東京で全国旅気分! 都内アンテナショップを周遊するイベント実施

2024年8月28日(水) 配信

各店舗でアンテナショップガイドブックを配布

 東京都は9月1日(日)から、東京と全国各地の魅力を発信する取り組みの一環として、都内アンテナショップと連携した「アンテナショップスタンプラリー」を開始する。第1弾は10月31日(木)まで。

 スタンプラリーは各店舗を巡り、スタンプを押印して集めたスタンプの数や色によって各賞に応募できる。スマートフォンやアンテナショップガイドブックのいずれかで参加する。

 オンラインで参加できるものとして、全国各地の観光情報などに関するクイズに応えると正解数に応じて応募できる抽選を実施する。

 このほか、インスタグラム投稿イベントも開催。キャンペーン公式アカウントをフォローのうえで、アンテナショップで購入した商品の写真を「#東京で全国旅気分」をつけて投稿すると、抽選で全国各地の特産品が当たる。

 なお、第2弾は2025年1月7日~2月28日に行う予定。

日産や日本旅行など14社、推進委員会を発足 サステナブルな旅を提案(GREEN JOURNEY推進委員会)

2024年8月28日(水) 配信

GREEN JOURNEY推進委員会の参画企業

 日産自動車(日産)と日本旅行が発起人となり、JRグループなど全14社は、環境省(デコ活応援隊)や東北大学と連携して「GREEN JOURNEY(グリーンジャーニー)推進委員会」を8月20日(火)に発足した。産学官連携のもと、CO2排出削減につながる新しいサステナブルな旅の普及に取り組む。第1弾として、熊本県阿蘇市と三重県志摩市の国内旅行ツアーの予約販売を開始。今後、2050年までに国内旅行のCO2排出ネットゼロの実現を目指す。

 旅行・観光産業は、世界のCO2排出量の約1割以上を占め、その大部分が旅行者の移動から発生しているといわれている。このため同業界に対しても、地域の関係人口を増やし、地域の経済・文化においてサステナビリティに貢献していくことが求められてきた。

 そこで、日産と日本旅行が発起人となり、業界の垣根を超えたさまざまな事業者へ協力を要請。全14社が手を組んだ共同体として、GREEN JOURNEY推進委員会の発足に至った。同委員会は産学官連携のもと、国内旅行におけるCO2排出削減や環境保全型アクティビティの開発、参画自治体での関係人口の創出、地域文化の発展に取り組む。

 「GREEN JOURNEY」の旅行商品では、日産の電気自動車(EV)活用やサステナブルなグルメ、環境にやさしいアクティビティなどを盛り込んだ。LINEアプリを用いたスタンプラリ―機能や特別プログラムなどの新たな旅行体験も提供する。

 同委員会の立ち上げは日産と日本旅行に加え、JRグループの7社(北海道旅客鉄道、東日本旅客鉄道、東海旅客鉄道、西日本旅客鉄道、四国旅客鉄道、九州旅客鉄道、日本貨物鉄道)、地球の歩き方、おてつたび、TBWA HAKUHODO、Earth hacks、日本ジオパークネットワークの全14社。今後は1次交通事業者や再生可能エネルギー事業者などの多種多様な企業や団体の賛同を募り、2033年までに全国200エリアで「GREEN JOURNEY」の旅行商品を展開し、延べ利用者数1000万人の達成を目指す。

日本旅行の小谷野悦光社長

 8月20日(火)に東京都内で行われた発表会見で、日産の神田昌明常務執行役員は「EVによる地域の課題解決に取り組んできたなかで、観光産業に着目した」と経緯を説明。日本旅行の小谷野悦光社長は「サステナブルな旅行のスタンダード化を実現するため」との考えを示した。

熊本阿蘇、伊勢志摩 ツアー第1弾を発売

 同日、ツアー第1弾として熊本県阿蘇市と三重県志摩市と連携した「GREEN JOURNEY熊本阿蘇」「GREEN JOURNEY伊勢志摩」を売り出した。

 「熊本阿蘇」では、阿蘇の雄大な大草原をe-BIKEで走行する体験や、地域の食材を使った伝統料理を堪能できるオプショナルプランを用意。「伊勢志摩」は、リアス海岸が特徴的な英虞湾の絶景を眺めたり、伝統的な漁業や海女文化に触れたりするオプショナルプランを用意する。予約販売は日本旅行の各店舗や予約特設サイトから。

