test

ONSEN・ガストロノミーツーリズムの普及と外国人旅行者の受入体制を強化へ 推進機構らが協定結ぶ

2019年5月29日
営業部:後藤 文昭

2019年5月29日(水) 配信

協定を結んだ4者。(左から)平塚代表、太田市長、小川理事長、稲岡副社長

 ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構(小川正人理事長)らは5月21日、ONSEN・ガストロノミーツーリズムの普及と外国人旅行者の受入体制を強化するため連携協定を結んだ。

 協定を結んだのは、同機構と、機構の事務局を担うANA総合研究所(岡田晃社長)、otomo(平塚雄輝代表)、千葉県いすみ市(太田洋市長)の4者。

 今後、2種類の日帰りツアープランを造成し、いすみ市内で毎日地域の食などを気軽に楽しめる環境を整備する。併せて、今夏―秋に、ガイド希望者や、市内の受入施設関係者らが外国人旅行者を案内するために必要なスキルなどを学ぶ講座も開設。インバウンド向けにプライベートツアーサービスを提供するotomoがもつコンテンツを活用する。

 同日東京都内で調印式が行われた。ANA総合研究所の稲岡研士副社長は、「2年間で多くの実績を上げてきたウォーキングイベントの次の段階は、県外とインバウンドの参加者を増やすこと。そのためにはガイドと仕組みが必要になるので、今回otomoと連携をすることになった」と経緯を説明。推進機構の小川理事長は、「今回の協定によって、いすみ市の素晴らしい食や景観などを毎日発信できるようになる。外国人旅行者が毎日現地を訪れることで、地産地消のいい循環がつくれる」と期待感を示した。

 太田いすみ市長は、「地域内で新たな経済循環を生み出す仕組み作りが大切。地域資源を活用した地域活性化の柱に今回の取り組みを生かしたい」と力を込める。またotomoの平塚代表は、「毎日いすみ市に外国人旅行者が訪れる状況を、1年以内につくる」と意気込みを語った。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。