るるぶキッチンで国境の島グルメを 直送の食材でオリジナルメニュー JTBパブ

2020年12月8日(火) 配信

第1弾メニュー

 JTBパブリッシング(今井敏行社長)の直営飲食店舗「るるぶキッチン」(東京都新宿区)は来年1月31日(日)まで、島の食材を使った「るるぶキッチン×国境の島グルメ」特集フェアを実施している。

 内閣府による「特定有人国境離島地域における情報発信強化に係る調査業務」の推進を目的に、各島直送の海産物や農産物を活用したオリジナルメニューを提供する。

 フェアは、特定有人国境離島地域の中から13島15自治体を対象に、12月4日(金)から第1弾を、1月4日(月)から第2弾を実施。第1弾のメニューは、北海道・奥尻島の活あわびと炙りイチボの塩辛や、島根県・島後の白バイ貝とレバーのジンジャー煮込み、鹿児島県甑島の牛モモステーキなど、第2弾は、長崎県・宇久島のレンコ鯛のアクアパッツァ、鹿児島県・種子島の黒糖香るバルサミコ牛肉角煮などをそろえる。

第2弾メニュー

 期間中は、各島のお酒やパンフレットの設置、写真展示も行っている。

 参加の特定有人国境離島地域は、次の13島15自治体。

 北海道・礼文島(礼文町)、利尻島(利尻町、利尻富士町)、奥尻島(奥尻町)、東京都・八丈島(八丈町)、新潟県・佐渡島(佐渡市)、島根県・隠岐諸島の島後(隠岐の島町)、長崎県・壱岐島(壱岐市)、五島列島の宇久島(佐世保市)、若松島(新上五島町)、福江島(五島市)、鹿児島県・甑島列島(薩摩川内市)、種子島(西之表市、南種子町)、屋久島(屋久島町)。

官民一体で「分散型旅行」推進へ 旅行需要の平準化目指す

2020年12月8日(火) 配信

観光庁は12月4日から、「分散型旅行」促進キャンペーンを始めた。

 観光庁は12月4日(金)から、旅行会社や交通事業者と連携し、時と場所が分散される「分散型旅行」を促進するキャンペーンを始めた。旅行需要の平準化を目指し、新しい旅のスタイルを提案する。同日に、Go Toトラベル事業公式サイト内に特集ページを開設した。

 民間の事業者各社は、「分散型旅行」のテーマに沿った旅行商品の特集や、ポイント付与などに取り組む。平日の利用促進や早朝の時間帯を活用した混雑の回避など、旅行需要の分散につながるような独自CPの展開を要請する。

 観光庁では、公式サイトの特集ページを中心に、普及や啓発活動に取り組んでいく。

 9月11日(金)~11月20日(金)までに開かれた新型コロナウイルス感染対策分科会での提言を踏まえて、「官民一体となりCPを行う」(観光庁)考え。

「もてなし上手」~ホスピタリティによる創客~(119)  得た型を活かす心を育む研修 考動の根っこを育てる

2020年12月8日(火) 配信

 

 クライアント企業の研修で、楽しみにしているのが「現場体験研修」です。優れたサービスで、多くのリピーターを創客する、ホテルでの宿泊やレストランでの食事体験です。スタッフと一緒に同じサービスを受け、何を感じたかを発表し合う「感じる力」を養う研修です。

 「大した気付きではないですが」と発表するなかに、驚くような事例が飛び出してくると、本当にうれしく思います。

 CAの研修で食事したときも、素晴らしいおもてなしの一つひとつに感動の時間が過ぎて行きました。そして座敷の会場で食事を終えて帰るとき、上がり框に1脚のイスがあるのに気付きました。

 すると、CAが「西川さん、鳥肌が立ちました」と声を掛けてきたのです。事態を呑み込もうとしたとき、彼女が持っていたロングブーツを見て納得です。「大好きなブーツだけど履く時に苦労するので、座敷の食事時には履いていかないようにしたんです」。用意されたイスは、スタッフのおもてなし行動でした。