神奈川・江ノ電と京都・嵐電が特別車両の運行開始 姉妹提携15周年記念で

2024年8月28日(水) 配信

江ノ電・嵐電姉妹提携号 外観イメージ

 江ノ島電鉄(黒田聡社長、神奈川県藤沢市)と京福電気鉄道(大塚憲郎社長、京都府京都市)はこのほど、2009年に両社が提携した「江ノ電・嵐電姉妹提携」が15周年を迎えることを記念し、特別車両の運行を開始する。

 江ノ電では9月4日(水)から、車体を嵐電カラーにラッピングした「江ノ電『江ノ電・嵐電 姉妹提携号』」を江ノ島電鉄線で運行する。同日は運行開始記念として、鎌倉駅コンコースで午前10時から正午まで記念入場券や姉妹提携15周年グッズなどを販売する。マスコットキャラクターの「えのん」「あらん」も登場する。記念入場券は江ノ島駅など通常の窓口でも朝から販売を始める。

既存の嵐電「江ノ電号」(モボ631形631号車)

 嵐電は9月7日(土)から、車体を江ノ電カラーに塗装した「嵐電『江ノ電号』」の2両目を嵐山線で運行を開始する。嵐電では09年の提携当初から「江ノ電号」を運行しており、今回新たに車両を追加する。同日は、現江ノ電号と新江ノ電号の記念撮影会や、「えのん」「あらん」と一緒に貸切運行イベントなどを実施する。

 □江ノ電・嵐電姉妹提携15周年記念事業

 両社は09年10月14日の鉄道の日に、翌年に江ノ電全線開通100周年、嵐電開業100周年を控えるなか姉妹提携を締結。相互PRやイベントを共催するなど交流してきた。今年3月から15周年を記念し、お互いの沿線の自然環境・文化遺産などの魅力をさらに深掘りし、持続可能な観光スタイルを実現しながら鎌倉・京都のさらなる魅力アップにつながるよう、姉妹提携15周年記念共同PR事業「あたらしいコトみつけよう」を開始している。

関空が9月4日に開港30周年記念イベント 国内航空会社5社と合同で見送り

2024年8月28日(水) 配信

地上スタッフが横断幕を掲げる

 関西国際空港(KIX)は9月4日(水)に、開港30周年を記念したイベントを実施する。関空に就航している国内航空会社5社の地上スタッフによる合同見送りイベントなどを行う。

 「就航5社による合同お見送りイベント」は、各対象便の駐機スポットで航空会社各社の地上スタッフと関空の運営会社、関西エアポートのスタッフが横断幕を使用して、各社出発便を合同で見送る。参加便は日本航空(JAL)の午前9:10発・札幌行と全日本空輸(ANA)10:10発の那覇行、Peach Aviationの11:15発・奄美行、ジェットスター・ジャパン午後1:15発の成田行、スターフライヤー2:15発の羽田行。

 また、関西エアポートグループ社員などが午前10:30から午後4時まで、関空各所で「30周年記念そらやんステッカー」などを配布する。記念品は先着順でなくなり次第終了する。

九州産交リテール、熊本商業⾼等学校とどら焼き共同開発 10~20代新たな顧客層増加目的に

2024年8月27日(火) 配信

⼭都町の⻘き原⽯ 有機ブルーベリーぐっどら焼き

 九州産交グループの九州産交リテール(松原靖社長、熊本県熊本市)は10月31日(木)まで、どら焼き専門店「どらがしあんあん」(熊本県熊本市)で、熊本県⽴熊本商業⾼等学校の⽣徒と共同で商品開発を⾏い、⼭都町の有機農業で栽培されたブルーベリーを使⽤した限定商品「⼭都町の⻘き原⽯ 有機ブルーベリーぐっどら焼き」を販売している。

 今回は、10~20代の新たな顧客層を増やすことを目的として、同高校とタッグを組んだ。商品開発をはじめ、商品名や写真、ポスターデザインは同高校の生徒が制作した。

 今回のどら焼きは、⽩あんとブルーベリージャムをクリームチーズで包むことで、濃厚な⽢さの中に、さっぱりとした爽やかさを感じることができるという。値段は1個350円(税込)。県内の中学⽣から⼤学⽣は学生証の呈⽰で1個300円となる。

