語り部バスに地元の子供を無料招待 南三陸ホテル観洋

2025年4月1日(火) 配信

語り部バス

 宮城県・南三陸温泉の南三陸ホテル観洋は、地元(気仙沼・本吉地区)の小学生から高校生を対象に、春休み期間の3月24日(月)~4月7日(月)まで「震災を風化させないための語り部バス」を参加無料(事前予約が必要)で運行している。

 同ホテルでは2011年3月に発生した東日本大震災の直後から震災の記憶を風化させないよう、宿泊者らを対象に毎日語り部バス(大人500円、小学生以下250円)を運行、すでに乗車人数は47万人を超えている。

 今回の企画は震災の経験を次世代に伝え、広げ、つなげていくために、地元の子供にとっての良い学びの機会となることを願い実施した。語り部バスは午前8時45分から約1時間、ホテルのスタッフなどが語り部として乗車。震災時のようすを伝えるほか、震災遺構にも立ち寄る。

【特集 No.667】奥出雲多根自然博物館 「暮らせる博物館」プロジェクト

2025年4月1日(火) 配信

 奥出雲多根自然博物館(島根県・奥出雲町)は、旅行新聞新社が取材活動などを通じて見聞きした観光業界の取り組みのなかから、創意工夫の見られるものを独自に選び表彰する「日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2024」(2024年12月1日号発表)の優秀賞を受賞した。同館は「暮らせる博物館」を掲げ、奥出雲の風土や文化、食の魅力などを多彩な切り口で発信する一方、学生のインターンシップの受け入れなど新しい取り組みにも積極的だ。今後の博物館の方向性について、同館の宇田川和義館長に話を聞いた。

【土橋 孝秀】

地方の価値を見直す時代 奥出雲ならではの博物館目指す

 ――博物館の概要を教えてください。

 メガネの全国ブランドで知られるメガネの三城(現パリミキHD)の創業者多根良尾氏が「自分が育った故郷への恩返しと、子供たちの想像力と夢を育みたい」との強い想いを抱かれ、その遺志を継いだ2代目の多根裕詞氏により、1987年、自身の化石コレクションをベースに「宇宙の進化と生命の歴史」をテーマとする自然史博物館を、良尾氏の出生地に建設されました。
 この博物館は人間として生まれた奇跡や、人との出会いの不思議を知ってほしいと、恐竜の実物大骨格標本や古代の生き物の化石など約2千点を展示するほか、研修室や図書室などを備え、子供から大人まで楽しめる博物館となっています。
 現在は3代目の多根幹雄氏が理事長に就任され
「本来の日本の良さが奥出雲にある」「大きな時代の流れの最先端に奥出雲はある」と奥出雲の魅力を生かした地域ミュージアム構想を描かれています。
 日本で唯一、登録博物館に宿泊施設を併設していることから、「泊まれる博物館」として話題になりました。宿泊者限定の「ナイトミュージアム」や探険グッズ、博物館クイズなど子供さんに大人気です。1、2階が博物館、3―5階が客室、6階は展望レストランという構成です。恐竜グッズに装飾された3階の「恐竜ルーム」、奥出雲の風景を楽しむレストランでは土鍋で炊き立てを提供する仁多米が喜ばれています。

 ――昨年、インターンシップの受け入れや出張レストランの開催など新しい取り組みを行いました。

 博物館をさらにブラッシュアップさせようと、島根県観光誘客プロモーターなどを務め、県内外に多くのパイプを持つ、門脇修二氏が専務理事に就任し、昨夏には國學院大學(神奈川県横浜市)の学生3人のインターンシップ受け入れが実現。2週間にわたり博物館業務や宿泊業務に携わってもらいました。終了後のレポートから若者視点の情報などを得ることができ大変良い刺激になりました。
 10月には松江市にある松江栄養調理製菓専門学校と連携し、博物館のレストランで「1日限定出張レストラン」を開催しました。学生が奥出雲の食材を使用したランチメニューを考案・調理し、満席のお客様に提供しました。学生たちにとっても貴重な学びになったと思います。これらの取り組みを通して、将来奥出雲で働こう、仕事をつくっていこう、という志ある人が出てきてくれることを願っています。

