「楽天ステイ東京浅草」オープン 楽天マスコット「お買いものパンダ」とコラボ(楽天LIFULL STAY)

2021年6月29日(火) 配信

「お買いものパンダルーム」内装イメージ

 楽天グループで民泊事業を行う楽天LIFULL STAY(太田宗克社長、東京都千代田区)はこのほど、全国に展開している「Rakuten STAY」で都内初物件となる「Rakuten STAY東京浅草」をオープンする。全50室のうち21室が、楽天公式キャラクターの「お買いものパンダ」とコラボレーションした客室になっている。

 同施設は、「お買いものパンダ」と浅草の風情を楽しみながら滞在できるのが特徴。

 「お買いものパンダルーム」21室は、浅草寺の風神雷神と隅田川の2種類のテーマに分かれ、部屋のいたるところに浅草を楽しむキャラクターのイラストをあしらった。

 パンダルームに宿泊すると、限定デザインのアメニティを持ち帰って利用することができる。

 通常ルームは木目を基調とした落ち着いたデザイン。

 料金は、「お買いものパンダルーム」ダブルが、1万7400円から(1室2人当たり)。通常ダブルルームは1室2人で9000円から(1室2人当たり)。いずれも税込み。

 1階のエントランス付近には、シェアサイクルの貸出・返却用の駐輪場が設置されているため、浅草の観光スポットを手軽に散策できる。また、無人チェックイン・チェックアウトや、スマートロックを導入している。

 開業を記念し、7月12日(月)までパンダルームの無料宿泊券が抽選で3組6人に当たる「お買いものパンダルーム無料宿泊券プレゼントキャンペーン」を実施中。楽天トラベルのツイッター公式アカウントか、インスタグラム公式アカウントから応募できる。

各地の「推しグルメ」を投稿 フォトコンテストの作品募集中 KNT-CTウエブトラベル

2021年6月29日(火) 配信

投稿受付は7月25日(日)まで

 近畿日本ツーリストの公式ホームページを運営するKNT-CTウエブトラベル(藤浪卓社長)は7月25日(日)まで、地元や旅先で見つけたおすすめのグルメ写真や動画を投稿する「#ローカル推しグルメ フォトコンテスト」を行っている。一般投票で得票数が最も多かった最優秀作品には、5万円分の旅行券が贈られる。

 ホームページへのアクセスと顧客接点の強化を目指すとともに、全国各地の“おいしいグルメ”の投稿を通じて、「各地の魅力と旅の楽しさ」を伝えていく。

 テーマに「地域の魅力で日本に元気を」を掲げる同コンテストは、アフターコロナに味わってもらいたいグルメ写真・動画を募集する。投稿作品の中からノミネート作品を選出し、一般投票により最優秀作品を決定するほか、事務局が選考する優秀作品にも旅行券が贈られる。抽選で「ご当地おみやげ(1000円相当)」やKNTポイントも当たる。

 作品の投稿は、近畿日本ツーリストのSNS(ツイッター、インスタグラム)から可能で、「#ローカル推しグルメ」「#県名」「#店舗名」 を付けて投稿する。また、投稿専用フォームから投稿する方法もある。

 投稿後は、フォトコンテストページから賞への応募フォームを入力することで応募できる。なお、1人当たりの投稿数の上限はない。

 応募は7月25日(日)まで、一般投票は7月29日(木)~8月9日(月)まで実施する。受賞作品の発表は、8月16日(日)。

帰着後もPCR検査可能に JALが国内線搭乗者へサービス拡充

2021年6月29日(火) 配信

安心・安全な移動を

 日本航空(JAL)はこのほど、国内線搭乗者を対象に新型コロナウイルスのPCR検査を帰着後も行えるサービスを始めた。今年の3月から開始した「JAL国内線PCR検査サービス」は、3万人を超える利用者があり好評という。これまでは出発前のみだったが、利用者の要望に応え、帰着後とセットでの販売を行う。

 出発7日前までにウェブで申し込むと、唾液採取用キットが2つ届く。1つは出発の2日前まで、もう1つは帰着後なるべく早く返送し、結果はメールで受け取る。

 申し込み期限は2021年12月26日(日)まで、搭乗期間は2022年1月10日(月)まで。検査料金は搭乗前のみの場合は1980円(税込)、または2500マイル。出発前と帰着後のセットは3960円(税込)、または5000マイル。

