テーマは和歌山百景 万博で多彩な魅力発信へ 和歌山県

2024年11月12日(火) 配信

精神性などから和歌山の魅力発信

 和歌山県観光連盟・和歌山県東京観光センターはこのほど、東京都内で“和みわかやま”東京レセプション2024を開いた。

 観光プロモーション説明会では、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に関する取り組みを紹介した。期間中県は「関西パビリオン」内に「和歌山ゾーン」を設置。「和歌山百景-霊性の大地-」をテーマに、神話の時代から続く和歌山の精神文化から育まれた、自然・人・産業・食・文化などの多様な魅力を、映像とパフォーマンス、食を通じて紹介。県の伝統産業を発信する「和歌山WEEK(仮)」(4月30日~5月3日)や、県ゆかりのアーティストや県内で活躍する子供たちがパフォーマンスを披露する「和歌山DAY(仮)」(10月3日)も展開する。

 説明会後に行われたレセプション交流会で岸本周平和歌山県知事は、「(紀伊山地の霊場と参詣道が)世界遺産に選ばれた理由の1つが、神仏習合。寛容な心が我われ和歌山県民のおもてなしのベース」と語り、旅行会社や報道関係者に県の観光への支援を呼び掛けた。岸本知事は、総本山金剛峯寺高野山執務公室の藪邦彦室長、熊野本宮大社の九鬼家隆宮司、俳優でタレントの村井美樹さんによるトークセッションにも参加。4人は和歌山県の振興や歴史資源、自然、鉄道、信仰などあらゆる観点で県の魅力を発信した。                                 

後藤 文昭

【国土交通省】人事異動(11月11日付)

2024年11月12日(火) 配信  

 

 国土交通省は11月11日付の人事異動を発令した。

不動産・建設経済局国際市場課長(大臣官房付〈命〉国土交通大臣秘書官事務取扱)皆川武士

大臣官房付〈命〉国土交通大臣秘書官事務取扱(不動産・建設経済局国際市場課長)山岸浩一

鉄道局都市鉄道政策課長(大臣官房付〈命〉国土交通大臣秘書官事務取扱)小林基樹

大臣官房付〈命〉国土交通大臣秘書官事務取扱(鉄道局都市鉄道政策課長)児玉和久

あしかがフラワーパークのイルミネーションが2冠達成 「光の花の庭」

2024年11月12日(火) 配信

新作エリア 「スノーワールド」

 足利フラワーリゾート(早川公一郎社長、栃木県足利市)が運営する、あしかがフラワーパークのイルミネーション「光の花の庭」はこのほど、夜景コンベンション・ビューロー(丸々もとお代表理事)が主催する「第2回International Illumination Award(インターナショナルイルミネーションアワード)」で、「イルミネーション部門優秀技術賞」の全国1位に輝いた。昨年受賞した「イルミネーション部門優秀ストーリー賞」の1位に続く2冠達成となる。

表彰式のようす(中央があしかがフラワーパーク)

 同ランキングは、全国6610人の夜景観光士を対象に「実際に行ってみて良かった前シーズンの冬期イルミネーション」の項目で国内施設を対象にアンケートを実施して決定するもの。

 あしかがフラワーパークは、夜景コンベンション・ビューローが過去10年実施していた同賞の前賞「イルミネーションアワード」で、2016~22年までの7年連続イルミネーション部門ランキング全国1位を獲得している。あしかがフラワーパークの最大の特徴は花木の管理を行う自社スタッフがイルミネーションの企画・製作・運営に携わっていることで、花びらのカタチにこだわった幻想的な世界感を演出しているという。

 500万球以上が輝く同パークの今季イルミネーション「光の花の庭~Flower Fantasy2024-25」は2025年2月16日(日)まで。「スノーワールド」が新作エリアとして登場しており、25メートルのイルミネーションタワーが多彩な光を放つ。期間中はテーマを3つに分けて、季節ごとのイルミネーション演出を行う。11月中旬までは「光と花のコラボレーション(光とアメジストセージの融合)」、11月下旬~12月下旬までは「フラワーパークのクリスマス(クリスマスファンタジー)」、1月1日~2月16日までは「ニューイヤーイルミネーション(光と冬咲きボタンの競演)」を設定する。

 開催時間は午後3:30~8:30(土・日祝日は9時まで)で、点灯時間は午後4:30~5時ごろ。入園料金は大人1400円、子供(4歳~小学生まで)700円。期間中の休園日は12月31日(火)のみ。

貝印、成田空港に刃物店オープン 訪日客に向け1万アイテムから

2024年11月12日(火) 配信

店舗のイメージ

 刃物メーカーの貝印株式会社(遠藤浩彰社長兼COO、東京都千代田区)は10月23日(水)、成田国際空港第1ターミナルに、同社直営店「KAI CUTLERY STORE」をオープンした。日本の刃物が外国人に人気となるなか、訪日客の土産などとして1万アイテムの製品のなかから選び、売り出した。