 ――宇田川さんは町職員を経て2010年に館長に就任されました。

 就任した当時は、来館者が年間2千人余でしたが、町職員時代にご縁のあった日本宇宙フォーラム(JSF)の間宮馨理事長(当時)に協力を依頼し、まず「夏休み宇宙展」を開催し、期間中1千人余のお客様をお迎えし博物館の活性化を試みました。
 また、ある朝、宿泊のお客様から「そういえば、ここは博物館もあったのですね」と言われ、せっかく奥出雲に来てお泊まりいただいて、せめて博物館を見ていただきたく思い、現理事長に相談しました。そこから「泊まれる博物館」プロジェクトをスタートさせました。そして翌2011年4月、老朽化した施設を全面的にリニューアルし、昼間とは違ったライティングで夜の博物館を楽しんでもらう「ナイトミュージアム」を始めました。

 ――現在は「暮らせる博物館」プロジェクトを進めています。

 「泊まれる博物館」を経て、次に目指すのは「暮らせる博物館」です。かつて、日本古来のたたら製鉄で1千年以上の歴史を持つ奥出雲では、砂鉄採取跡地を棚田に再生し稲作や林業、和牛飼育など、人も自然も共生する資源循環型農業が受け継がれています。19年には中国地方で初めて、日本農業遺産に認定されました。ブランド米に成長した「仁多米」の産地であり、たたら時代の役牛は改良を重ね、肉質の良い奥出雲和牛につながっています。
 せっかく訪れていただき、博物館だけ見て帰られるのはもったいない、ぜひ滞在して奥出雲の持つ魅力を感じてほしいというのが現理事長の思いであり、暮らせる博物館プロジェクトの核心です。
 21年には近接地にある古民家を改修し、1棟貸しの体験交流施設「奥出雲百姓塾」を開設しました。地域の協力者とタッグを組み、宿泊しながら農業体験や奥出雲の食材を使った料理体験などのコンテンツを提供しています。昨春にはプロジェクトの一環で、地元農家と連携して仁多米スーパーブランド米「SAJIRO米」の栽培を始めました。博物館のある佐白地区において、環境が確保された棚田で農薬や除草剤を使わず、地元和牛の完熟堆肥を投入する自然農法栽培のお米です。収穫したものを博物館のレストランで提供しています。
 世界的規模で健康食を普及されたマクロビオティック創始者・故久司道夫氏の故偕子夫人は、奥出雲の出身です。私は偕子夫人の顕彰碑建立委員会のお世話もさせていただきました。そのお弟子さんの高橋美恵さんが偕子夫人の故郷奥出雲の食材を生かした健康食を皆様に紹介したいと、当館のレストランや百姓塾で、現在、「奥出雲のめぐみランチ」と題した料理を提供しています。

 ――町職員時代は「仁多米」のブランド化に取り組んだと聞きました。

 「島根米」として流通されていた仁多米を、販売を区分し「仁多米」としてブランド化し、生産から販売まで一貫体制により、農家所得の向上をはかることが定住対策の基本と当時の岩田一郎町長が考えた施策でした。まず、仁多米を集荷する「仁多郡カントリーエレベーター」を建設し、籾のまま低温貯蔵し、出荷直前の精米によって年中新鮮なお米が産地直送できる態勢を整えました。
 私は町の仁多米振興課長として首都圏の有名スーパーなどを訪ね歩きセールスしたところ、産地や町が責任を持つ本物ということで評価を受け、百貨店や各社のギフトカタログに取り上げられるとともに、産地直送の魅力で個人の通信販売も増え、何とか4年間で希望価格での販路の開拓を達成し、仁多米の知名度と農家の所得向上にもつながりました。
 もう1つはロケ誘致です。04年に奥出雲亀嵩が舞台の松本清張原作「砂の器」のテレビドラマ化(TBS)のときに、当初奥出雲での現地ロケが行われないと聞きました。それは困ると、僭越を顧みず福澤克雄監督に直談判し、さまざまなリスクがあるなかで奥出雲ロケが実現しました。実際のロケの際は役場や町民挙げて迎えました。監督から「日本の原風景がある!」と絶賛していただき、以来、一昨年の「VIVANT」ロケまで6作品、20年以上のお付き合いです。

