消費意欲好転の兆し 「若者の〇〇離れ」歯止めか 三菱総研mif

2017年10月21日(土) 配信

小川歌織氏

 三菱総合研究所はこのほど、2017年の「生活者市場予測システム:mif(ミフ)」調査の速報を発表。雇用環境の改善などで生活者の気分は上向き、消費マインドに好転の兆しがあるとした。今回は、20代の消費意欲の向上が顕著に現れた。昨今叫ばれていた「若者の○○離れ」に歯止めがかかる勢いもある。旅行消費にも意欲をみせており、とくに海外旅行は年1回以上旅行する人の割合が全体で11・5%なのに対し、20代は14・2%と上回った。

【飯塚 小牧】

 調査の説明を行ったエム・アール・アイリサーチアソシエイツのアナリスト、小川歌織氏は、16年までは「財布の紐は固い」「若者のモノ離れが進む」「変化から安定へ」などキーワードが暗い傾向にあったと紹介。それが17年は一転し、「雇用環境の改善などで消費者の気分が上向き始めた」と述べた。

 消費支出の項目をみると、教養娯楽費や交際費、衣類履物費が16年より上昇。これらは消費抑制時には節約対象となるもので、この項目の支出が伸びているということは節約志向が緩んだと考えられる。

 前年と比較した「暮らし向き向上感」は「向上している」が前年比2・2ポイント増の10・6%となり、「低下している」は3・5ポイント減の21・1%となった。

 今後の暮らし向きについては「良くなっていく」が2・2ポイント増の12・8%、「同じようなもの」は2ポイント増で52・1%。「悪くなっていく」は3・3ポイント減の25・9%。とくに20代は「良くなっていく」が21・3%、「悪くなっていく」が15・0%と、年代のなかで唯一「良くなっていく」の方が上回った。

 経済的ゆとりの実感に対しては、「かなりゆとりがある」「ゆとりがある」の合計が2・1ポイント増の23・8%となり、ゆとりを感じる人が増加した。

 こうした背景について小川氏は、日本経済新聞のデータから17年4―6月期は金融業を除いた上場企業の約7割で純利益が増加していることを提示。これにより、人手不足は正社員にまでおよび、パートを含む有効求人倍率がバブル期より高い数字となったことが好要因だと分析した。

 また、さまざまな分野で危惧されていた「若者の○○離れ」についても、結婚やモノ、旅行などの項目で上昇傾向にあることを紹介した。結婚は5年以内の結婚予想が20代で5・8ポイント増の36・2%、交際相手の有無は4・8ポイント増の30・5%と大幅に増加。「東日本大震災後に『絆』がキーワードになったが、その11年の数値を超えているのが特徴」という。

海外、国内旅行とも上昇

 旅行については、20代で年1回以上行く人の合計が海外旅行は3・3ポイント増の14・2%、国内旅行(宿泊)が5・5ポイント増の56・0%、国内旅行(日帰り)が4・7ポイント増の56・5%といずれも上昇。全体も同様に伸びてはいるが、増加率は20代が大きかった。

 コト消費についても、「友人・知人とわくわくする体験をしたい」「おもてなしなど特別なサービスを体験したい」などが全世代別で最も高く、20代が余暇活動の牽引役になると予測した。

 若者を中心に消費マインドが上向く一方で、長期的な不安感は根強く残っている。日本の向かっている方向を「良い」とする割合は10%程度で14年から横ばい状態だ。将来の生活への不安は「とても不安」が19・2%、「不安」が40・4%。小川氏は「『とても不安』の割合は11年の東日本大震災後と同程度になっており、看過できない重い結果」とし、中長期的な手立てが不可欠だと指摘した。

 

「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(10月号)巻頭言」

2017年10月21日(土) 配信

http://zoomjapon.info

 今月号は、日本のパン食の特集です。戦後から日本に根づいたパン文化は、今も多様に変化しています。フランスの老舗パン屋の進出や、日本のパン消費の7割を占めるという日本特有の食パンの高級志向の高まりなど、近年のパン事情について多角的に取材しました。グルメページでも、京都とパンの深いつながりにスポットを当てました。文化欄では、昨今の日本のテレビや雑誌に見られる「日本スゴイ」現象を分析。旅行ページのレポートは、外国人に人気の安芸の宮島。地元の人たちが太鼓判を押すご当地グルメを紹介しています。