 同店では、シェフから一般の人まで幅広い層に支持されている包丁「旬」を販売。さらに、まな板や爪切りなども発売する。いずれも外国人に人気の商品という。

 営業時間は午前8時~午後9時。出店区画は、出国手続き前のエリアの第1ターミナル4Fエアポートモール。

「3年とらふぐ」など淡路島の食材PR、メディア集め懇談会、淡路島観光協会

2024年11月12日(火) 配信

あいさつする木下学会長

 淡路島観光協会(会長=木下学ホテルニューアワジ社長)は11月11日(月)、兵庫県神戸市の神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで、冬の淡路島PRキャンペーン懇談会を開いた。

 例年秋に実施している恒例イベントで、今年は過去最多となる75人の関西メディア関係者が集まった。

 冬の名物「3年とらふぐ」や地ビール、地酒、スイーツのほか、今春開業した「淡路島ワイナリー」の1stリリースワイン「Pétilles(ペティーユ)」などを振る舞い、食の宝庫・淡路島をアピールした。

 3年とらふぐは、島の南端に位置する福良湾で3年かけてじっくり養殖する。鳴門海峡の激しい潮流にもまれることで、2年で出荷する一般的な養殖フグと比べ、身が引き締まり、甘みが際立ち、天然フグとも引けを取らない。

 木下会長は「進化した淡路島を感じてもらおうと懇談会を開催している。現在国内はインバウンドで沸いているが、淡路島を訪れるインバウンドの割合は全体の2%を切り、1・7~1・8%だ。それでもたくさんのインバウンド客に来ていただいているが、これでいいとは思っていない。世界に通用する地域に育てていきたい」と強調した。

 来年の大阪・関西万博に合わせ、淡路島で開く「花みどりフェア2025」(25年3月20日~4月27日)、「AWAJI島博」(同3月20日~10月13日)に触れ、「大阪や京都を訪れるインバウンド客にもう1歩足を延ばして淡路島に来てもらうことが重要。来年の正月明けには京都南座で、淡路島を題材にした松竹新喜劇があり、さらに春には大韓航空が神戸空港―ソウル(仁川国際空港)との間で、定期便のようなチャーター便を就航する。観光業のためだけに観光をするのではなく、地域活性化のために地域一体となって取り組んでいきたい」と結んだ。

東武トップツアーズ、スキーやスノボ 日曜はポイント5倍CP

2024年11月12日(火) 配信

キャンペーンは2025年1月26日まで

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は2025年1月26日(日)まで、毎週日曜日のスキー・スノーボード旅行のトラベルポイント付与率が通常の5倍になる「スノーサンデー」キャンペーンを実施している。交通機関や宿泊などがセットになった「スゴ得」スキー・スノーボード旅行を予約した人が対象となる。

 同CPは、東武トップツアーズの旅行サイト会員サービス「グランボヤージュ」の無料会員登録後、対象のスゴ得スキー・スノーボード旅行を予約して自動エントリー。通常、旅行代金の1%の付与率であるトラベルポイントを5倍の5%として付与する。

 なお、ポイントは旅行終了日以降の7営業日以内の付与となる。

山形県から初選出、PR TIMESプレスリリースエバンジェリストに認定 古窯Gブランドデザイン室長・木幡純一氏

2024年11月12日(火) 配信

プレスリリースエバンジェリスト発表会のようす

 PR TIMES(山口拓己社長)は「プレスリリースの日」である10月28日(月)に、山形県内に4つの宿泊施設やグランピング施設などを展開する古窯グループ(古窯ホールディングス、佐藤太一代表取締役専務)のブランドデザイン室長木幡純一氏を第3期プレスリリースエバンジェリストに認定した。なお、山形県からは初選出となる。

 同社は、プレスリリースを活用している企業が東京に集中している傾向があることから、発信格差の状況と格差拡大に課題感を持っている。地方から首都圏との発信格差解消に取り組み、「地方創生とPRの民主化」をはかるため、プレスリリースエバンジェリストの拡大をはかる。

 プレスリリースエバンジェリストは、プレスリリース未活用の企業や自治体・団体などを対象に、情報発信の重要性や発信文化を広め、「PRの民主化」の実現を目指す活動。プレスリリースのセミナー講師として登壇するほか、PR TIMES制作コンテンツへの出演や寄稿、PRパーソンとしての知見の発信などを、PR TIMESと連携して行う。

 古窯グループ(観光産業)事業を通して山形県全体の付加価値を上げていく考え方や過程に関する情報発信を、木幡氏が執筆しているnoteで実施したことや、旅行新聞新社が主催する「日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2023」のグランプリ受賞を受けた特集記事がPR TIMESに注目されたことが、認定のきっかけとなった。

古窯HDブランドデザイン室長木幡純一氏

 木幡氏は、「誰が発信するかよりも何が発信されているかが大切。これから1年間、具体的な事例を含めて自社の等身大の企業成長過程を発信し、地方企業のお役に立てるように努めていく」とコメントした。