日旅、「Holiday」と提携 旅行の相談から予約までアプリで完結

2021年6月29日(火) 配信

日本旅行とホリデーが提携し、アプリ「Holiday」に新機能を導入した

 日本旅行(小谷野悦光社長、東京都中央区)はこのほど、おでかけや旅行プランを投稿し、共有するサービス「Holiday」を提供するホリデー(友巻憲史郎社長、東京都渋谷区)と提携した。これに伴い、旅行予約がすべてオンラインで完結する新しい機能「Holiday for Agency」(オンライン旅行相談機能)を導入する。

 日旅では、コロナ禍のなかで、対面せずに旅行の相談をしたいという要望に応え、Zoomなどを使ったオンライン接客やチャットを利用し、非対面での旅行相談を行ってきた。

 今回の提携で、アプリ「Holiday」の「オンライン旅行相談機能」に参画することで、日旅の専門スタッフが旅行相談に応じる。そのほか、予約や行程表(アプリ内)の作成、旅行中のサポートなどもアプリ一つで完結させるサービスを提供する。

 同サービスを導入・対応している店舗は、日旅TiS大阪支店(大阪府)と、日旅リテイリング 東日本いい旅予約センター(東京都)。

 アプリ「Holiday」は、複数のスポットを組み合わせることで、自分が体験したおすすめのおでかけ・旅行プランを、ほかのユーザーと共有することが可能。全国のユーザーの投稿を見ることで、有名スポットでもユーザーそれぞれの楽しみ方を知ることができる。ガイドブックにも載っていない観光スポットも紹介している。

待ち望んだ富士山、開山! 1組限定 プライベートグランピング×Mt. Fujiトレッキングツアーを企画

2021年6月29日(火)配信

夕食は地元で採れた野菜やお肉のローカルバーベキューを(イメージ)

 静岡富士宮市のグランピング施設「MT. FUJI SATOYAMA VACATION(マウントフジ里山バケーション)」はこのほど、グランピング宿泊と富士山トレッキングツアーを楽しめるファミリー向けプランを企画した。1日1組限定で予約を受け付けている。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大で閉山していた富士山だが、今年は5合目から6合目(富士宮口)までの通行止めが7月1日(木)に解除される。これを受け、親子でも楽しめる宝永火口へのトレッキングをセットにしたプランを企画した。地域に暮らすローカルガイドが案内役を務め、富士山の自然や歴史について解説。1日1組の貸し切りなので、小さい子供連れの家族でも、自分のペースに合わせて、周りを気にせずにゆっくり楽しむことができる。

 ツアー前日には壮大な富士山間近に感じられるグランピングテントに宿泊。夕食は地元で採れた野菜や肉のローカルバーベキューを味わえる。施設内には、高級感あふれるシャワールームとトイレ、アメニティ、アウトドアグッズを用意。地元富士ヒノキを使用したウッドデッキや、テントサイトの電力は太陽光発電で供給するなど、環境に配慮した滞在を楽しめる。

 料金は1人4万700円から(4~8人でグランピングテント利用の場合)。グランピングテント1泊、食事(夕・朝・昼)、焚き火台などアウトドアグッズ、各種アメニティ、ツアーガイド、保険、サービス料が含まれる。

JTB旅ホ連上野浅草ホテル会、オゾン発生器を寄贈 台東区立の全11幼稚園に

2021年6月28日(月) 配信

(左から)服部征夫台東区長、渡辺定利代表

 JTB協定旅館ホテル連盟上野浅草ホテル会(代表=渡辺定利・ホテルニューウエノ社長、9会員)は6月25日(金)、台東区立幼稚園の全11園に低濃度オゾン除菌器を寄贈した。

 渡辺代表は「オゾンの殺菌力を多くの人に知ってもらうことで、発生器の導入を促し、一刻も早く収束させたい」と話す。

 同除菌器を受け取った服部征夫台東区長は「感染が拡大している状況下での贈呈に感謝する。これからも全力で新型コロナウイルスに立ち向かう」と応じた。さらに、「台東区は23区のなかでも観光産業が盛んなので、安全な受け入れができるような体制を構築したい」と述べた。

 渡辺代表はオゾンの効果について、東京経済大学の周牧之教授の論文を引用したうえで、「オゾン発生器を設置した新型コロナウイルスの重症者用病床約1000床を抱える火神山病院(中国・武漢市)に駆け付けた、約4万2000人の医療従事者は罹患しなかった」と説明した。さらに、「東京消防庁がすべての救急車に車載用除菌器を設置している」と、安全な空間づくりに貢献していることを強調した。

