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〈観光最前線〉向田邦子さんの鹿児島

2018年7月21日
編集部

2018年7月21日(土) 配信

2018年7月4日午前6時23分

 29回目の全国女将サミットへ、大勢の皆様にお出掛けいただきありがとうございました。鹿児島でのひとときはいかがでしたか。

 鹿児島は脚本家・向田邦子さんが小学校時代の2年あまりを過ごした街だ。「東京生まれの私にとって、鹿児島はなつかしい『故郷もどき』」。そう記したエッセイ「鹿児島感傷旅行」をはじめ、20余りの作品で思い出を綴った。

 女将サミット当日の朝、会場の城山ホテル鹿児島から桜島が見られた。小学生の向田さんも体育授業の一環で、ホテルのある城山に登ったそうだ。「結局変わらないものは、人。そして生きて火を吐く桜島であった」(鹿児島感傷旅行)。大人になって再訪した折、向田さんが見た桜島。目の前の景色に重ね想像すると、大会前の緊張が少しほぐれた。

【鈴木 克範】

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