【特集】「パンづくし」

食パン専門店「Centre The Bakery」はパリのマレ地区に出店予定だという

 日本といえば、お米の国というイメージが強いが、現在、パン食は米食に迫る勢いだ。織田信長もパンを食したという記録があるが、パンの業界紙「パンニュース」代表の矢口和雄氏によると、全国的にパン食が拡がったきっかけは、1950年代の食糧難とそれに伴うアメリカからの大量の小麦の輸入だという。以降、小さいころからパン食に慣れ親しんだ第1次ベビーブーム世代が、今でもその人気を支えている。また統計によると、女子高生の7割以上は米より低カロリーという理由で、朝食にパンを選んでいるという。一般的にも、伝統的な日本の朝ご飯を準備するよりも、トーストのほうが時間を短縮できるという忙しい現代社会ならではの事情もあり、パンの消費量は伸び続けている。コンビニやスーパーの他にその需要を支えるのは、全国にある数千のパン専門店。しかし、 実際に国内で消費されているパンの7割は食パンだという。矢口氏曰く、「この日本独自の食パンの柔らかさは、お米や餅菓子に通じ、その食感が日本人にとって親しみやすい」そうだ。こうした傾向を反映したパンの製造について、自動機会社「レオン」の製パン工場と、銀座の食パン専門店「Centre The Bakery」で話を聞いた。また、パリで修業を積み、東京でフランス伝統の味を売るパン職人や、日本に進出したフランスのパン屋の存在にも着目。多様に進化する日本のパンの伸び代は大きい。

〈ZOOM・JAPON 編集部発 最新レポート〉人気の日本酒イベント

エッフェル塔の目の前の会場には一般のフランス人も多く訪れた

10月7日から9日まで、今年で4回目を迎えたサロン・デュ・サケが開催されました。このイベントは、フランスやヨーロッパにおける日本酒マーケットの拡大を目的とした展示会。対象は主に現地のレストランやショップですが、一般客も有料で入場可能。期間中は、約450種に及ぶ日本酒や日本のビールの試飲と並行して、すでに日本酒を取り入れているフランス料理のシェフやソムリエ、パティシエの講演会やワークショップなども開催されました。日本からは鳥取県や広島県のほか、酒造メーカーや酒蔵も参加。毎年勢いを増すこのイベント、来年もさらに期待できそうです。

クロード・ルブラン編集長

 

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旬刊旅行新聞 編集部〉

 

 

 

 

 

オリジナルの特典付き 18年版「ピンクリボンのお宿」冊子

2017年10月21日(土) 配信

「ピンクリボンのお宿ネットワーク」冊子

 「ピンクリボンのお宿ネットワーク」(畠ひで子会長、事務局=旅行新聞新社)は10月1日、加盟する宿泊施設のお風呂情報などをまとめたフリーペーパー「2018年版ピンクリボンのお宿」を発行した。目的は、さまざまな方にお風呂を楽しんでもらうこと。宿紹介のほか、オリジナル特典クーポンも付く。全国の医療施設といった法人ほか、個人への発送も無料で行う。

 「入浴着をレンタルできる」や、「大浴場の洗い場に間仕切りがある」など、乳がん患者・体験者が求めるお風呂情報を網羅。禁煙ルームや食事への配慮を求める声にも、細かく対応する。

 A5判フルカラー84ページ。ハンドバックにも入りやすいコンパクトな仕様となっている。発行部数は10万部。

 冊子申込は、公式Webサイトでも受付中。宿検索や、特典クーポンの発行も可能だ。

 問い合わせ=ピンクリボンのお宿ネットワーク事務局(旅行新聞新社内) 電話:03(3834)2718。

魅力ある島しょへ 「二人三脚で進める」 しまぽ通貨

2017年10月21日(土) 配信

スタンプをスマホの画面に押すだけで、簡単に決済

 東京都はこのほど、東京の島しょ11島で使える「しまぽ通貨」サービスを始めた。7千円分購入すると、3千円分のプレミアムが付き、計1万円分となる。利用者側も事業者側も簡単に決済を行うことができる。伊豆諸島・小笠原諸島は1978年のピーク時から、観光客は3割程度まで落ち込んでいる。東京の魅力ある島しょ地域へ訪れてもらう「きっかけ作り」の取り組みを、東京都産業労働局観光部観光施策担当課長の齋藤順氏に聞いた。

