test

純損失78億円の赤字へ コロナ影響で減収減益に ジェットスター・ジャパン20年6月期決算

2020年9月30日
編集部:馬場遥

2020年9月30日(水) 配信

イメージ

 ジェットスター・ジャパン(片岡優社長、千葉県成田市)は9月29日(火)、2020年6月期決算(19年7月1日~20年6月30日)を発表した。営業収入は前年同期比20・9%減の478億8300万円、営業損失は66億7500万円(同利益10億6400万円)、純損失は77億5700万円(同純利益9億1400万円)と赤字に転じた。

 会計年度前半の業績は好調だったが、下半期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、航空需要は急激に減少した。

 総搭乗者数(有償ベース)は前年度から121万人減少し、同21・8%減の431万人となったが、4月に累積搭乗者が3500万人を超えた。定時運航率は85%(前年は78%)で、平均搭乗率は82%(前年は87%)となり、堅調に推移した。

 片岡社長は、新型コロナの影響が拡大する状況下で、累積搭乗者数3500万人を達成できたことに触れ、利用客に感謝の意を示した。

 また、感染拡大による需要の大幅な落ち込みを鑑みて、「安全運航を最優先し、コスト削減と運航の最適化にいち早く動いた。柔軟な対応を続けていき、需要が回復したときには元通り事業に注力できるよう取り組みたい」と意気込んだ。

 同社ではこのほど、安心・安全に利用できるよう感染予防プログラム「フライウェル」を導入した。運賃や料金の払い戻しができるオプション「フェアクレジット」も販売。

 オンラインチェックインの推進や、空港での自動手荷物預け機の導入で空港や機内での感染予防策を徹底し、安全に利用できる環境を整える。

 なお、同社は昨年10月に指定本邦航空運送事業に指定され、12月には航空機整備検査認定を受けた。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。