津田令子の「味のある街」「豆大福」――群林堂(東京都文京区)

2023年6月10日(土) 配信

群林堂の「豆大福」1個210円▽東京都文京区音羽2-1-2▽☎03(3941)8281。

 先日、街歩きの仕事で「ラジオ体操発祥の地」といわれる文京区・大塚公園を訪ねた。ラジオ体操が始まった1928(昭和3)年に開園したこの公園は、春日通り沿いから、ちらっと見える緑の深い公園で分かりやすい。石張りの奥の藤棚とともに露壇(バルコニー)もあり、モダンな雰囲気を漂わせている。

 

 この公園から歩いて10分、有楽町線の護国寺駅5番出口から徒歩1分ほどの場所にあるのが、豆大福で有名な群林堂だ。創業1916(大正5)年。音羽で営業を始め今も行列のできる店として脚光を集めている。この界隈には、真言宗豊山派大本山・護国寺を北にして寺社やお茶の水女子大学をはじめ多くの学校が点在する文教地区だ。

 

 マンションの1階にあるカウンターだけの小さい店には、すでに行列ができていた。看板商品のそれを買うのに20分ほど並び、手に入れる。大通り沿いで日除けも風除けもないので真夏と真冬に並ぶのは結構つらい。ゲットするにはそれなりの覚悟が必要だ。厳しさを少しでも和らげるために扇子と日傘、マフラーと手袋あれば耳あてを持って並ぶことをおすすめする。通りを挟んで斜め向かいには講談社が数軒先には大塚警察があるので、場所はわかりやすい。

 

 ここの「豆大福」は、作家の吉川英治、三島由紀夫、松本清張への手土産として愛用されたと記されている。

 

 つぶ餡を包み込むしっとりもっちりの餅には、富良野産の赤えんどう豆が、ごつごつびっしり埋まっている感じ。餡の甘さは豆の塩分とあいまって心地よい。その日に作ったものは、その日に売り切るというコンセプトを貫き、日持ちは当日限りを誠実に謳っている。

 

 お土産とは別に大抵バラで2個買うことにしている。白い小さな袋に入れてくれるので、そのうちの一つを、家まで待ち切れず30秒でぺろっと食べる。このとき、口の周りの粉を拭き取ることを忘れてはならない。もうひとつは、つぶさないように持ち帰ってお茶のお供に、黒文字なんぞを使ってお上品にじっくり味わう。これが群林堂の豆大福の楽しみ方だ。

(トラベルキャスター)

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

愛知県旅行業協会、藤田雅也会長が再任 国内観光活性化フォーラム注力へ

2023年6月9日(金) 配信

国内観光活性化フォーラムの来場者数の目標は3000人とした

 愛知県旅行業協会(藤田雅也会長、210会員)は6月6日(火)、名鉄グランドホテル(愛知県名古屋市)で2023年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では藤田会長の再任を決めた。今年度は、24年2月に開催する国内観光活性化フォーラムinあいちに注力し、同県への送客を促す。

 藤田会長はコロナ禍でも経営を維持した会員に敬意を表した。全国旅行支援の複雑さについても触れ、「大変だと思うが、すべての物事を前向きに捉えないと、将来が見えてこないだろう」と呼び掛けた。

藤田雅也会長

 来年2月15日(木)に、国内観光活性化フォーラムinあいちを開催することも報告。来場者数は3000人を目指す。さらに、全国旅行業協会(ANTA)会員による同県への送客数の目標は開催後1年間で、10万人を提案することを説明。「暗い雲を取り払い、復活の狼煙を愛知県から上げ、旅行をもう一回盛り立てたい」と力を込めた。

 また、外食産業などさまざまな業界が物価と給料を上げていることから、「安い(ツアーの)値段では給料は上がらない。(価格)相応のサービスを提供するための努力を惜しまないでほしい」と語った。

 来賓の大村秀章愛知県知事は国内観光活性化フォーラムinあいちで全国のANTA会員が集まることに触れ、「秋に新エリアを開業するジブリパークは1日で見られないので、2日以上の滞在や周遊に期待を寄せている。県としてもサポートを講じる」と話した。

大村秀章知事

 また、休みを分散させ、家族で旅行に出掛けてもらおうと、県内の公立学校が、11月27日の愛知県民の日による休日を同日から1週間前まで、任意に設定できるように制度を改定したことを説明。「勤労感謝の日や土日を合わせると3~4連休になる。観光事業者の生産性向上のために、愛知県が率先して休み方改革を行う」と話した。

 ANTAの北敏一副会長は「全国旅行支援で国内の個人旅行が復活した。この先、団体も復活するだろう。共に頑張り、皆様と年の暮れに『良い年だった』と振り返りたい」と話した。

