佐渡汽船、創立111周年記念 111人に乗船券や宿泊券当たる

2024年4月16日(火) 配信

佐渡汽船のカーフェリーときわ丸(写真はイメージ)

 佐渡汽船(尾渡英生社長、新潟県佐渡市)は4月12日(金)~30日(火)まで、佐渡応援キャンペーン「創立111周年記念豪華賞品プレゼント」を実施している。2024年2月3日に創立111周年を迎えたことを記念したもので、アンケートに回答すると抽選で計111人に、「佐渡島(さど)の金山」として世界遺産登録を目指す佐渡島をお得に旅できる乗船券や宿泊券がプレゼントされる。

 プレゼント内容は、①カーフェリー・スイートルーム往復乗船券引換券×10人②カーフェリー・特等往復乗船券引換券×20人③カーフェリー・1等往復乗船券引換券×30人④カーフェリー・2等往復乗船券引換券×50人⑤個人型旅行商品「佐渡浪漫紀行(おけさコース)」ペア宿泊券×1人――。宿泊は、24年3月に全面リニューアルオープンしたばかりの「SADO二ツ亀ビューホテル」で、2等往復乗船券と1泊2食がセットになっている。

 アンケート入力フォームは、公式Webサイトの「ニュース」欄から。当選発表は、プレゼントの発送をもって当選の発表に代えるとした。なお、当選賞品の往復乗船期間は、5月7日(火)~7月31日(水)まで。

中山道・木曽11宿をガイドと巡るツアー 日本人にも魅力体験を(おん宿つたや)

2024年4月16日(火) 配信

ひのき笠と半纏と杖の「中山道-時間旅行3点セット」

 長野県・木曽町の「つたや本店」は4月21日(日)から、1泊2日の中山道・木曽11宿(7コース)のガイドツアー「街道浪漫めぐり」を開始した。旅館「おん宿つたや」は、江戸時代中期(元禄元年)に中山道・木曽路の宿場「福島宿」の旅籠として創業した温泉旅館。インバウンドに沸く中山道の魅力を日本人にも体験してもらいたい考え。

 贄川宿から馬籠宿までの11宿(80㌔)を7回に分けて歩く。宿場町だけの観光ではなく、中山道を実際に歩いて春夏秋冬の「大自然」「絶景」「グルメ」「名所旧跡」を体感するガイドツアーで、江戸時代に旅行した気分が味わえる、中山道時間旅行3点セット「ひのき笠・半纏(はんてん)・杖」で歩く。1回1泊2日。

 近年、サムライロードに憧れて中山道を歩く外国人観光客が急増しており、おん宿つたやでも宿泊者の55%が外国人観光客という。彼らは「ラブリー」という言葉で中山道・木曽の自然や建物を賞賛し、その魅力を発見している。外国人観光客が魅力に思う中山道を「日本人にも再発見してもらいたい」という想いから「街道浪漫めぐり」のプロガイドツアーを企画した。

 2024年からは「中山道の時間旅行」をテーマにした施策、ガイドツアー「街道浪漫めぐり」を皮切りに、木曽節保存会とコラボした「木曽節世界への普及」、木曽福島の「街歩き謎歩き」など、中山道を盛り上げる施策を実現していく。

ツアーのスケジュール(全7コース)

 中山道木曽路を満喫する7コースは4月21~22日が「馬籠―妻籠宿」、5月11~12日は「与川道ハイキング」、6月1~2日は「奈良井宿場祭」、6月29~30日は「御嶽古道&滝」、10月26~27日は「阿寺渓谷」、11月2~3日は「紅葉ヶ丘・権現滝」、12月21~22日は「開田冬景色&風里クリスマス」。

 ツアーは、中山道プロのガイドと道中のランチ、中山道時間旅行3点セット、温泉旅館おん宿つたやに1泊、旅館の晩御飯と朝食、つて筆体験が含まれており、料金は1人3万3000円。

創業60周年記念しバスガイドの制服を初リニューアル プロフェッショナリズムを象徴するデザインに 札幌観光バス

2024年4月16日(火) 配信

伝統のネイビーカラー&白襟は守りつつ、シルエットやアクセントカラーで新しさを表現
伝統のネイビーカラー&白襟は守りつつ、シルエットやアクセントカラーで新しさを表現

 札幌観光バス(福村泰司社長、札幌市清田区)は2024年4月16日(火)、バスガイドの制服をリニューアルした。今年3月の創業60周年を記念した取り組みで、制服のデザイン変更は初の試み。

 現在の制服に対する思いや理想など、5人の正社員バスガイドのアイディアを取り入れ、cloud9(峰江卓也社長、札幌市中央区)がデザインした。メインコンセプトは「バスガイドのプロフェッショナリズムの象徴」。60年受け継がれたネイビーカラーと大きな白い襟に象徴される「伝統」、シルエットやアクセントカラーなどの「新しさ」、双方を新しい制服に表現した。

