人気のホノルルマラソンに参加 ジャルパックがツアー販売

2023年5月26日(金) 配信

今年のホノルルマラソンは12月10日(日)
 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)は5月25日(木)、第51回ホノルルマラソン2023 ジャルパックツアーを売り出した。ホノルルマラソンはハワイの魅力的なスポットを自分のペースで走ることができ、日本人にも人気のマラソン大会。今年は12月10日(日)に開催する。フルマラソンのほか、10キロのラン&ウォークもある。
 
 ツアー参加者は大会前に実施するサンセットランやヨガなど、アクティビティに参加できる。また、大会当日はスタート前やゴール後の休憩にカピオラニ公園内の「JALテント」が利用可能。希望者にはシェラトン・プリンセス・カイウラニホテルからスタート地点付近まで無料送迎もある。このほか、現地専用デスクのアロハステーションで滞在中のサポートが受けられる。
 
 ツアーは5~7日間の日程で、出発日は12月6~9日まで4日間設定。出発地は東京(羽田・成田)、名古屋(中部)、大阪(関西)。

2023年夏休み人気方面ランキング(JTB調べ) 1位は海外「ハワイ」、国内「沖縄」 

2023年5月26日(金) 配信

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 JTBはこのほど、同社商品の申し込み状況などをもとに、2023年夏休み(7月15日~8月31日)の人気方面ランキングを発表した。これによると、海外旅行の予約は定番のハワイがトップで、「欧州など遠方も復活の兆し」(同社)と分析する。

 国内旅行の予約は、前年の約2・5倍と好調。テーマパークと夏祭りの人気が高い。

 海外旅行(添乗員なし)の人気方面は①ハワイ②グアム③韓国④シンガポール⑤台湾⑥オーストラリア⑦アメリカ⑧インドネシア⑨タイ⑩イギリス・アイルランド――の順。出発日のピークは、8月11日(金・祝)で、10日(木)、13日(日)と続く。

 ハワイは家族やハネムーンに加え、夫婦の予約が増加。2位のグアムは子供連れの家族に人気という。3位の韓国は女性グループや家族旅行での参加が増えている。

 海外旅行の添乗員付きツアーでは①イタリア②フランス③中東欧④スペイン・ポルトガル⑤スイス――と欧州が上位を占めた。

 国内旅行の人気方面トップは沖縄。予約の75%以上が4日以上という。2位は、北海道でトマムや函館、富良野を訪れる人が増加傾向にある。

 このほか、「東京ディズニーリゾート®を含む関東や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを含む関西などの方面も人気急上昇中」(同社)という。

地域課題解決PJ「チャレンジ! つながるニッポン」自治体トライアルコース新設 日本テレワーク協会×パブリンク

2023年5月25日(木) 配信

2者は新たな地域課題解決PJ「チャレンジ! つながるニッポン」を実施している

 日本テレワーク協会(JTA、栗原博会長、東京都千代田区)はこのほど、パブリンク(栫井誠一郎社長、東京都千代田区)と協働で、新たな地域課題解決プロジェクト「チャレンジ! つながるニッポン」に自治体向け無償トライアルコースを新設した。

 同PJでは、ワーケーションに来てほしい地域と、地域でビジネスを開拓したい企業が、ワーケーション×ビジネスで強固につながる国を目指し、国レベルで官民一体となった活動を行っている。

 パブリンクは、長野県で行った「お試し立地チャレンジナガノ!」において、官民共創のノウハウを生かしながら、市町村の課題の磨き上げや、企業の募集・選考、伴走支援などの業務を実施した。2021年度は長野県内の市町村の課題に対して60者・157提案を集める成果を出した。

