10月5日にプロジェクションマッピング開始 FirstLove 初恋ロケ地の「天狗山」とレストラン「小樽バイン」で(北海道中央バス)

2023年10月4日(水) 配信

小樽バインではテーブルにプロジェクションマッピングを投影

 北海道中央バス(二階堂恭仁社長)は10月5日(木)から、プロジェクションマッピングイベントを展開する。

 会場は小樽市内にある同社運営のレストラン「小樽バイン」と、小樽のシンボル「小樽天狗山」。「小樽バイン」は明治時代の銀行をリノベーションしたレストランで、道産ワインと地元産食材を使った料理が楽しめる。

 期間中は、小樽で紡がれた歴史と食をプロジェクションマッピングと一緒に楽しめる「アートディッシュコース」を用意。テーブルには、天狗(猿田彦)の目線で小樽の自然や街並みを作り上げる過程が映し出される。

 料金はランチタイムが5500円、カフェタイム(アフタヌーンティー)5000円、ディナータイムが8000円・1万2000円。事前予約制で、1日5組限定の提供。加えて、店内壁面(ワイン樽装飾)にも約30分間隔で映像を投影する。こちらはレストラン利用者は無料で鑑賞できる。

白地の掛け軸に天狗たちが登場

 一方天狗山では、全国各地から天狗に関する品が集められた資料館「天狗の館」に設置する白紙の掛け軸に、天狗山由来のキャラクターらが登場するプロジェクションマッピングを投影する。

 天狗山は山頂から北海道三大夜景と称される美しい夜景をを楽しめる場所で、Netflix『FirstLove 初恋』のロケ地として最近さらに注目を集めている。

 同社は両会場を周遊する企画として、小樽バインと天狗山2カ所(山頂・山麓)を巡るAR(拡張現実)を活用したスタンプラリー企画も実施する。達成者には、特製ポストカードをプレゼント。

 プロジェクションマッピング、スタンプラリー企画は、11月5日(日)まで。

小豆島「光の祭典」11月7日から エンジェルロードなど島内4カ所で

2023年10月4日(水) 配信

エンジェルロードの演出イメージ

 香川県・小豆島町の小豆島観光協会(会長=堀川満弘・小豆島フェリー社長)とJTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)は11月7日(火)から12月3日(日)まで、島の観光スポットをプロジェクションマッピングで彩る夜間特別イベント「Shodoshima Protopia―進化する島―」を開催する。

 干潮時に現れる海の中の道「エンジェルロード」と、景勝地「寒霞渓」、「道の駅オリーブ公園」、「二十四の瞳映画村」の4カ所で演出を行い、ナイトタイムエコノミーの創出をはかる。

 場所により開催日時が異なり、エンジェルロードは11月7日(火)から30日(木)まで。午後6時から10時まで、砂の道をプロジェクションマッピングで“光の道”に変化させ、来場者が歩くと波紋が広がったりなどの仕掛けを施す。

 寒霞渓は18日(土)までの演出。ロープウェイで展望台に上り、そこからプロジェクションマッピング花火を観賞する。

 オリーブ公園では同園の象徴であるギリシャ風車を光の演出で幻想的に彩る。11月19日(日)から30日(木)の午後6時30分から同8時30分まで。

 二十四の瞳映画村は12月1日(金)から3日(日)の3日間、中村耕一さん(元JAYWALK)や日浦孝則さん(元class)らアーティストによるライブとプロジェクションマッピングのコラボ企画を行う。

 エンジェルロード、寒霞渓、オリーブ公園の来場は2カ所通しチケットが必要で、前売り2000円、当日2500円。小学生未満無料。二十四の瞳映画村は単独で前売り2000円、当日2500円。小学生未満無料。

