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HIS、年末年始の予約状況と19年旅のヒット予測を発表 来年GWへの予約3倍程度に

2018年11月12日
編集部:平綿 裕一

2018年11月12日(月) 配信 

調査日:2018年11月6日 調査対象:HISの海外ツアー・航空券 対象出発日:2018年12月22日~2019年1月3日。

エイチ・アイ・エス(HIS)はこのほど、今年の年末年始(2018年12月22日~19年1月3日)予約状況から、海外旅行動向をまとめた。このほか来年の旅行業界の見通しと、19年の旅のヒット予測もあわせて紹介した。来年のゴールデンウイークは、予約がすでに前年同期比約3倍の動きがあるという。

 年末年始の予約状況をみると、1位は7年連続でハワイがトップに君臨し、不動の人気を集めている。2位以下は若干の変動はあるものの、人気の方面が顔をそろえた。年内に出国する人が多く、出国ピークは12月29日(土)、帰国のピークは19年1月3日(木)となった。

 来年の見通しでは、天皇陛下の譲位にともない、GWが土日祝日のみで成り立つ10連休が検討されているなか、すでに連休を見越した動きが出ている。とくに長距離路線への予約が顕著で、アメリカ・オセアニア方面の予約は約4倍 、ヨーロッパ方面は約5倍と、高い伸びとなっている。(調査日:18年11月5日 /対象出発日:19年4月27日~5月6日)

 一方、9月20日~11月2日にかけて世界3大スポーツ大会のひとつ「ラグビーワールドカップ」がアジア初・日本で開かれる。総観客数は推計約200万人、海外からは約40万人が来日すると見込まれている。開催期間が長く、秋の3連休にも重なることから、全国12都市の開催地だけでなく、他地方への波及効果が期待できるとした。

2019年H.I.S.旅のヒット予測

 2019年ならではの需要効果、最近の問い合わせ増加などを踏まえ、HIS社員に「2019年ヒットしそうな旅先」についてアンケート(調査日:2018年11月23日~29日/ 有効回答数:1012)を行い、結果をまとめた。「流行の先取り・今後の旅先の検討材料としていただければ」(同社)。

写真:カックー遺跡

1位:ミャンマー …18年10月から1年間の限定試行で日本人観光客のビザが免除されたこともあり、レジャー需要が急速に拡大。成田からは直行便も就航しており、物価も安く、行きやすい国であることも要因となった。

【社員のコメント(抜粋)】

「ビザ緩和したため。ミャンマー屈指、白い砂浜と透明度の高いガパリビーチがそろそろ来るはず」 、「バガン遺跡が2019年世界遺産候補地リストに入っており、世界遺産になる可能性が高い」

写真:ウルル(エアーズロック)

・2位:ウルル(エアーズロック) …19年10月26日からウルル(エアーズロック)への登山が全面禁止になるため、18年1年を通して問い合わせ・予約が多かったという。風速や気温など登頂許可の条件が厳しいため、許可が下りる確率が高い乾季の4~9月はとくに混み合う。

【社員のコメント(抜粋)】

「登頂規制の日が近づいてきたため駆け込み需要が高い」「登頂希望なら今年が最後のチャンス。お客様からのお問い合わせも多いです」

写真:シャウエン

3位:モロッコ …日本から直行便の就航はないが、SNS世代を中心に人気の旅先。

【社員のコメント(抜粋)】

「雑誌でモロッコ雑貨が掲載されていたり雑貨屋さんにバブーシュが浸透したりしてきているので」「旅行で行きとても良かった。私と同行者の周りでも5組ほどモロッコに行っており人気を感じた」

写真:コミノ島

・4位:マルタ …マルタ島とゴゾ島を中心に小さな島々からなる群島マルタ。人口の倍近くいるといわれる猫の国で、のんびりと暮らす猫たちに会いにいく猫好きもいるという。

【社員のコメント(抜粋)】

「ヨーロッパの国の中でも治安が非常に良いので自信を持ってお勧めできます!」「観光地は多いが島自体は小さく、 5・6日間で巡ることができ休みが取り難い方でも行き易い」

写真:カッパドキア

5位:トルコ…治安の悪化により一時落ち込んでいた観光需要ですが、治安改善が進んだことにより順調に回復している。

【社員のコメント(抜粋)】

「治安が安定してきたこと。またイスタンブール空港も新しくなり、世界的にも人気が出てきている」「サッカー1部リーグに日本人選手が移籍したこともありトルコ自体の露出もテレビで増えている」

※自由旅行とは、航空券のみ又は航空券とホテルなどの手配を組み合わせた予約のこと

※パッケージツアーとは、旅行会社が主催し募集をかけた、旅の素材(航空券、ホテル、観光等)をパッケージした商品のこと

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