JAL、機内誌のウェブ版「SKYWARD+」を新設 

2019年12月10日(火)配信

「SKYWARD+」のサイトイメージ

 日本航空(JAL)はこのほど、JALグループの機内誌「SKYWARD」のウェブ版「SKYWARD+(スカイワードプラス)」を新設した。

 コンセプトは「知りたい、見たい、旅したい」。機内誌「SKYWARD」のバックナンバー記事に加え、ウェブ版ならではの旅に関するオリジナル記事も配信する。

 ウェブ版の編集部が、旅の魅力を再発見してもらえるようなコンテンツを順次配信し、「SKYWARD」の世界をウェブ上でさらに広げていくとする。

SKYWARD+(スカイワードプラス)サイト

※PC・スマートフォン共通

KNT-CT、デビュー前の近鉄・新型特急「ひのとり」を限定貸切 ツアーで先行乗車を

2019年12月10日(火)配信

メタリックレッドの外観(イメージ)

 KNT-CT(米田昭正社長)はこのほど、デビュー前の近鉄・新型名阪特急「ひのとり」に先行乗車できるツアーを売り出した。2020年2月9日(日)限定で貸し切り、クラブツーリズム(小山佳延社長)と近畿日本ツーリスト関西(三田周作社長)、近畿日本ツーリスト中部(中津功社長)の3社がそれぞれツアーの企画・販売を行う。

 貸し切りの新型特急「ひのとり」は、大阪上本町~近鉄名古屋間を運行する。ツアーでの乗車は、往路または復路いずれかの片道となる。

 商品の一例として、クラブツーリズムは日帰りコースのほか、「ひとり旅(おひとり参加限定の旅)」や最上級ブランド「ロイヤル・グランステージ」など、さまざまな形態のツアーを用意した。内容も、観光バスを使わずに鉄道を乗り継ぐ旅など多岐にわたる。全コースに観光が付き、添乗員が同行する。

 近畿日本ツーリスト関西と近畿日本ツーリスト中部は、主に宿泊がセットのフリープランを展開。参加者の自由度が高いのに加え、全プランで「ひのとり」の「プレミアムシート」と「レギュラーシート」のいずれかを選択できる。

プレミアム車両(イメージ)

 「プレミアムシート」は本革を使用し、電動リクライニングを搭載している。座席の前後間隔も130㌢と広い。一方、「レギュラーシート」は、高さが調整できる足置きを装備。座席の前後間隔も116㌢あり、従来より車内の快適さが向上している。

 なお、すべてのツアー参加者に「ひのとり」記念品のプレゼントがある。

 「ひのとり」は20年3月14日(土)に運行を開始する新型車両で、「くつろぎのアップグレード」をコンセプトとしている。座席は、後ろ気にせず背もたれが倒せる“バックシェル”を日本で初めて全席に装備した。

申込方法

【クラブツーリズム】
 
特集ページ : https://www.club-t.com/special/japan/hinotori/
 
( 検索⇒ クラブツーリズム ひのとり )
 
【近畿日本ツーリスト】
 
特集ページ : https://www.knt.co.jp/meito/sp/hinotori/index.html
 
( 検索⇒ 近ツー ひのとり )
 
※近畿日本ツーリスト関西のコースは、メルマガ会員限定プランとなる。Webサイトまたは近くの店舗(近畿日本ツーリスト直営店舗のみ。代理店・特約店は除く)でKNTメルマガ会員に登録のうえ、申し込む。

阪神タイガースの選手と握手も 阪急交通社から「2020年春季沖縄キャンプ見学ツアー」

2019年12月10日(火) 配信

 阪急交通社(松田誠司社長)は12月10日(火)、阪神タイガースの2020年春季沖縄キャンプを見学する旅行商品を売り出した。選手と団体写真撮影や握手ができる基本コースや金本知憲前監督のトークショー付きのコースなど、魅力ある内容となっている。

 毎年好評の基本コースは、選手と一緒に撮影した団体写真のプレゼントに加え、選手と同じホテルに宿泊する。プランは1泊2日と2泊3日があり、発着地は大阪と東京、福岡、名古屋から選べる。