【平綿 裕一】

齋藤順課長

 ――しまぽ通貨について教えてください。

 これまで東京の島しょ地域で行っていた「東京島めぐりPASSPORT(しまぽ)」を電子化し、電子通貨機能を追加したかたちです。7千円分購入すると、3千円分プレミアムが付与され、1万円分として使えます。30%分のプレミアムが付いた旅行商品券と考えてもらえればいいと思います。利用できる地域は①大島②利島③新島④式根島⑤神津島⑥三宅島⑦御蔵島⑧八丈島⑨青ヶ島⑩父島⑪母島――の計11島です。

 事業開始時の加盟事業者数は156事業者。現在も増えており、当初想定していた200事業者を超える勢いです。

 加盟店にスタンプを配布して、それをスマートフォン画面の上に押すだけで、簡単に決済ができます。

 ――利用者と島の事業者のメリットは。

 3千円のプレミアが付くことと、多額の現金を持ち歩く必要がなくなることがポイントです。また、しまぽのスタンプラリー機能も電子化しているので、併せて利用できます。スタンプを集めれば、記念品贈呈や、プレゼント抽選に応募することができます。

 事業者はプレミアムが付くことで、島に来たことが無い人を誘客できる点です。電子決済はこれまでにない仕組みなので、使いづらいと感じられるかもしれませんが、新たな顧客層を掘り起こせます。同様のサービスは、長崎県で導入済みですが、日本では2番目の導入です。利用者への訴求の点で新鮮味が増すと思っています。

 一方で、宿泊して長く滞在してもらい、島での消費促進も狙っています。7千円分は宿泊施設で、3千円分は宿泊に加えて土産や飲食などにも利用できます。

 加えて決済額は1千円単位からとなります。この部分はデメリットのようですが、500円のお土産に、プラス500円分をセットして1千円にするなど、工夫をしてもらい、消費単価を上げることも可能です。

 このほか旅行会社と、「しまぽ通貨ツアー」をタイアップツアーとして設定しています。1泊1万円以上の旅行商品を申し込んだ旅行者に対し、3千円分の割り引きをします。お得感を出し集客力を上げることで、観光客と消費額の増加を見込めます。

 ――電子決済で顧客・動態などのデータを入手できると思いますが、活用方法は。

 登録時に、性別や年齢、在住地などの利用データを取得できます。顧客属性にある傾向が出れば重点的に攻め、逆に弱い部分があれば、新たな取り組みを考える際の参考資料になります。ここで得られるデータは、さまざまな事業で活用していく予定です。

 ――インバウンド対応は。

 今回は対応していません。日本人が対象です。

 外国人旅行者に対しては「まずは東京の島を知ってもらいたい」という思いがあります。現状では、東京に島の認知度が十分でないと感じています。

 今回のようなインフラを作ったとしても、実際に訪れるまで辿りつかない可能性があります。まず認知を高めることが、今は大事だと思っています。

 ――東京の島しょ地域の観光課題はありますか。

 伊豆諸島・小笠原諸島の観光客の推移は、1973(昭和48)年のピーク時に比べ、2015年は3割程度の45万人まで落ち込んでいます。とにかく、観光客数の減少を食い止め、上向きに持ち直したいと考えています。

 ――観光における東京の島しょ地域活性化の方向性などは。

 今回のサービスも含めて、旅行者に訪れてもらう「きっかけ作り」は我われでもできます。ここから先の部分、「実際に来た人が満足してもらえるか」は、島の人達に考えていただく必要があります。

 しまぽ通貨で東京の11の島を巡ることが可能です。旅行者から「あの島が良かったよね」といった声が聞こえてくれば、「じゃあ私たちもやってみよう」と、各島で競い合うこともあると思います。競争が生まれれば、観光地としての質の向上にもつながるはずです。

 そこで我われは、地域のインフラをはじめ環境整備を支援する補助金や、観光協会などの地域が主体的に取り組む観光まちづくりを支援するアドバイザーを派遣などして、ハード・ソフト両面で支援していく体制を整えています。

