“湖上に浮ぶニューヨークスタイルのステーキハウス” 琵琶湖汽船、「秋のめぐみ ステーキ・ボート」を運航

2019年10月11日(金) 配信

全6種類のコース料理

 琵琶湖汽船(滋賀県大津市)は10月~11月の木・金曜日限定で、秋季限定企画クルーズ「秋のめぐみ ステーキ・ボート」を運航している。食欲の秋にあわせ“湖上に浮ぶニューヨークスタイルのステーキハウス”をテーマに、「ボリューム満点のステーキを楽しんでもらいたい」との思いを込め、初めて企画されたクルーズだ。

 料理は、「牛ミスジの炊込みご飯」や「フォアグラのソテー バルサミコ風味」などが味わえる全6品のコース形式。メインとなるステーキは牛サーロインと、牛フィレ、牛リブアイロール、ラムチョップ、滋賀県産鹿ロースのなかから選択可能で、ディナータイムを楽しめるよう、約10種類のワインも飲み放題とした。

メインは5種類から選択できる

 また、美しいびわ湖の夜景が楽しめる45 分間のクルージングタイムも行われる。

 会場となる高速船「メグミ」は、大津港に停泊した状態で午後5 時30分に営業を開始する。同港停泊中は、乗下船が可能で、途中からでも利用することができる。

 担当者は、「肉の旨味を感じる厚切肉とワイン、そして美しいびわ湖の夜景。大切な方とご一緒に、心満たされるひとときをお過しください」とPRする。

企画名: \お肉×ワイン×びわ湖/「秋のめぐみ ステーキ・ボート」概要

運航日:1 0月、11月の木・金曜日

※10月4日、10月24日、10月25日、10月31日は 除く

就航船: 高速船 メグミ

営業場所:大津港(京阪電車「びわ湖浜大津」駅から徒歩約3 分)

営業時間:午後5:30~午後8:30
(内、大津港発着で午後7:15~午後8:00、45分間のクルージングタイム有)

料金:8500円(乗船料、飲食代、税込)
※子供料金の設定なし

料理内容:

料理
・自家製パンチェッタとダイスサラダ
・フォアグラのソテー バルサミコ風味
・ステーキ(5 種類の中からお選びいただけます)
・牛ミスジの炊込みご飯
・赤出汁、香の物
・栗とドライフルーツのヌガーグラッセ

飲物
・ワインブッフェ約10 種類
・ソフトドリンク

定員:40人

※予約優先制。当日、予約なしでの利用も可能だが、満席の場合は利用できないことがある。団体で利用の場合、事前予約が必要。

予約・問い合せ:琵琶湖汽船 予約センター

TEL:077-524-5000(午前9:00~午後5:00)

秋のめぐみ ステーキ・ボート |厚切肉×ワイン×琵琶湖!季節のイベントクルーズ|...
https://www.biwakokisen.co.jp/season_event/4381/
「湖上に浮ぶニューヨークスタイルのステーキハウス」をテーマにしたイベントクルーズが今秋限定で登場!肉の旨味を感じる厚切肉とワインブッフェ、そして美しいびわ湖の夜景を楽しめます。大切な方とご一緒に、心満たされるひと時をお過しください。

スパリゾートハワイアンズ、来年1月の創業55周年を前に特別宿泊プランを先行販売

2019年10月11日(金) 配信

フラガールによるダンスショー

 常盤興産(井上直美社長、福島県いわき市)はこのほど、運営するスパリゾートハワイアンズが2020年1月15日(水)に「創業55周年」を迎えるに当たり、特別宿泊プランの先行販売を始めた。55泊の長期滞在プランや、館内各所で使える宿泊者限定オリジナルクーポンブックが付いたプランなどを用意した。

 今回、55周年のテーマを「ビッグ・スマイル!」とし、これまで多くの困難を乗り越えながら挑戦を続けた55年を基盤に、次の半世紀に向けたさらなる挑戦への決意を言葉で表現している。

