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観光庁長官表彰を創設、13人が受賞、特別功労に須田氏ら(観光庁)

2010年1月6日
編集部

 観光庁は、国際競争力のある観光地づくりや、外国人に対する日本の魅力発信など観光振興や発展に貢献した個人や団体に対し、「観光庁長官表彰」を新設し、第1回の表彰者として13人を選出した。今回は1回目として、「特別功労」を設け、女優で観光大使の木村佳乃さんと東海旅客鉄道相談役の須田寬氏の2人を特別表彰した。

 昨年12月14日に同庁内で表彰式を開き、本保芳明長官から出席者に表彰状の授与が行われた。本保長官は「審査委員会で激論を交わし、選んでいただいた。各分野で賞を設けた」とし、「これまでの功績を称えるとともに、観光の世界を引き続き引張っていただきたい」と今後の期待を込めて受賞者を称えた。また、「おもてなし・人材育成」部門で受賞した和倉温泉・加賀屋客室係教育リーダーの岩間慶子氏は「日本一の加賀屋で働かせていただき、お客様に支えられ、社員に支えられて受賞できた。これからもこの賞に恥じることのないように、努めていきたい」と喜びを語った。

 審査委員会委員長の青山学院大学特任教授・青木保氏が発表した選考の観点は、(1)新たな分野を開拓した(2)今までと異なる視点から日本の新たな価値を示した(3)海外において、日本の魅力を観光地に限定せず、文化・芸術などについて広く発信した――の3点。当初推薦があった117件のうち、17件を審議の対象にしたという。

 受賞者は次の各氏。

【国内観光振興】
川島聖史(岡山県美咲町産業観光課課長補佐)▽小菅正夫(旭川市旭山動物園名誉園長)▽中谷健太郎(亀の井別荘社長)▽福澤武(三菱地所相談役、大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会会長)

【国際観光振興】
李硯鎬(ビコ社長)・李美順(ビコTS社長)▽カトリーヌ・オーデン(フランス観光開発機構在日代表)▽Supernet Tour and Travel(台湾系米国旅行会社)▽ハローキティ(中国・香港観光親善大使)

【文化・芸能・伝統工芸による観光振興】
馮小剛(映画監督)

【観光関係事業の経営者】
大西雅之(阿寒グランドホテル社長)

【おもてなし・人材育成】
岩間慶子(加賀屋客室係教育リーダー)

【特別功労】
木村佳乃(女優、観光広報大使)▽須田寬(東海旅客鉄道相談役)

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