23・1%増の619億9700万円を要求 新事業に宿の事業再生支援や、免税店モデル実証(25年度観光庁予算概算要求)

2024年8月27日(火) 配信 

概算要求総括表(観光庁資料より編集部が作成)

 観光庁は2025年度予算の概算要求で、前年度予算比23・1%増となる619億9700万円を求めた。このうち、一般会計は149億9700万円となり、このなかに、22年度第2次補正予算で措置した国庫債務負担行為の歳出化予算30億円が含まれる。東北の復興枠では、前年度予算と同数の7億6500万円を求めた。

 国際旅客税(出国税)充当する項目には、同17%増の470億円を要求。

 25年度予算要求は、前年に引き続き、「持続可能な観光地域づくり」「地方を中心としたインバウンド誘客」「国内交流拡大」を3本柱に置いた。

 「持続可能な観光地域づくり」全体では66億9600万円、「地方を中心としたインバウンド誘客」全体では63億4700万円、「国内交流拡大」では11億5000万円をそれぞれ求めた。

 観光庁は、「観光は我が国の成長戦略の柱であり、地域活性の切り札」だとして、持続可能なあり方で、戦略的に各事業に取り組む考え。

 新規事業は、宿と経営ファンドなどとのマッチング事業で、宿の立て直しをはかる「観光産業再生促進事業」に3億円、税制改正の制度変更に伴い、小売店免税店化のモデル実証事業などを行う「地方部における新消費税免税店モデル構築等事業」に5000万円を要求した。

 「観光産業再生促進事業」は、コロナ禍で増加した債務の返済に行き詰まり、今後倒産・廃業に至る宿泊事業者が増加するおそれがあることから、債務を抱えつつも再生能力があると見込まれる宿泊事業者に対し、宿泊業における経営能力を強化する観点から、事業再生の後押しをはかる。

 具体的には、再生ファンド・中小企業活性化協議会などが金融の観点から再生可能性の判断や資金支援、再生計画策定支援などを行い、宿泊事業の運営改善をはかるための取り組みを促進する。宿泊事業専門のコンサル事業者の派遣を通じた運営プランの充実化や、宿泊業の運営に精通した事業者とのマッチングを行う。

 「地方部における新消費税免税店モデル構築等事業」は、訪日旅行者が増加するなかで、地方誘客と高付加価値化による消費拡大を促進することが重要とし、「買い物による消費」を免税制度で後押しする事業。

 25年度税制改正において、制度変更が行われるなか、制度変更後の円滑な運用を通じたさらなる消費拡大を目指すため、小売店が免税店化するうえであらかじめ課題を整理する必要がある。

 24年度税制改正で「出国時に税関において持ち出しが確認された場合に免税販売が成立する制度」に移行することとされたことを受けて、観光庁では、「消耗品の特殊包装の廃止」「消耗品の上限額の撤廃」「免税対象となる『通常生活の用に供する物品かどうか』を免税店での判断を不要にする」──などを要望した。

 これに関連し、同事業では、地方部で工芸品・特産品などの高単価商品を販売する小売店を中心に、免税店化のモデル実証事業を行い、得られた知見を周知する。

 このほか、「観光地・観光産業におけるユニバーサルツーリズムの創出事業」には、同825・9%増の50億円を要求した。幅広い人へストレスフリーな宿泊環境を整備することで、需要の平準化や新たな交流市場拡大を進め、観光産業の収益性の向上をはかる目的。

 施設改修や災害対応に関わる設備導入などに掛かる改修費の補助や、高齢者・障害者などに応じた旅行商品造成にかかるモデルツアーを実施する。

チームラボ ボタニカルガーデン 大阪、8月29日から新作展示

2024年8月27日(火) 配信

チームラボ《Walk,Walk,Walk – 二次林》©チームラボ ※参考画像

 チームラボ(東京都千代田区)は8月29日(木)、大阪府大阪市の長居植物園に常設している夜の野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」で、新しい展示作品《Walk,Walk,Walk – 二次林》を公開する。

 コンピュータプログラミングによってリアルタイムで描かれる多様な肖像群が、森の木々のなかを歩き続ける作品。「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という禅の言葉のように、登場人物がいろいろな出来事に対峙しながら終わりなく歩き続けるという。

 野外ミュージアムの営業時間はシーズンによって異なる。入場料は価格変動制を導入し、大人(高校生以上)1800円から、小・中学生500円から。

東京おもちゃショー、5年ぶりに「ステージショー」復活 コロフェスも併催(8月31日・9月1日)

2024年8月27日(火) 配信

親子で楽しもう!