 今後は東京の島の「強み」を創出して、いかに認知させるかも大事なことです。さらにより気軽に訪れてもらえるような取り組みと、受入環境の整備も必要です。この「認知」「きっかけ作り」「受入環境整備」の3つがセットにならないと、満足度向上にはつながってはいきません。

 「東京都だけ」「島の人たちだけ」ではなく、「一緒になって、二人三脚で進めていく」ことが重要です。東京の島を旅行先として選んでもらうために、今回のしまぽ通貨のような新たな事業を、さらに展開していきたいと考えています。

 ――ありがとうございました。

「島川崇の観光・日本再生の道 第79回」亡国の英語重視

2017年10月21日(土) 配信

熱意や専門知識よりも、英語偏重が進む大学教育

 先月、英語重視で人材採用した結果、自己中心的な人材が多くなり、結果的に短期で退職する割合が増加したのではないかとの問題提起をして、大きな反響を呼んだ。発行前はもっと反発が多いかなと覚悟していたのだが、予想に反してその視点に対しての共感を多くいただき、逆の意味で驚いている。

 経済界からの強い要請で、いま大学は専門科目も英語で教えろという文部科学省からの圧力が日増しに強くなってきた。それがいまおかしな方向に進み始めている。私の勤めている東洋大学では、教員採用の際、模擬講義を課すのだが、それを英語でやれとの指令が来た。

 実際やってみると、学生に対して一生懸命対応してくれる先生よりも、こなれた英語を使いこなす先生のほうがどうしても点数が高くなってしまう。また、文科省に報告するポイントになっているようなのだが、外国人教員の比率を高めよとの圧力も強くなっており、外国人が有利な状況ができつつある。こんなことでは真に学生に対して親身になって対応する教員が採用できないので、私は学科長という立場にありながらその大きな流れにできる限りの抵抗を試みている。

 他の大学の話だが、同じように英語での専門科目の講義を求められたことに対して、経済学の分野なのに、経済学部を卒業しただけで、経済学の学術業績が何もない教員で英語だけがペラペラな人が採用されたそうである。これが名の通ったまともな大学で起こっていることである。

 もうこうなったら大学は語学学校扱いである。

 大学がこんな状態で、しかも英語さえできたら簡単に入学できてしまう入試があるもんだから、高校側も、数学や理科はそっちのけで、英語ばかりをやってくる学校が増えてきた。かつてはそれでも英語の点数が努力の尺度になっていたが、高校3年間、場合によっては中高一貫6年間を英語ばかりに費やして、英語はペラペラになったが、中身もペラペラでスカスカという学生がここ最近増えてきた。英語のスコアが努力を測る尺度にならなくなってきた。

 また、留学も昔は相当な覚悟を持って渡航していたものだが、いまは楽して英語のスコアを上げたいから留学を希望する学生ばかりになってきた。渡航しても日本人が現地でコーディネートをしてくれる。なにも不自由なく留学することができる。 

 こんな中身がなくて英語だけが話せる人材を採用していたのでは、すぐ辞めて当然。この業界が発展するわけがない。

 苦手なことからも逃げず、分からないことにも自分の持つ知識を総動員して食らいついていくといった気概は、こんな現代の英語教育からは身につくはずもない。

(東洋大学国際観光学科長・教授 島川崇)

コラムニスト紹介 

島川 崇 氏

東洋大学国際観光学科長・教授 島川 崇 氏

1970年愛媛県松山市生まれ。国際基督教大学卒。日本航空株式会社、財団法人松下政経塾、ロンドンメトロポリタン大学院MBA(Tourism & Hospitality)修了。韓国観光公社ソウル本社日本部客員研究員、株式会社日本総合研究所、東北福祉大学総合マネジメント学部を経て、現在、東洋大学国際観光学部国際観光学科長・教授。教員の傍ら、PHP総合研究所リサーチフェロー、藤沢市観光アドバイザー等を歴任。東京工業大学大学院情報理工学研究科博士後期課程満期退学。観光で被災地の復興に貢献する枠組みの構築を現在のテーマとしている。

日本人にも受益を 新財源に「反対ではない」(JATA)

