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「もったいない」で食品ロス失くせ HISグループが新サービス開始

2019年2月1日
編集部:平綿 裕一

2019年2月1日(金) 配信 

サービスイメージ

エイチ・アイ・エス(HIS)グループのTODOKISUGI(沖杉大地社長)は2月1日(金)に、食品ロスの無くすためのクーポンアプリ「No Food Loss」を始めた。販売期限や季節限定などの理由で、食せるが捨ててしまう商品を、クーポン形式でお得に買えるようにした。購入金額の一部はアフリカやアジアの子供たちの給食費として寄付する。「もったいない」精神で、社会問題の解決の一端を担う。

 アプリをダウンロードした利用者は、近隣店舗の「食品ロス」情報が通知される。該当店舗でクーポンを提示すれば商品を買うことができ、事前の決済や支払い方法は自由だ。サービス開始にあたり、ポプラの「生活彩家 貿易センタービル店」が初の導入店舗となった。

 「食品ロス削減は小売業の社会的責任として取り組むべきだと捉えている。年内に関東地区店舗で効果検証したあとに、100店舗展開、全国エリア拡大を目指す」(ポプラ)と、サービスに期待を示した。

 環境省によると、日本では年間650万㌧近くの食品がまだ食べられるにもかかわらず、捨てられているという。世界では8億人以上が飢えや栄養で苦しんでいる状況のなか、食品ロスは国際的にも大きな問題となっている。

 今後は同サービスを首都圏を中心に全国へ拡げていく。コンビニエンスストアやスーパー、パン屋など多業種に導入を進める考え。

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