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12年ぶりに仙台で開く、全旅連青年部

2011年11月22日
編集部

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部の第20回東北ブロック大会in宮城大会が11月14日、仙台国際ホテルで開かれた。仙台市でのブロック大会開催は12年ぶりとなる。

 冒頭、一條達也東北ブロック長(時音の宿 湯主一條)は「旅館業である私たちは、現実から遠ざかるのではなく、現実のみを見て、地域のリーダーとして地域を引っ張っていかなければならない。地域から逃げることができない私たちだからこそ、できることを今年から積み重ねていき、5年、10年経ったときに『あのときこういう判断をして良かった』と思える青年部、そして会社経営をしていきたい」とあいさつした。

 全旅連青年部の横山公大部長は「昨日は『宿屋の若旦那大集合~全国うまいもん博覧会』を福島県南相馬市で開いた。夢未来創造委員会が先頭に立って、青年部の力を結集したイベントとなった。地元小学生が笑顔で走り回る姿を見て私たちも元気をもらった。末長い支援を続けていきたい」と語った。

 基調講演にはS・Yワークス代表取締役の佐藤芳直氏が登壇。「宿は、主(あるじ)の主体性に触れる喜びを感じる場。お客が学び、成長できる環境を提供し、思いを馳せ合う関係を築くことが大事」とし、「お客はまだまだ荒れていく。宿としてどういう客と生きていきたいのか。思いを馳せ合える客を、たとえ血を流してでも守る“顧客定義”が不可欠」と強調した。

 続いて福興市実行委員長、ヤマウチ代表取締役の山内正文氏が「これからの南三陸の復興に向けて」をテーマに講演した。 

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