海外旅行・人気エリアの最新情報を発信 バリーズとJATAが特設ページ開設

2021年6月2日(水) 配信

各デスティネーションの最新情報を発信

 若年層の旅行需要拡大や女子旅など、旅事業を展開するバリーズ(野々村菜美CEO)は6月1日(火)、日本旅行業協会(JATA、坂巻伸昭会長)と協同で企画・制作した特設ページ「TabiMUSE #My Next Trip 2021」を開設した。新型コロナ収束後の海外旅行需要回復を見据え、海外のデスティネーション情報を発信していく。

 同ページとインスタグラムでは、同社が運営する海外旅行メディア「TabiMUSE」でも人気の「アメリカ ディズニーリゾート」と「ハワイ」、「台湾」、「マカオ」の感染状況やPR情報など、最新情報を掲載するとともに、今後はさらにエリアを拡充していく。

 約4万人の旅好きなミレニアル世代女性のコミュニティを持つ同社によると、「今後も海外旅行に行きたい」と思う人が98%にのぼり、「各国の現状」を知る機会を求めている人も多いという。

 これらの状況を踏まえ、同社とJATAのアウトバウンド推進協議会は、各国政府観光局や旅行関連団体と、情報を求める旅好きな女性をつなぐツールを制作しようと、ページの開設に至った。

 今回のタイアップにあたり、JATA海外旅行推進部の稲田正彦部長は「来るべき交流再開のときに向け、国際理解を深め、平和を促すことも引き続き取り組んでいく。「TabiMUSE」のサイトを通し、待ち遠しい旅の現地最新情報をはじめ、安心・安全の旅の情報の提供が出来ることを大変喜ばしく思う」とコメントした。

 バリーズの野々村菜美CEOは「海外旅行にまた行ける日に向けて、ポジティブな気持ちを持ち続けていられるようこの1年間、各国政府観光局とさまざまな企画を取り組んできた。情報収集をする旅好きミレニアル世代の旅行者に、適切な情報を届けたい」と語った。

立山黒部アルペンルート全線開業50周年 写真パネル展や歴代ポスター展など開催中

2021年6月2日(水) 配信

写真パネル展(大観峰駅1階)

 富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が6月1日(火)、全線開業50周年を迎えた。

 同ルートを運営する立山黒部貫光(富山県富山市)はこれを記念し、1971(昭和46)年の全線開業からの歩みを紹介した写真パネル展や歴代ポスター展、アルペンルートオリジナルの立山地ビール「星の空」の新味発売などさまざまな企画を展開している。

 開業当初の写真や懐かしの歴代ポスターは、アルペンルート内(大観峰駅1階、美女平駅2階)と関係機関で展示。

 立山駅・室堂・黒部平の各売店と同社通販サイト「売店ひろば」で購入できる立山地ビール「星の空」は、ハーブの一種レモングラスを原材料に含めた「プレミアム」のレモングラス味で、すっきり、さわやかな口当たりが特徴だ。

立山地ビール「星の空」プレミアム

 また同社は、今年限りのお得な記念割引きっぷもインターネットで売り出している。

よみうりランド「HANA BIYORI」で「ほたるびより」(ほたる観賞会)

2021年6月2日(水) 配信

ほたるが飛び交うようすを観賞(イメージ)

 よみうりランドは6月4日(金)~7月4日(日)の金・土・日曜日の15日間、運営するフラワーパーク「HANA BIYORI」で「ほたるびより」(ほたる観賞会)を行う。

 同社は近年あまり見ることができなくなったほたるの姿を取り戻すため2009年から環境づくりを行い、ほたるの飼育を進めてきた。今年は、「HANA BIYORI」の園内で、沢(小川)にゲンジボタルやヘイケボタルが淡い光を放ち飛び交うようすが見られる。

 また、園内には七夕の短冊を飾るコーナーを設置するほか、夜の「HANA BIYORI」館内では、日本最大級300鉢以上のフラワーシャンデリアのライトアップも楽しめる。

「夜のHANA BIYORI館内」

 ほたるびよりの実施時間は、午後7:30~午後9:00まで。午後4:00以降は、入園料が中学生以上900円、3歳~小学生が500円となる。

AIRDO×ソラシドエア、特設サイト開設 7月からCP実施

2021年6月2日(水) 配信

共同特設サイトイメージ

 AIRDO(草野晋社長、北海道札幌市)とソラシドエア(髙橋宏輔社長、宮崎県宮崎市)はこのほど、協業事業の一環として共同特設サイトを開設した。北海道と九州・沖縄の旅をより気軽に楽しんでもらおうと、7月1 日 (木)から各種キャンペーンを実施する。

 1つ目は、「移行で行こう!ポイント&マイル相互交換キャンペーン ~ Make you fly ~」。キャンペーン期間中、「My AIRDO」のAIRDOポイントと、「ソラシド スマイルクラブ」のソラシドエアマイルの相互交換が可能となる。2022年3月31日(木)まで実施する。

