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「ホテルトラスティ プレミア 日本橋浜町」開業へ 初のベーカリー併設で地域に寄り添うホテルを

2019年9月11日
編集部:平綿 裕一

2019年9月11日(水) 配信

右手が「ホテルトラスティプレミア日本橋浜町」。明治座の目の前に位置し、街並みに調和した外観に

 リゾートトラスト(伏見有貴社長)は9月12日、東京都中央区に「ホテルトラスティ プレミア 日本橋浜町」をオープンする。当社初の試みとしてホテルにベーカリーを併設した。宿泊客以外も利用でき、地域住民に寄り添ったホテルを目指す。同社は10月に熊本で同ブランドのホテルを、2020年6月に「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」を展開。東京五輪を前に建設ラッシュが続く。

ホテルの入り口

 「ホテルトラスティ プレミア」は「ホテルトラスティ」の上位ブランドとなる。ラグジュアリー性を高め、トラスティよりも宿泊料金は2~3割ほど高額になる。主なターゲットはビジネスパーソンや観光客ら。宿泊客の割合は「国内客が8割、外国人旅行者が2割ほど」(同社)を見込んでいる。

カフェ&バーラウンジ

 同ホテルのデザインコンセプトは「NIHONBASHI SECESSION」。ホテルには江戸切子などの日本独自のモチーフをさりげなく取り込んでいる。明治座通りに面したエントランスロビーは、カフェ&バーラウンジと一体化した吹き抜けで開放感を演出した。

エントランスロビー。開放感を演出

 ウィーン分離派のデザイン思想を模した外観は、日本橋浜町の街並みとの調和を表現。通りからホテルを眺めていた40代女性は「街が華やかになった」と開業を喜んだ。

 客室は全223室となり、ダブルとツインの2タイプのみ。全室のバスルームにはシャワーブースを取り付けている。

デラックスツインの室内

 もっとも多い部屋タイプは「モデレートダブル」(17・3平方㍍)で、2万8千円から。もっとも広い「デラックスツイン」(36・6平方㍍)は5万8千円からで、全12室用意した。

ベーカリー店内のようす

 ベーカリーではフランス最高級バター「エシレバター」を使った濃厚な「プレミア食パン」などを提供する。午前7時30分から開店し、売り切れ次第クローズ。オリジナルトートバックを購入すれば、次回以降にトートバックで買い物した際に合計金額から5%オフする(一部対象外)。

木下綾菜さんのプロモーションビデオ撮影のようす

 9月10日に同社は内覧会を開いた。女性アイドルグループ「さんみゅ~」のメンバー木下綾菜さんによる、同ホテルのプロモーションビデオ公開撮影が行われた。

 木下さんは大学で観光を学び、今春に卒業。国家資格の「国内旅行業務取扱管理者」を取得したという。木下さんは「父は旅行業を営んでいる。私も大学で観光を勉強し、旅行や観光関係の仕事をしたいと思っていたので、今回の仕事ができてうれしい」と笑顔で語った。

 ホテルについては「(一部の)部屋から東京スカイツリーを見ることができた。日本の象徴でもあるので、外国人旅行者の方も宿泊を楽しんでほしい」と話した。

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