 金本前監督のトークショーが付いたコースは12月19日(木)から販売する。金本前監督と阪神タイガースファンで有名なアナウンサーとの2ショット撮影会や選手直筆サインボールなどのお宝グッズが当たる抽選会も行われる。

 さらに、熱心な阪神タイガースファンで声優兼タレントの渡部優衣さんが同行するコースを12月12日(木)から販売。キャンプ地では少人数のグループで渡部さんと一緒にキャンプ見学と記念撮影をする。バスにも同乗し、阪神タイガースへの熱いトークも予定しているという。夕食時はトークショーを開催する。

 阪神タイガースは20年のスローガン「It’s 勝笑 Time!オレがヤル」を掲げる。1軍の春季キャンプは、沖縄県宜野座村で2月から約1カ月間行う予定。

2020年 阪神タイガース春季沖縄キャンプツアー2日間・3日間

ツアーのポイント:選手と団体記念写真撮影&握手(選手との団体写真をプレゼント)、選手と同じホテルに宿泊、宜野座村キャンプ見学とキャンプ場で利用できる昼食券(1千円相当)付き

出発日:【1泊2日】2月1日(土)、3日(月)、7日(金)、13日(木) 、15日(土)【2泊3日】2月1日(土)、7日(金)、18日(火)

発着地:大阪、東京、福岡、名古屋

旅行代金:7万円~11万1,500円(大阪発着 / 1~4人1室・大人1人)

国内線追加代金:羽田空港発着1万5千円、中部空港発着2万5千円 、福岡空港発着5千円引き

送迎:那覇空港⇔宜野座村、宜野座村⇔読谷村(各往復)

ホテル:読谷村 Royal Hotel沖縄残波岬

食事:毎朝食付、宜野座村キャンプ場で利用できる昼食券(1千円相当)1回

※現地係員が1日目那覇空港から最終日那覇空港まで案内する。

※練習試合やオープン戦が入った場合は、試合会場に案内する。その際の入場券は各自購入となる。

※練習の急な変更や荒天により、急遽練習が取りやめになった場合は、自由行動となる。

ツアー検索URL:http://www.hankyu-travel.com/kokunai/tigerscamp/?9582

阪神タイガース沖縄キャンプ見学ツアーと金本知憲氏トークショー2日間

ツアーのポイント:金本知憲氏のトークショー、金本知憲氏と有名虎ファン・アナウンサーと2ショット撮影会、選手直筆サインボールやお宝グッズが当たる抽選会
 
出発日:2月15日(土)※JAL利用伊丹発着限定
 
旅行代金:8万5,800円~9万4,800円(1~4人1室・大人1人)
 
送迎:那覇空港⇔宜野座村、宜野座村⇔恩納村(各往復)
 
ホテル:ホテルムーンビーチ
 
食事:朝食付
 
※現地係員が1日目那覇空港から最終日那覇空港まで案内する。
 
※練習試合やオープン戦が入った場合は、試合会場に案内する。その際の入場券は各自購入となる。
 
※練習の急な変更や、荒天により、急遽練習が取りやめになった場合は、自由行動となる。
 
※金本知憲氏はバスやキャンプ場には同行しない。
 
ツアー検索URL:https://www.hankyu-travel.com/s/kokunai/osa/hanshin/

渡部優衣と行く阪神タイガース沖縄キャンプ見学ツアー2日間

ツアーポイント:渡部優衣さんがバスに同乗、渡部優衣さんとキャンプ見学&記念撮影、夕食時にトークショーを開催
 
出発日:2月22日(土) 羽田空港・伊丹空港発着
 
旅行代金:9万8千円~11万円(伊丹発着 / 1~4人1室・大人1人)、10万6千円~11万8千円(羽田発着 / 1~4人1室・大人1人)
 
送迎:那覇空港⇔宜野座村、宜野座村⇔恩納村(各往復)
 