 2つ目は、「ふたつの翼 乗って当てよう 航空券キャンペーン~合計100名様に どど~んと当たる!~」。対象搭乗期間中、AIRDOまたはソラシドエアに搭乗し、エントリーした人を対象に抽選で航空券をプレゼントする。AIRDOに搭乗した人にはソラシドエアの往復航空券が、ソラシドエアに搭乗した人にはAIRDOの往復航空券が、それぞれ50人に抽選で当たる。対象搭乗期間は9月30日(木)まで、エントリー期間は10月10日(日)まで。

 なお、2つのキャンペーンの詳細は6月下旬ごろ、AIRDOとソラシドエアの共同特設サイト内で発表する。

AIRDOとソラシドエア、共同持株会社設立 22年10月目途に

2021年6月2日(水)配信

ソラシドエアの旅客機イメージ

 AIRDO(草野晋社長、北海道札幌市)とソラシドエア(髙橋宏輔社長、宮崎県宮崎市)は5月31日(月)、2022年10月を目途に共同持株会社を設立すると発表した。5月28日(金)に開いた各社の取締役会で、共同持株会社設立に関する「基本合意書」を交わすことを決議し、31日(月)に締結。両社は共同持株会社の傘下に入る。

 共同持株会社の設立は、新型コロナウイルス感染症の拡大で航空需要が大幅減になるなど、両社が極めて厳しい経営環境に直面していることを要因とする。両社の「これまでの業務提携・協力関係を一層深化させ、両社が有する経営資源を効率的に活用し、スケールメリットを最大限発揮させることが極めて重要である」と判断。この設立を通じて、「強固な経営基盤を構築することが最良な選択である」との結論に至った。

 設立後もそれぞれが「北海道の翼」「九州・沖縄の翼」として、地域に根差した航空会社として引き続き、地域社会とともに持続的な発展を目指す。他方で、可能な限りの業務共通化や知見共有などでさらなる費用削減と、新たな価値を共創することによる収益拡大に向けた取り組みの推進を目指す。

 また、共同持株会社を通じた新たな組織体制の構築による経営基盤の一層の強化。地方路線の安定した航空ネットワークの堅持により、お客への一層の付加価値の提供と持続的な成長を目指す。

 なお、株式移転比率や共同持株会社に関する商号や役員などの詳細は、今後両社で協議・検討のうえ定めると伝えた。

 このほか、協業事業の一環として共同特設サイトを開設した。7月1日(木)から期間限定で、両社のマイレージの相互交換や、航空券が当たるキャンペーンを実施する。

宮崎県延岡市で11月、期間限定キッザニア開催へ

2021年6月2日(水) 配信

リアルな職業体験を(写真はイメージ)

 宮崎県延岡市(読谷山洋司市長)は2021年11月20日(土)と21日(日)の2日間、期間限定のキッザニアイベントを開く。子供の職業・社会体験施設「キッザニア」の企画・運営を担うKCJ GROUP(圓谷道成社長、東京都千代田区)の監修のもと、キッザニアを飛び出してよりリアルな体験を追及した「Out of KidZania inのべおか」で、職業体験の場を提供する。同イベントが宮崎で開催されるのは初めてという。

 今回のイベントは延岡市役所をメイン会場に、市内各地にも会場を設ける。対象は小学校1年生~中学3年生まで。出展事業者数は25社程度の予定だ。

 なお、詳細や参加方法などは決定次第発表するという。

小学生対象の「青空サイエンス教室2021」参加者募集中 JTBらが開催 

2021年6月2日(水) 配信

応募期間は、7月9日(金)まで

 JTB(山北栄二郎社長)は8月9日(月)、東レ(日覺昭廣社長)やリバネス(丸幸弘グループCEO)らとともに、小学校3~5年生対象の体験型教室「青空サイエンス教室2021」をオンラインで開催する。子供たちに理科への興味を高めてもらうとともに、次世代を担う人材育成を目指す。参加者の募集は、7月9日(金)まで受け付ける。

 プログラム内容は①ふしぎな布で水をあやつる、水ダンス実験!②植物の進化をヒントに飛行機開発、タネコーキ実験!③バク進!ブルブル虫ロボット開発!④Mission Slime-Possible~磁石で動く、色が変わるふしぎスライムをつくろう!~――の4つ。自宅で実験キットを使い、楽しみながら学べる内容となっている。①~③は日本語、④は英語で授業を行う。

 開催日時は、8月9日(月)の午後12時30分~午後5時30分で、4教室各45分となっている。応募対象は国内に住む小学校3~5年生で、応募者多数の場合は抽選となる。参加費は無料だが、視聴にはWeb会議システム「Zoom」を使用するため、各自でパソコンやスマートフォンの準備が必要となる。

