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「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(10月号)」

2021年10月30日
編集部

2021年10月30日(土)配信

http://zoomjapon.info

特集&主な内容

 ズーム・ジャポンでは、毎年秋には日本の食文化を紹介しています。これまで取り上げたテーマはお茶、お酒、ビール。この10月号では、お米に注目しました。まずは産業としても主食としても危機にある日本のお米の現状を解説。お米マイスターであり、米穀店も営みながら、日本米のために尽力する西島豊造氏にもお話を伺いました。能登半島の当目地区も訪れ、伝統を守りながら米の栽培に取り組む活動を紹介しています。連載のレシピコーナーでは、既にOnigiriがテイクアウトの選択肢になってきたフランスで、フランスで手に入る食材でもできる「おにぎらず」の作り方を紹介。旅のページでは、まだフランス人にもあまり知られていない能登半島を取り上げ、棚田の絶景や夏の祭り、そしてもちろん輪島塗を取り上げました。

〈フランスの様子〉2021年夏の国内旅行消費がコロナ以前の2019年以上に

10月6日付の経済紙Les Echos(レ・ゼコ−)のウェブサイトより。「ツーリズム:リンセによると、この夏、フランス国民は気を抜いた」

 フランス国立統計経済研究所(L’Insee:リンセ)が発表した速報によると、2021年7月と8月に、フランス国内で宿泊・外食・娯楽関連で使われたクレジットカードの消費額が、コロナ禍以前の2019年を上回ったという。◆フランスではこの夏、日本と同じように感染症が再拡大していたが、衛生パスの運用も始まっていた。海外旅行もEU規格の証明などがあれば可能ではあったが、以前は海外旅行をしていた人たちも国内にとどまったことで、フランス国内で過ごす人が多くなり、それが消費額に現れた。◆具体的な数字はまだ発表されていないが、消費額のほか、宿泊数も2011年7月以来の記録的な数字だという。◆ただし、もちろん外国人旅行客は激減、そしてパリやパリ周辺地域は敬遠されて、この恩恵を受けていないという。◆ちなみにフランスでは、日本のようなGo Toキャンペーンはない。政府や自治体の補助はもちろん、企業などからのプロモーションがなくても、これだけ制限された生活が続けば、フランス国民は進んで外食に行くし、旅行にも行く。◆年間5週間の有給休暇を完全消化するフランスと日本の違いだろうか。

ズーム・ジャポン日本窓口 
樫尾 岳-氏

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旬刊旅行新聞 編集部〉

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