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LCCの定期便化が追い風に 19年春節 訪日旅行で人気急上昇の旅行先、トップは熊本県

2019年2月6日(水) 配信

熊本・菊池渓谷(イメージ)

国内外の航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパンが、「2019年春節 訪日旅行で人気急上昇の旅行先トップ5」を発表した。 春節(旧正月)期間中のアジア8エリア発・日本行きの往復航空券の予約状況を前年と比較した結果、 最も伸び率が高かった都道府県は熊本県となった。LCCの定期便化が追い風になった。

 1位の熊本県は、前年比97・4%(約2倍)増加した。旅行者の居住国別では香港からの予約が最も伸びており、 香港のLCCの香港エクスプレスが昨年5月に熊本−香港線を定期便化するなど、 アクセスの向上が大幅な伸びにつながったと同社は分析する。 また、韓国のLCC・ティーウェイ航空も昨年11月、熊本−大邱線で定期便を就航したことなどから、 韓国からの予約も好調だ。

 2位には、 サイクリングコースとして知られる「しまなみ海道」など訪日客にも人気の観光地を擁する愛媛県がランクイン。 同64・7%(約1・6倍)の予約増となった。 主要空港の松山空港には上海線・ソウル線の2つの国際線が就航しているほか、 昨年10月にチェジュ航空の松山−ソウル線が増便したことなどから、韓国在住者による予約が最も伸びている。同社は「エバー航空の松山−台北線の開設が発表されていることから、 今年も四国や瀬戸内地方の周遊旅行の玄関口としても利用者が増加する」と予想する。

   3位は、同23・1%(約1・2倍)増加した香川県。 昨年10月に韓国のLCC・エアソウルが高松-ソウル線を毎日運航へ増便したことなどにより、 韓国からの予約が最も増加した。 高松空港には、 ソウル・上海・台北・香港の4路線が運航しており、 四国観光のハブとして利用されている。   

「2019年春節 訪日旅行で人気急上昇の旅行先トップ5」

1位 熊本県 +97.4%

2位 愛媛県    +64.7%

3位 香川県   +23.1%

4位 宮城県   +22.3%

5位 宮崎県   +18.1%

調査方法:2019年の中国の春節(旧正月)期間(2月4~10日)におけるスカイスキャナー経由の予約席数と、 2018年の春節期間(2月15~21日)における予約席数(各年1月25日時点)を比較し、 目的地の空港ごとに集計、 都道府県別にランキング化した。 調査対象は、 春節が祝日で、 訪日旅行において主要な8つの国と地域(インドネシア・韓国・シンガポール・台湾・中国・ベトナム・マレーシア・香港)から出発する日本行き往復便。 2018年の予約席数が中央値を下回る都道府県は除外。 なお、ここでの「予約」とは、 スカイスキャナーで検索後、 航空券を販売する提携先サイトに遷移することを指す。 

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