 同協会は、「長野の事業において大きな成果を出したパブリンクと、30年間にわたって全国のテレワークを普及・促進してきた我われが連携し、事業を推進する」とした。

 応募要領説明会は、5月30日(火)と6月6日(火)の午後1時からZoomで開く。

 来年の1月11(木)~12日(金)には、プロジェクトの参加自治体や企業などが成果を報告する成果発表会として、JTAアニュアルカンファレンスを行う予定だ。

東京都、サービス向上の補助事業申請受け付け コロナ禍からの業況改善はかる

2023年5月25日(木) 配信

補助限度額は1団体またはグループに付き2000万円

 東京都は12月28日(木)まで、観光関連業界団体または観光事業者によるサービスのレベルアップや生産性向上に向けた取り組みを補助する「観光業界における経営課題解決促進事業」の申請を受け付けている。コロナ禍の影響を受けた観光業界に業況改善をはかってもらう。

 補助対象者は都内に事務所を有し、旅行者向けの事業を営む観光関連団体または、都内に営業施設を有する2者以上の観光関連事業者で構成され、中小企業者が2分の1以上を占めるグループ。対象事業はデジタル化や新たなサービスの開発のほか、人材育成に関する取り組みや旅行客獲得に向けた情報発信。補助限度額は1団体またはグループに付き2000万円で、対象経費の3分の2以内となる。

 申請は、東京都産業労働局のホームページに掲載している申請書類を記入のうえ、同局へメールを送付するとともに、国の補助金の電子申請システム(jGrants)または郵送で受け付けている。

鶴雅グループ 洞爺湖に「洸の謌」開業 北国のライフスタイルテーマ

2023年5月25日(木)配信

水のラウンジ

 鶴雅ホールディングス(大西雅之社長、北海道釧路市)は4月28日、同グループ14施設目となる「洞爺湖 鶴雅リゾート洸の謌(ひかりのうた)」を、北海道・壮瞥(そうべつ)温泉に開業した。「北国ならではのライフスタイル」をテーマに、アドベンチャーツーリズムの拠点として、多彩な体験メニューを提供する。

 敷地面積は約5万6千平方㍍、延べ床面積は約9千平方㍍で、北海道電力の旧保養所を取得・改装した西館(3階建て)と、新築した東館(4階建て)からなる。

 全48室で、ほぼすべての部屋から洞爺湖が一望できる。33室に温泉露天風呂を備えるほか、愛犬と宿泊できる部屋も7室ある。アスレチック調の遊び空間があるファミリールームや、壁にアイヌ文様を施し、洞爺湖をかたどったカーペットを敷いた客室、北海道に関連する書籍を集めた部屋など、コンセプトルームも多彩だ。

多彩なコンセプトルーム

 「地域を料理に表現する」をコンセプトとしたレストランでは、フレンチコースや和食会席、鉄板焼が楽しめる。大浴場には露天風呂やオートロウリュ式のサウナもある。館内の鶴雅アドベンチャーベース「SIRI(シリ)」では、洞爺湖の多彩なアクティビティメニューをはじめ、美しい草木と樹木が広がる庭園を楽しむプログラムも提供する。このほか、洞爺湖をイメージした水のラウンジや、火山を題材とした火のラウンジ、洞爺湖や羊蹄山を一望するフォトジェニクな丘「洞爺テラス」なども。

 自然環境への配慮を最重要課題に掲げる同館は、快適な空間を保ちながら省エネに取り組むことで、建物で必要なエネルギーを50%以上削減する「ZEB Ready(ゼブレディ)」を達成している。

 竣工レセプションも

レセプションであいさつする大西社長

 4月25日には、来賓や取引先約80人を招いて、竣工披露レセプションも開催した。あいさつに立った鶴雅ホールディングスの大西雅之社長は「(同館を)地の力を感じる施設」と紹介した。

シニアジョブとオキュラボ、シニアワーカー幸福セミナー開く 企業が追求する意義提言

2023年5月24日(水)配信

セミナーのようす。(右上から)森島肇氏と安彦守人氏

 高齢者に特化した人材派遣業を展開するシニアジョブ(中島康恵社長、東京都新宿区)と、働く人の心身をサポートするオキュラボ(森島肇CEO、東京都台東区)は5月17日(水)、オンラインセミナー「シニアワーカーと人生100年時代のウェルビーイング(幸福)とは」を開いた。高齢化が進んでいることを受け、企業が職場でシニア人材の幸福を追求する意義を提言した。

