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日本初の訪日ユダヤ人旅行者ハンドブック公開

2018年3月13日
編集部:平綿 裕一

2018年3月13日(火) 配信

昇龍道では、ユダヤ人旅行者が増加傾向にある。(画像はイメージ)

中部運輸局はこのほど、「訪日ユダヤ人旅行者ウェルカムハンドブック」を公開した。ユダヤ教の歴史などの基礎情報から、旅行・食事時のコーシェル対応やヘブライ語での観光案内など、実務に役立つ項目も盛り込んだ。受入施設らに向けて、訪日ユダヤ人への対応方法を詳細にまとめたものは日本初となる。昇龍道では、イスラエルなどのユダヤ人旅行者が増加。「杉原千畝ゆかりの地域から、周辺地域にも波及してきている」(同局)とみる。北陸信越運輸局と連携し、受入環境整備を進める一環で作り上げた。ハンドブックは中部運輸局HPから無料でダウンロードできる。

 今回は日本イスラエル親善協会、愛知教育大学黒川知文教授が監修した。「杉原千畝ルート推進協議会(事務局:高山市)※」の協力のもと行った「訪日ユダヤ人旅行者に対応した受入環境推進セミナー」、「ユダヤ人旅行者のモニターツアー」での意見なども踏まえた。なお、「世界各地のユダヤ人は、国籍や風習により個人差がある。ユダヤ教の戒律を把握した上で、個人それぞれに合った対応をすることを推奨している」(同局)としている。同局では引き続き、好調なユダヤ人旅行者の受け入れに向けた理解促進と、環境整備をはかっていく考え。

 ※ 第2次世界大戦中に多数のユダヤ人難民の命を救った外交官杉原千畝氏にゆかりのある地域および周辺地域(敦賀市、金沢市、白川村、高山市、八百津町、名古屋市)を「杉原千畝ルート」として結び、海外からの誘客をはかることを目的としている。

訂正:本記事は、2018年3月15日(木曜日)に、第一段落の「ハラール」を「コーシェル」と改めました。お詫びし訂正致します。

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“日本初の訪日ユダヤ人旅行者ハンドブック公開” への 2 件のフィードバック

  1. ユダヤ人が守っている食事規定は、コーシェルです。ハラールではありません。
    ハラール食はイスラム教徒の食事規定です。
    そんなことも理解しないで記事を書いているのですか?

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