ANA、トリップアドバイザーと提携で口コミ情報掲載スタート

2018年1月11日(木) 配信 

ANAサイト上で口コミがみられるように

トリップアドバイザー(牧野友衛代表、東京都渋谷区)とANAセールス(今西一之社長、東京都中央区)は提携し、1月10日からANA海外旅行予約サイト上で、ホテルの口コミ情報を表示するサービスを始めた。

 ホテル口コミ情報は、ANAホームページ内「海外旅行パッケージツアー」の検索画面、ツアー詳細画面から見られる。トリップアドバイザーのユーザーが採点した「評価」が表示され、多数の口コミを参考にホテル選びができるようになった。

 サイト上の口コミは合計件数で表示されている。口コミのボタンをクリックすることで、ユーザーの実際の口コミが閲覧可能。さらに、旅行後には「マイブッキング 予約一覧ページ」や「メール」などから口コミの投稿もできる。投稿された口コミ1件からマイルが貯まり、毎月最大1500マイルまでとなる。口コミ情報の提供は、海外航空券+宿泊「ANA旅作」や国内旅行予約サイトへも順次展開していく見通し。

※マイルに関する詳細URL:

<サービス概要>

 1. 予約サイト内、検索画面やツアー詳細画面でトリップアドバイザーから提供される評価点、口コミ件数が表示され、評価点が高いホテルから並び順を変更することも可能

 2. 旅行終了後は専用のフォームから口コミの投稿もできる

【特集 No.480】新春対談・民泊元年によせて 予算は「人」にこそ配分すべき

2018年1月11日(木) 配信

 住宅宿泊事業法(民泊法)が6月に施行される。都市部で規制が進む一方、誘客と消費額増に生かそうと、プラットフォーマーとの提携に手を上げる地方行政も出てきた。今回はその是非から一度離れ、地域に人とカネをもたらす手段として「民泊」を捉えたいと考えた。勝瀬博則氏(パソナ)と上山康博氏(百戦錬磨)はそれぞれ、大手OTA(オンライン旅行会社)を経て、イベント民泊や合法民泊、農泊の推進に携わってきた。地域は今、何をし、何をしないべきか?一歩踏み込んだ対談を届ける。
【司会進行・構成=謝 谷楓】

 

 ――いよいよ今年、住宅宿泊事業法(民泊法)が施行となります。違法民泊の問題をはじめ、昨年は宿泊する「場所」の側面に光が当たりがちでした。

上山:違法民泊の淘汰により、物件数は一時減少するはずです。宿泊提供日数の180日規制により、都心部の不在型は運営が厳しくなるからです。

 「人」の魅力に着目した観光コンテンツの創出が、地方で民泊を運営する際には、重要となっていくと見ています。

勝瀬:同感ですね。提供日数の制約がネックとなり、都心部で部屋を借りての運営は割に合いません。一方、居住する自宅が舞台の、滞在型民泊の持つ可能性は大きいと考えます。不動産の価値だけでなく、人と人のつながりにも目を向けるべきだということです。

 ――詳しく教えてください。

勝瀬:今後は地域に住む「人」とその取り組みがコンテンツをつくっていくこととなります。場所ではなく、「人」が旅の重要なコンテンツになりはじめています。アイドルグループAKB48が良い例です。秋葉原でスタートしたものの、栄や難波、博多など、場所を問わず成功を収めてきました。「人」の持つ魅力に関心を抱き、握手会やコンサートにリピーターが集まっているのです。

 地域に住む一人ひとりが主役となる、劇場型の観光がこれからの本流です。行って帰ってくるだけの、消費される場所で終わってはいけません。

上山:観光地を磨き上げるという言葉を良く耳にしますが、人間同士のコミュニケーションを通じた摩擦がなければ輝きは望めません。外国人旅行者の視点を取り入れることも重要です。地方行政の皆さんにはぜひ、地域住民個人が活躍するステージ(舞台)として民泊を捉えてほしいと思います。

