和倉温泉「白鷺の湯 能登 海舟」の営業を再開へ 共立メンテナンスが7月16日から

2026年6月15日(月) 配信

1階ロビーからの現在の景観

 共立メンテナンス(中村幸治社長、東京都千代田区)は7月16日(木)から、石川県七尾市・和倉温泉の「白鷺の湯 能登 海舟」の営業を再開する。令和6年能登半島地震の影響で一部設備が損傷し、休館していたが、施設の修繕や体制整備を進めてきた。宿泊予約はすでに受け付けている。

 周辺では護岸工事が続いているが、和倉温泉では人の往来や交流が地域の再生に向けた取り組みが地域の活力につながると、観光を通じた地域再生に向けた取り組みが進められている。「のとじま水族館」が営業を再開したほか、「和倉温泉総湯」や「和倉温泉お祭り開館」、地域の飲食店なども営業を行っている。

 同館では営業再開に伴い、1階ロビーで石川県が運営する「令和6年能登半島地震アーカイブ」と連携した写真展示を行う。来館者に能登が歩んできた復興の軌跡を知ってもらいたい考え。

 榧森修一支配人は「能登半島地震の発生以降、長期間にわたり休館することとなりましたが、その間も多くのお客様より温かいご支援と励ましのお言葉を頂戴し、心より感謝申し上げます。営業再開に向けた準備を進めるなかで、改めて和倉温泉や能登という地域の魅力、人と人とのつながりの大切さを実感しております。現在も地域では復旧・復興に向けた取り組みが続いておりますが、お客様に安心してお過ごしいただけるよう受入体制を整え、再び皆様をお迎えできる日をスタッフ一同心待ちにしております。当館を拠点に、和倉温泉の街歩きや地域の食・文化・温泉など、能登ならではの魅力をお楽しみいただければ幸いです」とコメントしている。

ANA X、北海道2湯巡る「美容旅」を販売 「川湯温泉×十勝川モール温泉 美肌の湯満喫ツアー」

2026年6月15日(月) 配信

泉質の異なる2湯を巡る

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)は北海道・音更町十勝川温泉観光協会、摩周湖観光協会、川湯温泉旅館組合と共同で「川湯温泉×十勝川モール温泉 美肌の湯満喫ツアー」を売り出した。20代後半から50代の女性をターゲットに、2つの温泉を巡る「美容旅」として企画した。道東地域との提携で、地域活性化に貢献する新しい観光モデルを目指す。

 同ツアーは通常、一度の旅行では訪れることが難しい、少し離れた2つの異なる名湯を専用車で巡る。効能の異なる美肌の湯を入り比べることができる。また、入浴剤市場の知見を持つ、アース製薬が協力しており、滞在中は社員による美容と温泉の特別講話も予定している。

 出発日は9月6日、10月22日、11月7日、12月4日の計4回のいずれも2泊3日。JR釧路または釧路空港からの現地発着ツアーで航空券は含まれない。料金は7万2500円から。

【精神性の高い旅~巡礼・あなただけの心の旅〈道〉100選】-その62- 猿島(神奈川県横須賀市) “想い”は場所に根差す 世代を越え、メッセージを受信

2026年6月14日(日) 配信

 ここのところ、なぜか横須賀に心惹かれている。

 今は横浜に住み、横浜の大学に通勤しているが、横須賀へは横浜から約30分で行けるにもかかわらず、横浜市民はなかなか横須賀に遊びに行くという発想がない。東京都内や千葉県西部に住んでいたときは30分くらいのアクセスはなんともなかったのだが、どうも横浜に住み始めると、電車で30分が億劫になってしまう。それが最近なぜか横須賀へだけは体が向かって行くようになった。

 横須賀の中心市街の沖に無人島「猿島」がある。猿島は東京湾内唯一の自然島で、面積は約0・055平方㌔、周囲約1・6㌔の小さな島である。

 

 