 シニアジョブ広報部部長の安彦守人氏は、2016年における男性の日常生活に制限のない平均期間を示す健康余命が、01年比で2.74年増の72.14歳。女性が同1.84年増の74.79歳だったことに触れた。そのうえで、「職場で活躍できる期間は伸びている。少子化で労働力が減少するなか、高齢者の採用を軽く考えることは得策でない」と話した。

 森島氏は「シニアの世代でも幸せに働けることを示すことは、若い世代にとって職場の魅力や自身のキャリア設計での参考となる」と話した。

 体力や能力には個人差があることから、「やる気のある人と落ち着きたい人がいるので、両者が互いに否定しない労働環境を整えることが求められる」と述べた。すべての高齢者が幸福を感じられる具体的な就業環境については、仕事内容を年齢を理由に差別しないことや体調不良の際に十分なケアを行うことなどを挙げた。

 また、より幸福を追求する際は、精神や身体、作業、生活背景などさまざまな要素によって変わるため、「多角的に診ることができる作業療法士を活用してほしい」と話した。

名古屋でトルコ共和国建国100周年記念写真展 6月6日から

2023年5月24日(水) 配信

Marmaris マルマリス ©Erdal TÜRKOĞLU(エルダル・テュルクオール)

 トルコ共和国大使館とトルコ共和国文化観光省、トルコ写真芸術連盟は在名古屋トルコ共和国総領事館の協力で、6月6日(火)~6月18日(日)まで、愛知県・名古屋セントラルパーク地下街内セントラルギャラリーで、トルコ共和国建国100周年記念写真展「100 DISCOVERIES あなたの知らない魅惑のトルコ」を開く。壮大な自然と豊かな文化を持つトルコの魅力を日本で紹介するのが目的。

 昨年、国内外に住むトルコ国民を対象に実施した写真コンテストで応募のあった2076点から選ばれた入賞作品100点を展示する。トルコ国民の目線で切り取った作品のなかには、今年2月の地震の被災地で被害を逃れた遺跡の写真なども含まれている。

 同写真展は今年4月の東京展を皮切りに、札幌、今回の名古屋、大阪、広島の全国5都市で巡回展示を予定する。

「佐渡島の金山」世界遺産登録応援CP 佐渡島をお得に旅する

2023年5月24日(水) 配信

佐渡島金山を応援するキャンペーンを実施

 新潟県佐渡市、佐渡汽船、NEXCO東日本新潟支社は6月1日(木)から、世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」を応援するキャンペーンを始める。高速道路が定額で乗り降り自由で利用できる「佐渡島ゴールデンパス」や、カーフェリーなどの乗船代と宿泊代がセットになった「佐渡島ゴールデンプラン」を売り出す。

 「佐渡島の金山」は、西三川砂金山や鶴子銀山、相川金銀山などから成り、17世紀には量・質ともに世界最大級で最高品質を誇った。現在でも、鉱山集落や、奉行所跡などの遺構が良好な状態で保たれている。

 同CPでは普通車や軽自動車のETC車を対象に、首都圏から新潟港・直江津港までの高速道路が定額で乗り降り自由で利用できる割引を用意した。このドラ割「佐渡島ゴールデンパス」は、普通車が1万円、軽自動車などが8000円。6月1日(木)~10月31日(火)の期間で、連続する最大4日間利用できる。なお、お盆期間である8月10(木)~16日(水)は除く。8月9日(水)・10月31日(火)のみの日帰り利用はできない。