 なお、イベント期間中、島内の宿泊施設から会場までの送迎バスを運行する。

ぬいぐるみが紅葉シーズンの白河をめぐる おもちトラベル、10月末にツアー実施

2023年10月4日(水) 配信

コアラ添乗員「タピ」が白河を案内する

 ぬいぐるみ専門旅行を企画する、おもちトラベル(合同会社うきうきわくわく運営)は10月29~31日に福島県白河市の紅葉シーズンに合わせて「ぬいぐるみ白河ツアー」を実施する。ぬいぐるみだけが参加できるツアーで、申し込みは10月10日(火)から、先着8組限定。

 日本玩具協会によると、2022年度のぬいぐるみ売上(希望小売価格ベース)は前年度比13・1%増加し、市場規模が拡大している。おもちトラベルによると、推しのぬいぐるみを連れて出掛ける愛好者が急増し、景色などとぬいぐるみを一緒に撮影する「ぬい撮り」を楽しむ人が増加。インスタグラムで「#ぬい撮り」(英語では「#plushiesofinstagram」)を検索すると合計600万件以上も投稿がある一大ジャンルだという。

 こうしたなか、おもちトラベルでは持ち主の手を離れて、まるで生きているかのように旅行やアクティビティを楽しむことをコンセプトにツアーを企画。本場ドイツのテディベアの手法で作られた、オリジナルのコアラのぬいぐるみ「タピ」が添乗員を務める。

 現在まで19ツアーを開催しており、延べ130体のぬいぐるみが参加した。ツアー中は各種SNSでリアルタイムに発信を行い、ツアー実施後のアンケートでは「(自身の)ぬいぐるみの新しい魅力が見られた」「見たことのない景色を見られて楽しかった」など5段階中4.5以上の高評価を獲得。リピート率も90%を超えるという。

 今回は白河観光物産協会の協力のもと、おすすめの紅葉スポット散策やご当地キャラクターとのグリーティングなどを行う予定。参加費は1万1000円(税込)を予定する。

 集合時と解散時の配送はすべて郵送で、返送時に白河のお土産とツアー写真などを同封する。

人気声優の梶裕貴氏と石川由依氏が出演 農泊の魅力発信するアニメ動画を制作(楽天グループ)

2023年10月4日(水) 配信 

楽天はこのほど、農泊の魅力を伝えるオリジナルアニメ動画を制作した

 楽天グループはこのほど、農林水産省が推進している「農泊」の魅力を発信する取り組みの一環として、農水省の農山漁村振興交付金を活用して、楽天トラベル上の特設ページ「のんびり農泊」や公式ユーチューブチャンネルにおいて、オリジナルアニメ動画を公開した。

 同社は、2020年から「農泊」のプロモーションに取り組んでおり、これまで楽天トラベル上で旅行先の提案や、グループの各サービスにおける消費行動分析データをもとにしたプロモーションを通じて、農泊の魅力発信に取り組んできた。

 このほど、おもに若年層への認知向上や利用促進を目的とし、若者に人気の高いアニメキャラクターの声などを担当してきた声優の梶裕貴氏と石川由依氏を起用した、73秒のオリジナル動画を制作した。

「貸切バス運転士の接客教本」 専門コンサルタント監修(観光ビジネスコンサルタンツ)

2023年10月4日(水) 配信

「貸切バス運転士の接客教本」

 観光ビジネスコンサルタンツはこのほど、貸切バス運転士の接客のポイントをまとめた「貸切バス運転士の接客教本」を売り出した。

 この教本では、25年間以上運転士教育に携わってきた専門コンサルタントが内容を監修し、120項目以上を解説する。運転士の「いつもの仕事の流れ」に沿った具体的な接客行動を簡潔に示し、補足や注意点、解説などを加え、接客シーンをイメージしやすい構成にした。

 同社代表の西川丈次氏は、「すべての運転士に期待を持って、教育の機会を増やしていくことで、誰でも着実に成長が見られる。運転士の接客教育に、今以上の力を入れてもらうことで、『地域で選ばれるバス会社』になることができる」とコメントした。

