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マピオンが新コンテンツ、自治体はデジタル地図上に観光情報を無料掲載

2017年10月16日
編集部:平綿 裕一

2017年10月16日(月) 配信

デジタル地図で観光情報を

マピオンは10月12日(木)から、自治体や観光事業者が発信する観光スポット、イベント情報を、デジタル地図上で閲覧できるコンテンツ「マピオン観光マップ」を始めた。併せて、同コンテンツに観光情報を掲載する自治体や観光事業者の募集も開始した。

 背景にこれまでの限られた情報発信がある。紙媒体の観光マップは、流通方法、現在地が分かりにくい、最新情報を更新しづらいなどの課題を抱えていた。Web上に公開する自治体もある一方、予算や技術的なリテラシーが必要で、情報修正・更新の速やかな対応は難しいのが現状。これらを踏まえ、観光スポットやイベント情報を無料でWeb地図上に掲載できるコンテンツを開発した。18年度までに500自治体の掲載を目指し、多言語対応も予定している。

スマートフォン版の画像イメージ

マピオン観光マップ

 「マピオン観光マップ」は、自治体による観光情報が掲載された全国の観光地図をスマートフォンやPCなどで閲覧することできる。観光スポットやイベント情報を市区町村別の地図から探せるほか、スマホやタブレットのGPS機能で現在地からのルート検索も可能にした。

 観光スポットの住所や営業時間、電話番号などの観光に役立つ情報を掲載。常に情報を更新し、これまでの観光マップである「地図で行ってみたが店がない」「観光スポットが一時閉館していた」などの課題を解消した。

 同社は「旅行中に近くのスポットを探すことはもちろん、旅行計画を立てる際にも活用できる。現地に行かないと入手できない紙の地図とは異なり、”旅マエ”から”旅ナカ”まで観光をサポートする」とコメントした。

情報を掲載する自治体を募集

 自治体の情報の掲載は無料。自治体(市区町村単位)は、規定の登録フォームに入力するだけで、簡単に自治体ごとの観光マップを作成でき、観光客に向けてマルチデバイスに対応したデジタル版観光マップを提供が可能になる。

 常に情報更新が可能なため、季節ごとのイベント情報を掲載するなど、新鮮な情報発信ができる。また、観光マップはホームページにリンクを設置できるほか、登録されたスポット情報をマピオンの各コンテンツと連携することで、より集客に効果が期待できる。

 すでに実証実験として、栃木県・足利市の足利市観光協会の協力で、足利市観光マップを作成。「スポット情報を一括登録でき、作成の手間が少ない」(担当者)などの評価の声があったという。

自治体は無料で掲載

サービス概要

サービス名:マピオン観光マップ

主な特徴:自治体は無料で掲載、管理ツールで簡単にデータ登録・更新が可能、地図マピオンなどマピオンの各コンテンツで紹介し集客をサポート、GPSによる現在地検索

対応言語:日本語※その他言語にも対応を予定

対応デバイス:パソコン、スマートフォン、タブレット

マピオン観光マップについて

 情報掲載をする自治体、それに準ずる組織・期間を募集している。詳細は下記まで。

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