ホテル:ホテルムーンビーチ
 
食事:朝食付
 
※現地係員が1日目那覇空港から最終日那覇空港まで案内する。
 
 ※練習試合やオープン戦が入った場合は、試合会場へ案内する。その際の入場券は各自購入となる。
 
※練習の急な変更や、荒天により、急遽練習が取りやめになった場合は、自由行動となる。
 
※渡部優衣さんに向けての写真撮影や渡部優衣さんを含むSNS(交流サイト)の投稿は不可。
 
 

トリップアドバイザー「日本人に人気の日帰り温泉&スパ 2019」発表 上位は地方部が独占

2019年12月10日(火) 配信

「鶴の湯温泉」(秋田県仙北市)

 

 トリップアドバイザー(牧野友衛代表)は12月10日、投稿された日本語の口コミをもとに「旅好きが選ぶ! 日本人に人気の日帰り温泉&スパ 2019」を発表した。ランキング上位は地方部が独占。1位は香川県高松市の「仏生山温泉 天平湯」が選ばれた。同ランキングは今年で8回目となる。

 2位は効能や肌触りが異なる4種類の温泉を堪能できる「鶴の湯温泉」(秋田県仙北市)が、3位には歴史ある「ヒバ千人風呂」で混浴体験ができる「酸ヶ湯温泉」(青森県青森市)が選出された。

 地域別にみると、関東地方から7施設、九州、四国、中部地方から各3施設、 東北地方から2施設、そして近畿、北海道から各1施設がランクイン。このうち神奈川県から1施設が初登場した。

 口コミでは、泉質に加え建物や眺望を評価する声が多く寄せられていた。このほか、「地元の方と一緒にアットホームな雰囲気のなかで良質な湯を満喫できたことに喜ぶ声や、混浴や砂風呂などめずらしい体験に感動する声も見受けられた」(同社)という。

旅好きが選ぶ!日本人に人気の日帰り温泉&スパ 2019

1位(6)仏生山温泉 天平湯/香川県高松市

2位(-)鶴の湯温泉/秋田県仙北市

3位(-)酸ヶ湯温泉/青森県青森市

4位(-)鹿の湯/栃木県那須町

5位(14)砂楽/鹿児島県指宿市

6位(2)ラムネ温泉館/大分県竹田市

7位(10)西の河原露天風呂/群馬県草津市

8位(-)長島温泉 湯あみの島/三重県桑名市 

9位(-)御所の湯/兵庫県豊岡市

10位(1)豊平峡温泉/北海道札幌市

11位(-)ほったらかし温泉 あっちの湯・こっちの湯/山梨県山梨市

12位(-)草津温泉 大滝乃湯/群馬県草津町

13位(19)竹瓦温泉/大分県別府市

14位「初」宮前平源泉 湯けむりの庄/神奈川県川崎市

15位(15)道後温泉本館/愛媛県松山市

16位(13)天山湯治郷/愛媛県松山市

17位(-)星野温泉 トンボの湯/長野県軽井沢町

18位(-)道後温泉椿の湯/愛媛県松山市

19位(8)前野原温泉 さやの湯処/東京都板橋区

20位(9)東京お台場 大江戸温泉物語/東京都江東区

※()内は昨年順位。 「初」は今年初登場。

※トップ 20 は下記の旅リストからもみることができる

口コミピックアップ  1位 「仏生山温泉 天平湯」 (香川県高松市)

仏生山温泉 天平湯(香川県高松市)

 ことでん仏生山駅から徒歩圏内にあり、美人の湯といわれる重曹泉を使った源泉かけ流しが楽しめることで人気を集めている。

 良質な泉質に加え、温泉施設とは思えないモダンな造りが“おしゃれ”と近年注目が高まっているという。

 「外観・内装ともとてもおしゃれで、現代美術の美術館のようです。 天然温泉はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で、全浴槽が掛け流しで楽しめます。ツルツルとした浴感で、浴後はお肌がスベスベになります」

 「屋外にもお風呂があり露天気分も味わえます。お食事もできます。おしゃれな雰囲気でくつろげます」など温泉、空間ともに満足度が高い口コミが目立った。

14 位 「初」 「宮前平源泉 湯けむりの庄」 (神奈川県川崎市)