 ――今後の構想について。

 2031年1月23日に2代目・多根裕詞氏の生誕100年を迎えます。現理事長はそこに向け、30年までに暮らせる博物館プロジェクトの全体構想を具現化し、ある程度施設を整備するという絵を描いています。奥出雲に長期滞在し、自然や文化、歴史を体感することを通じて、違った価値観を認め合うこと、異質な価値観の出会いが新しい可能性を創造することを学べる場所――奥出雲をそういう場所に育てていくというのが未来ストーリーです。テーマは「子供の輝く笑顔と、ご家族の楽しい想い出を育む」です。
 博物館展示施設などもこのテーマに沿った地域と一体となった新しい設備をはかることを検討しています。
 私自身77歳になり、ここまで長くやるとは思っていませんでした。現理事長は海外生活が長く世界を渡り歩いておられます。2代目もそうでした。そうした世界を見ている人が奥出雲の価値を認めてくれています。
 私の役目は初代、2代、現理事長の奥出雲に対する思いを地域の人々に伝えていき、そのなかで地域づくりに全力投球することだと考えています。
 つい先日も千葉県からお越しいただいお客様が1週間滞在してリモートで仕事をされていました。仕事の合間に地域の魅力を体験するというワーケーションも増えています。さまざまな面で奥出雲の魅力を発信していきたいです。

 ――ありがとうございました。

【本紙1952号または4月7日(月)以降日経テレコン21でもお読みいただけます。】

 

〈旅行新聞4月1日号コラム〉――24時間サービスの回転軸 おもてなし精神の根底に「清掃」がある

2025年4月1日(火) 配信

 旅館やホテルでチェックアウトが遅くなったとき、客室の清掃スタッフと廊下で鉢合わすことがある。大半の客室の扉は開放され、丸めたシーツや新しいアメニティを載せたワゴンなどが廊下に散見される。

 「おはようございます」「ありがとうございました」など、すれ違うときにあいさつを交わしながら、エレベーターホールに向かう。「仕事場」となった客室フロアは、前日の塵一つ落ちていない、真新しいページを捲るような張り詰めた雰囲気との違いを感じる。

 午前10時から午後3時までの5時間は、宿の表情が一変する。客室や大浴場の清掃、庭の手入れ、料理の下拵えなど、バックヤード担当のスタッフが大活躍する時間帯だ。

 夕食会場やラウンジなど、宿の公共空間で出会うスタッフは、いわば「表の顔」だ。快適な滞在時間を過ごしてもらうために、ほど良い緊張感と心地良い笑顔で、さまざまな気遣いやおもてなしをしてくれる。

 24時間を円グラフで描くと、フロントや客室係、厨房、清掃、夜警担当などが時間帯によって入れ替わりながら、それぞれが「主役」となって役割を果たし、リレー形式で宿泊客に快適なサービスを提供している。

 宿泊客の目線で見ると、宿における24時間サークルは、チェックインする午後3時が起点(スタート地点)で、チェックアウトの午前10時が終幕(フィナーレ)となる。あとの残りは「次の客が来るまでの準備時間」で、これが毎日回転していると感じてしまいがちだ。

 でも実は午前10時から午後3時の5時間が、24時間高品質なサービスを提供するための最も大切な回転軸なのである。

 宿のおもてなしの軸は清掃にあると思っている。客室に入った瞬間、とてもきれいに清掃されていると「この宿にして良かった」と思う。建物が古くても、心を込めて清掃されていると分かる。客室だけでなく、ラウンジや大浴場、食事会場なども同じで、すべてのおもてなし精神の根底に清掃がある。

¶ 

 最近、宿のおもてなしについてしばしば考える。

 到着早々、宿泊客が聞いてもいないのに、宿の特徴やコンセプト、滞在中の楽しみ方などを説明する宿もある。「客への説明=おもてなし」という体裁を装いながら、自らの宿の価値を、自らの説明によって高めようとする姿勢には共感できない。しゃべり過ぎるバーテンダーのいるバーのようで足が向かない。「我が宿の優れたデザインコンセプトを延々と説明し続けていいのだろうか」と、客の表情や仕草で判断するような「控えめ」さも必要だろう。

 料理のテーブルで炎が上がったり、煙が出たりするサプライズの瞬間を客が見逃さないように、随分前からソワソワしながらお客の後ろにスタッフが張り付いて感動を共にしようとする演出なども、プロの仕事ではない。その瞬間、客はやや大袈裟に喜び、宿を褒め、企画の成功に満足げなスタッフに感謝するしか選択肢はないのだから。 

 しっかりと清掃された客室には「仕事の成果」のみがあり、仕事をした当人はいない。お礼を言いたいのに、その人は風のようにいない。置き土産として精一杯心を込めた「清潔な客室」が客の前に残されている。涙が出そうになる時がある。これこそが究極のおもてなしではないか。

(編集長・増田 剛)

