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富士屋ホテル 2020年7月15日グランドオープン 来年1月から予約受付を開始

2019年12月19日
営業部:後藤 文昭

2019年12月19日(木) 配信

富士屋ホテル 全景 イメージ

 富士屋ホテル(神奈川県・箱根町)が142年目の創業記念日にあたる2020年7月15日(水)、グランドオープンする。同ホテルは約2年間の耐震補強、改修工事を行い構造部の強化をはかるとともに、文化的価値を優先した復原も進めている。
 2020年1月1日(水)午前10時から、電話による宿泊とレストランの予約、予約ウェブサイト上での宿泊予約の受付を始める。

 社寺建築を思わせる入母屋造りの瓦葺大屋根、唐破風の玄関が特徴の本館には、1965年以前の位置にフロントカウンターを移設・復原し、ラウンジ、オーシャンビューパーラーを復刻した。

本館 ヒストリックジュニアスイート イメージ

 本鎧戸付き上げ下げ窓、唐破風の玄関など特徴的な外観を持つ西洋館は、今回の改修工事の過程で、創建当時と思われる漆喰壁の色が桃色と判明。一部の客室で、同色を忠実に再現する。

 1960年に建築されたフォレスト・ウイングの最上階には、スパ&リラクゼーション施設を新設する。箱根外輪山の雄大な景色を望めながら、箱根七湯に数えられた名湯・宮ノ下温泉を堪能できる。客室は建築当時の姿に復刻し、和のテイストを取り入れた落ち着いた雰囲気を演出する。

 皇室御用達建築家の木子孝三郎氏がてがけた食堂棟では、文化財補修の専門家による天井画の復原作業が行われた。天井高6㍍の折り上げ格天井には、日本アルプスの高山植物が636種描かれ、欄干や柱もさまざまな彫刻が施されている。また今回の改修工事では、レストランや客室、ロビーなどの椅子や家具も専門の再生工房に修復を依頼し復原している。

 改修工事とともに、新築されたカスケード・ウイングの最上階には、1920年に建てられた旧宴会場「カスケードルーム」を復原したレストランを設ける。

レストラン カスケード イメージ

 誕生から現在までの貴重な史料を集めた「富士屋ホテル史料展示室」は、「ホテル・ミュージアム」としてリニューアルする。

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