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新たに日本遺産13件を認定 

2018年5月25日
営業部:後藤 文昭

2018年5月25日(金) 配信

今後、地域ストーリーを核に地域の魅力を国内外にPRする

日本各地の魅力的な地域の物語を認定し、文化財を広く活用する日本遺産。文化庁は5月24日(木)、地域型(1つの自治体のみ)4件、シリアル型(複数の自治体で展開)9件の計13件を新たに認定した。伝統産業や古から伝承されてきた信仰や伝説など、地域の魅力を多面的に紹介する魅力的な物語が新たに加わり、日本遺産の総数は67件となった。

 文化庁の宮田亮平長官は同日行われた認定式で、「地域の固有の強み、特色を武器に、認定地域がお互いを意識しながら切磋琢磨し、国内のみならず世界を相手に地域の魅力を存分に発信していただきたい」と要望。「 ともにさらに磨き上げ、日本遺産のブランド力を向上させるとともに、各地域での“文化” “観光” “経済”の好循環を促す契機となることを期待したい」と語った。

新規日本遺産認定リスト・主なストーリーの紹介

カムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界~

神居古潭

申請者

◎上川町、旭川市、富良野市、愛別町、上士幌町、上富良野町、鹿追町、士幌町、新得町、当麻町、東川町、 比布町(北海道)

 ストーリーの概要:

 美しく厳しい大雪山のふところに、カムイ~神~を見出し共に生き た“上川アイヌ”。 彼らは激流 迸 ほとばし る奇岩の渓谷に魔神と英雄神の戦いの伝説を残 し、神々への祈りの場として崇めた上川アイヌの聖地には、クマ笹で 葺かれた家などによりコタンを形成し祈りを捧げ続ける。 上川アイヌは「川は山へ 溯 さかのぼ る生き物」と考え、最上流の大雪山 を最も神々の国に近く、自然の恵みをもたらす、カムイミンタラ~ 神々の遊ぶ庭~として崇拝してきた。 神々と共に生き、伝承してきた上川アイヌの文化は、この大地に 今も息づいている。

地下迷宮の秘密を探る旅 ~大谷石文化が息づくまち宇都宮~ 

カネイリヤマ採掘場跡

申請者:宇都宮市(栃木県)

トーリーの概要:

 冷気が張りつめるこの空間は一体、どこまで続き、降りていく のだろう。壁がせり立つ巨大な空間には、柱が整然と並び、灯さ れた明かりと柱の影が幾重にも続く。柱と柱の間を曲がると、同 じ光景がまた目前に広がり、しだいに方向感覚が失われていく。 江戸時代に始まった大谷石採掘は、最盛期に年間 89 万㌧を出荷する日本屈指の採石産業として発展し、地下に巨大な 迷宮を産み出していった。 大谷石の産地・宇都宮では、石を「ほる」文化、掘り出された石を変幻自在に使いこなす文化が連綿と受け継がれ、この地 を訪れる人々を魅了する。

「百世の安堵 あんど 」~津波と復興の記憶が生きる広川の防災遺産~

広村堤防の松

申請者:広川町(和歌山県)

ストーリーの概要:

 広川町の海岸は、松が屏風のように立ち並び、見上げる程の 土盛りの堤防が海との緩衝地を形づくり、沖の突堤、海沿いの 石堤と多重防御システムを構築している。 堤防に添う町並みは、豪壮な木造三階建の楼閣がそびえ、 重厚な瓦屋根、漆喰や船板の外壁が印象的な町家が、高台 に延びる通りや小路に面して軒を連ね、避難を意識した町が築 かれている。 江戸時代、津波に襲われた人々は、復興を果たし、この町に日本の防災文化の縮図を浮び上らせた。防災遺産は、世 代から世代へと災害の記憶を伝え、今も暮らしの中に息づいている。

鬼が仏になった里「くにさき」

申請者:

◎豊後高田市、国東市(大分県)

ストーリーの概要:

 「くにさき」の寺には鬼がいる。一般に恐ろしいも のの象徴である鬼だが、「くにさき」の鬼は人々に幸せを届けてくれる。 おどろおどろしい岩峰の洞穴に棲む「鬼」は不思 議な法力を持つとされ、鬼に憧れる僧侶達によっ て「仏(不動明王)」と重ねられていった。「くにさき」の岩峰につくられた寺院や岩屋を巡れば、 さまざまな表情の鬼面や優しい不動明王と出会え、 「くにさき」の鬼に祈る文化を体感できる。 修正しゅじょう鬼会おにえの晩、共に笑い、踊り、酒を酌み交 わす――。「くにさき」では、人と鬼とが長年の友のようにつながれる。

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