 同社は創業以来60年間で600人近くのバスガイドを育成してきた。だが近年は、札幌地区でバスガイドの担い手が2019年度の46人から、22年度は33人になるなど、減少傾向にあるという。「バスガイドの灯を絶やさずに受け継いでいく」(同社)という強い思いを込め、制服を刷新した。

クラブツーリズム、スポーツと副業人材 3社連携でPJ始動へ

2024年4月15日(月)配信

(左から)クラブツーリズムの中村朋広取締役創造事業本部長、湘南ベルマーレフットサルクラブの佐藤伸也社長、みらいワークスの岡本祥治社長

 クラブツーリズム(酒井博社長)は4月11日(木)、みらいワークス(岡本祥治社長)、湘南ベルマーレフットサルクラブ(佐藤伸也社長)の3社による協業契約を結んだ。スポーツを通じた地域貢献や地域活性化に関心がある副業・兼業のプロフェッショナルに特化した人材を集客し、地域課題の解決につなげる。

 今回の提携により、外部プロフェッショナル人材を活用した地域課題解決・地域活性モデル「B-Zebras(ビーゼブラ)」プロジェクトを組成した。神奈川県小田原市を中心とした西湘エリア3市8町(小田原市、南足柄市、秦野市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町)の活性化を加速。将来的に収益化を見据え、全国の地域スポーツチームにも横展開可能なモデルケースの創出を目指す。

国土交通省、2024年観光関係功労者大臣表彰の受賞者25人発表

2024年4月15日(月) 配信

 国土交通省(斉藤鉄夫大臣)はこのほど、2024(令和6)年観光関係功労者大臣表彰の受賞者25人を発表した。

 4月22日に同省で表彰式を行う。

 主な受賞者は次の各氏。

 

【ホテル業(経営者)】

比良竜虎(ホテルマネージメントインターナショナル代表取締役社長)東京都

小林磨史(全日本ホテル連盟業務執行理事副会長、ホテルニューステーション代表取締役)長野県

 

【旅館業(経営者)】

伊東克幸(日本旅館協会北陸信越支部連合会副会長、諏訪観光ホテル代表取締役社長)長野県

遠藤良一(日本旅館協会中部支部連合会副会長、羽衣ホテル代表取締役社長)静岡県

 

【旅館業(女将)】

中谷芳子(中谷旅館監査役兼女将)長野県

木村順子(観光旅館福寿荘常務取締役女将)三重県

木下圭子(ホテルニューアワジ取締役女将)兵庫県

豊田悠躬子(新湯ホテル女将)長崎県

 

【旅行業(経営者)】

長山克己(ナガヤマトラベル代表)茨城県

ななつ星を貸し切り ジャルパックが10月7日出発ツアーを販売

2024年4月15日(月) 配信

ななつ星in九州(イメージ)

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)はこのほど、九州旅客鉄道(JR九州)が運行する豪華寝台列車「ななつ星in九州」の3泊4日コースに乗車するツアーを売り出した。10月7日(月)出発限定の商品。

 1日目は昨年6月に開業したホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」に宿泊し、2~5日目は「ななつ星in九州」を貸し切る4泊5日のコースと、下車後にホテル日航福岡に後泊する5泊6日のコースを用意。3日目は長崎県の雲仙温泉に滞在する。スイートの参加者は雲仙宮崎旅館またはMt.Resort雲仙九州ホテル、デラックススイートは旅亭  半水廬(はんずいりょ)に宿泊する。

 ななつ星は2022年秋に車内パブリックスペースのリニューアルと運行ルートを刷新。乗車定員を最大10室20人に絞り、より上質で優雅な旅が楽しめる。

 販売価格は東京発が180万~245万円(2人1室利用時1人料金)。同ツアーは抽選販売となり、応募期間は5月8日(水)午後11:59まで。

山梨県笛吹市、観光交流拠点「Lily Bell Hütte」 4月25日にオープン

2024年4月15日(月) 配信

Lily Bell Hütte(イメージ)

 山梨県笛吹市(山下政樹市長)とJTB(山北栄二郎社長)は4月25日(木)、笛吹市の富士山を望む展望デッキ「FUJIYAMAツインテラス」に、新たな観光交流拠点「Lily Bell Hütte(リリーベルヒュッテ)」をオープンする。「Hütte」はドイツ語で山小屋を意味し、標高1300メートルの立地で地域の観光情報や休息の空間を提供する。

 FUJIYAMAツインテラスは、標高1600メートルの新道峠に位置し、山中湖や河口湖、雲海、富士山を一望できる。一方で周辺道路の道幅が狭く、危険防止と周辺の自然保護の観点から、近くのすずらん群生地の駐車場からEVバスを導入した「パーク&バスライド」を実施。自然保護と観光活用を両立させた地域づくりを目指す。

FUJIYAMAツインテラス(イメージ)