神奈川県から1施設が初登場

 渋谷から地下鉄で約30分と都心からのアクセスも便利な天然温泉施設。 美肌の湯として知られる温泉が楽しめる風呂が何種類もあり、 同じ場所でゆったり浸かることも、いくつかを試すこともできる。

 フィンランド式サウナのロウリュや岩盤浴も完備され、 湯上りには豆富料理を中心とした食事も堪能できる。

  口コミでは「温泉のとろみも、露天の雰囲気も、ミストサウナも、館内の落ち着いた造りや美味しい食事処も…また行きたくなる要素がいっぱい!」や「露天風呂を含む温泉施設に加え、岩盤浴も充実しています」など、満足した体験談が多かった。

 【評価方法】…「旅好きが選ぶ!日本人に人気の日帰り温泉&スパ 2019」は、 2018年10月~2019月9月の1年間に日本語で投稿された日本の日帰り温泉施設への口コミを、評価点、口コミの投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムを集計したもの

※トップ20は下記からも見ることができる

JTBとトリップドットコム、日中ツーリズムサミット開催 中国人旅行者の今後の動向は

2019年12月10日(火) 配信

講演のようす

 JTB(髙橋広行社長)はこのほど東京都内で、日中の旅行業関係の経営者や幹部などに向けて中国市場のトレンドなどを議論する「日中ツーリズムサミット」を開いた。

 サミット内の基調講演では、JTBの坪井泰博執行役員とトリップドットコムのワン・ウェイ副総裁が登壇。両者は中国のツーリズム市場における今後の見通しについて考えを示した。

 坪井氏は、中国人は爆買いなどのモノ消費からコト消費に移行しているとしたうえで「とくに、ウィンタースポーツは今後需要が増加する」と予測する。要因として「中国政府が2025年までに、関連人口を3億人まで増やそうとしている」ことを挙げた。

 「日本のスキー場には、中国人を引き付ける力がある」(同氏)。日本のスキー場におけるパウダースノーは、中国にはなく、中国人にとっては魅力的だという。さらに北京や上海などから、中国の多くのスキー場が位置する黒竜江省や吉林省などと、日本のスキー場に行くまでに掛かる時間は、ほぼ同等となっている。

 観光名所も多くあり、温泉などとセットで提案できることもポイントとなっている。坪井氏は「気温が寒すぎない点も優れている」と話した。中国の黒竜江省にあるハルビンではスキーシーズン中、マイナス25~30度になることもあるという。 

 坪井氏は、観光庁が30年に訪日客を6千万人にする政府目標を掲げていることにも触れた。そのうえで「(20年の4千万人から増加を目指す)約2千万人は、ウィンタースポーツが占める」と自信をのぞかせた。

坪井執行役員

中国人海外旅行は過去10年、毎年10%増加

 ワン氏は、中国人の海外旅行について「過去10年間で毎年10%以上増加している」と話した。現在、中国国内におけるGDPのうちツーリズム産業が占める割合0・3%だが、今後も成長し、1%ほどになるという。

 なかでも、「中国人の18年のスポーツツーリズムでの消費額は、前年同期比14%増の約1兆350億円となっている」(同氏)と注目市場を挙げた。

 訪日中国人旅行者の送客力もアピールした。18年には、訪日した中国人の約半数が同社のシートリップを利用したという。「15から18年までの過去4年間、航空券と宿泊予約数は、前年比40%以上の伸びを維持している」と誇った。

 同社は事業を世界に拡大している。トリップドットコムのアプリでは17の言語に対応しているほか、宿泊予約は約200の国と地域でできる。ワン氏は「今後も世界進出を加速していく」と力を込めた。

ワン副総裁

 

トリプラ、SaaS型宿泊予約エンジンに新機能2つを搭載

2019年12月10日(火)配信

会員から見た「triplaホテルブッキング」宿泊予約画面

 旅行業界向けIT・AIサービスを展開するtripla(トリプラ、東京都中央区)は2019年12月9日(月)、開発・提供するSaaS型宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」に新たな機能を搭載した。「会員管理」と「ポイントシステム」の2機能が追加され、同日時点で23施設に正式利用を始めた。今後、同エンジンを導入した宿泊施設で利用を希望する施設に、同機能を稼働させていく。