 先日のおもてなしセミナーに、そのお店の方々も数人参加していました。この素晴らしいおもてなし行動を事例として話したあとに、「このイスはマニュアルに書かれた行動ですか」とスタッフに質問してみました。

 すると、首を横に振っていらっしゃいました。当然のことです。こうした行動をその都度マニュアル化したら、とんでもなく分厚いものになってしまいます。読むだけでも大変です。しかも、こうした小さな行動は日々増えていくものです。

 しかし、気付いたスタッフのその場だけの個人行動なら、その人が退職したあとに、その素晴らしい行動は引き継がれることなく、その店からなくなってしまうのです。こうした体験を多くの店でしてきました。

 大切なのは、樹に咲く花を真似るのではなく、その花を咲かせる「根っこ」を育てることです。その「根っこ」を育てるため、多くの企業で実行しているのが「現場体験研修」です。所作などの型を学ぶことも大切ですが、現場は所作だけでは対応しきれない出来事が数多くあります。

 「学んでいないから、十分な対応ができなかった」では困ります。その場で最良のおもてなし「考動」が取れる「根っこ」を持つことこそ、人を育てる真の研修となるのです。

 一緒に同じ体験をして、他の人が何にどのように気付くかを知ることで、「感じる力」を養い、そのアンテナをより高くしていく。一人ひとりの「感じる力」が高まれば、驚くような感動サービスが現場で起こることでしょう。まずは所作といった意識を経営者自身が進化させることが求められています。

コラムニスト紹介

西川丈次氏

西川丈次(にしかわ・じょうじ)=8年間の旅行会社での勤務後、船井総合研究所に入社。観光ビジネスチームのリーダー・チーフ観光コンサルタントとして活躍。ホスピタリティをテーマとした講演、執筆、ブログ、メルマガは好評で多くのファンを持つ。20年間の観光コンサルタント業で養われた専門性と異業種の成功事例を融合させ、観光業界の新しい在り方とネットワークづくりを追求し、株式会社観光ビジネスコンサルタンツを起業。同社、代表取締役社長。

 

 

ロコタビ、KKdayと提携 KKdayでオンライン旅行を発売

2020年12月8日(火)配信

「KKday」でロコタビのオンライン旅行を売り出した

 ロコタビ(椎谷豊代表、東京都千代田区)はこのほど、アジア最大級のオプショナルツアー予約サイト「KKday」を運営するKKDAY JAPAN(陳明明CEO)と提携した。これにより、「KKday」会員向けにオンライン旅行商品の販売を始めた。

 KKdayは、現地オプショナルツアーやアクティビティ専門のオンライン予約サイト。日本内外の特色あるツアーを網羅し、旅行者が個別にツアーやチケットを手配する手間を省き、旅行計画の利便性を向上させるサービスを提供している。92カ国550都市以上をカバーし、約3万件を超える旅行商品を取り扱っている。

 販売商品の一例として、カンボジアにあるアンコール遺跡の町・シェムリアップの市場を楽しめるオンライン海外旅行を発売している。現地在住の日本人が案内を行い、カンボジアでの素敵な日常と旅行気分を楽しめる。開始時間は午前11:30(日本現地時間)から、所要時間は約1時間。オンライン会議システムの「Zoomミーティング」を利用して参加できる。

 同商品の料金は、通常プランが1650円で、1980円の貸し切りプランもある。

各地の食材と家事代行をセットに 「おうちで食の旅体験」社会実証実験開始 JTBコミュ

2020年12月8日(火) 配信

社会実証実験イメージ

 JTBコミュニケーションデザイン(古野浩樹社長)は11月25日(水)から、全国各地の食材と家事代行サービスを組み合わせた「おうちで食の旅体験」の社会実証実験を始めた。