勝瀬:大型の観光施設が誘客に役立つことは否定しませんが、場所の磨き上げは差別化につながりにくいのが現実です。代えのきかない「人」に焦点を据えることが必要です。地域をPRする動画の作成がムーブメントとなっていますが、地域住民を前面に押し出す工夫が求められます。この地域にはこんな人がいるのだということを広め、ユニークな取り組みを行う「人」の発信を助ける。そういう役割を、地方行政には担ってほしいですね。

 ――地方で民泊を成功させるキーワードは、「人」のようです。

勝瀬:昨年8月、徳島市の阿波踊りでイベント民泊に携わりました。ホストとゲストの多様な交流を目の当たりにして、「人」がこれからの観光の主役だということを実感した次第です。

 地元住民の知恵とネットワークを活用すれば、新しいスタイルの地域体験を提供できるはずです。オープンマインドの方が多いのも特徴でした。地域住民と交流したい外国人旅行者の取り込みも見込めます。

 「人」に焦点を据えることは、住民の取り組みに予算を配分することを意味します。観光コンテンツの企画に携わってもらい、適切な判断のもと、予算をつけるべきです。

上山:過剰投資を抑えるためにも、有効なことです。補助金や交付金など、お金をかけずにどれだけ成果を出せるか。儲ける仕組みをつくり、補助金や交付金を無駄にしない姿勢を、地方行政は一層強く求められていますから。

 民泊法や新しい通訳案内士法の施行など、ルールが変わる今をチャンスと捉え、地域のために本腰を入れてほしいですね。…

 

※詳細は本紙1699号または1月17日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

神奈川県・箱根強羅温泉「円かの杜(まどかのもり)」 進化続ける宿

2018年1月11日(木) 配信

篠山紀信氏の限定本「食」

「本のある風景」に出会う ブックディレクター・幅允孝氏が演出

 花扇グループ(飯山和男社長)が2014年12月に神奈川県・箱根強羅温泉に開業した「円かの杜」の館内を歩くと、さまざまなエリアで「本のある風景」に出会う。飛騨の高級木材などに囲まれた温もりのある空間で、上質な落ち着きを提供する円かの杜に、新たな魅力が加わった。ラウンジや蔵バーなど館内各所に置かれた本棚には、ブックディレクター・幅允孝(はば・よしたか)氏がセレクトした本が並ぶ。ハイセンスな写真集や限定本、絶版本など、希少価値のある本もそろえ、魅惑の世界が広がる。

 開業から間もない15年4月、円かの杜は雑誌との企画で、本のある特別室「ディスカバージャパンルーム」を設置した。このときに、ブックディレクションの第一人者・幅允孝氏との縁が生まれた。

 松坂美智子女将が幅氏と話し合いながら、全館に本をセットしていった。「朝、鳥のさえずりで目覚めたお客様の知的好奇心を満たせるように」と、鳥の図鑑も置いている。建築や家具の好きな宿泊客には、北欧デンマークの建築家、家具デザイナーのフィン・ユールの本も楽しめる。

松坂美智子女将
大浴場のエリアにも本棚

 本棚めぐりも小さな館内の旅だ。

 「箱根を存分に味わうための本棚」「心と体を落ち着ける本棚」「日本の食文化を知るための本棚」「男の本棚」――の4つのテーマで回遊できる。

 例えば、大浴場近くのリラクゼーションルームには「心身ともに癒されるような本を」と、波だけが被写体の写真集が置かれている。心の中まで波に洗われるような気分になる。

 ラウンジには箱根にちなんだ本が並ぶ。滞在中の宿泊客がソファに座ってくつろぎながら本を開いている風景が見られる。

ロゴマーク
心と体を落ち着ける「波」の写真集

 食事処の入り口には、篠山紀信氏の「食材」を接写した限定本など、食にまつわる本も置いている。蔵バー「こだま」には、絶版となった少年マガジンや、退廃の香りがする男性好み本も陳列し、秘めた楽しみを演出する。

 ラウンジに接する喫煙ルームには、フランスの写真集「ノースモーキング」が渋い存在感を示す。エスプリが効いている。

 「深く読み込む種類の書籍ではなく、手にとってくつろいでパラパラとページをめくれるような本をセレクトしています。ユーモアのエッセンスも取り入れています」(松坂女将)。本のタイトルやジャンルも多彩だ。