【日本ホテル協会】パレスホテル東京とメトロポリタンエドモントが最優秀賞 社会的貢献へ会長表彰

2025年3月31日(月) 配信

 日本ホテル協会(蔭山秀一会長、230会員)は3月27日(木)、春季通常総会に合わせて、「会員ホテルの社会的貢献に対する会長表彰」の表彰式を行った。最優秀賞は、パレスホテル東京と、ホテルメトロポリタンエドモントが受賞、優秀賞には7ホテルが選ばれた。

 6回目を迎える同表彰には14ホテルから応募があり、表彰委員会(小林節委員長)が取り組みの「新規性・先進性」、「効果・成果」、「継続性・持続性」、「展開性・発展性」、「社会的評価」の5つの観点から、ホテルの規模と取り組みの種類に区分して審査した。

 最優秀賞(総合型・従業員200人以上)を受賞したパレスホテル東京は、心のバリアフリー認定取得をはじめ、グルテンフリー商品の拡充、従業員トイレの非接触自動ドア化、全社員にサステナビリティ研修などを実施。プラスチック削減や、フードロス対策商品の販売なども高く評価された。

 同じく最優秀賞(個別型・従業員200人以上)のホテルメトロポリタンエドモントは、消費者庁や厚生労働省の「食べ残しの持ち帰りに関するガイドライン作成検討会」にホテル事業者の立場として参画し、管理責任の明確化や法的責任、保健所からの指導の明確化などを提言した取り組みが認められた。

 優秀賞を受賞した7ホテルは次の通り。

 SHIROYAMA HOTEL Kagoshima▽ホテルニューオータニ▽芝パークホテル▽南の美ら花ホテルミヤヒラ▽ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイング▽ホテルカデンツァ東京▽ホテルニューオータニ高岡

全国2000カ所のポイントラリー 日本全国ドライブキャンペーン2025実施中

2025年3月31日(月) 配信

9月30日まで実施中

 オートバックスセブン(堀井勇吾社長、東京都江東区)は9月30日(火)まで、ネクスコ東日本エリアトラクトと中日本エクシス、西日本高速道路サービス・ホールディングス、全国道の駅連絡会、日本観光振興協会と連携し、「日本全国ドライブキャンペーン2025」を開催している。ドライブで観光地や地域を盛り上げようと企画したポイントラリーイベントで、全国約2000カ所にスポットを設定した。

 キャンペーンはモビリティライフ情報サービスアプリの「MOBILA(モビラ)」のマップ上に登録された全国各地の「サービスエリア・パーキングエリア」「道の駅」「観光地」約2000カ所のスポットを巡り、ポイントを貯めて応募。ポイント獲得上位者のなかから、抽選で合計40人に旅行券や地域のカタログギフトなどが当たる。また、参加賞として300ポイント以上の獲得で先着1万人にCoke ON®ドリンクチケットをプレゼントする。

 ポイントの獲得方法は、モビラアプリをダウンロードしてマップ上に表示されるスポットを訪れ、画面をタップする。達成状況やポイント獲得数のランキングは全国、エリア別、スポットカテゴリー別にリアルタイムで確認でき、全国の参加者と競いながら楽しめるという。同社は「サービスエリアや道の駅などを経由し観光スポットを巡ったり、ポイント数の高いスポットを目指してドライブ計画を立てたり、おでかけの楽しみが広がります」とアピールしている。

NAA、展望デッキ改修 空港滞在楽しむ新たな価値提供へ

2025年3月31日(月) 配信

展望デッキの芝生エリア

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は4月7日(月)から、第1ターミナルの展望デッキを含む5階エリアの改修工事を実施する。これに伴い、同エリアを全面閉鎖。2026年春のリニューアルオープンを目指す。

 供用再開後には、「日本の文化と精神性を育む豊かな水と四季の移ろい」をテーマに、日本の玄関口である成田空港で滞在を楽しむ新たな価値を提供する。同エリアのうち、展望デッキは、芝生エリアやウッドデッキなどを備えた空間に生まれ変わる。館内には日本らしい畳のスペースのや茶の間を備えたスペースを設置する。

居の間

 なお、5階にあるレストランとショップ、ラウンジは通常通り営業を行う。

【ANA X】人事異動(4月1日付)

2025年3月31日(月) 配信

 

 ANA Xはこのほど、4月1日付の管理職者(部長級)の人事異動を発表した。

                 ◇

 旅行顧客戦略準備室室長(旅行事業推進部部長)森田將裕

 経営戦略部部長(事業開発部部長)金子和靖

 EC事業推進部部長(EC事業推進部副部長)髙橋渉

 ライフバリュー事業部部長 若林慶太郎

 