 家事代行のマッチングプラットフォームを開発・運営するタカスジ(和田幸子社長) に登録するハウスキーパーが、依頼者宅で地域の食材を使って料理し、食材の特徴や観光情報を伝えることで、「旅体験」を味わってもらう。

 今回の実証実験では、三重県のブランド養殖マダイ「伊勢まだい」を取り扱う。おすすめメニューは、タイ手こね寿司、タイ潮汁、タイあら炊きなど。

 希望者は、タスカジのホームページからハウスキーパーの申し込みを行う。年内の最終依頼日は12月22日(火)まで、年明けは1月5日(火)午後からを予定している。サービス対応エリアは、関東と関西。

 コロナ禍により生活スタイルが大きく変化し、観光分野への影響も大きい。観光客の減少は、地域食材の消費量が減り、食品ロスにつながる可能性がある。

 JTBコミュニケーションデザインでは、これまでの地域活性支援の取り組みのなかで蓄積した知見を活用し、タカスジと協働で社会問題の解決を目指す。

OrangeとNAA、フィンランドのオンラインツアー実施 「コロナ禍でも海外気分味わって」

2020年12月8日(火) 配信

オンラインツアーのイメージ。事前に北欧の食べ物やグッズが届く

 Orange(甲斐孝太郎社長、千葉県成田市)が運営するソクたび運営事務局は12月27日(日)、成田国際空港(NAA)とフィンエアーとタイアップし、フィンランドのオンラインツアー「北欧クリスマス旅気分」を行う。コロナ禍で海外旅行に行けないなか、海外旅行気分や旅の高揚感を味わってほしい考え。OrangeとNAAの協力企画は、11月のハワイ特集に続いて、2回目。

 同事務局が展開するオンラインツアー「おうちソクたび」は旅のしおりなどグッズが入った1箱が自宅に届き、旅先からライブ配信を実施する。参加者は箱を開けるまで旅先を伝えられず、到着の約1週間前からLINEで旅先のヒントを送られるため、旅行前のワクワクを感じることができるという。数種類のプランがあり、980円(税込・送料別)から販売している。

 今回は「北欧クリスマス旅気分」と題し、事前に旅先を明かしたうえで、フィンランドをはじめとする北欧のアイテムとNAAのオリジナルトラベルグッズを届け、クリスマスシーズンのフィンランドのようすをYouTubeで配信する。
 
 販売価格は4980円(税込)。送料は別途で980円。申込期間は12月21日(月)午後10:00まで。

札幌観光バス クリスマス・イブに「オンラインツアー」プレゼント バスガイドが札幌・小樽・函館から生中継

2020年12月8日(火)配信

さっぽろホワイトイルミネーション(イメージ)

 札幌観光バス(福村泰司社長、北海道札幌市)は、2020年12月24日(木)のクリスマス・イブの日に、「さっかんオンラインバスツアー」の特別企画として、無料のオンラインツアーを開催する。

 旅行しづらい現在の世情でも、北海道の冬は、今年も雪国ならではの美しさを見せてくれる。たくさんの人々に、美しい北海道の夜景とともに素敵なクリスマス・イブを過ごしてもらいたいと考え、ささやかなプレゼントとして実施する。

 当日は、同社のバスガイドが、札幌、小樽、函館の3都市から、生中継で各地の素敵な夜景を紹介する。極寒のホワイトクリスマスをバスガイドが案内し、視聴者は暖かい部屋から楽しめる企画となっている。

 札幌観光バスは、今年7月に北海道で初めてオンラインバスツアーを企画した。配信は、車窓や観光地のドローン映像にとどまらず、バスガイドや地元生産者などと、リアルタイムで双方向性コミュニケーションが楽しめるコンテンツもあり、人気を集めている。

無料オンラインツアー

開催日時:2020年12月24日(木)午後7:00~8:30

タイトル:
 クリスマス特別企画・さっかん無料オンラインツアー~ガイドと巡る北海道のホワイトクリスマスナイト~

行程:北海道札幌市、小樽市、函館市7~8カ所を予定

参加料金:無料(申込み不要)

参加方法:公式YouTube チャンネル「なまらさっかんさん」より生配信する

【愛知県】安全・安心な旅行を楽しむ観光PR動画「Warm Welcome Aichi!」を公開

2020年12月7日(月)配信

いざ、愛知へ!