志村格理事長

2017年10月21日(土) 配信

 日本旅行業協会(JATA)は、観光庁が検討している「次世代の観光立国実現のための財源」の新たな税制度導入に対し「必ずしも反対ではない」との見解を発表した。一方で、導入にあたっては日本人の海外旅行の安全確保に使用するなど、日本人にも受益があることや、代理徴収をすることが想定される旅行会社への配慮などを求めた。

 10月10日に開いた会見で志村格理事長は、5日に観光庁が開いた有識者会議で発表した旅行業としての意見を報告。「観光庁は『どのくらいの額が望ましいのか、どういう取り方が望ましいのか』という聞き方だった。そもそも、新たな財源が必要なのか議論をする必要もあるのではないか」と前置きしたうえで、「政府が必要だというのは分からなくはない」と真っ向から否定する意向はないとした。

 一方、需要に一定の影響があることも明示。現在、1人1千円の負担額案があるが、これは例えば日本から韓国・ソウルへの格安旅行代金(費用計1万8170円)の5・5%を占める。世界貿易機構(WTO)が示している英国のデータによると、5・5%費用が増加した場合、需要は8%減退すると紹介。「安いツアーでは影響は大きい」とした。訪日旅行でも、現状の航空使用料に1千円が加算されると、アジアでは最高額となることなどを挙げ、影響を懸念した。

 具体的な課税方法については、米国がビザ免除プログラム渡航者に導入する「ESTA」方式が最も望ましいと主張。内外無差別の観点から日本人も対象の「出国税」となる場合には、旅行会社と外務省「たびレジ」のシステム連携の強化や、18歳時点のパスポート無償化を始めとする若者の海外旅行促進などに充ててほしいと要望した。「海外旅行拡大に税金を投じる必要がないのは分かるが、世界中でテロが多発するなか、セキュリティ対策は重要だ」。

 また、実務面での課題として、航空券に上乗せして徴収する場合は、世界的にみても旅行会社が消費者から代理徴収するケースが想定される。ただ、この場合はシステム回収に1社3千万円と多額の費用がかかり、旅行会社への負担は大きい。志村理事長は「国税だと手数料というのは難しいと思うが、日本人の安全策や需要を減らさないような施策を求める」と強調。旅行会社は金額ベースで海外旅行の5割、国内と訪日で2割ずつ扱っている現状を示し「我われの存在を重要視してほしい」と訴えた。

JR7社発足30周年 人気観光列車や新幹線で日本縦断の激レアツアー造成

2017年10月20日(金) 配信 

寝台列車「カシオペア号」は、JR貨物EH500形式電気機関車が牽引するレアな編成に

発足30周年を迎えるJR各社は現在、7社共同企画で各社を代表する列車に乗車し、全国の観光名所を満喫しながら日本列島を縦断するスペシャルツアーを売り出している。

 ツアーは「観光列車コース」と「新幹線コース」の2本を企画。「観光列車コース」では24の列車で日本列島を10日間かけて縦断。JR東日本の現美新幹線やJR西日本の「500 TYPE EVA(エヴァンゲリオン新幹線)」、JR九州の「A列車で行こう」など、人気の車両を思う存分堪能できるツアーを用意する。「新幹線コース」では北海道から九州までを新幹線を中心に利用し3日間かけ横断する。

観光列車コース「24の列車で繋ぐ じっくり日本列島縦断10日間」

500 TYPE EVA(エヴァンゲリオン新幹線)

  旅の始まりは、上野駅発の寝台列車「カシオペア号」。JR貨物EH500形式電気機関車が牽引する非常に珍しい編成で運行される。その後、「ノースレインボーエクスプレス」や「なごみ(和)」、「現美新幹線」、「ぬくもり飛騨路号」、「花嫁のれん」、「500 TYPE EVA(エヴァンゲリオン新幹線)」、「A列車で行こう」、「サンライズ出雲・瀬戸」などの観光に魅力的な列車をつなぎ、日本列島を9泊10日で周遊。※「花嫁のれん」はオプションでの販売。

出発日:12月5日(火曜日) 9泊10日

旅行代金:1人39万~48万円(大人のみ)
 ※注釈:車両設備により料金が異なる。

募集人員:60人

旅程:

