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みなとく、食品ロス解決アプリのAndroid版スタート 機能追加で課題解決加速へ

2020年2月4日
編集部:木下 裕斗

2020年2月4日(火) 配信

Androidのイメージ。画面ではメニューを表示している

 エイチ・アイ・エス(HIS)グループのみなとく(沖杉大地社長、東京都新宿区)はこのほど、食品ロスの解決を目的にしたクーポンアプリ「No Food Loss」のAndroid版のサービスを開始した。機能を追加し、食品ロスの課題解決を加速させる。

 Android版は既存のiOS版の改善のほか、「地図検索」と「各ユーザーの寄付食数の表示」機能を追加し、利便性の向上をはかる。

 食品ロスの課題解決の機運は高まっている。「持続可能な開発目標」(SDGs)の1つである「つくる責任 つかう責任」には、具体的な取り組みとして「持続可能な消費と生産パターンを確保する」と明記。国内では「食品ロスの削減の推進に関する法律」が2019年10月1日、施行された。

 同アプリは、小売店などで廃棄された食べられる食品を安い価格で売り出している。19年2月1日にサービスを開始。1年間で累計8万食以上の食品ロスの情報をユーザーに発信し、約3万食を販売した。

 購入金額の一部は、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalを通して、アフリカやアジアの子供たちの給食費として寄付される。寄付した給食数は1400食以上になる。

 現在は首都圏と中国地方を中心に、約100店舗のコンビニエンスストアなどで同アプリを使用できる。今後は食品ロスの課題解決をはじめ、サービスの拡充と加盟店数の増大をはかる。導入企業にはESG(環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance))を高めることで、長期的な成長の貢献につなげる。

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