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青森で国内活性化フォーラム、売れる地旅商品づくりなど討論(ANTA)

2010年4月21日
編集部

 全国旅行業協会(ANTA)は4月8日、青森市内の青森市文化会館で「第7回国内観光活性化フォーラム」を開き、全国から1千人を超える会員らが参加した。12月の東北新幹線全線開通を控え、9日には県内を巡るエクスカーションも4コースで設定し、青森の観光資源を視察した。

 二階俊博会長は「青森は観光にまだまだ余地を残している。さまざまな範囲での青森の発展に、我われが一緒になって活動したいという決意で今日お邪魔している」とあいさつ。「私は旅行業を出前産業だといっているが、冷えないうちに配達できる範囲は自ずと決まってくる。我われはそのご近所の旅行を受け、国内はもとより、国際的にも積極的に旅行業を振興させるために努力している。一人ひとりは小さいが、5700会員が団結することにより、国際的にも十分競争できる」と述べた。

 また、三村申吾青森県知事は「38年間待ちに待った東北新幹線が12月に全線開通し、大きなチャンスがやってくる。今、いかに多くのお客様にきていただき、リピーターになっていただけるような仕組みづくりに取り組んでいるところだが、新しい成長産業としての観光業が大いに進展するものと期待している。青森が皆さんのモデルケースとなるよう私も全力で仕事をしていく」と力強く語った。

 フォーラムは、第1部のシンポジウムで「売れる着地型旅行商品(地旅)づくりに向けた課題」と題したパネルディスカッションなどを行った。第2部の記念講演は地元出身でラジオやテレビなどで活躍し、著書物なども多く手掛ける伊奈かっぺい氏が登壇し、地元愛溢れる内容で会場を大いに沸かせた。

 このほか、株式会社全旅による第2回地旅大賞の発表も行われ、大賞を受賞したエアポートトラベルなどを表彰した。

 なお、次回の第8回国内観光活性化フォーラムは、2011年4月26、27日に富山県で開く。

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