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レンタカーへの注目高まる、「楽天」や「たびらい」で関連キャンペーン

2018年4月3日
編集部:謝 谷楓

2018年4月3日(火) 配信

【グラフ】〈乗用車、保有とレンタカーの増減率〉
国土交通省と交通毎日新聞社の資料を基に、旬刊旅行新聞編集部で作成した(自動車保有は年度となる)

SNS(交流サイト)を通じた情報発信が活発だ。インスタ映えによって、新しい観光スポットも生まれている。濃溝の滝(千葉県君津市)や、原岡桟橋(千葉県南房総市)など、電車よりも車移動の方が便利という、都心近郊に位置するスポットも多い。レンタカーは、これら新しいデスティネーションと観光客を結びつける役割を担うものとして、改めて注目が集まっている。OTA(オンライン旅行会社)をはじめ、レンタカー会社との連携や関連サービスを提供する企業も出てきた。

 保有とレンタカー、各々の乗用車台数の推移を見ると、レンタカーは3~12%の増加が続いている。一方の保有台数は16年は微増に転じたが、それまで微減傾向が続いていた。台数でみると、保有台数はレンタカーの100倍以上と圧倒しているものの、増加率ではレンタカーに分がある。レンタカーの活況を牽引してきたのは、増加傾向にあるインバウンドの存在だ。昨年の取材に対し、業界大手であるトヨタレンタリース東京(現・トヨタモビリティサービス)の森計憲社長(当時)は、売上高の1割がインバウンドによると述べている〈既報〉。

 インバウンド需要を取り込み、地域での消費増加に結びつけようとする動きもある。ルート検索を提供するナビタイムジャパンは昨年、北海道開発局(国土交通省)と連携。レンタカーを利用するインバウンドを対象に、周遊ルートの周知や土産物屋への立ち寄りを促すアプリの開発・提供を始めた。観光策定に役立つマーケティング情報の収集も行っている。

 旅行単価の横ばいが続く国内旅行でも、レンタカーに対する期待は高い。現地発信型の旅行予約サイト「たびらい」を運営するパム(長嶺由成社長)は4月3日(火)、定額制音楽配信サービスAWA(アワ)と連携。同社予約サイトからレンタカーを予約・利用したうえで、AWAサービス(スタンダードプラン)を試し登録したユーザーに、最大1千円分のAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンを始めた(先着500人限定)。渡航先での運転時に、音楽も楽しんでほしいという。

 楽天トラベルを擁する楽天は4月2日(月)、「Jネットレンタカー」(全国72店舗)で楽天スーパーポイントを貯め、利用できるようになったことを発表。100円利用するごとに1ポイント付与する。4月30日(月)までポイント2倍キャンペーンも実施する。店舗のほか、楽天トラベルからの予約でも、ポイントを貯めることが可能だ。

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