 江戸時代後期、各所で外国船が現れるようになり、幕府は「異国船打払令」を出した。横須賀の観音崎と房総半島の富津岬の間を結ぶ海上を「打ち沈め線」とし、この防衛線よりも江戸湾の内湾に侵入をする異国船には攻撃するべしと定めた。そのようななかで猿島も首都を守る要塞としての機能が強化されることとなり、1847年猿島に国内初の砲台のための台場が築造された。

 明治時代に入ると陸軍省・海軍省の所管となり、1881年に陸軍が東京湾要塞を建設した。第2次世界大戦後は、アメリカ合衆国に横須賀軍港とともに接収された。1961年に返還されたが、その後、航路も廃止されて、長い間立ち入り禁止となっていた。

 1995年、横須賀市は当時の大蔵省から猿島の管理を委託されたことから、当時荒れ放題だった島内を整備することとなった。横須賀市は、散策路などを整備し、航路を復活させた。

島に張り巡らされているトンネルと繁茂する樹木

 2003年には、横須賀市が国から猿島の無償譲与を受け、「猿島公園」としてさらに本格的に公園として整備することとなった。

 そのような経緯を経てきた猿島は、長い間放置されてきたことで樹木が繁茂し、要塞の遺構と自然とが混在している、なんとも独特な景観が広がっている。若い人たちはジブリ作品のラピュタの世界観を想起させると言っている。テレビドラマや映画のロケ地としても利用されており、仮面ライダーのショッカーの基地であったり、西部警察では犯人のアジトとして登場したりしたことがある。

 猿島に行くには、戦艦三笠が保存されている三笠公園横の桟橋から毎日運航している船に乗ると約10分で到着する。入島したらいきなり要塞施設が始まる。煉瓦造りのトンネルや切通しなど、ここを散策するだけで、要塞として機能していたときのことを想像することができる。

 猿島に入島して気づくのが、鳥のさえずりが近いことである。多くの鳥たちが来訪者からかなり近い距離に生息していることがわかる。天気のいい日には富士山も眺めることができるが、東京湾は大小さまざまな船が行き来しているので、それをのんびり見ているだけでも十分だ。なぜかここに導かれるようにやってきて、ここにいることがやけに心地よい。

 かつてもこの猿島に惹かれた人がいた。1853年、日本を開国するために浦賀沖にやってきたペリーは、江戸湾の測量を行った際、この島をいたく気に入り、「ペリーアイランド」と名付けた。猿島はなぜここまで人を惹きつけるのだろう。

 猿島は、海軍・陸軍が接収する前は、春日神社という地元の神社の土地であった。軍事上の重要地点になったので、要塞に土地をすべて明け渡し、神社はもう跡形もない。

海側から見た猿島。右手に見える岩場に日蓮は白猿に導かれて漂着したようだ(撮影:庄司優也氏)

 ペリーはペリーアイランドと名付けたが、定着しなかった。それは、もともと「猿島」の名前が定着していたからだ。猿島の名前は、日蓮が東京湾を渡ってきたときに遭難した際、突然現れた白い猿に導かれてこの島に辿り着いて一命をとりとめたという伝説による。島の北側に岩場があるのだが、日蓮はそこに漂着したようだ。この岩場には今は行くことができない。

 そんな先人たちの想いがこの場所に伝わっている。場所の記憶が、訪れた人の感性に直接響いてくる。

 もともとの観音崎から富津岬までを打ち沈め線としたのなら、防衛するためには、第1海堡・第2海堡はそのライン上にあるはずだ。それが第1海堡、第2海堡は、富津岬と猿島とを結んだ線上に並んでいる。これはきっと猿島が神の島だから、その験を担ぐためにわざわざ防衛線に猿島を含めたのではなかろうか。

 “想い”は場所に根差し、世代を越えて伝わっていく。神社や寺院の建造物に頼らずに、その場所性からのメッセージを受信することで精神性を見出していきたいものだ。

 