北敏一副会長

 同日には愛知県旅行センター(森川雅史社長、217株主)が株主総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では森川社長の再任を決めた。

 森川社長は国内観光活性化フォーラムの前日に、㈱全旅主催で旅行会社と受入施設によるインバウンド商談会を実施することを報告。「お役立てできるよう、活動していきたい」と語った。

森川雅史社長

 さらに、中小の旅行会社に向けて発売されていないジブリパークの団体入場券について、「全旅クーポンで決済できるよう交渉していく」と語った。

 来賓の㈱全旅の中間幹夫社長はインバウンド商談会について「地域に波及効果をもたらすため、約1000~2500万円を掛けて実施する」と語った。さらに「㈱全旅は今後、インバウンドと地方創生を大きな柱に据える。これに関連した新たな事業を展開し、皆様のお役に立てるようにしていく」と述べた。

中間幹夫社長

 愛旅協・協定会員連盟(三田幸宏会長、128会員)も同日に、21年度定時総会を催した。任期満了に伴う役員改選では三田会長が再選した。

三田幸宏会長

 三田会長は国内観光活性化フォーラムの開催に触れ、「全国から3000人が集まる予定だ。自社をアピールして、集客に努めてほしい」と話した。

 総会後には懇親会が開かれ、盛会裏に終了した。

羽田空港でさくらんぼ&観光フェア 山形県東根市

2023年6月9日(金) 配信

「東根さくらんぼ(佐藤錦)」

 山形県東根市(土田正剛市長)は6月17日(土)・18日(日)に羽田空港第1ターミナルで、日本空港ビルデング、日本航空(JAL)と「山形県東根市さくらんぼ&観光フェア」を開く。同市の魅力を発信し、観光PRや産品の流通促進につなげるのが狙い。

 同市は日本一の生産量を誇るさくらんぼを始め、果樹栽培に適した気候と土壌で桃やブドウ、リンゴ、ラ・フランスなど季節ごとに果物を生産している。

 イベントでは、JAL客室乗務員と東根市職員が観光PRを行い、日本空港ビルデングが東根市特産品を仕入れて販売する。開催は2階のマーケットプレイスで、午前10時から午後6時まで。

スリコがJTBとコラボした旅グッズを販売 6月12日から

2023年6月9日(金) 配信

旅のプロが使いたい旅グッズを商品化

 パルグループホールディングスは6月12日(月)、雑貨ブランド「3COINS」からJTBとコラボレーションしたトラベルグッズを売り出す。JTBで働く「旅のプロ」から実際に旅へ持っていきたいアイテムを聞き取り、商品化した。

 商品は荷物の整理に便利な収納グッズやスマホストラップ、軽量折り畳み傘など36種72アイテムを開発。プロのアイデアとデザインにこだわったという。

 パルグループの公式オンラインストア「PAL CLOSET」では、旅企画を開催する。6月12日(月)からオープンする特設サイトで、アンケートに答えると抽選でJTB旅行券「ナイストリップ」が当たる抽選も実施する。

「めぐる」「たべる」「つかる」 3つの視点で地域の宝探し ふじといにしえのあるまちあるき(藤沢市)

2023年6月9日(金) 配信

藤鑑賞を楽しむ

 神奈川県藤沢市で4月30日(日)、ONSEN・ガストロノミーウォーキングが行われた。

 3回目となる今回は、「ふじといにしえのあるまちあるき」をテーマに、市の花である藤と、鎌倉、江戸時代から残る歴史文化の魅力を楽しめる約7㌔のコースを造成。

白と紫の藤

 参加者は市内で一番長い約130㍍の藤棚がある「引地川親水公園」をスタートし、城郭をイメージした藤棚が2カ所ある「大庭城址公園」や、白と紫の品種が植えられている「白旗神社」などで花を堪能しながら、春のまち歩きを楽しんだ。

藤沢グルメをPR.

 イベントのテーマである藤の花にちなみ、ガストロノミーポイントでは、1923(大正12)年に創業した「古美根菓子舗」の練切「藤の宴」を用意。このほか、各ポイントでは、藤沢市の姉妹都市である長野県松本市の郷土料理の山賊焼きのおにぎりや、かながわブランドに登録されているやまゆり牛の焼き肉などが提供された。

大学生を中心におもてなし

 企画、運営には、藤沢市内にキャンパスがある日本大学、湘南工科大学の学生たちも関わり行われた今回のイベント。参加者からは、「地域の新しいグルメを食べられて、楽しかった」、「参加者とも交流でき、いい思い出ができました」、「スタッフの皆さんの温かさに癒されました」など、過去2回と同じく好評を博した。

