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20年冬の旅行動向、年末年始は控える傾向に トリップアドバイザー調べ

2020年12月3日
編集部:長谷川 貴人

2020年12月3日(木)配信

三重県志摩市の英虞湾

 トリップアドバイザー(ステファン・カウファーCEO)はこのほど、日本人旅行者への意識調査と同サイトの利用状況データを基に、今冬の旅行傾向をまとめた。志摩、日光、箱根町などの宿泊予約状況が他の地域に比べて回復基調。一方で仙台、札幌、東京、大阪など都市部の回復は、昨年同時期と比べ鈍化していると明かした。

 年末年始の旅行について、42%の人が「まったく安全ではない」と回答し、「ある程度・少しは安全」と答えた人は46.6%だった。また、73%の人が今回旅行を控えると回答し、旅行に慎重な傾向。旅行をすると答えた人の50%以上が「休暇のため」と回答した。

 宿泊日数は、宿泊を考えている人の80%が1泊で計画しているという非常に短い傾向にあると分かった。年末年始に旅行をすると答えた人の約50%が「自家用車」で移動と答え、次に電車(23%)、飛行機(18%)という結果だった。

 コロナの流行により年末年始は、回答者の約50%が「自宅にいる」、23%が「いつもより少人数の友人や家族とお祝いする」と回答。レストランでの会食は63%が控えると回答した一方、11%の回答者が地元の店舗を支援するために、レストランで持ち帰り・デリバリーを注文すると答えた。

 今冬の日本人旅行者による国内行き先ランキングでは、1位が志摩(三重県)、2位が日光(栃木県)、3位が箱根町(神奈川県)、4位が白浜町(和歌山県)、5位が別府市(大分県)――と続いた。今秋に引き続き、温泉やアウトドア、自然散策が楽しめる観光地への感心が高まっている傾向にある。

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