 1966年に開業した同施設の前身である「常磐ハワイセンター」は、日本人の憧れの地だった「ハワイ」を目指した一大レジャー施設として誕生した。2011年3月の東日本大震災では施設の存続の危機を思わせるほどの損傷を受けたが、お客や地域の人々、同業者に支えられながら発展、継続してきた。

55周年のロゴ

55泊・55万円プラン

 創業記念日の2020年1月15日(水)から55泊の設定で、チェックアウト日の3月10日(火)まで、ハワイアンズを隅々まで堪能できる。5組限定。

期間:2019年1月15日(水)から55連泊(チェックアウト日は3月10日)
料金:55泊110食付で55万円~(税込、入湯税別)*シングルルーム利用時

外観

宿泊様限定 55個のオリジナルクーポンBOOK付き

 食事や買いもの、各種サービスをお得に利用できる、55個のクーポンが付いたオリジナルBOOKを、12月1日(日)から、全宿泊者を対象に配布する。人気商品「パイナップルジュース」の半額券やタピオカを通常より55g増量できるクーポンなど、55周年の「55」にちなんだクーポンを館内各所で利用できる。
 
期間:2019年12月1日(日)~2020年3月31日(火)
対象:全宿泊者
 
お土産などに利用できる

宿泊者専用無料送迎バス毎日運行中

 首都圏11カ所からホテル玄関前まで宿泊者専用の無料送迎バスが毎日運行する。

【運行場所】東京・新宿・池袋・北千住・立川・さいたま・横浜・西船橋・松戸・千葉・つくば

各地からホテル玄関まで直行で便利

 

「トリップアドバイザーの口コミで人気! 日本の美術館・博物館ランキング2019」  10施設が新たにランクイン

2019年10月11日(金) 配信 

美術館1位のポーラ美術館

 トリップアドバイザー(牧野友衛代表)はこのほど、 「日本の美術館・博物館ランキング2019」を発表した。北海道から沖縄まで全国各地の美術館・博物館が選ばれ、大きく順位を上げた施設や、10の施設が新たにランクインするなど、昨年とは大きく異なったランキングとなった。

 美術館の1位には自然との調和が美しい「ポーラ美術館(神奈川県箱根町)が、 博物館の1位には戦争の歴史を伝える「知覧特攻平和会館」(鹿児島県南九州市)が選ばれている。

博物館1位の知覧特攻平和会館

 このほか、美術館で2位の「田中一村記念美術館」(鹿児島県奄美市)は18位から大きくランクアップ。博物館では、「鈴木大拙館」(石川県金沢市)が20位から2位に大躍進した。