 イベントを終え企画、運営にも携わった日本大学の学生は、「準備や開催当日の運営を通じ、さまざまなことを学びました。藤沢にはまだまだ魅力が眠っているので次回も参加したいです」とコメント。

 日本大学生物資源科学部の小島仁志助教は「市内の『藤』の名所が連なるフジロードを土台に、市場や湘南地域の史跡、宿場町エリアの社寺を巡るコースを設定しました。参加された皆様には、『こんな場所があったんだ』というような新しい発見を存分に楽しんでいただけたと思います。また藤の花言葉である『優しさ』と『歓迎』にちなみ、今回は初の試みとして、地元の方々が解説スタッフとなり各ポイントで藤の育成や歴史を紹介するという仕掛けも用意しました。お迎えする地域側の皆様と、参加者の交流もあり、今回も賑わいを創出することはできたのではないでしょうか。藤沢の魅力が今回も多くの皆様に伝わっていましたら幸いです」とイベントを振り返った。

メルシャンのワインも用意

 一方でONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構の溝田祐一郎ディレクターは「藤沢市は、都心から1時間足らずの街の何気ない日常を特別なものにする企画を、地元の方と学生さんたち、年齢層も幅広いのですが、一体となって毎回創り上げられることに感動すら覚えます。まさに産官学、老若男女連携のモデル開催地といえる場所です」とイベントを総括した。

日本旅館協会、9月に秋保で金融懇談会 ふるさと納税決済の普及へ

2023年6月9日(金) 配信

総会のようす。大西会長は「息の長い支援が必要」と訴えた

 日本旅館協会(大西雅之会長、2220会員)は6月8日(木)、東京都内で2023年度通常総会を開いた。今年度は、1月に実施したアンケートで、回答数の約40%が債務超過となっていることや、今年度から返済が始まる過大な有利子負債を抱えていることから、9月7(木)~8日(金)に金融問題への議論を深める「宿泊業界における観光と金融に関する全国懇談会」を実施する。自社ホームページで予約の決済をふるさと納税で行う「ふるさtoらべる」の普及を目指す。

 大西会長は「コロナ禍のダーメジが非常に大きく、短期間では取り戻せない。本当に厳しいのはこれからだ。息の長い支援が欠かせない」と語った。

大西雅之会長

 これを踏まえ、9月7(木)~8日(金)に宮城県・秋保温泉の伝承千年の宿 佐勘で観光と金融に関する全国懇談会を実施する。当日は菅義偉前首相をはじめ、観光庁長官や金融庁長官、中小企業庁長官らが出席する予定だ。業界の金融問題への対応と観光振興の在り方について議論を深めるため、基調講演やパネルディスカッションなどを行う。

 大西会長は「(行政から)この場でしっかりした回答をもらいたい。このため、今年の陳情活動は懇談会に向けて力を入れていく」と話し、より多くの現状を伝えるため、アンケートへの回答を会員に求めた。

 今年度の取り組みとして、6月8日(木)から、丸紅と提携し、予約の決済をふるさと納税で行う「ふるさtoらべる」を本格稼働した。「丸紅から日本旅館協会に歩合の収益が入る。宿が支払うカード決済手数料は無料となる」と説明した。200会員が毎日、同制度を利用して、1万円の宿泊客を1組受け入れた場合、年間で約5千万円を受け取ることができるという。

 大西会長は「これが実現した際には、会費が無料になることも考えられる。ぜひ各会員の宿に導入してほしい」と求めた。

 同日には丸紅企業投資部の奥原総一郎部長代理が「ふるさtoらべる」の説明を行った。

 ふるさと納税は年収に応じた控除上限額まで税控除と返礼品を受けることができる制度。消費者が5万円寄付した場合、4万8千円の税控除を受け、返礼品として1万5000円分の電子クーポンを受け取ることができる。このため2000円を支払うことで、1万5000円分のクーポンが使用可能となる。

 宿泊客はスマートフォンなどを用いてクレジットカードで寄付し、電子クーポンを受け取る。宿泊代精算時に同クーポンを提示することで、宿泊料金の支払いが完了する。

 同制度のクレジットカード決済手数料は無料。旅館・ホテルには寄付額の2・5%の委託料が支払われる。また、接客などの本業を圧迫させないため、寄付方法など説明する専用サイトを開設している。

 奥原氏は「会員登録なしで、約3分で申し込むことができる。お客様には、専用ページから年間控除上限額を確認できるようにした」と導入を促した。

 その後懇親会が開かれ、大西会長は6月7日に成立した改正旅館業法で、感染防止のための宿泊拒否に関する箇所が協力に変わったが、1つの形になったことに言及し、来賓として出席した国会議員や、多くの関係者に謝辞を述べた。