 古窯グループは、広報PRチームとデザインチームが融合した3人体制のブランドデザイン室を置く。同社の経営理念である「今日、この瞬間に、最高の山形を。」のもと、地域の経営人材や観光人材を山形に輩出することを目指し、県全体の付加価値を上げて関係交流人口を増やしていく地域創生のビジョンを持つ。

 同社は、「山形の関係・交流人口を増やしていくには、グループ施設の社員が自立自走しながら『山形の地域の特色に合わせた魅力を生み出す力』と『発信する力』が必要不可欠。広報PR活動は広報チームだけがやるのではなく、グループ全員で情報を社会に広く届けていくこと」が重要とし、「プレスリリースエバンジェリストの活動や、広報PR人材を地域に輩出していくことで、古窯グループが観光産業を軸に『世界で最も、山形を考えられる場所』になる」ことを目指す。

 

星野リゾート 青森屋「SAUNACHELINいがったね!」CP 12月31日までプレゼント

2024年11月12日(火) 配信

オロナミンCとりんごジュース、オリジナルステッカーをプレゼント

 「星野リゾート 青森屋」(星野佳路代表、青森県三沢市)は、今年4月に誕生した「青森ねぶたサウナ」が青森県の施設として初めてSAUNACHELIN(サウナシュラン)2024にノミネートされたことを記念して、「SAUNACHELINいがったね!」キャンペーンを11月11日(月)から実施している。

 青森ねぶたサウナは、サウナ内に祭囃子が流れ、その盛り上がりに合わせたオートロウリュで青森ねぶた祭さながらの熱気を体感できる仕掛けなどが特徴。

青森ねぶたサウナ

 受賞記念CPでは、同館じゃわめぐ広場で青森ねぶたサウナのロゴバッジを付けたスタッフに「SAUNACHELINいがったね!」と声を掛けると、青森ならではのサウナドリンク「オロりん」を楽しめるオロナミンCとりんごジュースのセットに加え、青森ねぶたサウナのオリジナルステッカーをプレゼントする。期間は12月31日(火)まで(無くなり次第終了)。

福岡市がふるさと納税返礼品に電子商品券 11月8日から開始

2024年11月12日(火) 配信

「福岡よかとこコイン」

 福岡県福岡市(高島宗一郎市長)は11月8日(金)から、ふるさと納税の返礼品として電子商品券「福岡よかとこコイン」の発行を開始した。eギフトプラットフォーム事業を展開するギフティ(太田睦・鈴木達哉社長、東京都品川区)と西部ガス(加藤卓二社長、福岡県福岡市)の協業で実現したもので、ギフティの「旅先納税®」の仕組みを利用した。福岡市で「おでかけ版ふるさと納税」を導入するのは初めて。全国では84自治体目。

 西部ガスは地域ビジネスと経済の発展に寄与する取り組みの一環として、ギフティの「e街プラットフォーム®」を採用。エネルギー業界の企業への提供は全国で6社目となる。

 今回の「おでかけ版ふるさと納税」は、旅マエや旅ナカでスマートフォンから寄付を行うと、寄付額の3割にあたる「福岡よかとこコイン」を返礼品として即時に受け取ることができる。コインは西部ガスの顧客である市内の飲食店を中心とした加盟店で利用できる。開始時点での加盟店は17店舗。寄付額は1万円~10万円までで、返礼品は3000円~3万円までの全4券種を用意する。利用時はアプリなどは必要なく、1円単位で利用できる。

ロケ地紹介ショートフィルム・コンペティション 受賞6作品は日米間ロケツーリズムに活用

2024年11月11日(月) 配信

表彰式のようす(観光庁HPより)

 日米観光交流年の取り組みの一環として、日本のロケ地となり得る場所を紹介する映像作品のコンペティション「ロケ地紹介ショートフィルム・コンペティション」(主催・Motion Picture Association)が10月30日(水)に開かれ、観光庁の秡川直也長官から「観光庁長官賞」受賞者への表彰が行われた。

 ロケ地となり得る場所を紹介する60~90秒の実写映像作品を募集したところ、110作品が寄せられた。このうち、受賞6作品に対する表彰式が東京都内で行われた。

 受賞作品は、日米関連イベントやSNSなどで活用することで、ロケツーリズムを通じた日米間の観光交流拡大をはかっていく。

 受賞作品は次の通り。

【最優秀賞】「東洋のアルカディア山形県置賜地方」(田川咲貴子氏)

【観光庁長官賞】「陸奥の水郷、衣川」(八重柏佑氏)

【在日米国大使館賞】「嬬恋村」(戸田智氏)

【MPA Japan Board賞】「北九州」(佐藤ひな子氏)

【DHU賞】「The World Through My Eyes─私が見た世界」(村井克貴氏)

【ジャパン・フィルムコミッション賞】「海辺の町・高浜の景色」(高原彬実氏)