 「青空サイエンス教室」は、子供たちの理科離れの改善と将来の研究者や技術者の育成につなげようと、東レが宿泊体験型プログラムを提案し、JTBやリバネスらとともに2015年にスタートした。

 2019年までは2泊3日のリアル開催をしていたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年度は動画コンテンツとして、今年度はオンライン実験教室の開催となる。JTBは、運営事務局の業務を担う。

赤ちゃんと一緒に楽しむ旅 JALとウェルカムベビーのお宿を利用

2021年6月2日(水) 配信

子連れでも安心の旅へ

 ジャルパック(江利川宗光社長)はこのほど、ミキハウス子育て総研(藤田洋社長、大阪府大阪市)と連携し、「JALで行くウェルカムベビーのお宿~赤ちゃんと一緒に楽しむ旅~」を売り出した。

 ミキハウス子育て総研が認定する「ウェルカムベビーのお宿」は、0~4歳ごろの乳幼児連れの家族が安心・快適に寛げる宿を審査して推奨している。専属の認定士が1泊2日で調査し、100点満点中70点以上で認定となる。

 今回のプランは、同認定の宿に泊まるほか、空港や機内、現地滞在中も備品の貸し出しや子供向けの特典をさまざま用意する。

 利用施設の設定は、認定施設のなかから、北海道から沖縄までの18施設。対象期間は2021年6月21日(月)~22年3月31日(木)宿泊まで。

 また、JALダイナミックパッケージ経由で申し込んだ人のなかから、抽選で「ジャルパック旅行券3万円分」や「こども商品券2千円分」が当たる参加者限定プレゼントも実施する。なお、応募にはプラン予約後のエントリーが必要。

グランディア芳泉 和モダンな客室開業 心地良さで若者も狙う

2021年6月2日(水) 配信

「離れ ここみち亭」の客室

 福井県・あわら温泉のグランディア芳泉は4月17日、和モダンテイストな新客室「離れ ここみち亭」(全13室)をオープンした。

 本館2階の純和風客室「貴粋殿」を全面改装したもので、畳や床の間などの日本文化の良さは残しつつ、居心地の良い空間と、自分らしいスタイルで滞在できる“心地よさ”を追求した。

 主なターゲットは、若者からミドル世代。温泉宿としての利用をメインに、ホステルやワーキングステイなど、お客の滞在スタイルに合わせて、柔軟に対応できる空間とサービスを提供する。

 客室はツインと畳リビングで構成。約40平方㍍のスタンダードが9室、約70平方㍍のデラックスが3室、露天風呂付きが1室。全室シャワーブース付きで、2部屋のみ浴槽が備わる。

 全客室とも、日本庭園が眺められるほか、梁や天井、鴨居など、随所に日本建築の技と美をちりばめている。ベッドはシモンズ製のセミダブルベッドを導入し、寝心地を重視。水回りや空調も一新した。有線LANによるネット環境の再整備や、4Kスマートテレビの全室設置など、リモートワークに対応できる環境も整えた。

 一方で、客室それぞれの良さを発揮させるため、内装の趣やデザインは、客室ごとに、すべて違う雰囲気に仕上げた。

 また、専用の「ここみちラウンジ」を設置。アルコール類やソフトドリンク、コーヒーなどがフリーで楽しめるほか、カウンター席やWi―Fiも完備し、思いのまま過ごすことができる。

 お風呂は、大浴場「天上のSPA」に加え、特別室利用客専用の「ひのき大浴場」が利用可能。

 宿泊プランは、旅館スタイルの1泊2食付きのほか、ホテルスタイルの1泊素泊まり、1泊朝食付き、連泊プランなどを用意する。

ICT活用でスマートな滞在を 「カミシホロホテル」が北海道・上士幌町に7月4日(日)開業

2021年6月1日(火)配信

ホテル全景(イメージ)

 北海道上士幌町に2021年7月4日(日)、顔認証システムなどICTの活用でスマートな滞在ができる「カミシホロホテル」が開業する。

 建物は地上2階建て、客室は15室。タブレット端末を使ったスマートチェックインや客室入室時の顔認証システム、客室のデリバリーボックス設置などICT活用によりパブリックスペースでの混雑を避け、非対面でスマートなサービスを提供する。連携するカーシェアリングやシェアオフィス、コインランドリーなども活用しながら、長期滞在もしやすい環境づくりも目指す。

 北海道上士幌町は人口5000人という小さな町でありながら、約1700㌶の敷地面積を有した日本一広い公共牧場「ナイタイ高原牧場」をはじめ、日本で最も歴史のあるバルーンフェスティバルや、産業遺産であるタウシュベツ川橋梁など魅力的な観光資源が多数ある。また自動運転バスのテスト走行やドローンを活用した遭難救助サービスでいち早く協定を結ぶなど、ICTを活用した町おこしの取り組も注目され、全国から多くの視察が訪れている。一方、市街地には宿泊施設が1軒しかないことが、近年の町の課題だった。