日本の美術館ランキング2019 トップ20

1位(8)ポーラ美術館/神奈川県箱根町

2位(18)田中一村記念美術館/鹿児島県奄美市

3位(4)大塚国際美術館/徳島県鳴門市

4位(15)ひろしま美術館/広島県広島市

5位(12)MOA美術館/静岡県熱海市

6位(2)藤城清治美術館/栃木県那須町

7位(‐)青森県立美術館/青森県青森市

8位(16)大原美術館/岡山県倉敷市

9位(14)ミホ ミュージアム/滋賀県甲賀市

10位(3)根津美術館/東京都港区

11位「初」大阪市立東洋陶磁美術館/大阪府大阪市

12位(-)島根県立美術館/島根県松江市

13位「初」富山市 ガラス美術館/富山県富山市

14位(19 )三菱一号館美術館/東京都千代田区

15位(6)足立美術館/島根県安来市

16位「初」北斎館/長野県小布施町

17位(-)山梨県立美術館/山梨県甲府市

18位(-)国立新美術館/東京都港区

19位(-)森美術館/東京都港区

20位(7)岡田美術館/神奈川県箱根町

※()内は昨年順位。 「初」は今年初登場

日本の博物館ランキング2019 トップ20

1位(13)知覧特攻平和会館/鹿児島県南九州市

2位(1)長崎原爆資料館/長崎県長崎市

3位(20)鈴木大拙館/石川県金沢市

4位(-)立佞武多の館/青森県五所川原市

5位(6)福井県立恐竜博物館/福井県勝山市

6位(-)東京国立博物館/東京都台東区

7位(10)島根県立古代出雲歴史博物館/島根県出雲市

8位(8)トヨタ産業技術記念館/愛知県名古屋市

9位(2)広島平和記念資料館/広島県広島市

10位「初」沖縄県平和祈念資料館/沖縄県糸満市

11位「初」岐阜かかみがはら航空宇宙博物館/岐阜県各務原市

12位「初」トヨタ博物館/愛知県長久手市

13位(15)神奈川県立生命の星・地球博物館/神奈川県小田原市

14位「初」福岡市博物館/福岡県福岡市

15位「初」北海道開拓の村/北海道札幌市

16位(-)高知県立坂本龍馬記念館/高知県高知市

17位(-)江戸東京博物館/東京都墨田区

18位(14)京都鉄道博物館/京都府京都市

19位「初」奈良国立博物館/奈良県奈良市

20位「初」浜松市楽器博物館/静岡県浜松市

※【注】 「東京国立博物館」は、 「東京国立博物館 平成館」(同一施設)を合算し。

 ※()内は昨年順位。 「初」は今年初登場

※同ランキングの「日本の美術館・博物館ランキング2019」各トップ20は以下の旅リストからも閲覧可能

旅リスト(美術館): 

旅リスト(博物館): 

口コミピックアップ

・美術館 11位 「大阪市立東洋陶磁美術館」(大阪府大阪市)

大阪市立東洋陶磁美術

 大阪の文化やアートの中心として注目を集める中之島。その一角にある「大阪市立東洋陶磁美術館」は、 旧安宅産業が収集した中国・韓国陶磁をはじめ、 世界的にも評価が高い東洋陶磁コレクションを所蔵している。

 徒歩圏内には、現代美術を中心とした展示が楽しめる「国立国際美術館」や歴史的建築物として有名な「大阪市中央公会堂」などもある。

 口コミでは「陶磁器に興味がなくても国宝は一見の価値あり」「東洋美術の凝縮」「陶磁器のルーツはここから学べます」といった、 見応えあるコレクションに圧倒される声が多く寄せられていた。

 「ボランティアガイドさんが丁寧でユーモアもあって焼き物初心者の私でもとても良く分かり興味をもちました。 」といった体験談も投稿されており、初心者も楽しんでいるようすがうかがえる。

・博物館15位 「北海道開拓の村」(北海道札幌市)

北海道開拓の村

 「北海道開拓の村」は、新札幌駅からバスで20分ほどの緑豊かな野幌森林公園にある。 明治から昭和初期までの歴史的建造物を広大な面積に展示した珍しい野外博物館だ。

 施設内には、役所や商家が立ち並ぶ市街地群から農家が点在する農村群まで、 「村」まるごとを再現。「足を踏み入れるだけでタイムスリップしたような気分を味わえます」(同社)。

 さらに夏には馬車鉄道、冬には馬そりなど、さまざまな体験を通して当時の生活について学ぶこともできるようになっている。

 口コミでは、「園内には開拓当時の古い建物が立ち並び、当時のようすが忠実に再現されています」「まるでタイムスリップしたかのような、 古い建物があり、 ロマンを感じられます」といった声があった。

 このほか、「スタッフ皆さん親切なので色々と説明をしてくれました」といったボランティアスタッフによる親切な解説案内に満足する声も多かった。

【評価方法】…同ランキングは、2018年8月~2019年7月の1年間に日本の美術館・博物館に投稿された日本語の口コミの評価(5段階)点、 口コミの投稿数をもとに、 独自のアルゴリズムで集計したもの

※同ランキングは下記からも閲覧可能

美術館:

博物館: 

スカイマーク、InstagramとTwitterの公式アカウント開設

2019年10月11日(金)配信 

スカイマークの航空機(写真はイメージ)

 スカイマークは2019年10月10日(木)、Instagram(インスタグラム)とTwitter(ツイッター)の公式アカウントを開設したと発表した。スカイマークのお得な情報を掲載するほか、旅が楽しくなる就航地の魅力を発信していくという。