 また、利用には次の佐渡浪漫紀行「佐渡島ゴールデンプラン」に申し込みが必要となる。

 佐渡浪漫紀行「佐渡島ゴールデンプラン」は佐渡島までの船舶往復と宿泊料をセットにした。ゴールデンパスと同期間で、新潟―両津航路・直江津―小木航路で利用できる。料金はカーフェリー2等+宿泊代で1万7000円~3万800円。車両航送を含めると、2万5900円~3万9700円。どちらも2人利用時。1等指定席などへのランクアップも可能。

 利用特典には、佐渡島内の観光施設や周遊エリア内のSA・PAなどでの優待特典や、E―NEXCOポイント・ETCマイレージサービスポイント追加付与などを用意した。

東京トレーラーハウスショー2023、5月25日から東京ビッグサイトで

2023年5月24日(水) 配信

東京トレーラーハウスショー2023は、5月25~27日の3日間で開催する

 初開催となるトレーラーハウスの展示会「東京トレーラーハウスショー2023」が5月25日(木)~27日(土)の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる。開催テーマは、「トレーラーハウスを文化に、そして、未来の新たな産業に」。数多くの見本市を手掛けるイノベント(東京都港区)が、東京トレーラーハウスショー実行委員会として主催した。

 展示会には、計43台のトレーラーハウスが一堂に集まり、用途ごとに「事務所」「店舗」「レンタル」「公共施設」「災害支援」「グランピング&レジャー」「シャーシ」「未来型」の8つのゾーンに分けて展示される。このほか会場では、トレーラーハウスの用途や効果的な活用方法がわかるセミナーも実施する。

 さらに、サステナブルな「DESIGN+ART」で新たな文化を創るチャレンジイベント「トレーラーハウス アワード2023」を、東京デザイナー学院の協力のもと開催する。未来型カプセルホテルの模型デザインの展示や、来場者からの投票で賞を決定する参加型のイベント、リユースのトレーラーハウスを活用した「サステナブルなアート」の公開ライブなど、学生ならではの作品が展示される。

 また、同アワードの「デザイン部門」「アート部門」それぞれの表彰式を、会期最終日27日(土)午後1:00から会場内のセミナー会場で実施する。

 なお、展示会への来場希望者は、公式サイトからの事前登録を推奨。

「ONSEN・ガストロノミーツーリズムコラム」 進化続ける酒蔵イベント(岐阜県・飛騨高山温泉)

2023年5月24日(水) 配信

試飲のようす

 岐阜県は、山の国、水の国と言われ、飛騨地方には標高3千㍍級の山々がそびえ立ちます。そこで清流が育まれ、豊かな水の恩恵を人々に与え続けています。

 飛騨高山は、寒冷な気候を利用した酒造りも盛んで、現在は市内・重伝建地区に7つの酒蔵があります。高山の酒は、食事を楽しみながら飲むタイプのお酒が多く、味の濃い地元の食にとても合います。

 閑散期の企画として1975年の冬から始めた「酒蔵めぐり」は、1週間交代で1つの酒蔵を、見学できる企画でした。開催が酒造り最盛期にあたることや、神聖な酒蔵に外部の人を入れるという前例がないなか、蔵元や観光関係者が理解・協力し、実現しました。

 回を重ね、多くの人が訪れる催しになる一方、「1日に1軒しか廻れないの」という声もいただきました。これを受け2020年、試飲をしながら酒蔵を自由に巡るイベント「飛騨高山・酒蔵のん兵衛まつり」へとリニューアルしました。

 新しくなった催しは、直後からの感染症拡大で、期間の短縮や会期を夏に変更するなど、難しい舵取りを強いられました。ただ、新しい発見もありました。初夏の開催も好評で、4回目となる今年も6月9日から実施します。ぜひ、飛騨高山の地酒の呑み比べをお楽しみください。

 飛騨高山の宿泊施設には、温泉のある宿泊施設もあります。ゆっくり町並散策をしながら、自然豊かなこの町を知っていただきたいです。

 

【飛騨・高山観光コンベンション協会 宇井瑞花】