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日本の魅力ある産品を、今だからこそ知ってほしい――「フード・アクション・ニッポン アワード2020」検品会開く

2020年12月25日
営業部:後藤 文昭

2020年12月25日(金) 配信

産品を見る関係者

 農林水産省はこのほど、東京都内で「フード・アクション・ニッポン アワード2020」の検品会を開いた。今年のテーマは、「日本の魅力ある産品を、今だからこそ知ってほしい」。コロナ禍でおうちごはんを楽しむ人が増えたなか、家庭料理に活用できる産品や、見た目も映える菓子類産品が多数選ばれた。

 ECサイトを運営する企業の担当者は「我われのサイトでは、コロナ禍でちょっとした贅沢を楽しむ人が増えている。人気のスイーツと簡単に調理ができるちょっと高級なおかずを中心に見たい」と語った。

ハピフルとまと

 「フード・アクション・ニッポン アワード」は、全国の優れた産品を表彰することで、消費者に魅力をPRし、農林水産物の消費拡大を目指し設立された。一時産品と調味料、加工食品、菓子類、飲料の5つのカテゴリーに分類。最終審査委員10社はそれぞれ、受賞産品1品を選び、自社流通網に沿って消費者に販売、提供する。

 今年は全国から1019産品の応募があり、その中から最終審査委員企業のバイヤーらが書類審査を通じ100産品を決定。検品会では、味やパッケージなどを確認した。最終審査会は12月中旬から来年1月中旬までに行われ、受賞産品の発表・表彰式は、21年1月26日にオンラインで実施する予定だ。

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