旅人・執筆 島川 崇
神奈川大学国際日本学部国際文化交流学科教授。2019年「精神性の高い観光研究部会」創設メンバーの1人。

「観光革命」地球規模の構造的変化(295) 京都とバルセロナ

2026年6月13日(土) 配信

 京都市は日本有数の歴史文化都市であるが一方で少子化と人口減少に悩まされる大都市でもある。さらに市民の生活空間が訪日観光で侵害され、子供を健やかに産み育てる環境が損なわれ、少子化と人口減少が加速している。とくに市内中心部(上京・中京・下京・東山の各区)は全国1887市区町村のなかでも突出した少子化地域で、京都の歴史文化の持続可能性を担保できなくなっている。その原因の一つがオーバーツーリズムだ。

 オーバーツーリズムは世界の歴史文化都市をことごとく呑み込み、歴史・文化の存続のみならず、市民生活も脅かしている。スペインのバルセロナ市は人口の10倍相当の1600万人の外国人旅行者が訪れる歴史文化都市であるが、19年以降の市中心部のホテル建設禁止に続き、28年以降の民泊全面禁止という思い切った対策を表明した。すべてを市場原理に任せるのではなく、「富の源泉」である観光を守るために宿泊施設規制を行い、市民生活と観光の両立をはかっている。

 都市計画学の大家として長年に亘って京都に尽くしてこられた広原盛明氏(元・京都府立大学学長)は今年5月発行の最新著「京都はオーバーツーリズムか:暮らしに寄り添う観光型まちづくりへ」(実生社)で重要な提言を行っておられる。

 京都市は人口の8倍近い1100万人の外国人旅行者が訪れる観光都市であるが、ホテル建設や民泊拡大に効果的対策を講じていない。広原氏は緊急対策が必要な京都中心市街地の宿泊施設や観光施設を総量規制して観光開発に歯止めをかけ、バランスのとれた「職住共存のまち」の再生こそが京都の「21世紀型都市再生モデル」であると提言している。

 実現方策として「都市再生特別措置法」の適用を提案している。

 具体的には中心市街地の一定部分を「都市再生緊急整備地域」に指定し、そのうえで「都市再生特別地区」を指定して土地利用や建築形態を独自に定めて宿泊施設や観光施設の総量規制を行う。その際に建築物に「住宅付置義務」を課して若者世代の居住を可能にするアフォーダブル住宅(適正家賃で居住可能な賃貸住宅)を確保して少子化を食い止め、地域社会の存続をはかるという提案である。

 観光は「富の源泉」であり、広い視野の元で京都再生を検討すべきだ。

石森秀三氏

北海道博物館長 石森 秀三 氏

1945年生まれ。北海道大学観光学高等研究センター特別招聘教授、北海道博物館長、北洋銀行地域産業支援部顧問。観光文明学、文化人類学専攻。政府の観光立国懇談会委員、アイヌ政策推進会議委員などを歴任。編著書に『観光の二〇世紀』『エコツーリズムを学ぶ人のために』『観光創造学へのチャレンジ』など。

 

 

「コンラッド神戸」2030年開業予定、ヒルトンが兵庫県初進出へ

2026年6月12日(金)配信

ホテルが入るビルの外観イメージ

 ヒルトン(クリストファJ.ナセッタ社長、米国バージニア州)は6月12日(金)、神戸市役所本庁舎2号館再整備事業におけるホテル事業として、オリックス不動産(北村達也社長、東京都港区)と「コンラッド神戸」の開業に向けた契約を締結したと発表した。開業は2030年を予定しており、ヒルトンにとって兵庫県初進出となる。ラグジュアリーブランド「コンラッド」としては国内5軒目の展開となる。

 同ホテルは、オリックス不動産を代表企業とし、阪急阪神不動産、関電不動産開発、大和ハウス工業、芙蓉総合リース、竹中工務店、安田不動産で構成するコンソーシアムが開発を進める。ヒルトンが運営を担い、同館跡地に建設される高層複合ビルの地上4階および20~28階に入居する。

 客室数は136室。スイートルームを含む客室のほか、オールデイダイニング、スペシャリティレストランなどを完備する。約500平方メートルのボールルームやミーティングスペースを整備し、国際会議やMICE需要の取り込みもはかる。

