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【特集No.573】オマツリジャパン・加藤優子社長 “祭り”のガイドライン策定を支援

2021年1月20日
編集部:長谷川 貴人

2021年1月20日(水) 配信

 祭りの企画・運営をサポートするオマツリジャパン(加藤優子社長、東京都渋谷区)は、日本青年会議所(JCI)が2020年12月5日に交付した「祭り・イベント等開催に向けた感染拡大防止ガイドライン」の策定に携わった。同ガイドラインは、地域の祭り・イベントと、来場者の管理が行える祭り・イベントを想定したもの。同社は主催者が実施すべき事項や、参加者が遵守すべき事項を整理したチェックシートも提供している。コロナ禍で苦慮する全国の祭り主催者の支援について話を聞いた。

【聞き手=本紙編集長・増田 剛、構成=長谷川 貴人】

「お祭りのプラットフォーム」へ

 ――オマツリジャパンがスタートするきっかけは。

 加藤 美術大学生だったので、将来は絵描きになるのだろうと生きてきました。けれど、3年生のときに東日本大震災(11年)が起きてからは、絵を描くことが面白く感じなくなりました。現代アートのような絵を描いていたので人に理解されづらいですし、もっと手触り感のある役立つことをやりたいと思ったからです。

 そんななか、祖母の家がある青森県で毎年8月に行われる「青森ねぶた祭り」を見に行きました。青森も震災の被災地だったため、今年は寂しいものになるかと思いきや、お祭りの時間になるとたくさんの地元の人が湧いて出てきたのです。久しぶりに元気な人たちが見られました。当時は何もかもが自粛ムードだったなかで、「お祭りが人の心を元気にする」のだと気付かされました。

 このねぶた祭りも、参加者が10年前から半減しているなど、色々な問題を抱えていることを知りました。地元のお祭りも減っているし、盆踊りを踊る人も減っている。自分自身が培ってきたアートの発想力や表現力を、お祭りに生かすことができないだろうか、力になれないだろうかと思ったのがきっかけです。

 ――会社立ち上げのタイミングは。

 加藤 お祭りというのは頭にありつつも、大学卒業後は漬物メーカーに入社しました。日本の古いものをリデザインすることに興味があったので、包装をおしゃれなデザインにしたり、新しい時流に合うような表現を用いたりとブランドの再構築に取り組みました。 その経験をお祭りに応用し、盆踊りの開催情報を地元の掲示板に貼るだけでなくWebサイトでPRしたり、ポスターをおしゃれなデザインにしたりとPRの手伝いをしたいと思っていました。

 まずは大学卒業後に、オマツリジャパンのフェイスブックページを立ち上げました。最初は社会人サークルのように、友人を集めて休日にお祭りを楽しむようなコミュニティとしての活動が始まりでした。15年に株式会社を設立しましたが、創業当初の社員は私のみだったため、3年ほどの期間は地獄のようでした。

 そのころに、現在の共同代表の山本陽平取締役らとともに、さまざまな観点から事業計画の総合的な優劣を競う「ビジネスプランコンテスト」に挑戦したことで環境が一変。事業計画がどれも上手く通るため、これは事業化できるのではないかと良い意味で勘違いさせてもらえました。人も集まりまして、現在の社員数は取締役含めて8人、アルバイトを含めると15人になりました。

 ――事業支援の企業とお祭り主催者とのマッチングが主な事業ですか。

 加藤 実はコロナ禍前まで、法人向けと公共向けの事業が半々くらいでした。ツアーを販売するのではなく、トライアルツアーを各地でやるようなイメージです。訪日外国人旅行(インバウンド)客を増やそうと悩む地方自治体から相談を受けて、お祭りと地域観光を合わせたトライアルツアーを提案していました。そこからエンジンをかけて実際に回していこうとした矢先にコロナ禍を迎えてしまいました。

 菅原 地域によっては、より地域に入り込んでいる旅行会社とも協力させてもらっています。

 JTBとも、19年に日本で開催したラグビーワールドカップの期間に、九州・山口地域の祭りを盛り上げるプロジェクト「祭りアイランド九州」で協力しました。同地域にあるラグビー会場まで訪れてくれた、欧米豪のラグビーファンに向けたものです。インバウンド向けの体験型コンテンツをつくろうと、地域の担い手や行政と話してコンテンツを販売しました。

 具体的には、山口県萩市の「着物ウィークin萩」でレンタル浴衣を着て城下町のフォトスポットを巡る体験を提供しました。通常は現地や地域の人に募集を掛けて体験されていた内容を、実際に外国人の方にも参加してもらいました。さらに、地域によっては神楽の体験も行いました。地元の祭り関係者に説明していただき、地域のメンバーの1人として祭りに参加するなど、各地の祭りの特性に応じたコンテンツをつくりました。 祭り自体が地域のにぎわいのため、国内向けに展開しています。外国人は端から見て写真撮影まではできるが、そこに入り込みづらいところがあるようです。オマツリジャパンでは、そこをどう開放していくか携わらせてもらっています。…

【全文は、本紙1823号または1月22日(金)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

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