旅程(1~5日目)
旅程(6~10日目)

新幹線コース「新幹線で行く 日本列島縦断3日間」

  「新函館北斗」から「鹿児島中央」まで10列車でつないだ2泊3日の日本列島縦断の旅。リニア・鉄道館(300X、オハ35形各車内および100系食堂車食堂特別公開)や金刀比羅宮(表書院見学・白書院にて「おたから」特別公開)など特別な観光も満喫できる。※「リニア・鉄道館の300X、オハ35形各車内および100系食堂車食堂」、「金刀比羅宮の白書院」は普段、一般公開を行っていない。 

出発日:12月15日(金曜日) 2泊3日

旅行代金:1人15万円(大人のみ)

募集人員:80人

旅程:

新幹線コース 旅程

 

各コース共通概要

 購入者には、各コースともオリジナルピンバッジがつく。※注釈:新幹線コース・観光列車コースで内容は異なる

発売日時:10月18日(水曜日)午後1:00から

予約方法:
 ・インターネット予約サイト:
 

電話:
 びゅうトラベルサービス大人の休日予約センター TEL03-3841-0121
 (営業時間 平日:午前9:30から午時6:00まで/土曜日・日曜日・祝日:午前9:30から午後5:30)

 

今年も雪シーズンがやってきた!何万回滑っても19歳はリフト代がタダ!「雪マジ!19」が全国約190のゲレンデで今年もスタート

2017年10月20日(金) 配信

今年もお得にスノースポーツを楽しもう

じゃらんリサーチセンター(JRC)は、2017年10月19日(木)から今年で7季目(2017~2018シーズン)となる19歳を対象に全国約190のゲレンデでリフト券が無料になる「雪マジ!19~SNOW MAGIC~ 」の会員登録を開始した。利用については同日から順次開始となる。

 スキー・スノーボードなどのスノーアクティビティ人口は1990年代前半のピークを境に減少傾向にある。JRCは、ゲレンデを訪れる若年層を増やすことで、スノーアクティビティ市場と日本のスノーエリアを長期的に活性化させることを目的に、2012年より「雪マジ!19」を開始した。 

「雪マジ!19」詳細

 昨シーズンは19歳の会員登録数が17.8万人となり、シーズンを重ねるごとに登録数は増加してきている。さらなる会員登録数拡大のため、19歳の友達に「雪マジ!19」を紹介すると、紹介人数に応じて無料リフト券が当たる「雪マジ!19歳紹介キャンペーン」を2017年12月に開始する。利用できるゲレンデは、『雪マジ!19』の人気ゲレンデを中心に100施設・無料リフト券は6500枚を予定している。

対象者:

1998年4月2日~1999年4月1日生まれの男女

会員登録期間:

2017年10月19日(木)~2018年5月11日(金)

実施期間:

2017年10月19日(木)から順次開始。終了は2017年冬季シーズンまで(ゲレンデの営業開始・終了期間は各々異なる)

参画ゲレンデ:

全国189カ所(2017年10月19日(木)時点)

公式サイト:

「雪マジ!20」詳細

 20歳を対象に、全国81カ所のゲレンデリフト券が最大半額になる「雪マジ!20」。スマートフォンで「マジ☆部」アプリをダウンロードし、「雪マジ!20」に会員登録をするだけで利用することができる。昨シーズンに「雪マジ!19」を利用した人でも、新たに「雪マジ!20」に登録することで利用可能となる。

対象者:

1997年4月2日~1998年4月1日生まれの男女

会員登録期間:

2017年10月19日(木)~2018年5月11日(金)

実施期間:

2017年10月19日(木)から順次。終了は2017年 冬季シーズンまで(ゲレンデの営業開始・終了期間は各々異なる。)

参画ゲレンデ:

全国81カ所( 2017年10月19日(木)時点)

公式サイト:

「マジ☆部」とは

 JRCは、若年層の行動支援プラットフォームとして「マジ☆部」を2014年に設立。若年層需要活性施策「雪マジ!19」、「Jマジ!」、「お湯マジ!for GIRLS」などを、マジ☆部を通じて会員に向けて展開している。