 ホテルが入るビルは地下鉄海岸線「三宮・花時計前駅」と地下で直結する計画。旧居留地や南京町など神戸を代表する観光エリアへのアクセスにも優れ、国内外の富裕層旅行者やビジネス客の需要獲得を目指す。

 オリックス不動産の北村社長は「神戸市と民間事業者7社が連携する本事業は、都市機能の高度化とにぎわい創出を両立させる意義あるプロジェクト。『コンラッド神戸』を通じて神戸の新たな交流拠点形成に貢献したい」とコメントした。

 ヒルトンは現在、日本で9ブランド・35軒のホテルを展開。コンラッドブランドは東京と大阪で営業しており、名古屋が26年7月、横浜が27年に開業予定となっている。

むさしの手配センターとむさしの会 「第2回旅創り人の会」7月14日(火)、東京・立川市で開催

2026年6月12日(金) 配信

 むさしの手配センター(小原寛信代表)と、むさしの手配センターむさしの会(会長=青木由記子・よろこびの宿しん喜若女将)は7月14日午後1時から、ホテルエミシア東京立川(東京都立川市)で、「第2回旅創り人の会」を開く。

 第1部の講演会には、トラベルマスターズ会長の鹿島純一氏が登壇。「なぜ旅行業で高収益は実現できたのか。30年で築いた“真似されない仕組み”の正体」をテーマに講演する。

 第2部は2時20分から、懇親交流会を開く。

「くまモンダンジョン」7月1日始動、XR活用で熊本県内の周遊促進

2026年6月12日(金)配信

 JTB(山北栄二郎社長、東京都港区)と熊本県(木村敬知事)、ABAL(尾小山良哉社長、東京都目黒区)は、XR(空間拡張)技術と同県の人気キャラクター「くまモン」を活用した体験型観光コンテンツ「くまモンダンジョン」を7月1日(水)、熊本市中心部の商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto」内で開始する。

 JRグループと県などによる大型観光キャンペーン「熊本デスティネーションキャンペーン(DC)」の開幕に合わせた取り組みで、県内周遊の促進と観光消費額の拡大を目指す。

 くまモンダンジョンは、屋内施設でXRゴーグルを装着し、くもモンと一緒に地上5階・地下2階のダンジョンを冒険する体験型アトラクション。施設内を実際に歩きながら、熊本城など県内観光地をモチーフにした仮想空間を探索し、ミッションやボスとの対戦に挑戦する。ゲームの世界に入り込んだような没入感が特徴だ。

 体験中に獲得した「お宝(メダル)」は、体験後に枚数に応じて県内の観光施設や飲食店で利用できるクーポン、またはくまモングッズと交換できる。アトラクション体験を実際の観光や飲食利用へとつなげることで、「遊ぶ・見つける・持ち帰る・巡る」を一体化した観光モデルを構築する。

 体験料は大人2500円、中高生1900円、小学生1400円。所要時間約20分で、対象は7歳以上かつ身長110センチ以上。公式サイトでの事前予約のほか、現地受付にも対応する。

京都・祇園に茅乃舎が新店開業 日本の食文化の発信拠点に

2026年6月12日(金) 配信

伝統的な町家様式を踏襲した外観

 久原本家グループ(河邉哲司社主、福岡県・久山町)は6月11日(木)、久原本家が展開するブランド「茅乃舎」から、新たな旗艦店として「京都祇園 茅乃舎」(京都府京都市東山区祇園町南側570)をオープンした。日本の食文化を発信する拠点として、2階には「御料理 茅乃舎 京都分店」を設けた。

 開業にあたり、河渡邉社主は「さまざまな文化が融合してきたこの京都で多くのことを学ばせていただき、地元の食材を生かしながら、新たな茅乃舎の商品や日本の食文化の発信をしていく。将来、世界へこのだし文化が広がっていく拠点となれば幸い」とコメントした。

