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HIS、海外出張時の自然災害などのリスクをサポート 有事に直面した際の避難などサポート

2020年3月10日
編集部:木下 裕斗

2020年3月10日(火) 配信

海外出張の安全確保をサポートする

 エイチ・アイ・エス(HIS)の法人営業本部はこのほど、海外出張時における社員の位置情報の確認や安否確認が可能なシステム「Where NOW!?」と、有事に直面した際に安全な地域まで緊急避難をサポートする「HEEs(セキュリティーサポート)」をスタートした。近年頻発する自然災害や伝染病、テロ、暴動などへのリスク対策と、企業の危機管理の体制構築などの要望に応える。

 同サービスでは、海外出張に伴う渡航先のリスクをサポートすることで、さまざまな外的リスクに迅速に対応し、企業と従業員に安心・安全な海外出張サービスの提供に努める。

HIS危機管理システム 「Where NOW!?」概要

危険レベル通知
外務省で情報の更新があった際、危険レベルを企業管理者に通知。

渡航者の位置情報の確認
平時は、渡航先都市名が表示され、安否報告時にはGPS位置情報を表示し、該当エリア内にいる渡航者を検索し、安否確認を促す。

 スマートフォンで安否確認
GPSで位置情報を確認し安否確認の回答求める。

契約料・月額利用料:無料 導入費用:HIS Biz導入費用として5万円(税抜)
利用にはHIS Bizの導入が必要。GPSによる位置情報確認にはアプリのインストールが必須。

HIS緊急避難サービス 「HEEs(セキュリティサポート)」概要

 緊急避難
 テロや戦争、暴動、銃乱射などの無差別殺傷事件のほか、大規模自然災害、疫病、その他伝染病などが集団発生し、渡航先に留まることが危険と判断された場合、依頼に基づき、サービスを提供。HISは安全な地域までの緊急避難の手配を行う。費用は「緊急事態」発生時に安全確保のための手段を提供している企業「アクサ・アシスタンス」の負担となっている。

 同サービスには宿泊手配と移動手段の手配、チャーター機などの手配や出入国のビザの手配(第3国への避難の場合)などが含まれている。なお、医療搬送は含めていない。身代金その他受益者を監禁した第3者に供与する経済的便益は負担しない。

安全確保措置
 緊急避難を実施することが著しく困難な場合、または滞在地に泊まるべき時に、緊急避難に代わる安全確保のための措置を講じる。専門チームからのアドバイスも行う。これらの措置の確保費用はアクサ・アシスタンスが負担する。

 契約料:新しく同社と手配旅行などを契約した場合は、契約料を手配手数料に含める。既に契約済の企業は、1件・1人あたり1千円(税抜き)。同サービスの有効期間は連続した90日以内となっている。

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