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約800万電球のイルミネーションで大井競馬場を彩る 夜景評論家が全面プロデュースへ 10月7日(日)から

2018年9月6日
編集部:井坂 和香

2018年9月6日(木) 配信

左から山口一久社長、丸々もとお氏、斉藤弘氏

東京都競馬(山口一久社長、東京都大田区)と特別区競馬組合は10月7日(日)から、大井競馬場を舞台にイルミネーションイベント「TOKYO MEGA ILLUMINATION」を開始する。

 関東最大級となる約800万個の電球を使用し、鑑賞のみならず来場者が体験しながら楽しめる「超体感型イルミネーション」をテーマとした。夜景評論家の丸々もとお氏が全面プロデュースする。

 現在、大井競馬場の売り上げの約65%はインターネットによるもので、本場の売り上げは1%ほどに留まる。いかに競馬場に足を運んでもらうかが課題だった。イルミネーションで競馬を知らない層の需要喚起をはかる。

 9月3日(月)に東京都内で開かれた記者発表会で丸々氏は「国内のさまざまなイルミネーション事業を手掛けてきたが、大掛かりで2年間もの時間をかけて準備してきた。これまで以上に気合いが入っている」とアピールした。

 競馬場内を15エリアに分けて展開する。江戸時代から明治、大正、昭和、現在まで各時代の東京の過去を表現するコーナーでは、江戸時代の牧歌的な農村風景や、昭和のレトロな横丁など、日本の美しい過去を最新の技術と演出で彩る。大井競馬場オリジナルのクラフトビールや台湾屋台をイメージした「台湾夜市」、和風カフェ「和~nagomi~」といった新店舗を加え、フードエリアも一層充実させる。

 特別区競馬組合副管理者の斉藤弘氏は「国はインバウンドの集客に注力しているが、日本には夜の遊びが不足している」と指摘。20年に向けて、86年から開催しているナイター競馬「トゥインクルレース」と「TOKYO MEGA ILLUMINATION」を2本柱としてナイトタイムエコノミーを推進する方針だ。

 今後は東京モノレールやはとバスといったさまざまな企業との共同企画も検討している。

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