 A4判、247㌻。

 販売価格は5冊セット3万円、10冊セット4万円、20冊セットが5万円。すべて税・送料別。

 また、教本と併せて、貸切バス運転士の教育用講座動画をUSBに収録した「接客研修動画」も販売中。Vol.1では、各20~35分の研修講座を7講座分と、教育担当者・管理職・経営者向けに約30分の特典講座を1講座収録している。

 Vol.2では、さらに各20~50分の研修講座を7講座収録した。

 それぞれ5万5000円。税・送料込み。

 詳細・申し込みは以下のQRコードから。

教本専用ホームページへ

JR九州グループ 手ぶらで列車旅 手荷物を宿に即日配送

2023年10月4日(水) 配信

 九州旅客鉄道(JR九州)グループは9月14日から、駅で預かった手荷物を目的地の宿泊ホテル・旅館へ当日中に届ける配送サービスを開始した。

 まずは博多駅から大分県由布院・別府方面への旅行客を対象に実施する。特急「ゆふいんの森」号などの手荷物解消による混雑緩和と、街なかを巡る手ぶら観光の利便性もはかる。

 同サービスは、博多駅の受付場所で、毎日午前8時30分―10時まで受け付け、当日午後6時までに提携する由布院・別府市内のホテル・旅館に配送する。料金は1個2500円。

 今後は、九州の列車旅の充実を目指し、取り扱い駅の拡大も検討する。

札幌・東京から応援タクシーを派遣 冬季の実証実験「ニセコモデル」立ち上げ 北海道ハイヤー協会など4者

2023年10月3日(火) 配信

中島宏社長(左端)、(左4番目から)片山健也町長、文字一志町長、今井一彦会長

 北海道ハイヤー協会(今井一彦会長、北海道札幌市)、北海道・倶知安町(文字一志町長)、北海道・ニセコ町(片山健也町長)、GO(中島宏社長、東京都港区)はこのほど、ニセコ町における冬季期間のオーバーツーリズムによる交通課題解決に向け、「ニセコモデル」を立ち上げた。

 2023年12月~24年3月までの4カ月間、札幌や東京などその他のエリアからタクシー乗務員25人・車両10台を派遣し、ラストワンマイルの足を確保する実証実験を行う。さまざまな交通モーダルの中でも、駅などの拠点から最終目的地までのラストワンマイルの移動において、個別輸送となるタクシーであれば、観光客だけでなく地域住民の足もサポートできる可能性から、「まずはタクシーでの課題解決を目指す」とした。

 派遣される乗務員の宿泊地や応援車両の営業拠点は、町・観光協会・商工会が協力し、北海道新幹線開業に向けたトンネル工事作業員の従業員寮を活用する。営業拠点では、各乗務員が所属元と遠隔でやり取りすることでスケジュール調整や点呼を実施する。

 また、応援隊車両はニセコエリア内の発着となるタクシーアプリ「GO」からの注文のみで営業する。観光協会や商工会協力のもと、エリア内店舗や交通拠点などでアプリマーケティングを行い、訪日客への「GO」アプリの周知・注文集中を目指す。

 ニセコモデル稼働期間中のエリア内でのアプリ注文において、通常運賃のほか観光手数料として900円を徴収する。

 4者は10月3日(火)、同実証実験に対する調印式を行った。

 4者のコメントは次の通り。


倶知安町・文字町長

「観光客だけではなく地元住民もタクシーを大変頼りにしている。これまで利用していた人が利用できないことや、電話対応もできないほどタクシー事業者が多忙だったことが最大の課題だった」と話し、「今回地域の実状を聞いていただき、皆さんのご尽力のおかげで調印式につながった」