東京都旅行業協会、ITを導入した「新しい旅行会社へ」変革を 村山会長が再任

2021年6月28日(月) 配信

総会は役員のみを集めて開いた

 東京都旅行業協会(村山吉三郎会長、712会員)は6月23日(水)、東京都内で2021年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、村山会長が再任した。(株)全旅が展開するデジタル化支援サービスと協力しながら、ITを導入した新しい旅行会社への変革を促す。

 今年度は感染拡大防止のため、役員のみを集めた。村山会長は新型コロナウイルスの拡大以降、接触を避ける消費者が増えたとしたうえで、「(会員には)時代に合わせて、オンラインツアーやネット販売ができる『新しい旅行会社』になってほしい」と呼び掛けた。

村山吉三郎会長。「時代に合わせた旅行会社になってほしい」と呼び掛けた

 このほか、コロナ禍で「飲食業界に多くの補助金が支払われているが、旅行業への支援額は少ない」として、「全国旅行業協会(ANTA)から関係各所へさらなる支援の増額を要望してほしい」と強調した。

 今後の団体旅行の見通しについては、ワクチン接種率が向上していることから、「夏以降に徐々に戻るだろう」と予想した。

 今年度は指導・調査広報事業の一環で、デジタル化への移行支援をはじめ、2万円の会費を1万5000円とし、納付期限を延長する。

さらに、昨年度に引き続き、送客1人当たり20~100円を会員に払う旅行業者支援対策奨励金制度を維持するため、300万円の予算を計上した。

名鉄観光サービス、拝郷氏が新社長に 大西社長は顧問に就任

2021年6月28日(月) 配信

名鉄観光サービス新社長の拝郷寿夫氏

 名鉄観光サービスは6月20日に開いた定時株主総会と取締役会で、拝郷寿夫(はいごう・としお)代表取締役副社長が同月23日付で代表取締役社長に昇格する人事を承認した。大西哲郎社長は顧問に就任した。

 拝郷氏は1981年に名古屋鉄道に入社後、名鉄総合企業、名鉄マネジメントサービス、宮城交通などに勤務。2008年から名古屋鉄道で要職を歴任し、20年に名鉄観光サービスの代表取締役副社長に就任していた。

 なお、定時株主総会と取締役会で承認した同社の役員人事は次の通り。

 (6月23日)【代表取締役社長】管理統括(代表取締役副社長兼管理統括)拝郷寿夫【取締役】名古屋鉄道株式会社代表取締役副社長 髙﨑裕樹▽同常務執行役員 岩切道郎【執行役員】財務部長 斉藤浩行▽関東営業本部副本部長兼銀座支店長(関東営業本部部長兼銀座支店長)清田浩之▽スポーツ事業部長 富田孝信【顧問】(代表取締役社長)大西哲郎【退任】▽中尾善彦(取締役監査室長兼財務部担当)▽山本亜土(取締役)

県民割の補助支援を期間延長へ 予約販売は10月末まで(観光庁)

2021年6月28日(月) 配信

観光庁は、地域観光事業支援の補助対象となる旅行の予約販売期限を10月末まで延長する

 観光庁は6月25日(金)、当初8月末としていた地域観光事業支援の補助対象となる旅行の予約や販売期限を、10月31日(日)まで延長することを発表した。

 支援対象となる旅行の実施期間は、今まで通り4月1日~12月31日(1月1日チェックアウト分)。

 地域観光事業支援は、新型コロナの感染状況がステージ2以下と判断した都道府県で、県内旅行の割引事業を財政的に支援するもの。前払い方式も支援の対象となる。

 1人1泊当たり5000円(商品代金の50%)を上限に、補助金を交付する(日帰り旅行も同様)。

 また、地域限定クーポンなどを実施する場合には、さらに1人1泊当たり上限2000円の補助金を支給する。

 また、追加措置として、宿泊事業者による感染防止対策へ取り組む際の費用も、国が財政的に補助する。補助率は事業費の2分の1。

 6月15日(火)時点での県民割に対する支援では、18県に交付決定を行った。宿泊事業者による感染防止対策などへの支援にも、既に21府県に交付している。

8代目観光観光庁長官に和田浩一氏 航空局長など歴任

2021年6月28日(月) 配信

和田浩一氏

 国土交通省は6月25日(金)、蒲生篤実観光庁長官が退任し、8代目観光庁長官に和田浩一航空局長を充てるなどの幹部人事を発表した。7月1日(木)の発令。

 和田 浩一氏(わだ・こういち) 1986(昭和62)年東大法卒、87年運輸省(現・国交省)に入省。2017年国交省航空局次長、18年観光庁次長、19年国交省航空局長などを歴任。埼玉県出身、57歳。