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教育旅行は福井県へ 大阪で誘致説明会開く

2020年3月16日
関西支社:塩野 俊誉

2020年3月16日(月)配信

受入態勢や魅力をアピール

 福井県への教育旅行誘致を目的とした「ふくい教育旅行PR会」が3月2日、大阪市内で開かれ、越前エリアや若狭エリア、あわら温泉など、県内各地から来阪した担当者たちが、参加した各旅行会社の担当者らに、それぞれの受入態勢や魅力をアピールした。

 教育旅行誘致に熱心な県内各地の団体や施設などが集まり、毎年、東京と大阪で実施するもの。

 会場では、事務局を務める「ふくい教育旅行」の伊藤弘晃事務局長が、総延長990㍍のメガジップラインが話題の「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」(池田町)や、化石発掘体験が人気の「福井県立恐竜博物館」(勝山市)、7万年分の年縞を展示する「福井県年縞博物館」(若狭町)といった体験学習スポットや、越前海岸・若狭湾などで楽しめる海のアクティビティなど、県内各地の体験メニューを紹介。

 さらに、越前エリアでの農村民泊や、若狭エリアでの漁家民泊、あわら温泉の各旅館や廃校を利用した宿泊施設など、さまざまな要望に対応できる豊富な宿泊形態もアピールした。

 また、ロハス・ビジネス・アライアンス共同代表の大和田順子氏を交えて、近年、注目を集める「SDGs(持続可能な開発目標)」を採り入れたプログラムやモデルコースも提案。あわら温泉で取り組む、木を燃料とした木質バイオマスによる熱供給システムの事例などを紹介した。

 今年の幹事を務める「越しのくに共和国協議会」の堂下雅晴代表は「福井県は歴史文化、自然、伝統工芸などのものづくり、そしておもてなしと、あらゆる魅力が詰まっており、まさに日本の縮図といえる場所。ぜひ、福井県への教育旅行を」と呼び掛けた。

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