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JTB髙橋社長「18年は”第3の創業”初年度に」

2018年1月25日
編集部:増田 剛

2018年1月25日(木) 配信 

JTB(髙橋広行社長)は1月24日、東京・新宿の京王プラザホテルで2018年新春経営講演会・懇親会を開き、800人を超える観光関係者が集った。髙橋社長は垣根を超えたデジタル競争時代を迎えた18年を“第3の創業”の年と位置づけ、「新たなJTBならではの価値を創造していく」と語った。

 昨今、AIスマートスピーカーの登場などデジタル化が著しく進展し、シェアリングエコノミーが定着するなど社会環境が大きく変わりつつある。この新たな潮流に対して、髙橋社長は「ビジネスチャンスとして前向きにチャレンジしていくことが大切」と強調した。さらに、「旅行業界も垣根を超えた激しい競争に突入しており、マーケットに支持される新たな価値を創造していくには、新たな発想が必要になる」と述べた。

 1月1日にはジェイティービーからJTBに社名を変更。4月1日からは、グループ15社を1つに統合して新たな経営体制がスタートする。

 「創業時は代売モデルが中心。その後のパッケージ旅行を大量に造成、販売するメーカーモデル期が第2の創業。お客様の課題解決を手段としたソリューションモデルへの変革に本格的に取り組む今年を“第3の創業”初年度」と定義。手数料を中心とした従来のコミッションモデルから、「体験価値に見合った対価を収受するフィーモデルへの転換に挑戦していく」と力を込めた。「最新のデジタル技術を導入し、当社が長年培ってきたヒューマンタッチのコンサル強化などに取り組み、社会やお客様にとって真に価値ある存在を目指す」と語った。

 交流文化講演には、スポーツ庁の鈴木大地長官が「スポーツによる地域活性化」をテーマに登壇。懇親会には、観光庁の田村明比古長官も出席した。

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