蔵バー「こだま」のオリジナルカクテルを飲みながら…
蔵バーの「男の本棚」

各部屋に本のメニュー フロントで貸し出しも

 フロントで本の貸し出しも行っている。客室で本のメニューを見て気に入った本があれば、滞在中に楽しみが広がる。「猫と女とモンパルナス」(藤田嗣治)や「女の一生」(伊藤比呂美)、「ハーブ図鑑」(ジェニー・ハーディング)など、メニューを見るだけで心が豊かな気分になる。貸し出しの本のメニューも今後増やしていく予定だ。

 「1泊2日の滞在中の少し空いた時間などに、いつでも本を手に取れるように、彩りをまとった旅館にしたいという思いはありました」と松坂女将は語る。

 森を抜けるさわやかな風のような詩集、爛熟した雰囲気を漂わせる絶版本、エスプリの効いた書籍などが、ほどよく文化薫る世界観を醸し出している。

 本棚も幅氏が使っている家具屋に特注した。本を選びやすく、並べやすいデザイン。お洒落な脚が付いている。主張しすぎず、見過ごされない、“ちょうどいい”意匠に視線が合う。本の並べ方も決まっている。

 「宿の空間も、木と畳みだけではなく、本棚も1つのインテリアとして彩りを与えられればと思っています。朝、ラウンジでコーヒー飲みながら、景色を眺めているお客様の手元に本がある。絵になる姿です」と松坂女将は話す。

 女将は熱海に近い早川の海岸から、丸い石を拾って来た。客室に置く本のブックエンドするためだ。「強羅にも石はありますが、ゴツゴツしています。円かの杜にぴったりと合う丸い石を求めて海に行きました。子供と何往復もしながら、海岸からクルマまで20個近く運んできました」と楽しそうに笑う。

グッドデザイン賞の“人類進化ベッド”も

人類進化ベッド

 日本デザイン振興会主催の「2017年グッドデザイン賞」を受賞した「人類進化ベッド」を置く客室も備えている。「チンパンジーが樹上に作るベッド」をヒントに開発されたものだ。

 松坂雄一取締役総支配人は「お客様の宿での過ごし方の選択肢の1つとして、楽しく想像しながら人類の進化ベッドも置きました。海外の旅行者も含め、さまざまな宿泊者が来られるので、さりげなく配置したなにかに、アンテナがひっかかる方もいらっしゃいます」。

 円かの杜は訪れる度に、少しずつ進化していることに気づく。

味わい深い宿へ

 日本の宿には独特の「味わい」がある。「味わい」は人によって生まれる。

 円かの杜は、この「味わいを守り続けたい」という志のある宿が集まる「日本 味の宿」のメンバーでもある。

 華美に走ったり、豪勢を誇るだけの宿ではなく、地元に根付き、味わい深い「野にあるごとく大らかな宿」へと磨きを掛けている。

円かの杜の壮観な玄関
温もりのある木と畳の客室

“個客満足が創客に” 4都市でセミナー開く おもてなし経営研究所

2018年1月11日(木) 配信

実体験を基にポイントを伝授する西川丈次氏

 おもてなし経営研究所(代表=西川丈次観光ビジネスコンサルタンツ社長、大阪市淀川区)は、観光関係者など対象の第12回「おもてなしセミナー」を昨年12月13日、福岡市内で開催した。セミナーは仙台、東京、長野、福岡の4都市で開き、福岡会場では約30人の参加者が熱心に受講した。

 講師の西川氏は、ホテやレストラン、タクシー、バス、観光地などでの体験談を基にしたホスピタリティ実践論「もてなし上手」を旬刊旅行新聞に好評連載中。セミナーでは、西川氏が実際に体験した感動サービスの事例を基に、すぐに実行できるもてなし経営行動のポイントを伝授した。

 まず、「ありがとう」を伝えるため10枚の「Thank you」カードを配布。「使い切ろうとする勇気が、おもてなし力を高める」とアドバイス。「良いサービスだと気づく力のない人に良いサービスはできない」と述べ、「感じる力」の大切さを訴えた。

