南紀白浜空港 「煙のない空港」へ 施設内紙巻たばこ禁煙
2020年4月20日(月) 配信
和歌山県の南紀白浜空港を運営する南紀白浜エアポート(岡田信一郎社長)は、たばこメーカーのフィリップ・モリス・ジャパン(シェリー・ゴー社長、東京都千代田区)の協力のもと、空港施設内すべての喫煙所を加熱式たばこ専用喫煙室へと一新した。4月1日から、施設内での紙巻たばこ全面禁煙を始めた。
同日から全面施行された改正健康増進法を受けたもので、日本初の「煙のない空港」として、利用者がより快適に過ごせる空港を目指す。
これまで、紙巻たばこが喫煙可能な喫煙室を、1階到着ロビーと2階出発搭乗待合室のなかの2カ所に設けていた。4月1日からこれらの喫煙室を、すべて加熱式たばこ専用喫煙室に変更。併せて、喫煙室内をビーチや温泉など、南紀白浜の魅力を発信する内装デザインに一新した。紙巻たばこの喫煙は、空港ビル入口付近(ビル施設外)に新たに設置した1カ所のみに限定する。
岡田社長は、「これまで以上にクリーンで快適な和歌山県の玄関口として、より多くの方々に南紀白浜空港を利用していただきたい」と話した。