8月に大曲で「全国花火競技大会」を鑑賞 ジャルパックがツアー販売

2025年3月31日(月) 配信

 

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)はこのほど、秋田県大仙市で8月30日(土)に開かれる「全国花火競技大会」を鑑賞するツアーを売り出した。8月29日(金)出発限定の2泊3日の旅。

 同花火大会は、全国の花火師たちが日本一を目指して競い合う日本最高峰の花火競技大会。毎年約1万8000発が打ち上げられるという。ツアーでは、会場中央から花火が鑑賞できる「デラックステーブル」を用意した。大迫力の作品を間近に鑑賞できる人気の席。ノンアルコールの飲み物のほか、終了後に花火師を称えて振るペンライトをセットにする。

 また、花見大会前には秋田の観光地「角館」を案内。武家屋敷など、風情ある街の観光も楽しめる。

 出発は全国各地の空港から。募集定員は24人で予約は先着順。定員になり次第、販売を終了する。


新年度も「平日に泊まろう!」CP実施 JATA、休暇取得促進の機運醸成を

2025年3月31日(月) 配信

平日に泊まろう!CPロゴ

 日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)は4月1日(火)から、旅行需要の平準化などを目指し、「平日に泊まろう!」キャンペーンを開始する。2024年度から継続して実施する事業で、週末や連休に旅行需要が集中するなか、平日は混雑を避けられ「ゆっくり のんびり」旅が楽しめることを訴求。平日の旅行を考えるきっかけとし、休暇取得促進の機運を醸成するのが狙い。

 CPは年間を4期に分けて実施。JATA会員会社で平日1人1万円以上の宿泊を伴う旅行商品を購入し、旅行した人のなかから抽選で次回の旅行で使える3万円、または1万円のクーポンが当たる。クーポンはそれぞれ20人ずつ用意し、各期40人・計160人にプレゼントする。詳細はキャンペーンサイトへ。

国内旅行推進部の野浪健一部長

 JATAが3月27日(木)に開いた定例会見で、国内旅行推進部の野浪健一部長は国内旅行キャンペーンについて、以前は需要の拡大を主軸にしていたが、24年度から平日旅行を促すものにシフトしたことを報告。「平日の旅行は混雑緩和になり、お客様の満足度も向上する。平日に旅行するきっかけになってほしい」と運動論として位置付けているとした。国を挙げた休暇取得促進や自治体の休み方改革、ラーケーションなどの各種取り組みと連動して進めていく考え。

 野浪部長は24年度のJATA内での効果として、会員各社でチラシ掲示やサイトでのリンク掲載などを行い、意識付けができたことを紹介した。また、自治体が平日の誘客に焦点を充てた取り組みを実施した際に合わせてJATAのCP告知があった例も挙げ、「25年度はこうした事例がもっと増え、うまく連携ができればうれしい」と意気込んだ。

H.I.S.ホテルHD、満天ノ 辻のやで夏会席プラン アフタヌーンティーも用意

2025年3月31日(月) 配信 

「四季会席 夏」
 H.I.S.ホテルホールディングス(澤田秀雄社長、東京都港区)は3月14日(金)から、運営する満天ノ 辻のや(石川県・粟津温泉)で、2024年度調理師関係功労者に対する厚生労働大臣表彰で調理業務功労者を受賞した田中剛総料理長考案の夏の新メニューとして「四季会席 夏」と「夏のアフタヌーンティー」付の宿泊プランを販売している。
 
 「四季会席 夏」は1日50食限定。食前酒に夏みかんカクテル、鱧の南蛮漬けや白身魚のお造里、一口そば、焼イセエビ、ローストビーフサラダ、鮑水貝、しらすの釜飯、デザートにガトーショコラなどを提供する。料金は2食つきで4人1室利用時、1人3万9800円(税・サ込)から。
 
 夏のアフタヌーンティーはケーキやスコーン、プリンのほか、エビの手毬寿司やサーモンのカナッペなどを用意する。利用客はチェックイン前の午後 12時30分または1時から、庭の見える「満天ノ 庭園カフェ」で堪能する。 また、3時チェックイン開始時間まで、庭を散策したり温泉を楽しむことができる。宿泊料金は2食つきで4人1室利用時、1人4万4800円(税・サ込)から。