 また「おもてなし行動は、自己満足では駄目。おもてなし経営ができるかどうか」と述べ、「行動を個に向ける」重要性を強調し、「顧客満足から個客満足に向かえば、創客につながる」と指摘。「販売者が売りたい時に買ってもらえるロイヤルリピーターを作ること」の重要性を訴えた。

〈観光最前線〉「西郷どん」

2018年1月11日(木) 配信

鹿児島市内に建つ西郷隆盛銅像

 西郷隆盛を主人公とした大河ドラマ「西郷どん」の放送が始まった。西郷主役の大河ドラマは、西郷と大久保利通を主人公にした1990年の「翔ぶが如く」以来。林真理子原作、中園ミホ脚本による今作は、西郷をとりまく女性たちや、島での生活も深く描いた、これまでにない西郷作品として注目を集めている。

 西郷の故郷、鹿児島県では、今月12日に西郷が滞在した鰻温泉のある指宿市で「いぶすき西郷どん館」、翌13日には鹿児島市の西郷生誕地そばに「西郷どん大河ドラマ館」と、西郷ゆかりの各地でドラマ館が誕生する。西郷が足しげく通った日当山温泉(霧島市)には昨年12月、滞在時の屋敷を復元した「西郷どんの宿」もオープンしている。明治維新150年の節目に、歴史を振り返る旅はどうですか。

【塩野 俊誉】

〈旬刊旅行新聞1月11日号コラム〉観光制裁 危うい岩盤の上に立つ観光産業

2018年1月11日(木) 配信

観光も国際政治の駆け引きの1つに

 2018年が始まって10日余りが過ぎた。2月9日からは韓国の平昌で冬季オリンピックが開催される。1月9日には、韓国と北朝鮮は南北境界線にある板門店の韓国側「平和の家」で閣僚級会談を開き、北朝鮮の選手団が平昌五輪に参加する流れになった。しかしながら、北朝鮮の核開発問題は解決されたわけではなく、東アジアを巡る国際情勢は依然として今年も厳しく、危機的な状況が続くと見られる。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17年12月13日から3泊4日の日程で国賓として中国を訪問した。習近平国家主席や李克強首相とも会談し、韓国にとっては、北朝鮮の核問題への対応と合わせて、米国の終末高高度迎撃ミサイル(THAAD=サード)配備による中国からの報復措置の改善も会談の大きなテーマであった。

 サード配備の報復措置として中国政府は16年3月から、韓国への団体観光商品を全面禁止していたが、文大統領が訪中する直前に緩和された。韓国は中国人観光客を大歓迎したが、文大統領が帰国して間もなく、中国からの報復は再び強まった。

 日本も12年9月に尖閣諸島を国有化した際に、中国の大手旅行会社は日本へのツアーを一斉に中止し、中国人旅行者でにぎわっていた観光地が一時期閑散としていたことは記憶に新しい。また、15年には中国の“爆買い”ブームの絶頂期を迎えたが、16年4月には、中国財政省が海外で購入した商品を中国に持ち込む際に課税を強化したことによって、急速に爆買い現象が沈静化した。

 海外旅行者数が伸び悩む日本を離れると、世界中、とりわけアジアでは爆発的に海外旅行者が増加し、旅行先での観光消費額も拡大している。例えば中国の年間海外旅行者数は日本の総人口に匹敵する1億2千万人規模であり、アジアの近隣諸国だけでなく、欧米や中東、アフリカを含め世界中に大きな影響を与えている。このため、観光大国は、国際間の経済に直結する成長産業の観光を、政治的に利用する価値が高まってきている。相手国との駆け引きの中で「観光制裁」はその有効な政治手段の一つである。観光大国を目指す日本も例外ではない。

 米国ではトランプ政権になって、再びキューバへの個人渡航禁止の措置を取っている。観光産業に依拠するキューバにとっては大打撃だ。一方、イランは15年に米英仏独ロ中の主要6カ国との核合意によって制裁が解除されて以降、押し寄せる観光客向けのホテル開発が一気に進んだ。別の意味で観光産業の影響の大きさを感じさせる。