 Instagramのユーザー名は「@skymark_jpn」、Twitterは「@SkymarkJ」。ツイッターの表示名はインスタグラムと同様の「skymark_jpn」で統一されているため、同名でもアカウントの検索ができる。なお、同じくSNSのFacebook(フェイスブック)では、すでにページ開設が済んでいる。

 今後、公式アカウントを活用したキャンペーンも随時実施していくという。同社では、旅先や飛行機の写真を撮影して、「#skymark_jpn」や「#スカイマーク」などのハッシュタグを付けての投稿を呼び掛けていく。

【特集No.536】中国・韓国・台湾・香港 注目の訪日4市場はどう動く?

2019年10月11日(金) 配信

 日本政府観光局(JNTO)は9月12、13日の2日間、第22回「JNTOインバウンド旅行振興フォーラム」を開いた。JNTOの各国事務所長らが現地の最新動向や、訪日客のニーズなどについて報告した。昨年、訪日外国人旅行者数は3119万人と過去最高を更新し、政府が掲げる2020年4000万人の目標達成が近づいてきたかに思われた今夏、東アジア市場は急転回をみせた。注目の中国、韓国、台湾、香港の4市場の最新動向を紹介する。(台湾、香港は3面に続く)
【入江 千恵子】

                ◇

≪中 国≫

 未訪日層は多数いる

 中国人の訪日旅行者数は、昨年838万人(前年比13・9%増)と過去最高を記録した。19年上半期も前年同期比11・7%増と前年を上回り、7月には単一市場で初めて100万人を突破。好調を維持している。

 中国で個人の海外旅行が解禁された1997年から約20年が経ち、昨年のアウトバウンド数は7342万人に達した。だが人口14億人に対しての割合は5%で、訪日率は1%に過ぎない。香港市場の訪日率は30%、台湾は20%、韓国は15%と、他市場と比べても圧倒的に低く、「まだ日本に行ったことがない人がたくさんいる。これらの人は心強いターゲットになる」と、北京事務所の齊藤敬一郎所長は今後のさらなる伸びに期待を込めた。

 近年は所得が高い上海、北京、広州などの沿海部都市からだけでなく、成都や重慶など内陸部の都市からの旅行も増えている。「日本ではなじみが少ない都市が多いが、今後、日本に来てもらえるよう取り組んでいきたい」と述べた。

 人気の旅行先は、香港、マカオ、タイに続き、日本は4番目=表。タイの人気が高い理由は「中国人が旅行先を選ぶとき、最初に検索するワードは『ビーチリゾート』。中国人にタイのビーチリゾートは有名で、この順位を崩すのはなかなか難しい」と課題を挙げた。

リピーター急増18年は4割超え

  中国人の訪日旅行者を月別でみると、春節、桜、夏休み、国慶節と4つのピークがある。旅行形態は、個人旅行が63・4%、団体が36・6%(いずれも18年)と、個人旅行に移行しつつあるが、東アジア市場の中で団体の割合が最も高い。人数も306万人にのぼり、「引き続き団体旅行もターゲットにしていくことになるだろう」との見通しを示した。

 中国人客数の増加に伴い、リピーターも急増している。15年のリピーター率27・5%に対し、18年は40・9%まで上昇。旅行の形態は団体から個人へ、ゴールデンルートから地方にシフトしている動きがみられる。

 消費額もリピーターになるほど高くなる傾向がある。「10回以上は、さらに増えるデータもある。リピーターを増やすことが課題」だとした。

 齊藤所長は最近の北京での中国人のようすについて、「以前に比べてマナーが良くなり、洗練されてきている。日本人と同じように接してもらうのが良いと思う」と提案した。

【全文は、本紙1772号または10月18日(金)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

〈旬刊旅行新聞10月11日号コラム〉新しい旅の相棒 「早く目的の小さな旅に出たい」

2019年10月11日(金) 配信

新しい旅の相棒

 
 先日、東京・練馬のホンダドリーム店に、新しい旅の相棒を迎えに行った。

 
 自宅のある小田急沿線から新宿まで電車に乗り、都営大江戸線に乗り換えて練馬春日町で降りて、30分ほど歩いた。秋なのに気温が33度まで上がった灼熱の日で、喉が渇き、片手に持ったヘルメットすら重く感じた。
 
