2025年10月21日(火) 配信
西表島・仲間川マングローブカヌー
沖縄県・石垣島を拠点に離島ツアーを実施する安栄観光は、西表島や竹富島、小浜島など八重山諸島の島々へ50コース以上設定し、好評を集めている。
離島のなかでも人気なのが広大なマングローブや特別天然記念物イリオモテヤマネコで知られ、“東洋のガラパゴス”と呼ばれる西表島だ。
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として、ユネスコの世界自然遺産に登録されている西表島は、島の全面積の90%以上が手つかずの亜熱帯原生林で覆われ、貴重な動植物が多数生息する。
その西表島の魅力を存分に満喫できるのが、アクティビティ体験だ。アクティビティと言えば夏のイメージがあるが、秋でも平均気温が25度以上になる西表島では、心地よい秋の島風が吹くなか、さまざまなメニューが楽しめる。マングローブカヌーや滝トレッキング、SUPなどが充実している。
西表島のアクティビティ体験と、島めぐり観光定番の竹富島を1日で効率良く巡るのが、「西表島マングローブSUPと選べる竹富島観光」(通年実施、所要約7時間30分から9時間)。
午前中に西表島を訪れ、マングローブ群生のなかを優雅にSUPクルーズ。波や風の影響を受けにくい水面で、初めての人でも安心して楽しめるという。雄大な自然と神秘的な雰囲気を体感できると好評だ。
マングローブクルーズ
午後は昔ながらの集落景観が残る竹富島へ。基本、フリータイムだがオプションとしてグラスボート(大人3000円、子供2000円)遊覧も可能。
石垣港午前8時30分発で所要約7時間30分から9時間。料金は大人1万6000円(税込)、子供1万2500円(同)。
島々を1日でめぐる周遊コースで1番の人気が、「西表島・由布島・竹富島3島めぐり」。日本最大の規模を誇る西表島・仲間川流域のマングローブ林で、クルーズを楽しんだあと、干潟を水牛車で進み由布島へ。運転手のおじぃが三線を弾きながら民謡を歌ってくれ、沖縄らしい南国のムードに包まれる。
由布島では植物園見学とランチ。午後は竹富島でのフリータイム(最大約2時間)となる。有料オプションでグラスボートが選択できる。石垣港午前8時30分発で所要約7時間30分から9時間。料金は大人1万5800円、子供1万500円。
由布島の水牛車観光
各種ツアーのなかで最近人気上昇中なのが波照間島コース。日本最南端の有人島で、“ハテルマブルー”と称される海の美しさは訪れる人をとりこにする。同社では波照間島で自由きままに周遊が楽しめるサイクリングコースと昼食がセットになったバス観光コースをそろえる。
一方、石垣島発着ではなく、西表島発の「離島発プラン」もある。一例として、西表島宿泊者を対象にしたツアー「西表島アンビエント星空ナイトツアー」は、世界でも稀有な星空環境を有する西表島の満天の星を観賞する。西表島ではほかに、早朝リトリートカヌーやSUPなどがある。
秘境・西表島船浮でシュノーケリング 西表島・星空ナイトツアー
NHK朝ドラ「ちゅらさん」の舞台として今でも根強い人気を誇る小浜島へは、島内でのマイクロバス観光をセットにしたツアーを設定。サトウキビ畑と牧場が広がる牧歌的な雰囲気が満喫できる。
人口約200人、ハート型の島の形から「ハートアイランド」とも呼ばれる黒島では、地元ガイドと島のおもしろスポットを訪ね歩くツアーが人気となっている。
各離島航路が乗り放題になる乗船券「アイランドホッピングパス」も好評販売中。石垣港から竹富、小浜、黒島、西表など主要航路が乗り放題となり、パスの有効期限は3、4、5日の3パターン設定。料金は3日券が大人6800円、子供3400円、4日券が大人7800円、子供3900円、5日券が大人8800円、子供4400円。波照間航路を利用する場合は、大人5200円、子供2600円の割り増し。
人気上昇の波照間島 竹富島の絶景サンセット
一方、販売中の「御船印」も好評。御船印は、神社仏閣でもらえる御朱印の船バージョン。日本旅客船協会の公認事業として「御船印めぐりプロジェクト」が展開され、全国の船会社などが順次、御船印を販売している。安栄観光で販売する御船印は3種類(1枚300円)。公式御船印帳も販売している。