 「triplaホテルブッキング」は、公式ホームページ上からの宿泊予約を行う際、ドメイン遷移がなく最短4クリックで完了できるSaaS型宿泊予約エンジン。同社は、CRM(顧客関係管理)を活用した顧客ロイヤリティと宿泊施設の売上向上を目的に、新たな2機能をリリースした。

「会員管理」機能詳細

・顧客側は「氏名」「メールアドレス」「パスワード」など、必要最小限の情報入力のみで会員登録が完了

・会員向けに会員料金などの特典の案内が可能

・宿泊実績に応じたランク別の会員管理が可能

・顧客側のニーズ分析が可能となり、ランクごとのメールマガジンの配信への活用など、個別に適切なアプローチが可能

「ポイントシステム」機能詳細

・会員は、宿泊料金や宿泊日数などに応じたポイントの獲得と、ポイント利用による割引などのサービスを受けられる

 同社は「ポイントシステム」の機能で、会員獲得とリピート顧客の獲得など、宿泊施設の売上向上が見込まれ、顧客ロイヤリティの向上に貢献できるとする。

外部CRMから会員情報やポイントデータを一元移行可能

 なお、「triplaホテルブッキング」は外部CRMシステムとの連携もでき、CSVファイル形式のデータを取り込める。新規導入のほか、すでに会員制度やポイント制度を運用している宿泊施設も、顧客の利便性を損なうことなく「triplaホテルブッキング」へ、会員情報やポイントデータを一元移行できる。

「ヒルトン長崎」、2021年の開業に向け着工 安全祈願祭執り行う

2019年12月10日(火) 配信

12月9日に行われた安全祈願祭のようす

 グラバーヒル(長崎県長崎市)とヒルトン(米国)は2019年12月9日(月)、 「ヒルトン長崎」 の安全祈願祭を執り行い、新築工事を着工したと発表した。同ホテルは両社の間で2018年10月にフランチャイズ契約を結んでいる。

 ヒルトン長崎は、2021年11月に開業予定のMICE施設「出島メッセ長崎」と隣接するホテルとして建設される。九州新幹線長崎ルート開業(2022年予定)に伴い新しくなる長崎駅の西側に位置し、 駅に直結しているという至便な立地にある。

 このほか、グラバー園や大浦天主堂、 稲佐山などさまざまな観光スポットへのアクセスも良い。

 客室数は200室で、レストランやバー、フィットネス、温浴施設、バンケット、チャペルなどを備える。

完成イメージ図 (ヒルトン長崎)

50歳以下の地元有志が新会社「湯50」設立 地域活性化を 山形県・蔵王温泉

2019年12月10日(火) 配信

蔵王温泉

 山形県・蔵王温泉の次世代を担う50歳以下の有志8人とNECキャピタルソリューション(今関智雄、東京都港区)はこのほど、蔵王温泉エリアの観光活性化を目的とした新会社「湯50」(伊東健太郎社長、山形県山形市)を設立した。不動産のリノベーションや宿泊・飲食施設の誘致など、街並み整備事業に取り組む。

蔵王スキー場

 蔵王温泉エリアでは近年のインバウンド観光客の増加もあり、冬季の樹氷鑑賞やスキー客は堅調なものの、グリーン期の集客には大きな課題がある。また、ピーク時に2千人いた人口も500人まで減少し、既存の事業者の高齢化も進むなか、今後の事業承継も大きな課題となっている。

 こうした状況を踏まえ、蔵王温泉観光協会から派生して、地元で事業を営む50歳以下の有志が集結し、湯50を設立した。遊休不動産の利活用や事業承継の受け皿となり、地域内外から蔵王を愛する担い手を誘致する活動を行う。