 ようやく辿り着いた目的の店でいくつかの手続きを済ませ、裏側のガレージ前に案内されると、太陽の光を浴びた赤いオートバイの姿が見えた。「新しい友人」が私を待っていた。
 
 「旧い友人」のことにも触れなければならない。9月の台風が訪れる前日、3年間ともに過ごした2005年製のスズキのオートバイは「鬼籍に入った」。降りしきる雨の中、スパナやレンチを持って格闘したが、エンジンは動かなかった。翌日、晴れ渡った空の下、「旧い友人」を押しながら、近所の買取店に向かった。
 
 30分ほどの査定のあと、3万5千円という数字が電卓で示された。私は「ありがとうございます」と言って、お札を握りしめた。店を出るときに、「旧い友人」と“目が合った”。
 
 私は感傷的な気分は好きではない。さらりと、笑顔を向けて「さよなら」を言った。台風が過ぎ去った新鮮な陽光を受けた「旧友」は、とても〝べっぴんさん〟に見えた。
 
 「旧友」との思い出は、山ほどある。あれやこれや、慣れない手つきで色々なことを試して、傷つけたことも、1度や2度ではない。「旧友」の最後の息の根を止めたのも、実は私なのである。
 
 「旧友」の細い背中に乗って、北海道を一緒に走ったことは、いつまでも忘れないだろう。宗谷岬や納沙布岬、襟裳岬にも行った。北海道一周を走り終わって、神奈川の自宅近くのガソリンスタンドの小さな段差で、伸び切ったチェーンが外れた。「よくぞ北海道を走っている間に外れなかった」と、その根性を称えたものだった。「旧友」には感謝の言葉しかない。
 
 早く再生して、優しいパートナーを見つけて、「末永く幸せになってほしい」と心から思っている。
 
 さて、「新しい友人」は少し体格がいい。「旧友」に慣れた私には、まだ大柄な車体を持て余し気味である。ブレーキの利き具合や、半クラッチの微妙なつなぎのポイント、押し引きの重点の掛け方など、まだよく分かっていない部分が多い。
 
 それでも、少しずつお互いが理解し合えている手ごたえはある。最初はよそよそしかった2人(?)だったが、道路を走りながら、コミュニケーションを深めている。そして今や私は、スマートフォンに撮った「新しい友人」の写真を見ながら、「一緒に旅をしたい」という想いが日々強くなりつつあるのだ。
 
 1人旅は大好きであるが、やはり寂しくなるときがある。人間だとケンカになるが、オートバイは寡黙であり、頼もしい最高の旅の相棒である。「新しい友人」にはETCが備え付けてある。もう、どこへでも行ける気分だ。
 
 オートバイの旅の目的は、小さければ小さいほどいい。
 
 「枯れすすきを見に、箱根仙石原に行く」「たこ焼きを食べに、大阪に行く」「ウミネコを見に、誰もいない海に行く」。どれもカッコイイ旅の理由である。
 (編集長・増田 剛)

沖縄高級ヴィラ「シークレットプールヴィラ・セジ」一般客の宿泊受付開始 1泊2日9万円から

2019年10月10日(木)配信

セジの象徴「インフィニティプール」がテラスから続く

 沖縄県・本部町の高級ヴィラ「シークレットプールヴィラ・セジ」は2019年10月1日(火)から、一般客の宿泊受付を始めた。沖縄県内に複数のマリンショップや飲食店などを展開するタイト(沖縄県・読谷村)が、新たに提案する高級リゾートの1号店。抜群のロケーションと建築設計の同ヴィラは同日、8月10日(土)のプレオープンを経て、1泊2日で1人9万円から宿泊できるようになった。