 今後も「マジ☆部」に入れば、さまざまな楽しい体験を無料でできるという世界観を目指し、国内旅行の需要創出につながる施策を企画、実施していく。

詳細はこちら:

「雪マジ!19」、「雪マジ!20」2017~2018年シーズン参画ゲレンデ一覧(2017年10月19日(木)時点)

参画ゲレンデ一覧(北海道~新潟)
参画ゲレンデ一覧(富山~徳島)

 

緊急発売決定!谷川岳ロープウェイ&苗場ドラゴンドラをセットでお得に楽しめる「ダブルロープウェイセットチケット」

2017年10月20日(金)配信

苗場と谷川岳 紅葉のシンフォニー

みなかみ町観光協会(群馬県)は、「谷川岳ロープウェイ」と「苗場ドラゴンドラ」の往復乗車券をセットにした「ダブルロープウェイセットチケット」を、10月20日(金)から売り出した。

 これまで紅葉を楽しむ観光客から多くの要望があったため、苗場スキー場と谷川岳ロープウェイ、みなかみ町観光協会が連携し、この度急遽発売が決定した。美しい紅葉が楽しめる2大ロープウェイをお得に利用できる。

谷川岳ロープウェイ・苗場ドラゴンドラ乗車券セット「ダブルロープウェイセットチケット」

料金:大人3900円、子供1950円(通常料金:大人4460円、子供2230円)

販売・利用期間:2017年10月20日(金)~2017年11月5日(日)期間中いつでも利用できる。

 ※チケットの払い戻しは不可。利用当日、各施設に運行状況を要確認。

 ※天空のナイトクルージングには利用できない。

販売場所:みなかみ町観光協会窓口、水上温泉旅館協同組合、まんてん星の湯

 ※ロープウェイ現地では発売しないので注意を。

問い合わせ

みなかみ町観光協会

TEL:0278-62-0401

E-mail:info☆enjoy-minakami.jp (☆を@にかえて送信)

今年も本物のモミの木が登場!「KITTE名古屋」のクリスマス 11 月 22 日(水)~12 月 25 日(月)

2017年10月20日(金) 配信

クリスマスツリー(昨年実施のようす)

JPタワー名古屋商業施設「KITTE名古屋」で、 11月 22 日(水)から 12 月 25 日(月)まで、クリスマスイベント「KITTE名古屋 星のクリスマス」が開かれる。開放感あふれるアトリウムには、本物のモミの木を使用した大きなクリスマスツリーが登場。館内にいながら、あたかも星空の下にいるかのような空間を感じることができる催しだ。

 日本郵便と名工建設、JPビルマネジメントが開催する。昨年大好評だった本物のモミの木を使用した大きなクリスマスツリーは、今年はスケールアップして登場する。雪化粧されたツリーは、温かみのある光に彩られ、天井からは降り注ぐように星がきらめく。ハンドベルの奏でる音楽に合わせた演出や2 種類のライトアッププログラムで、クリスマスの雰囲気を引き立てる。

 建物外構(名駅通り側)では、街路樹 12 本を約 2万7千 球の LED で彩るイルミネーションや、オフィスフロアのブラインドのスラット(羽根)を開閉することで、クリスマスらしい絵柄を表現する「ブラインドイルミネーション」(縦約 170㍍×横約 94㍍)も実施する。

イベントの詳細

1)KITTE名古屋 クリスマスツリー

期間:11 月 22 日(水)~ 12 月 25 日(月)

場所:1F アトリウム

2)ライトアッププログラム

開催時間:各日午後4:00~同11:00(30 分おきに実施)

3)建物外構イルミネーション

期間:11 月 8 日(水)~2018 年 2 月 28 日(水)

点灯時間:午後5:00~同11:00

4)ブラインドイルミネーション

期間:12 月 23 日(土・祝)~12 月 25 日(月)

実施時間:午後6:00~午前0:00

      ※25 日(月)は 午後8:00~午前0:00

場所:JPタワー名古屋 オフィス壁面

開催概要

実施期 間 : 2017 年 11 月 22 日(水)~同年 12 月 25 日(月)

会 場 : JPタワー名古屋商業施設「KITTE名古屋」

 〒450-6390 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目 1 番 1 号

主 催 : 日本郵便、名工建設、JPビルマネジメント