グアム政観、JALと池袋でイベント開催へ グアム旅行をPR

2023年6月9日(金) 配信

JAL グアム線PR ブースで配布予定のステッカー

 グアム政府観光局は6月17日(土)、東京・池袋サンシャインシティで日本航空(JAL)と共同で「GOGO! GUAM SUMMER FIESTA」を開く。ダンスショーなどのステージイベントのほか、グアム旅行相談コーナーや現地企業カウンターなどのPRコーナーも設ける。

 5月下旬の台風で被害を受けたグアムだが、着実に復興が進んでいるという。今回のイベントでは「#Stay Strong Guam」をスローガンに、元気なグアムの姿を発信。9月末まで実施中のサマーキャンペーンもPRし、グラムへの渡航をアピールする。

 JALは7月15日(土)~10月28日(土)まで、成田―グアム線を週4便運航する。イベントではJALグアム線PRブースとして、シート体験やJALなりきり制服体験を実施。参加者全員にステッカーを配布するほか、先着400人にキッズショルダーバッグをプレゼントする。

 イベントは、池袋サンシャインシティ噴水広場で午前10時から午後8時まで行う。

十和田湖の夜空にオリジナルバルーンを 十和田湖湖水まつり

2023年6月9日(金) 配信

”願いを空に届ける”
 青森県・十和田奥入瀬観光機構は7月15日(土)、16日(日)の第58回十和田湖湖水まつりで実施する、オリジナルバルーンランタン作りの参加者を募っている。「バルーンランタン」は、専用のペンを使ってメッセージやイラストなどを書くことができる。各日350個限定。
 
 バルーンランタンには紐が付いているので、打ち上げたあとは回収し、自宅に持ち帰ることができる。同観光機構は「ご家族やご友人、大切な人との夏の思い出に、オリジナルのバルーンランタンを十和田湖の夜空に打ち上げてみませんか」と呼び掛けている。
 
 バルーンはホームページにて、先着順で受け付けている。1個5500円(税込み)。
 

多摩地域の魅力届ける「360°VRツアー」制作(アルファコード・JTB)

2023年6月9日(金)配信

「東京多摩360°VRツアー~自然・スポーツ編~」QRコード

 VR(仮想現実)映像の配信サービスを提供するアルファコード(水野拓宏社長兼CEO)はこのほど、JTB(山北栄二郎社長)と共に、多摩観光推進協議会提供のVR映像を制作した。第1弾として、「東京多摩360°VRツアー~自然・スポーツ編~」「東京多摩360°VRツアー~文化・グルメ編~」の2つを公開している。

 多摩地域の観光コンテンツである自然、文化、遊び、食を360度のVR映像で提供することで、豊かな自然や魅力的な観光資源を効果的に発信し、多摩地域への誘客拡大につなげたい考え。第1弾に引き続き、第2弾も制作中。あわせて、海外旅行客向けの英語版も制作しているという。

「東京多摩360°VRツアー~文化・グルメ編~」QRコード

 また、同VRツアーが設置してある観光施設での運用コスト削減と効果測定を効率的に行うため、アルファコードが開発したVR映像の再生機器「VRider SOLO」を導入した。これにより快適なVRコンテンツ視聴が可能となり、視聴の機会損失や、トラブル発生時の対応教育の運用コストなどの削減を実現する。

 なお、VRider SOLOでは再生されたVRコンテンツの視聴ログを自動収集でき、視聴の時間帯や継続時間などの分析としての活用に期待できる。

今夏は夜のコンテンツを拡充 オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパ

2023年6月9日(金) 配信

ナイトプールは午後10時まで

 オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ(硲啓員総支配人、沖縄県名護市)は 7 月1日(土)〜10 月 31 日(火)まで、「FUN NIGHT@resort」と題し、ナイトタイムコンテンツを拡充する。 ナイトプール遊泳の営業時間を午後10時まで延長。プールサイドバーも11時までオープンし、プールサイドでBBQ やバーメニューなどが楽しめる。

 さらに、7 月 22 日(土)〜8 月 27 日(日)の夏休み期間中は、沖縄での夜を楽しむイベントを多数用意。沖縄の伝統楽器「三線」による迫力のライブを毎日プールサイドで開催するほか、地元の青年会による伝統エイサー演舞や、自然を学ぶ星空観察、子供に人気の昆虫観察など、充実した体験メニューを取りそろえる。また、翌朝の朝食には期間限定で沖縄料理を盛り込んだ「沖縄御膳」を用意する。

  同ホテルは「荷物にならない素敵な思い出を」との想いから、この土地でしか体験できない食・空間・サービス、エンターテインメントの提供を目指している。