 日本では、インバウンドの急激な拡大と、2020年に訪日外客数4千万人、30年までに6千万人という右肩上がりの政府目標、さらには近年の着実な実績によって、「今後もこの流れがいつまでも続く」ムードが漂っている。しかし、この過信は、少々危険な気がする。

 国家間の軋轢が生じた場合、武力衝突はどの国も最も避けたい手段である。国際観光交流が拡大するなかで、観光の持つ影響力は今後も拡大し続けることは間違いなく、相対的に国力の弱い国は、強い国から「観光制裁」を受け、翻弄される可能性はさらに高まるだろう。政治状況によって観光産業はひどく危うい岩盤の上に立つという認識を持ち、あらゆる想定が必要である。

(編集長・増田 剛)

親身な接客で評価 秀水園などもてなし表彰

2018年1月11日(木) 配信

表彰されるいぶすき秀水園の湯通堂温社長(右)

 鹿児島県が推進する第14回「観光まごころ県民運動」の会長表彰が昨年12月18日に県庁で行われた。指宿温泉のいぶすき秀水園(湯通堂温社長)など6団体が表彰され、同運動推進会議会長の三反園訓知事から表彰状と記念品が贈られた。

 運動は県民総ぐるみで観光客を温かく親切に迎えるため、県が関係団体と展開しているもので、選考委員会が「観光まごころおもてなし」と「きれいな観光地づくり」の2部門で受賞者を決定した。

 秀水園はもてなし部門で選ばれ、「車イスの宿泊者へのサポートや子供連れ家族客などをはじめ、宿泊客に対する親身で心のこもった接客」などが評価された。

 同部門では、伊佐市観光ボランティアガイド「伊佐の風」(伊佐市)、いおワールドかごしま水族館(鹿児島市)、南国タクシー(同)、妙見ホテル(霧島市)も表彰された。また、観光地づくりでは肥薩線の日当山駅、嘉例川駅など沿線の5駅が連携して、駅構内や周辺の美化、植栽活動を行っている「花はきりしま肥薩線の会」が表彰された。

地元の新ブランド 「伊良湖黒牛。」提供 休暇村伊良湖

2018年1月11日(木) 配信

(左から)伊良湖黒牛の会の渡辺義苗氏、高木啓光氏、休暇村伊良湖営業課長の川喜義直氏

 愛知県・渥美半島の休暇村伊良湖は、A5ランクの特選黒毛和種のみを厳選した「伊良湖黒牛。」を特別メニューで提供している。

 「伊良湖黒牛。」は17年10月に立ち上げた新ブランド。地元の5軒の酪農家(伊良湖黒牛の会)が現在約1100頭を飼育している。パイナップル粕や、サトウキビのしぼりかすを発酵・熟成させたバカスを飼料にするなど、丁寧な飼育管理を行っている。きめの細かい霜降りと、噛むほどに肉本来の旨みが感じられるのが特徴。

 また、後継者問題を抱える酪農家にとっても、地元の愛知県立福江高校と連携してPRポスターをデザインしたり、食育などにも取り組むことで、地域全体で次世代を担う若者の郷土愛を育てていきたい考えだ。

 現在、「伊良湖黒牛。」は休暇村伊良湖のみで提供されている。宿泊客の希望があれば、特別メニューとして、サーロインステーキやランプステーキ、肩ロースしゃぶしゃぶなどで提供している。

 4月からは、1万3800円(大人1人)で、伊良湖黒牛の肩ロースすき焼き、握り寿司炙り3種、フィレ串揚げなどの夕食が付くコース料理付きの1泊2食プランを販売する。

 問い合わせ=休暇村伊良湖 電話:0531(35)6411。

KNT個人、女性雑誌と小豆島舞台に女子旅造成

2018年1月11日(木) 配信

女子旅行くなら「フォトジェニック」なスポットが数多く存在する小豆島へ。©嶌原佑矢/S Cawaii! 2月号

近畿日本ツーリスト個人旅行は現在、 国内企画商品メイトで 、主婦の友社が発行する女性向けファッション情報雑誌「S Cawaii!」と香川県・小豆島と共同で企画した女子旅ツアーをホームページ上限定で売り出している。