 愛知県はこのほど、新型コロナウイルス感染症の感染を防止し、旅行者に安全・安心に観光を楽しむ観光PR動画を制作した。「徳川家康と服部半蔵忍者隊」のメンバーが、「新しい旅のエチケット」を実践しながら県内の魅力を巡る内容だ。

 「観光・ショッピング編(Warm Welcome Aichi! ~美観の旅~)」と「食事・宿泊編(Warm Welcome Aichi! ~美食の旅~)」の2本の映像で、Withコロナ時代に選ばれる安全・安心な観光地域づくりの取り組みをPRする。

 「観光・ショッピング編」では中部国際空港、やきもの散歩道(常滑市)、陶芸体験(常滑市)、名古屋城・本丸御殿を紹介。「食事・宿泊編」 では日間賀島や八丁味噌、犬山城(城下町)を取り上げた。

 旅行者側は「車内で会話を控える」や「お土産を触らず目で選ぶ」、「食事中は静かに話す」などを、事業者側の取り組みとして「『安全・安心宣言施設』ステッカー」などを紹介し、旅先ならではの感染症防止策を映像化した。

 

せとうちDMO、瀬戸内7県で「瀬戸内インバウンドガイド講座」 12月から2カ月間開く

2020年12月7日(月)配信

公式ウェブサイトで講座の申し込みページを公開中

 せとうちDMOを構成する、せとうち観光推進機構(真鍋精志会長、広島県広島市)は12月から2カ月間、瀬戸内7県で「瀬戸内インバウンドガイド講座」を開く。参加者が座学やフィールドワークを通じ、ガイドに求められる基礎的な知識やスキルを習得する内容の講座が受けられる。同機構はガイド人材の育成に取り組むことで、瀬戸内における多言語の受入態勢強化をはかりたい狙いだ。

 「瀬戸内インバウンドガイド講座」は、兵庫、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛の各県で1回ずつ開く。主に地域のボランティアガイドや既に有償ガイドとして活動している人、ガイドの活動に興味を持っている人が対象。インバウンドガイド協会との共同開催で、各県・開催都市の自治体の後援が予定している。

 初回である広島県広島市の12月12日(土)~13日(日)講座分は、申し込み受付を終了している。以降の開催日程に関しては、19日(土)、20日(日)に愛媛県松山市と兵庫県姫路市、26日(土)、27日(日)に香川県高松市、1月9日(土)、10日(日)に徳島県徳島市と山口県下関市、16日(土)、17日(日)に岡山県倉敷市で開く予定。

 募集人数は各県30人、7県合計210人で、参加費用は無料。参加特典として、書籍「インバウンドガイドの教科書」が進呈される。なお、講座は、国や自治体などが定める感染防止のガイドラインに沿って、徹底した感染防止対策のもと、実施される。

サンタと交流 兵庫県三田市「オンラインフィンランドツアー」実施へ

2020年12月7日(月) 配信

サンタクロース

 兵庫県三田市は、12月22日(火)、「オンラインフィンランドツアー」を行う。

 オンラインミーティングアプリ「Zoom」を使用し、子供と一緒にフィンランドにあるサンタクロース村を訪れサンタと交流できる90人(アカウント)限定のツアー。

 ツアーでは、フィンランドにあるサンタクロース村へオンラインで訪問し、村の郵便局などの街並みやサンタさんの家を巡る。さらに、Zoomチャットを通じサンタとの交流やなども実施する。申し込みは、市のホームページで受け付けている。