新会社の取り組み

高湯通り

 蔵王温泉は冬の観光客だけに頼らない、温泉を中心とした街づくりを行っている。湯50は、蔵王温泉観光協会などとも連携しながら、蔵王温泉における「滞在環境」と「集客拠点」の整備に取り組む。

 2020年度には「高湯通り」の滞在環境を整備すべく、地元の遊休不動産を活用した飲食店のオープンと泊食分離型の宿泊施設を誘致を計画している。

ジェットスター、タイガーエア台湾とインターライン契約を締結 LCC間で初

2019年12月9日(月) 配信

台湾桃園国際空港(イメージ)

 ジェットスターグループ(ジェットスター、ギャレス・エバンズCEO)とタイガーエア台湾(張鴻鐘会長)は12月4日(水)、LCC間のパートナーシップでは初のインターライン契約の締結を発表した。

 今回の締結により、両社はフライト検索エンジンを提供するDohop社(デイビッド・ガンナーソンCEO)の予約システムを活用し、それぞれのホームページ上で双方の搭乗便と付帯サービスを組み合わせた航空券の予約と購入が可能になった。国際線の乗り継ぎをする際は、預けた手荷物を最終目的地で受け取ることができる。

 ジェットスターでは、ホームページ内に新たなプラットフォーム「ジェットスター・コネクト」を開設。このページからタイガーエア台湾の便を予約・購入ができ、お客はより多くの路線から選択することができる。

 ジェットスター・ジャパンの片岡優社長は、今回の締結について「LCC 間のパートナーシップがDohop社を通じて可能となり、航空業界に新たな可能性が拓けた。当社とタイガーエア台湾の路線が合わさりネットワークが拡大し、より多くの路線や便と充実した乗り継ぎサービスを提供できるようになり、大きな期待をしている」と述べた。

 そのうえで、「『日本の空、世界の空も、もっと身近に。』というジェットスターのビジョンを実現するもの」だとした。

 タイガーエア台湾の張鴻鐘会長は「両社間の乗り継ぎを集約させたDohop社の検索システムにより、当社のお客様に一層拡充したネットワークやフライトを提供することが可能になる」とした。

 続けて、「日本のお客様は、ジェットスター・ジャパンの国内線ネットワークから乗り継いで台湾まで渡航可能となる。契約の締結により、当社が就航していないゴールドコーストやメルボルン、プノンペンなどへのアクセスをお客様に提供することが可能となった。これは個人旅行をするお客様が増えている傾向に対応したもの」と語った。

 ジェットスターは、アジア太平洋地域の87都市以上に就航し、週5千便以上を運航している。一方、タイガーエア台湾は台湾桃園国際空港を本拠地とするチャイナエアライングループの完全子会社で、アジアで30路線を展開している。

 

 

「第414回JTB旅行文化講演会」開催 講師に山田五郎氏 来年2月、愛知県名古屋市で

2019年12月9日(月) 配信

 JTB(髙橋広行社長)は2020年2月16日(日)、愛知県・名古屋市の中電ホールで、「第414回 JTB旅行文化講演会」を開く。講師に編集者で評論家の山田五郎氏を迎え、「美術作品に会いに行こう」を演題に行う。 

 受講料は無料で、事前予約が必要となる。申し込みは、愛知県と三重県、岐阜県、静岡県、福井県、石川県、富山県のJTB各店舗で受け付ける。なお、定員400人に達し次第、受け付けを締め切る。

第414回JTB旅行文化講演会

講師:山田五郎氏

演題:『美術作品に会いに行こう』

日時:2020年2月16日(日)

時間:受付・開場/午後1:00、講演/午後1:30~3:00

会場:中電ホール ※名古屋市営地下鉄東山線「栄駅」下車5番出口より東へ徒歩5分、名古屋市営地下鉄桜通線「高岳駅」下車4番出口より南へ徒歩8分

定員:400人

受講料:無料 ※事前に予約した人のみ入場できる。

※当日は手話通訳がつく。

申込先:愛知県、石川県、岐阜県、静岡県、富山県、福井県、三重県のJTB各店舗(来店または電話予約)

申し込みの締切:定員の400人になり次第、受け付けを締め切る。