 「Lily Bell Hütte」は、JTBが地方創生に寄与する「地域交創プロジェクト」の一環として展開する事業。FUJIYAMAツインテラスのエントランスとして位置づけ、ウッドデッキとトレーラーハウスが山岳リゾートの雰囲気を盛り上げる。施設内には、笛吹市の特産フルーツを使った甘味や、ご当地グルメ「ラーほー」などを提供するカフェ事業や、周辺観光地を楽しむツアーを販売する観光案内所事業を運営。地元特産品や土産を販売するチャレンジショップも開設する。

 また、FUJIYAMAツインテラスまでのバス運行のみならず、田舎体験施設や茅葺屋根の古民家がある芦川地区ともシャトルバスで結ぶ。地域の魅力を最大限に引き出し、地域住民と観光客が交流できる場としての役割を果たす。

 今後、笛吹市とJTBは地域の観光振興により、地域経済の活性化や雇用創出、地域の誇りや活力の向上を目指す。持続可能な観光の推進にも力を入れ、地域の自然環境や文化遺産の保護と活用を両立させる取り組みを行っていく方針だ。

採用ターゲットごとの人材確保ポイントをつかむ 宿泊事業者向けセミナー、5月8日(水)開催(観光庁)

2024年4月15日(月) 配信

観光庁はこのほど、宿泊事業者向けセミナーを開く

 観光庁はこのほど、宿泊事業者向けセミナー「採用ターゲットごとの人材確保ポイント」を全5回で開く。

 宿泊業では、観光需要の急速な回復に伴い、深刻な人手不足に陥っている。観光庁は、この事業を通して、宿泊業界における採用活動などの取り組みを促進し、人材確保につなげていく考え。

 全5回のセミナーでは、各回でテーマが異なり、第1回は中途の採用編、第2回はパート、第3回大学生、第4回高校生、第5回シルバー──とした。採用ターゲットに合わせたそれぞれの専門家を講師として招き、実践的で即効性のある手法を学ぶことができる。

 第1回は5月8日(水)の午後2時~午後3時半、Zoomウェビナーで開催する。リクラボ(東京都新宿区)の久保亮吾代表が、「人手不足の現況と宿泊事業者が抱える課題」「宿泊事業者が採用活動する際に使うべき2つの力」「採用活動で利用すべきサービスと効果的な使い方」「採用活動のフローと対応のポイント」などをレクチャーする。

 事前登録は、特設サイトの申し込みフォームから受け付けている。

 第2回以降の開催日や内容については、詳細が決まり次第公開する予定だ。

東海バス、特別仕様の小型貸切バス導入 高級志向の訪日旅行客獲得へ

2024年4月15日(月) 配信

GRANDLUXEの外観

 東海バス(眞野大輔社長、静岡県伊東市)は4月、伊豆地域で特別仕様の小型貸切観光バス「GRANDLUXE(グランリュクス)」を導入する。同地域の道幅が狭いことから、大型バスの行動範囲が制限されているほか、高級志向の訪日旅行客の獲得に軸足を移す宿泊施設から送迎用に高級感のある乗り物を望む声が高まっていることを受け、新たな観光客層の獲得を通じた伊豆地域の活性化に貢献していく。

 内装のコンセプトは「一般的なマイクロバスのイメージを覆す、クラスを超えた上質な移動空間の提供」。外装は格式や高級感をイメージした「黒みある緑」を基調に、ゴールドのラインで伊豆の海や山、爽やかな風のイメージを表現する。

内装

 座席はほぼすべてが窓側で、全10席設けた。座面とレッグレストは体を包み込むようなクッションを入れ、成人男性も寛げるという。 床は大理石調として高級感を高め、壁面は温かみを表現。モバイル機器用コンセントや冷蔵庫なども設置し、機能面からの居住性も追求する。

 運賃は従来の小型貸切バスの1.5倍以上となる。伊豆半島内をはじめ、東京や神奈川県の小田原や箱根への移動も受け付ける。また、4~6月に利用するグループには、人数分の「静岡産のお茶」をプレゼントする。問い合わせは、 同社の貸切手配センターで受けている。

田んぼを使った花畑  静岡県・松崎町で5月上旬まで

2024年4月15日(月) 配信

田んぼをつかった花畑(過去開催のようす)

 静岡県の伊豆半島の西海岸南部に位置する松崎町は、農閑期の田んぼに花の種をまき、2月中旬~5月上旬に鮮やかな花畑を作りあげ、観光客の目を楽しませている。

 田んぼを使った花畑は町内を流れる那賀川に沿った那賀地区の約3万平方㍍。ここに前年の10月にアフリカキンセンカやるりからくさ、姫金魚草、レンゲソウ、つましろひなぎく、矢車草の6種類の花の種をまいた。会場では花に囲まれながらの足湯も楽しめる。また、5月1~5日は無料で花摘みが体験できる。

 期間中は臨時駐車場も設ける。駐車料金は無料だが、花畑協力金(普通車500円)を受け付けている。