同店の限定商品

 店舗の1階はしば漬けや湯葉など、京都らしい素材を生かした限定商品や、日常の「一汁一菜」を彩る器や道具を販売する。2階は福岡の「御料理 茅乃舎」が全国初の分店を出店。ランチはだしにこだわったうどん、夜は名物「十穀鍋」を京風にアレンジした新メニュー「京 十穀鍋」を提供する。また、だしのワークショップも開催していく。

【国土交通省】人事異動(6月15日付)

2026年6月12日(金) 配信

 国土交通省は6月15日付の人事異動を発令した。

 大臣官房付・即日辞職〈北海道旅客鉄道〉(鉄道建設・運輸施設整備支援機構経営自立推進統括役)齊藤敬一郎

 出向 外務省国際民間航空機関日本政府代表部参事官(航空局航空ネットワーク部国際航空課航空交渉官)大島聡

全日本ホテル連盟、創立55周年事業を展開 清水会長「連盟を次世代に」

2026年6月12日(金)配信

会場のようす

 全日本ホテル連盟(ANHA、清水嗣能会長、正会員232軒)は6月11日(木)、ホテルメトロポリタンエドモント(東京都千代田区)で2026年度定時総会を開いた。今年度は55周年創立記念大会のほか、各委員会の事業運営マニュアルを作成し、55周年記念事業として「ANHA未来への遺産」という事業名で推進していく方針を示した。

清水嗣能会長

 今期10期目を迎えた清水会長は、在任期間に連盟組織体制の基本フレームづくりや組織名称の変更、連盟の理念であるMVVSの策定、コロナ禍における政府への対応などに取り組んできたと振り返った。この結果、現在では連盟の運営や支部活動が活発に行われていると明らかにした。

 26年度は55周年の節目の年にあたり、連盟の維持発展に向けて「マニュアルをまとめ、次の世代につないでいく。未来への遺産と題し、55周年記念事業として残していきたい」と力を込めた。

村田茂樹観光庁長官

 来賓の村田茂樹観光庁長官は「業務の効率化・省力化に対する支援や、外国人材の活用を含めた人材の採用活動の支援など、総合的な人手不足の対策も進めていきたいと考えている。また、高齢者や障害者、訪日外国人旅行者など、幅広い旅行者にとってストレスフリーな宿泊環境の整備が重要。宿泊施設のバリアフリー化についてもしっかりと支援していきたい」と話した。

 26年度事業計画では、創立記念日である11月15日(日)を目安に、例年同時期に開催するタウンミーティングを55周年創立記念大会とするか検討し実行するほか、各委員会の事業運営マニュアルを作成し、全体として総合運営マニュアルとしてまとめる。このほか、50周年では準会員を含めて会員数1000軒を目標に設定していたが、3月31日現在は1421軒。55周年では2000軒を目標に掲げる。

青年部の草野小百合部長

 各委員会・部会などの活動報告のうち、青年部の草野小百合(さくらPORT・HOTEL)部長は、10月27日(火)に神奈川県藤沢市で、若手経営者や後継者向けに戦略MG(マネジメントゲーム)で学ぶ1泊2日の宿泊研修会を行うと発表し、参加を呼び掛けた。

講演はデービッド・アトキンソン氏が行った

 総会後、小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソン氏による「観光立国実現のための、ホテル業における生産性向上のあり方について」と題した講演が行われた。労働者の高齢化や外国人材の増加によって就業者数が増え続ける一方で、生産年齢人口が減少の一途をたどり、日本人労働者はますます減少していくと指摘。ホテル業界として「付加価値を高め、どういう形態であるべきか考えないと将来はない」と述べたうえで、「低賃金の現在のビジネスモデルを、どうやって脱却していくか考えてほしい」と訴えた。

 懇親会には、元国土交通大臣で中道改革連合顧問の斉藤鉄夫議員、自由民主党の堀内詔子議員、小池百合子東京都知事などが登壇し、観光業界に尽力する連盟会員に向けて、それぞれエールの言葉を贈った。