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読売旅行、ガイドラインを策定 感染症対策を講じた旅を

2021年1月7日
編集部:長谷川 貴人

2021年1月7日(木)配信

写真はイメージ

 読売旅行(坂元隆社長、東京都中央区)は昨年12月25日(金)、「感染防止ガイドライン」と「新しい旅のかたち」をまとめた。感染症の専門家の意見を取り入れたガイドラインを踏まえて、安心・安全を基本に、バラエティに富んだ旅の楽しみ方を提案していく狙い。

 いずれも、昨年11月に設置した「新しい旅のあり方検討委員会」で協議を重ね、取りまとめたもの。とくにガイドラインは、旅行でのさまざまな場面を想定し、専門家から具体的にリスク軽減策のアドバイスを受けて作成したと説明している。

 ガイドラインは、検温や健康状態の確認などの従来の対策を継続したうえで、感染リスクを最小限に抑える対策を取り入れた。ツアー全体に「ゆとり」を持たせるほか、食事もできるだけ「密」を避けるよう、施設側と協力して対策を取るよう呼び掛けている。

 具体的には、行程や観光時間に余裕を持たせるほか、バスの場合、乗車人員は定員の7割まで、90分に1回休憩し、休憩中に強制換気するなど。マスクは感染防止効果の高い不織布マスクを推奨し、添乗員も不織布マスクを着用する。このほか緊急時の医療相談や、新型コロナ感染症を対象とする保険「コロナお守りパック」の付帯などを盛り込んだ。

 一方の「新しい旅のかたち」は、読売旅行の商品コンセプトを一新するもの。従来の「盛りだくさん」から変わり、「ゆとり」のツアーを用意。「ワンランク上」と「プレミアム」では、お客のさまざまなこだわりに応える。観光地を巡るツアーだけでなく、テーマ性の高いプランや個人型商品にも力を入れる。

 同社は「ツアー参加者から感染者が出てしまったことを反省し、専門家から具体的なリスク軽減策を指導いただいた。あわせて、お客様の多様な要望に応えられるよう、商品コンセプトを一新。当社の再出発だという強い思いとともに、安心・安全な旅を提供していく」とコメントした。

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