「シークレットプールヴィラ・セジ」の魅力を紹介

「インフィニティプール」から見る夕焼け

◆「セジ」の名称について

  沖縄の方言で「魔法の力」を意味する。万物に力を与えるカや運、ツキといった神秘的な事由に当てはまるニュアンス。起源がわかっていない古い言葉で、12~17世紀に数多く作られた沖縄の歌謡集「おもろそうし」などに幾度も謡われている。

◆シークレットプールヴィラ・セジの魅力

 海とプール、部屋を一体に味わえる「インフィニティープル」から見るタ日、そして星空。多くのリゾート施設が存在する沖縄県内でも、比類なきリラクゼーション体験を提供するという。屋上テラスにジャグジー、バーベキューキッチン、ソファを備え、室内にミニバーや暖炉、ガス乾燥機も完備する。

 なお、プールは温水で冬季も楽しめる。室内が外から見えづらい施設構造で、プライベートもしっかり確保されている。

テラスエリアで非日常のひとときも

◆立地について

 セジが建つ備瀬(びせ)エリアは近年、沖縄県内でも屈指の癒やしスポットとして注目を集めている。備瀬の象徴は、2万本以上もの「フクギ」の並木道。いまから400年以上も昔、1609年に琉球王国の政治家・蔡温(さいおん)によって、台風や火災からこの地を護るために植えられたフクギの木で、今では大木となってこの地を護り続けている。そのほか、徒歩圏内に「美ら海水族館」がある。

◆ヴィラ業態について

 ヴィラ(villa)は本来、上流貴族のために贅沢に設えられた邸宅といった意味をもつ言葉。現代ではホテルタイプの宿泊施設と対比し、戸建てタイプの別荘風リゾートを意味する。「シークレットプールヴィラ・セジ」は、すぐに呼び出しに応えられるコンシェルジュを除き、宿泊客の滞在への介入を最小限とし、心からくつろげる、ゆったりとした時間を楽しむことができる。

「シークレットプールヴィラ・セジ」施設概要

1階客室(和室)

正式名称:シークレットプールヴィラ・セジ(英語表記:Secret Pool Villa SEJI)

開業:2019年8月10日(土)プレオープン、10月1日(火)からグランドオープン(一般宿泊の受付を開始)

場所:〒905-0207 沖縄県国頭郡本部町字備瀬627

料金ほか:1人9万円(1泊2日)~

 チェックイン午後3:00/チェックアウト正午0:00

*2人利用から

*コンシェルジュ付き(会員のみ送迎/アルファード ロイヤルラウンジ)

●オプション

*朝食バスケット 1人当たり+1,200円

*1階客室(和室)利用の宿泊

 1人当たり+6千円 ※最大宿泊人数4人(敷布団での利用になる)

公式HP

湘南の海外旅盛り上げろ 「海外旅フェスタin藤沢」2年連続で開催 JATA

2019年10月10日(木) 配信

会見は10月10日、東京都内で行われた。「海外旅フェスタin藤沢」について説明する阿部氏

 日本旅行業協会(JATA)は11月10日(日)、神奈川県藤沢市で第2回の「海外旅フェスタin藤沢」を開く。昨年は平日開催だったが、約1300人が集まるなど好評を博した。市からも声が掛かり、2年連続で行うこととなった。世界各国の観光局らが自国の旅情報を紹介するなど、イベントを通じて湘南エリアの海外旅行需要を盛り上げていく。今年は休日開催のため約1500人の来場者数を目指す。

 ワークショップブースには世界約14の国・地域の大使館・観光局が集まる。JTBと阪急交通社、ワールド航空サービスの3社も出展し、各種商品を紹介する。駐日ハンガリー大使館やカルフォルニア観光局らが、自国の魅力を伝えるワークショップも開く。

 このほか、「世界の車窓から」の作曲家でもあるチェリスト・溝口肇さんのミニライブを行う。併せて音楽家として世界を旅してきた溝口氏のトークショーを実施する。

イベントチラシ(表)
イベントチラシ(裏)