 日本玩具協会(前田道裕会長、東京都墨田区)が主催する国内最大規模のおもちゃ見本市「東京おもちゃショー2024パブリックデー」が8月31日(土)、9月1日(日)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる。5年ぶりに、同見本市の名物であるキャラクターショーの「ステージショー」が復活する。中学生以下は入場無料。主催者は「夏休み最後の1日を親子で楽しんで」とアピールしている。

 見本市には国内外のおもちゃメーカーや文具メーカーなどが多数出展し、各ブースでそれぞれのイベントや体験を提供する。また、会場内アトリウム特設ステージでの「ステージショー」は両日異なるショーを展開。8月31日には、ハローキティやスーパーヒーロー、シンカリオンなどが登場する。9月1日には、ぷりきゅあやウルトラマン、リカちゃんなどがショーを披露する。主催者イベントとして、スタンプラリーやアプリで参加する抽選会なども用意する。

 さらに、会場内では小学館のコロコロ編集部が主催するゲームとホビーの祭典「コロコロ魂フェスティバル」を併催。コロフェスによるステージショーも展開する。中学生以下の来場者には、入場ゲートでデュエル・マスターズ「スタートWINコロコロデッキ 超霊の邪魂」やレゴ®マインクラフト「鍾乳洞ミニセット」、「ポケモンフレンダ」たんけんスタートセットなど盛りだくさんのおみやげをプレゼントする。配布は予定数量がなくなり次第終了。

 入場チケットは高校生以上1800円(デジタル商品券「こども商品券e-Gift」300円分含む)で、オンライン販売のみ。

アクティビティジャパン、体験商品を毎月10人無料に 12月31日(火)までCP実施中

2024年8月27(火) 配信

CPのイメージ

 アクティビティジャパン(小川雄司COO、東京都新宿区)は12月31日(火)まで、毎月先着10人に体験商品が無料となる割引クーポンをプレゼントする「いくぞ、わかやま!アクティビティ体験プレゼントキャンペーン」を行っている。

 同社は2021年度から、和歌山県と県への誘客促進と観光消費額の増加をはかる「和歌山アウトドア・フィールド魅力発信事業」に取り組んでいる。今年度は、より多くの人に和歌山県へ訪れてもらおうと、同CPの実施を決めた。

 割引を適用できる商品は、「わかやま ほんまもん遊び」特集ページに掲載中のプランと県内の体験商品。参加対象者は、アクティビティジャパンを利用している人。キャンペーン特設ページ内にある和歌山県に関する4本の動画を順番に視聴し、表示された4つのキーワードを組み合わせることで「割引クーポン」を取得することができる。なお、割引額の上限額は、予約1件につき1万円(税込)。

10月下旬からファンタジースプリングスの特別塗装機を就航 JAL×オリエンタルランド

2024年8月27日(火) 配信

特別塗装機イメージ©Disney

 日本航空(JAL、鳥取三津子社長、東京都品川区)とオリエンタルランド(吉田謙次社長兼COO、千葉県浦安市)は10月下旬から、6月に開業した東京ディズニーシー8つ目のテーマポート「ファンタジースプリングス」をテーマにした特別塗装機「JAL Fantastic Journey Express」(ボーイング767₋300ER型機)を期間限定で、国内線に就航する。2001年に両社のタイアップが実現してから今回で6回目。

 「ファンタジースプリングス」はディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」を題材とした3つのエリアと「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」からなる、世界で唯一のテーマポート。

 今回の機体では、アレンデール城やラプンツェルの塔、フック船長のジョリー・ロジャー号など、それぞれのエリアの象徴的な場所を背景に、アナやエルサ、ラプンツェル、ピーターパンが描かれ、魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界を表現した機体に仕上げるという。機内でもヘッドレストカバーや紙コップなどに特別なデザインを施す。

 就航期間は10月下旬から11月までの予定。具体的な就航路線や便名は運航前日の夕方にJALWebサイトで公開する。