ニセコ町・片山町長

「インバウンドが回復し、観光客だけでなく地元民も移動ができない状況だった。ニセコモデルを通じて、持続可能な観光地になっていけるよう尽力したい」


北海道ハイヤー協会・今井会長

「冬季にお客が殺到するニセコ地区において、交通不全を解消するために始動した。このニセコモデルで、我われタクシーが少しでも役に立てるよう頑張っていきたい」


GO・中島社長

「アプリを通じたDX、ニセコモデルとしての取り組みによって、これまで解決できなかった移動の課題が解消すると考えている。この活動でノウハウを蓄積し、ほかの観光地やエリアでの展開など、取り組みを広げていきたい」

鉄道の日に「福知山鉄道フェスティバル」開く 10月14日

2023年10月3日(火) 配信

鉄道のまち・福知山をアピール

 京都府福知山市は10月14日(土)、福知山鉄道館「フクレル」や福知山駅構内などで「福知山鉄道フェスティバル」を開く。同日の「鉄道の日」にちなみ、10月を記念月間とし、10月9日(月)~29日(日)は鉄道のまちを楽しむ「まち鉄スタンプラリー」を実施する。

 鉄道の日は数量限定で、フクレルでオリジナルグッズ含む商品を税込1000円以上購入すると、丹後くろまつ号チョロQ®(非売品)が、駅南口公園内の販売ブースで「丹鉄オリジナルグッズ」を含み税込1000円以上購入すると、丹後あかまつ号チョロQ®(非売品)をプレゼントする。

 このほか、フクレル入館時レシートの提示で、鉄道模型車両の乗車体験や鉄道模型Nゲージの操作体験などができる。

ジョルダン、堺都心部~美原まで 南海バス乗車券をスマホで

2023年10月3日(火) 配信

リーフレット表紙

 ジョルダン(佐藤俊和社長、東京都新宿区)は9月22日(金)、大阪府堺市、南海バスと協力し、「南海バスSMI美原ライン1日乗車券」をモバイルチケットで売り出した。実証実験の期間である10月2日(月)~12月15日(金)まで、堺都心市部―市域東部を直通で結ぶSMI美原ラインで利用できる。

 これによって、堺都心部と美原をはじめとした市域東部が直通でつながり、移動がよりスムーズになり、鉄道路線との接続も便利になる。また、三井ショッピングパークららぽーと堺や堺市博物館など、計22施設の沿線施設で利用できる特典クーポン付き。

 SMI美原ラインの実証実験は、人流の活性化や公共交通の利用促進などを目的としたもの。堺都心部と美原などの市域東部をつなぐSMI美原ラインの導入に向け、昨年度に引き続き、実証実験を実施している。

 運行時間は午前7時台~午後8時台に、約1時間間隔で運行する。価格は税込で大人800円、子供100円。ジョルダンが運営するアプリ「乗換案内」から、スマートフォンで購入できる。

水上観光の魅力発信ー日本全国船めぐりー 高付加価値商品を提案(最上峡芭蕉ライン観光・山形県戸沢村)

2023年10月3日 (火) 配信

最上川花街舟(イメージ)

 「最上峡芭蕉ライン観光」(山形県・戸沢村)の1番の魅力は船頭さん。鍛え上げた舟唄に加え「なまり」や「ものまね」など、それぞれが得意分野を生かした案内で、乗船客をひきつける。

 近年はグランピング施設の開業や、船内で舞妓の舞を楽しむ団体企画など、「高付加価値商品」の提案に力を入れている。

 グランピング施設「R;MOGAMI(アールモガミ)」は昨冬、舟下りの終点に隣接した地で開業した。客室は全6棟で、ベージュを基調とした空間に、リビングや寝室、浴室、プライベートサウナを配した。キッチンや調理器具、冷蔵庫を自由に使える「セミセルフサービス」を採用。オプションで夕食も依頼できる。

 舟を貸し切り、舞妓の舞と最上川の絶景を堪能――そんな粋な企画が「最上川花街舟」だ。湊町・酒田で活躍する「酒田舞娘」が、この企画のために出張公演してくれる。料金は税込16万円。乗船は最大30人まで。料理・飲料の手配も可。