 神奈川県での実施には理由がある。全都道府県中で、出国率(17年)が20%を超えているのは同県と東京のみ。JATAらが行った調査でも、とくに湘南・鎌倉エリアは高額な海外旅行商品の販売が多いという。海外旅行の関心が高い同エリアで、さらなる海旅需要の底上げを狙う考え。

 一方で、藤沢市は来年の東京五輪でホストタウンを務める。「市としても双方向交流を学びたいと声を掛けていただいている」。海外旅行推進部の阿部かすみ副部長は10月10日に開いた会見で、市からも開催の要望があったと説明した。

 さらに阿部氏は、「来年の開催にもつなげていきたい」と意気込みを語った。

「海外旅フェスタ in 藤沢」概要

日時:2019年11月10日午前10時~午後4時半

料金:入場料無料

会場:藤沢商工館会館ミナパーク(〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢607-1)

主催:JATA、アウトバウンド促進協議会

後援:国土交通省、観光庁、藤沢市、藤沢市観光協会

事務局:ワールド航空サービス(藤沢営業所、連絡先:0466-27-0111)

シェラトン都ホテル大阪、フォトジェニックなクリスマスツリー展示 6色に変わるイルミネーションツリーなど

2019年10月10日(木) 配信

イルミネーション クリスマスツリー

 シェラトン都ホテル大阪(大阪府大阪市)は11月1日(金)から12月25日(水)まで、エントランやロビー、レストランなどで6色に変わるイルミネーションツリーをはじめフォトジェニックなクリスマスツリーを展示する。

 6色に変わるイルミネーションツリーは11日8日(金)から1階ロビーに設置する。ツリーの高さは6・2㍍で、白・オレンジ・赤・緑・青の順に色が変わるメインのクリスマスツリーとなっている。

 同社は「寒色系のブルーは『雪の結晶』、暖色系のレッドは『暖炉』など、6色が魅せるさまざまなイルミネーションにクリスマスのイメージを重ね合わせながら楽しめる」とコメントした。

 2階ロビーには逆さツリーを設ける。同ツリーは「海外で流行している。見た目のインパクトも抜群」(同社)という。このほか、クリスマス装飾は1、2階のエントランスと1階ロビー、フロント、コンシェルジュ、ベルデスク、クラブラウンジ、レストラン、ブライダルサロン、3、4階のバンケットフロア、都ヘルスクラブで飾る。1、2階エントランスでは、電飾と金色の装飾品に白樺の枝を使用し、温かい空間を演出する。

日ごろ忙しい女性へ 東海汽船、伊豆大島での「女性限定ひとり旅ツアー」を売り出す

2019年10月10日(木) 配信

早咲き椿

 東海汽船はこのほど、創立130周年プレ企画として伊豆大島での「女性限定ひとり旅ツアー」を売り出した。

 同ツアーは、日ごろ忙しい女性向けに企画された。参加者は、「椿の島」として有名な伊豆大島で、椿油しぼり体験や早咲き椿観賞や三原山頂口の見学などが楽しめ、昼食では明日葉や海鮮などを使った「島っこ膳」が味わえる。なお、今回のツアーは女性の一人参加限定で、島内を移動するバスの座席は、1人につき2席確保している。

椿油しぼり体験(イメージ)

「女性限定ひとり旅ツアー」 概要

日時:11月3日(日)出発限定

旅程:

東京竹芝客船ターミナル午前7:15集合=午前7:45発~(高速ジェット船)~午前9:30大島着 入港地=ふるさと体験館(椿油しぼり体験)、大島温泉ホテル(昼食)、三原山頂口、椿花ガーデン(早咲き椿鑑賞)=出港地 大島午後2:50~(高速ジェット船)~午後4:35東京竹芝着

ツアー代金:大人1万3800円 (税込)

※行程中の船代、バス代、昼食代、椿油しぼり体験料、椿花ガーデン入園料、旅行傷害保険料、諸税含む

募集人員:20人(最少催行人員10人)

申込み:お客様センターまで

東海汽船お客様センター TEL: 03-5472-9999