓を豊かに彩り、地酒との相性も楽しみの一つ。客室は温泉地の情緒に合わせた落ち着きある和の設えで、心地よいくつろぎの空間が広がる。百八歩の湯への道のりが特別な旅情を生み、蔵王の四季とともに心に残り五感を潤す贅沢を届けることだろう。


大自然に抱かれた、木香る新たな湯殿。端正な木造りの内湯から外に出れば、情緒あふれる岩組の湯や優美な木造りの浴槽が迎えます。自然の息吹を感じながら趣の異なる湯を巡る、日常の喧騒を忘れた最上の癒し。五感を潤す和風リゾートの贅がここに。
交通:《車》山形自動車道 山形蔵王ICから西蔵王高原ラインを経由し蔵王温泉方面へ約30分、P50台(無料)
《電車》JR山形新幹線 山形駅から蔵王温泉行バスで約40分、
終点蔵王温泉バスターミナル下車※バスターミナルより送迎有(要予約)
チェックin14:00 out10:00
食事:《夕・朝食》レストラン
部屋:全41室
風呂:露天風呂2、内風呂2、足湯、サウナ
泉質:硫黄泉・弱アルカリミネラル泉
料金:2万3,250円〜7万2,750円
〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉1272
☎023(693)1211 FAX023(693)1213
https://www.zao-shikinohotel.jp/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英

※この記事は、旅行新聞新社主催「第51回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2027年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。
2026年9月1日(火) 配信

夏休みにタイ・バンコクを訪れた。真夏に南の暑い国に向かうため、基本はホテルでの休養を旅の主目的とした。
滞在した宿は、チャオプラヤー川沿いに建つロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ。川を挟んだ真正面にアイコンサイアムがあり、日が暮れるとシャンパン色にライトアップされ、客室の大きな窓ガラスから見惚れて過ごした。
バンコクはカフェ・オ・レ色のチャオプラヤー川が個性的であり、象徴的な存在である。行き交う貨物船や観光船など大小さまざまな船を眺めていると、時間の経過を忘れてしまう。
ホテルの敷地内にあるガーデンプールは、緑の木々に囲まれた空間にひっそりとある。朝食後や、どこにも行く予定のない時に利用した。ある時、デッキチェアで寝ていると、足元にわりと大きなトカゲが体を左右に揺らしながら歩いているのを目撃した。飛び上がるほど驚いたが、プール脇の芝生の方へ悠々と歩いていく大トカゲの姿はどこか愛嬌があり、写真を撮りながらゆっくりと後を追った。
¶
バンコクは東京のように地下鉄網が張り巡らされている都市ではない。道路も渋滞する。このため、対岸に渡るときなどは、シェラトンホテルが無料で運航する渡し船を利用したし、カオサン通りやシリラート博物館(死体博物館)などには廉価なボートを利用した。舗道を歩くと、さすがに暑いバンコクだが、チャオプラヤー川を高速で走る簡易ボートは川風と水飛沫を全身で受け、涼しく感じた。
¶
今回の旅は、休養がメインだったが、やはりグルメは外せない身である。
ホテル周辺には、良い雰囲気の個人料理店が多く存在した。昼間に少し観光して客室清掃が終わった頃合いに冷房の効いた部屋に戻る。セブンイレブンで買ったシンハービールとスミノフをベッドの上で飲んでいると深い眠りに陥った。そして夕暮れに目覚めると、わずかに空腹を感じ、熱帯モンスーン独特の気怠さが漂う裏路地を歩きながら、美味そうな店を探す。
パッタイやトムヤムクンの食べ比べや、もち米とマンゴーのデザート「マンゴースティッキーライス」などタイらしい食文化も堪能した。“ピンクのカオマンガイ”で知られる店にも足を伸ばし、扇風機だけの店内で汗を流しながら、その名に恥じぬカオマンガイを味わった。
¶
滞在中、接客も心地よく感じた。バンコクには文字通り“世界中”から観光客が訪れていたが、多くの人が知らず識らずのうちに、この地の虜になり、何度も再訪してしまう魅惑の引力を感じ取った。
たとえば会計が終わり店を出るときに、接客係が両手を合わせて、笑顔でお礼をする仕草に魅了される。道端で行き先を探している素振りに気づくと、「メイ・アイ・ヘルプ・ユー?」と何人かの現地の人に声を掛けられ、懇切丁寧に教えてくれた。
これまでさまざまな国を旅するなかで、歓迎されている雰囲気を感じることもあれば、そうでない場所もあった。
タイは世界中の旅行者から好かれる国であるから、屈指の観光大国の地位にある。タイ人の親しみやすいおもてなしを受けながら、「世界から嫌われる国になってはいけないな」と強く感じた。1人の日本人として、学ぶべきことが多くあった旅だった。
(編集長・増田 剛)
旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。