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浅草六区が新PJ開始、週末はキッチンカー出店の歩行者天国に

2019年10月25日
編集部:長谷川 貴人

2019年10月25日(金)配信

新プロジェクト記者発表会のようす

 浅草六区エリアマネジメント協会(安田和章代表理事)は2019年10月25日(金)、国家戦略道路占用事業に認定された浅草六区ブロードウェイを活用した新プロジェクト「浅草六区-Connect with the world-」の開始を発表した。浅草六区ブロードウェイを全面開放し、国内外とつながり、共存・還元していく持続可能な文化を発信するさまざまな取り組みを行っていくとする。

 浅草六区ブロードウェイでは、PJの皮切りとして25日(金)・26日(土)の2日間に「桐生八木節まつりin浅草」を開催。さらに毎週末、スマートフォンで注文・支払い可能なキッチンカーが出店する「TOMODACHI STREET」を実施する。日本各地の唯一無二な文化である“祭り”を同地に誘致し、“国内外問わずコミュニケーションが活性化する場”として整備し開放していくことに取り組む。

 浅草六区では、今後も国家戦略特区での規制緩和などを最大限に生かし、国や行政、民間企業や地域の関係団体と連携。人や文化が集い、コミュニケーションを活性化する場を作ることで、世界とつながり、文化を発信する興行街としてのさらなる躍進を狙う。

10月25・26日に「桐生八木節まつり in 浅草」

浅草六区で過去に開催した「桐生市八木節まつり」のようす

 東京都台東区に位置する浅草は、昨年度に年間5583万人の観光客が訪れた。国内はもちろん、多くの外国人観光客が訪れている。観光客数の多い浅草で、地方の独自文化の結晶である“祭り”を披露する場を提供。外国人観光客にとっては“日本らしさ”の体験を、日本人観光客や地元の人には「まだ知らない日本」を知ってもらい、地方が抱える観光課題の解決を目指す。

 第1弾は、群馬県桐生市の桐生八木節まつりが催される。

期間:2019年10月25日(金)・26日(土) ※25日は雨天中止

 午前11:30~午後5:30 ※雨天中止・小雨決行

内容:

 本番さながらの櫓が登場し、群馬県桐生市による演舞披露やみんなで踊る一般参加タイムのほか、群馬県桐生市のPRブースが設置される。

毎週金・土・日・祝日は「TOMODACHI STREET」

「TOMODACHI STREET」イメージ

 浅草六区周辺は、来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ホテルの開業や建設ラッシュが続き、外国人観光客にとっては観光するだけでなく、宿泊する“場”にもなっている。

 しかし、観光地特有の課題である夕食や社交場を含めた“ナイトライフ”の充実に、街として対応し切れていない。官公庁調査の「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート」では、訪日外国人観光客から観光シーンでの“コミュニケーション不足”が不満として上位に上がり、観光立国を目指す日本では大きな課題とされる。

 そこで、浅草六区はナイトライフの充実をはかり、美味しい食事を楽しみながら、国境や言葉の壁を越えた国際コミュニケーションを促す“場”を提供する。

期間:2019年10月25日(金)以降の毎週金・土・日・祝日 ※25日は雨天中止

 午前11:00~午後9:00 ※雨天中止・小雨決行

内容:

 来店者のスマートフォンで12言語の注文と支払いが可能なキッチンカーが、最大約19台出店。インバウンド対策とキャッシュレス対策を実施する。さらに、浅草六区ブロードウェイ上のパラソルとテーブルには翻訳機を設置し、国際交流を促す仕掛けづくりを行う(12月以降設置予定)。

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