 行先は、「フォトジェニック」なスポットが数多く存在し、2017年9月時点のインスタグラム投稿数が16万7千件を超える小豆島。同企画でしか手に入らないトラベル小冊子が付く宿泊プランや、「S Cawaii!」の人気モデル鈴木あやさんと吉木千沙都さんのトークショーに参加できるプランなど、小豆島をより楽しめるツアーに仕上げた。小豆島が「フォトジェニック」をテーマに旅行会社とコラボレーションするのは今回が初めて。

「S Cawaii!」2月号(1月6日発売)の誌面でも、「女子旅するなら小豆島へ!」をテーマにした特集記事と、企画案内を掲載している。

「女子旅するなら小豆島へ!~photogenic travelling~」概要

通常プラン

 宿泊特典として、同企画でしか手に入らない「S Cawaii!トラベル小冊子」が付くプラン。旅先で使える時短メイクや着回し、自撮りテクニックなど、「S Cawaii!」編集部が厳選する旅行に役立つ情報が満載、旅行の必須アイテムとなること間違いなしの1冊。

設定期間:2月1日(木)~3月31日(木)(宿泊)※3月9日(金)10日(土)宿泊を除く

設定プラン:宿泊プラン、首都圏発着航空券+宿泊セットプラン、首都圏発着JR+宿泊セットプラン

旅行代金1例:宿泊プラン1万3900円~2万1800円(ホテルグリーンプラザ小豆島、2人1室利用 大人1人)

先着150人限定!特別イベント「鈴木あや×吉木千沙都 スペシャルトークショーin小豆島」チケット付プラン

設定日:3/9(金)、3/10(土)、宿泊限定

設定プラン:イベント参加チケット付宿泊プラン、首都圏発着航空券+イベント参加権付宿泊セットプラン

【イベント詳細】

日時:3月10日(土)午後1:00~午後2:30

場所:道の駅 小豆島オリーブ公園

出演者:鈴木あや、吉木千沙都

内容:

「S Cawaii!」専属モデルの鈴木あやさんと吉木千沙都さんのスペシャルトークショーを小豆島で開催。旅マスターのふたりのトラベルトークやインスタ映え講座などを予定する。
※イベント参加チケットは宿泊プランにセットとなり、イベントのみの参加は受付ない。通常プランの特典はつかない

旅行代金一例:宿泊プラン:1万9800円~2万1400円(ホテルグリーンプラザ小豆島、2人1室利用 大人1人)

協力宿泊施設:リゾートホテル オリビアン小豆島、小豆島国際ホテル、ホテルグリーンプラザ小豆島、湯元小豆島温泉 塩の湯オーキドホテル、ベイリゾートホテル小豆島

安心のロードサービスを JAFが新規登録キャンペーン

2018年1月11日(木) 配信

いつでも安心のロードサービスを受けるために(写真はイメージ)

スマートフォン端末用アプリ「JAFデジタル会員証」で新規登録を行えば、QUOカードが抽選で当たる。提供元のJAF(日本自動車連盟)が主催し、2018年2月13日(火)まで受け付ける。

 路上故障時、JAFのロードサービスを利用したという人は少なくない。大人数のドライブで困りごとがあった際、JAF会員証を持っている人はいないかと確認するシーンに遭遇した人も多いはずだ。迅速で丁寧な対応に対する評価は、長年に渡って高い。例えば夜間、高速道路でのバッテリー上がりも、会員であれば作業代はかからない( 高速道路でのバッテリー上がり、PA・SA以外、工数0.5の場合)。

 JAFでは2014年から、「JAFデジタル会員証」サービスを継続してきた。「使いたいときに会員証がない!」を無くすことで、サポートの充実をはかっている。アプリを利用すれば、位置情報の送付も簡単にできる。

 今回のキャンペーンは、期間中にアプリをダウンロードし、新規登録をしたユーザーを対象としたもの。500円分のQUOカードが抽選で1千人に当たる。より多くのユーザーに、JAFのロードサービスを知ってもらいたいという。

「JAFデジタル会員証」キャンペーン詳細

受付期間:

2018年1月10日(水)~2月13日(火)

申込方法:

アプリのダウンロード・登録後、メニューにある「お知らせ」から応募ページにアクセス