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パークホテル東京でプロジェクションマッピング

2017年11月13日
編集部:謝 谷楓

2017年12月4日(月)~2018年2月18日(日) 開催

パークホテル東京館内で展示会を実施。プロジェクションマッピングも行う(写真はイメージ)

パークホテル東京が、アートと宿泊を結びつける取り組みに力を入れている。12月4日(月)~2018年2月18日(日)まで、展示会「中村卓夫≒金沢工芸展」を開く予定だ。

 今年のジャパン・ツーリズム・アワード(ツーリズムEXPOジャパン内プログラム)では、企画・「アーティスト・イン・ホテル」が、領域優秀賞を獲得した。ホテルの客室をアート空間にする先進的な取り組みが評価された格好だ。12月から始まる「中村卓夫≒金沢工芸展」は、ホテル内のレストランなどとコラボレーション。オリジナルカクテルやデザートも用意した。展示作品をモチーフとしたプロジェクションマッピングも行う。

 最新の統計によると、2017年9月までの訪日外国人旅行者(インバウンド)数は2100万人(出典「日本政府観光局(JNTO)」)を超え、昨年同期と比べ約18%の増加となっている。来訪者増に伴い、宿泊スタイルも多様化してきた。

 厚生労働省が10月に発表した「衛生行政報告」では、ホテル営業軒数が1・3%増。一方、簡易宿所は8%以上の伸びをみせており、民泊用物件の増加だと推測される。地域に根ざした「体験」を提供する民泊施設や、安価さが支持を集める要因となっている。

 ホテルにとっては今後、民泊施設との差別化が課題となることが予想される。プロジェクションマッピングといったスケールの大きい仕掛けはホテルならではの取り組み。アートを楽しめる客室づくりとともに、宿泊客を楽しませる工夫を重ねることで、誘客を目指す。

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